渡辺直美が芸人の中で一番怖い先輩とは

9月29日、J-WAVEの番組「AVALON」（木曜ナビゲーター：渡辺直美）では「あなたが出会った鬼！ 仏！」をテーマにお送りしました。

そこで番組では“鬼軍曹”の異名を持ち（笑）、AKB48、SKE48の振付けなどを担当している振付師の牧野アンナさんに、お話を伺いました。

牧野さんといえば「指導中、生徒が倒れてもレッスンは絶対にやめない」「寝起きから逆立ちをさせる」など数々の伝説がありますが、それだけ生徒に厳しく接するのにはある理由があったそうです。

「私自身が15歳のときにアイドルデビューしたのですが、周りにチヤホヤされた結果、すごく生意気になってクビになってしまったんです（笑）。そのときに『このままじゃダメだ』って叱ってくれる大人がいなかったんですね。

クビになった後に、頑張るチャンスを一度ももらえないまま終わってしまったことをすごく後悔しました。なので、自分が指導側になったときには、本当のことを言って、強烈に叱ってあげられる大人になろうと決めました」（牧野さん）

と、自身の経験から、今の牧野さんの指導スタイルが生まれたことを明かしました。

さらに、昔は「自分で考えろ」と突き放しても食いついてくる生徒がほとんどでしたが、最近では一緒に方向性や、やるべきことを考えてあげないと、やる気をなくしてしまう生徒も多いのだとか。鬼軍曹といえども、時代に合わせて少しずつ優しく接するようになってきたそうです。

ちなみに、渡辺が先輩の中で一番怖かったのは意外にも、ピースの綾部さんだったそう。

礼儀に厳しい綾部さんの前では、後輩一同とても緊張しており、「影では『鬼軍曹』って呼ばれてた」（渡辺）そう。しかしその一方で、舞台上では後輩がスベらないようにフォローをしてくれるなど優しい先輩でもあり、まさに鬼であり仏の顔を持った人だそうです。

牧野さんや綾部さんのように、厳しい人ほど、根本は優しいのかもしれませんね。

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【番組情報】
番組名：「AVALON」
放送日時：月・火・水・木曜 22時―23時30分
オフィシャルサイト：https://www.j-wave.co.jp/original/avalon/