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篠山紀信も称賛しまくった秋元梢の魅力とは

篠山紀信も称賛しまくった秋元梢の魅力とは

【連載】やきそばかおるのEar!Ear!Ear!(vol.12)

私は常々「日本人はもっと人を褒めた方が良い」と思っているのですが、ある日、ラジオ番組を聴いていると、男性のこんな声が聴こえてきました。

「綺麗だよね~!」
「ホントに良いよね~!」
「色気が出てきてる!」

番組で、人が他の人のことをこんなに褒めているところを聞いたことがありません。声の主は篠山紀信さん。褒められていたのは、モデルの秋元梢さんです。その秋元さんがナビゲーターを務めるJ-WAVEの番組「CHINTAI TOKYO DISTRICT」(日曜11時40分-12時30分)での一コマです。褒められっぱなしの状態となった秋元さんは照れながら、

「私、可愛い人が写っている写真に“パンチ”が足りないからといって、『パンチを出している人の役』として撮影に呼ばれたことがあるんです…」

と謙遜しますが、間髪入れずに「胸の谷間も良いよね~!!」と篠山さん。「でも、マネージャーには『梢の胸の谷間を初めて見た』って言われたんです…(泣)」と、秋元さんは自虐ネタでバランスをとろうとしますが、篠山さんにとってそんなことはどこ吹く風。「まだ褒め言葉が残ってるぞ」と言わんばかりに、

「この前に撮った雑誌の写真も、豊満な乳房だった!」

と、ダメ押しの言葉を発していました。篠山さんの褒め言葉には「パンチ」ならぬ「パンチライン」が盛りだくさんでした。

私も篠山さんに代わって、秋元さんに褒め言葉を連射したいと思っている一人です。これは他のナビゲーターにも言えることではありますが、めちゃくちゃ忙しいのに休みません。よく、番組の冒頭では「先ほど京都から帰ってきたんですけど」とか「昨日までヨーロッパに行ってまして」と言って、とれたてのエピソードを披露します。

以前、ロケで韓国に3日間行き、いったん帰国してその翌日に再び韓国へ…というスケジュールの時があったそうで、帰国している間に放送していたこともありました。非常にタフで、ホットヨガをみっちり1時間やった後に、さらに1時間走ったこともあるそうです。日曜のお昼に「昼ご飯、何にしようかな。麻婆豆腐か焼きそばかな…」と考えながら、のほほんとラジオを聴いている私は背筋が伸びる思いです。

そんな秋元さん、吉田沙保里さんがゲスト出演された際には、父親である故九重親方が「勝つのは当たり前」と言っていたことを明かしていました。だからでしょうか、とあるテレビ番組で、お笑い芸人のあばれる君と、1匹3万円もする高級魚を釣るロケで釣れなかった時、誰も寄せつけないほど険しい表情をしていました。ちなみにあばれる君といえば、実は秋元さんはお笑い好きでもあります。レイザーラモンRGさんがゲストに来られた時は、数年前にプライベートでライブを観に行ったことを明かしていました。

秋元さんの素晴らしき特徴のひとつに交友関係の広さがあります。ファッション誌『Numéro TOKYO』や『GINZA』の編集長はもちろん、ミュージシャン、芸術家、アスリートまで多種多様です。聞き上手で、先日の放送では「秋元さんは、ゲストの話を引き出すのがうまいですね」というメールも紹介されていました。となると、今度は逆に秋元さんの話を聞いてみたくなります。

そこで、私の妄想で秋元さんと相性の合いそうな芸人さんの中で、対談をしたら面白そうな人を挙げてみました。それぞれ、私が勝手に考えたラジオ番組のタイトルと概要付きです。

■「相席スタート 山崎ケイのIt’s オッケイ!」

J-WAVEでは、「AVALON」に登場した時にナビゲーターの松岡茉優さんとアツい恋愛トークを繰り広げていたお笑いコンビ「相席スタート」の山崎ケイさん。そこで、秋元さんとはこんなやりとりになるのではと予想。例えば…

ケイさん:「色気がある」とか「色気がない」とか言うじゃないですか。「色気がある」って1、2度しか言われたことがなくても、「山口智子さんに似ているって言われたことがあります」と自分で言っていると、「…わからなくはない」と思われるんです。だから自分から「色気があるって言われます」と言っていると、本当に色気がある雰囲気になっていくんです!
秋元さん:勉強になります。
ケイさん:あと、メガネをかけている男の子に「メガネ貸して」って言って、メガネを拭くとセクシーって思われますよ。
秋元さん:なるほど!

うーん、私の想像とはいえ、秋元さんがケイさんの話に圧倒されてしまって、恋愛セミナーみたいにならないといいですけど…。
(※ケイさんの発言部分は、J-WAVEの番組での実際の発言を元にしています)

■「あばれる君のA・B・A・RAIL RADIO!」

あばれる君が、敷かれたレールからハミ出したようなユニークな人と対談する番組。ただし、話が脱線しまくるため、ゲストはどの方向に話が飛んでもうまく返す覚悟が必要。例えば…

あばれる君:あ、あ、あ、秋元さん、こんにちは! この間の高級魚を釣るロケ、お、お疲れでした!
秋元さん:本当にお疲れ様でした。(笑顔)
あばれる君:(スタッフの方を見て)ん? なに? ボ、ボクが、マイクのスイッチを入れ忘れてたから、最初のボクの音声が入ってなかったって!? な、なんという不徳の致すところ! ボクとしたことが、秋元さんやリスナーの皆さんにご心配をおかけしまして、誠に申し訳ありません! 全ての責任はボクにあります! ここはボクが切腹をして責任を…。
秋元さん:あ、あばれるく~ん!

うーん…成立させるのは大変かも…。時々「徹子の部屋」(テレビ朝日)で、徹子さんのまねをした清水ミチコさんが、徹子さんをゲストに見立てて質問をする企画をしていますが、いつか「CHINTAI TOKYO DISTRICT」で、秋元さんをゲストに見立てた特別編を希望します…。

CHINTAI TOKYO DISTRICT https://www.j-wave.co.jp/original/district/

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