多言語話者YouTuberのKazu Languagesが、自身を作り上げる構成要素や自身の学習方法、今後の目標などを語った。
Kazu Languagesが登場したのは、7月24日(金)放送のJ-WAVE『ALL GOOD FRIDAY』(ナビゲーター:LiLiCo、WATWING・八村倫太郎〈代演〉)のゲストコーナー。“今週の締めくくり”と“週末のスタート”を盛り上げる金曜午後の4時間半のプログラムだ。
この日は舞台出演中の稲葉に代わり、WATWING・八村倫太郎がLiLiCoとともにナビゲート。八村の「会いたい」という強いリクエストにより、Kazu Languagesのラジオ初出演が決まったそう。
八村:今回、なぜ僕が「会いたい」とお願いをさせていただいたかというと、まず多言語がすごいじゃないですか。3個とか4個でもすごいですが、Kazuさんはその数がとんでもないんですよ。また、僕がいいなと思ったのは、しゃべった人がみんな笑顔になっているという。
LiLiCo:そうね。(動画では)Kazuさんと外国人が映っていて、最初は英語でしゃべっているんですけど、たとえば「どこから来たの?」「ロシアです」となるとロシア語で話し出すから、みんなめっちゃいい顔するのよ。私もあれにハマったもんね。
八村:今、何カ国語を話せるんですか?
Kazu:いちおう、15言語をメインで勉強しています。
LiLiCo:何語が話せるか教えてください。
Kazu:英語、スペイン語、フランス語、ポルトガル語、アラビア語、インドネシア語、ロシア語、ドイツ語、トルコ語、中国語、韓国語、タイ語、ポーランド語、オランダ語、イタリア語です。
LiLiCo:えぇ!? それを普通に話せるということだよね?
Kazu:そうですね。でも、やっていないとやっぱり忘れてしまうので、全部のレベルを少しずつ上げていけたらとは思っています。
LiLiCo:挨拶ぐらいだったらどのくらいいける?
Kazu:数えたことがあるんですけど、70から80くらいです(笑)。
八村:マジですごいわ……。それだけ話せたらいろいろなお仕事ができると思いますが、ベースのお仕事はYouTubeになりますか?
Kazu:そうですね。ほかにも、最近だとスポーツ選手の方や映画に出た俳優さんにインタビューさせていただいたりしております。
Kazu:ひとつ目は好奇心。好奇心は人一倍強いほうだと思っていて、新しい文化や言語はもちろん、「これってどういう意味だろう?」「どういう背景があるんだろう」などの好奇心がすごく原動力になっています。ふたつ目は音楽です。音楽は本当に大好きで、言語の原点やモチベーションにもなっていると思います。
LiLiCo:わかる。私も18歳まで日本語が話せなかったけど、日本の音楽で日本語の譜割りを覚えました。日本の音楽だったら誰が好きですか?
Kazu:藤井 風さんです。デビュー前にYouTubeで個人活動していたときから見ていて、本当に大ファンです。風さんの書く歌詞には、すごく励まされましたね。
LiLiCo:外国の音楽は、どの国のものが好きとかあるんですか?
Kazu:特に聴くのはポーランドやトルコ、ブラジルなどですね。
LiLiCo:そして、もうひとつの構成要素は何でしょう?
Kazu:携帯のメモです。日々過ごすなかで新しい単語や文化が気になったらすぐ調べて、ランダムに書いたりしています。好奇心から来ている部分があると思いますが、けっこう趣味に近いですね。ただ自分が知りたくて「YouTubeに生かそう」とまでは考えていないので、本当に自分自身を構成しているものかもしれないです。
Kazu:教材としてはいろいろ使っていて、本やアプリも使っているし、YouTubeもすごく観ますし、今だったらAIも使ったりと、いろいろ駆使しながら1日3時間勉強しています。朝起きてすぐ勉強して、あとは隙間時間に今までに学んだ言語を少しずつ復習して、できるだけ維持するようにしています。
八村:数ある言語のなかで、何からしゃべれるようになりましたか? 英語ですか?
Kazu:自分から積極的に学んでいったのは、スペイン語でしたね。
八村:それは、何か理由はあるんですか?
Kazu:僕はけっこう昔からマイケル・ジャクソンが大好きで、そこをきっかけに洋楽をすごく聴くようになったんです。でも、あるときを境にスペイン語の音楽が人気が出た時期があって、そこで「歌詞はなんて言っているんだろう?」「ちょっと学んでみたいな」と思ってスペイン語を始めて。いちおう、スペインに半年間、留学もさせていただきました。
LiLiCo:スペイン語ってカタカナで発音できるから、日本人からするといちばん覚えやすいらしいのよ。だから、私も日本人に勧めるのはいつもスペイン語。
八村:へぇ~! それで、スペイン語がしゃべれるようになったのは留学が終わったくらいですか?
Kazu:そうですね。半年間、現地の方とたくさん交流して、少しずつ話せるようになっていきました。
八村:スペイン語を話せるようになったという経験や自信が、ほかの言語にも生きているのでしょうか?
Kazu:そう思います。あとは留学中はバルセロナのあたりにいたのですが、世界中から観光客が集まっているじゃないですか。そういったなかで、現地の人は「外国人は英語を話すものだ」と思っているので(自分も)英語で話しかけられるんです。そのときに僕がスペイン語で返したら「え、スペイン語話せるの!?」みたいな感じですごく喜んでくれて、英語だけではなく、その人の母語で話すことが大切だなと思いました。
八村:まさにそれが(動画の)魅力につながっているというか、母語で話すことのすばらしさを、日本語でもあらためて教えてくださっているような感じがしています。
Kazu:学校の教育が悪いわけではありませんが、文法メインで学んでいきますよね。文法も大切ですが、“聞く”と“話す”の練習がなかなかできていないなというところで、場数の問題が大きいのかなと思っています。
八村:Kazuさんは毎日3時間勉強されるなかで、自分なりの決まったやり方があるんですか?
Kazu:ありますね。
八村:ちょっとだけ教えてもらったりとか……?
Kazu:もちろんです。段階によって使うものが違っていて、最初は「Pimsleur」というアプリを使っています。オーディオプログラムみたいなもので、1日に使える時間が決められているのですが、頻出フレーズをネイティブが話してくれるんですよ。それを聞きながら、自分が真似るということをしています。
八村:シャドーイングみたいな?
Kazu:近いかもしれないですね。そのアプリのおかげで耳が慣れていって、自分もだんだんネイティブの音に近づいていけます。
八村:では、勉強は“耳先行”で始まっていくということでしょうか?
Kazu:そうですね、最初は耳から入ります。それでだんだん慣れていったら文字をしっかり学んだり、文法などの細かいところを詰めていったりします。その段階に入ると書くことも多いですが、最初は“聞く”と“話す”をメインにやっています。
さらに、LiLiCoは「『合わなかった』と感じた学習方法」をKazu Languagesに訊く。
Kazu:「ちゃんと話せるようになってからネイティブと会話しよう」と、完璧を目指してしまうことですね。
LiLiCo:(相手の)母語を話そうとすれば、喜んで「聞こう」と思ってくれるから、「恥ずかしい」と思わずに最初からみんなとしゃべればいいのよ。
八村:覚えたものをまず発してみるという勇気も、大事ですよね。
Kazu:そうですね。思い切りや場数といったメンタリティの部分も、すごく大切になってくるのかなと思います。
LiLiCo:言葉ってつながっているじゃないですか。特にヨーロッパは陸続きなので、ドイツ語もいけるなら、ベルギー語もいけるよ。
Kazu:たしかに、スペイン語を学んだらフランス語やポルトガル語は学びやすいとか、学べば学ぶほど簡単になっていくのはあるかもしれないですね。
八村:では、「言語をどうしようかな?」と思っている人にはスペイン語がおすすめだし、そこからどの言語でも自信をもって学んでいくのがいちばんの近道なのでしょうか?
Kazu:それが本当に大切かなと思います。
LiLiCo:ここからどういうふうになっていきたいですか?
八村:展望が気になりますね。
Kazu:ちょっと抽象的ではありますが、世界との懸け橋になって偏見や誤解をなくしたりすることがいちばんの目標なので、機会があれば大使館とのお仕事を増やすなど、僕自身の発信だけではできないようなことに挑戦していきたいと思っています。
八村:ありがとうございます。最後にお知らせがあればお願いします。
Kazu:世界中の方と言葉を通して交流する動画を配信しておりますので、YouTubeやTikTokで“Kazu Languages”と検索して、ぜひご覧いただけたらうれしいです。
Kazu LanguagesのYouTubeチャンネル『Kazu Languages』はhttps://www.youtube.com/@KazuLanguagesまで。
LiLiCoと稲葉 友がお届けする『ALL GOOD FRIDAY』は毎週金曜の11時30分からオンエア。
Kazu Languagesが登場したのは、7月24日(金)放送のJ-WAVE『ALL GOOD FRIDAY』(ナビゲーター:LiLiCo、WATWING・八村倫太郎〈代演〉)のゲストコーナー。“今週の締めくくり”と“週末のスタート”を盛り上げる金曜午後の4時間半のプログラムだ。
15の言語を操る、注目のYouTuber
さまざまな言語を操る動画で知られるKazu Languagesは、日本生まれ・日本育ちの26歳。YouTubeチャンネルでは、オンエアの時点で243本の動画を配信し、登録者数は160万人を超える。また、サブチャンネルでは1,063本の動画を配信し、およそ110万人の登録者数を有している。さらに、TikTokやInstagramなども合わせると、SNSの総フォロワー数は480万人にのぼる。【ドッキリ】日本人が突然外国人の母国語を喋りだしたらまさかの展開に...!!
八村:今回、なぜ僕が「会いたい」とお願いをさせていただいたかというと、まず多言語がすごいじゃないですか。3個とか4個でもすごいですが、Kazuさんはその数がとんでもないんですよ。また、僕がいいなと思ったのは、しゃべった人がみんな笑顔になっているという。
LiLiCo:そうね。(動画では)Kazuさんと外国人が映っていて、最初は英語でしゃべっているんですけど、たとえば「どこから来たの?」「ロシアです」となるとロシア語で話し出すから、みんなめっちゃいい顔するのよ。私もあれにハマったもんね。
八村:今、何カ国語を話せるんですか?
Kazu:いちおう、15言語をメインで勉強しています。
LiLiCo:何語が話せるか教えてください。
Kazu:英語、スペイン語、フランス語、ポルトガル語、アラビア語、インドネシア語、ロシア語、ドイツ語、トルコ語、中国語、韓国語、タイ語、ポーランド語、オランダ語、イタリア語です。
LiLiCo:えぇ!? それを普通に話せるということだよね?
Kazu:そうですね。でも、やっていないとやっぱり忘れてしまうので、全部のレベルを少しずつ上げていけたらとは思っています。
LiLiCo:挨拶ぐらいだったらどのくらいいける?
Kazu:数えたことがあるんですけど、70から80くらいです(笑)。
八村:マジですごいわ……。それだけ話せたらいろいろなお仕事ができると思いますが、ベースのお仕事はYouTubeになりますか?
Kazu:そうですね。ほかにも、最近だとスポーツ選手の方や映画に出た俳優さんにインタビューさせていただいたりしております。
好奇心や音楽が原動力に
幅広いフィールドで語学力を活用しているKazu Languages。そんな彼に、LiLiCoは「自分自身を作り上げている大事な3つの構成要素」を訊く。Kazu:ひとつ目は好奇心。好奇心は人一倍強いほうだと思っていて、新しい文化や言語はもちろん、「これってどういう意味だろう?」「どういう背景があるんだろう」などの好奇心がすごく原動力になっています。ふたつ目は音楽です。音楽は本当に大好きで、言語の原点やモチベーションにもなっていると思います。
LiLiCo:わかる。私も18歳まで日本語が話せなかったけど、日本の音楽で日本語の譜割りを覚えました。日本の音楽だったら誰が好きですか?
Kazu:藤井 風さんです。デビュー前にYouTubeで個人活動していたときから見ていて、本当に大ファンです。風さんの書く歌詞には、すごく励まされましたね。
LiLiCo:外国の音楽は、どの国のものが好きとかあるんですか?
Kazu:特に聴くのはポーランドやトルコ、ブラジルなどですね。
LiLiCo:そして、もうひとつの構成要素は何でしょう?
Kazu:携帯のメモです。日々過ごすなかで新しい単語や文化が気になったらすぐ調べて、ランダムに書いたりしています。好奇心から来ている部分があると思いますが、けっこう趣味に近いですね。ただ自分が知りたくて「YouTubeに生かそう」とまでは考えていないので、本当に自分自身を構成しているものかもしれないです。
多言語学習の第一歩はスペイン語から
自身も英語や中国語などを学んでいるという八村は、Kazu Languagesに「メインで話せる言語数を引き上げるためには、どうしたらよいのでしょうか」と尋ねる。Kazu:教材としてはいろいろ使っていて、本やアプリも使っているし、YouTubeもすごく観ますし、今だったらAIも使ったりと、いろいろ駆使しながら1日3時間勉強しています。朝起きてすぐ勉強して、あとは隙間時間に今までに学んだ言語を少しずつ復習して、できるだけ維持するようにしています。
八村:数ある言語のなかで、何からしゃべれるようになりましたか? 英語ですか?
Kazu:自分から積極的に学んでいったのは、スペイン語でしたね。
八村:それは、何か理由はあるんですか?
Kazu:僕はけっこう昔からマイケル・ジャクソンが大好きで、そこをきっかけに洋楽をすごく聴くようになったんです。でも、あるときを境にスペイン語の音楽が人気が出た時期があって、そこで「歌詞はなんて言っているんだろう?」「ちょっと学んでみたいな」と思ってスペイン語を始めて。いちおう、スペインに半年間、留学もさせていただきました。
LiLiCo:スペイン語ってカタカナで発音できるから、日本人からするといちばん覚えやすいらしいのよ。だから、私も日本人に勧めるのはいつもスペイン語。
八村:へぇ~! それで、スペイン語がしゃべれるようになったのは留学が終わったくらいですか?
Kazu:そうですね。半年間、現地の方とたくさん交流して、少しずつ話せるようになっていきました。
八村:スペイン語を話せるようになったという経験や自信が、ほかの言語にも生きているのでしょうか?
Kazu:そう思います。あとは留学中はバルセロナのあたりにいたのですが、世界中から観光客が集まっているじゃないですか。そういったなかで、現地の人は「外国人は英語を話すものだ」と思っているので(自分も)英語で話しかけられるんです。そのときに僕がスペイン語で返したら「え、スペイン語話せるの!?」みたいな感じですごく喜んでくれて、英語だけではなく、その人の母語で話すことが大切だなと思いました。
八村:まさにそれが(動画の)魅力につながっているというか、母語で話すことのすばらしさを、日本語でもあらためて教えてくださっているような感じがしています。
言葉を使い、世界の架け橋に
自身も英語を勉強してはいるものの、スピーキングのレベルまで到達できないという八村。そんな八村は、Kazu Languagesに「日本には、“勉強レベル”で終わって“言語レベル”に達しない人が多い気がしているんです。その壁は何だと思いますか?」と問いかけた。Kazu:学校の教育が悪いわけではありませんが、文法メインで学んでいきますよね。文法も大切ですが、“聞く”と“話す”の練習がなかなかできていないなというところで、場数の問題が大きいのかなと思っています。
八村:Kazuさんは毎日3時間勉強されるなかで、自分なりの決まったやり方があるんですか?
Kazu:ありますね。
八村:ちょっとだけ教えてもらったりとか……?
Kazu:もちろんです。段階によって使うものが違っていて、最初は「Pimsleur」というアプリを使っています。オーディオプログラムみたいなもので、1日に使える時間が決められているのですが、頻出フレーズをネイティブが話してくれるんですよ。それを聞きながら、自分が真似るということをしています。
八村:シャドーイングみたいな?
Kazu:近いかもしれないですね。そのアプリのおかげで耳が慣れていって、自分もだんだんネイティブの音に近づいていけます。
八村:では、勉強は“耳先行”で始まっていくということでしょうか?
Kazu:そうですね、最初は耳から入ります。それでだんだん慣れていったら文字をしっかり学んだり、文法などの細かいところを詰めていったりします。その段階に入ると書くことも多いですが、最初は“聞く”と“話す”をメインにやっています。
さらに、LiLiCoは「『合わなかった』と感じた学習方法」をKazu Languagesに訊く。
Kazu:「ちゃんと話せるようになってからネイティブと会話しよう」と、完璧を目指してしまうことですね。
LiLiCo:(相手の)母語を話そうとすれば、喜んで「聞こう」と思ってくれるから、「恥ずかしい」と思わずに最初からみんなとしゃべればいいのよ。
八村:覚えたものをまず発してみるという勇気も、大事ですよね。
Kazu:そうですね。思い切りや場数といったメンタリティの部分も、すごく大切になってくるのかなと思います。
LiLiCo:言葉ってつながっているじゃないですか。特にヨーロッパは陸続きなので、ドイツ語もいけるなら、ベルギー語もいけるよ。
Kazu:たしかに、スペイン語を学んだらフランス語やポルトガル語は学びやすいとか、学べば学ぶほど簡単になっていくのはあるかもしれないですね。
八村:では、「言語をどうしようかな?」と思っている人にはスペイン語がおすすめだし、そこからどの言語でも自信をもって学んでいくのがいちばんの近道なのでしょうか?
Kazu:それが本当に大切かなと思います。
LiLiCo:ここからどういうふうになっていきたいですか?
八村:展望が気になりますね。
Kazu:ちょっと抽象的ではありますが、世界との懸け橋になって偏見や誤解をなくしたりすることがいちばんの目標なので、機会があれば大使館とのお仕事を増やすなど、僕自身の発信だけではできないようなことに挑戦していきたいと思っています。
八村:ありがとうございます。最後にお知らせがあればお願いします。
Kazu:世界中の方と言葉を通して交流する動画を配信しておりますので、YouTubeやTikTokで“Kazu Languages”と検索して、ぜひご覧いただけたらうれしいです。
Kazu LanguagesのYouTubeチャンネル『Kazu Languages』はhttps://www.youtube.com/@KazuLanguagesまで。
LiLiCoと稲葉 友がお届けする『ALL GOOD FRIDAY』は毎週金曜の11時30分からオンエア。
番組情報
- ALL GOOD FRIDAY
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毎週金曜11:30-16:00