DEAN FUJIOKAが、番組ナビゲーターのSKY-HIとJ-WAVEで対談。6月にリリースした新曲『Loved One』に込めた思いや、海外での活動を通して培った適応力、亡き友との記憶から掲げた東京ドーム公演への目標を明かした。
DEANが登場したのは、7月11日(土)放送のJ-WAVE『DIVE TO THE NEW WORLD』(ナビゲーター:SKY-HI)。国内外のさまざまなフィールドで活躍するアーティストやクリエイターたちの“本心”にSKY-HIが“DIVE”するプログラムだ。
DEAN:原点に回帰していくみたいな感覚なのかもしれないですけど、どうしてこういう生き方になったんだろうって。自分で何か答えを探すうえで、昔の残ってる写真だったり資料みたいなものとか(見たりして)。あと、すごく近いところで、自分の親友とか仲間が相次いで何人か亡くなったりして、ここ数年間はいろいろ過去につながるきっかけが多かったんです。自分が学生のときの友だちって、今、自分がやっている仕事とは関係ないような業界で、でもそれぞれの人生があるわけで。
SKY-HI:しかも、ライフスタイルも学生のときとだいぶ変わっているわけですもんね。
DEAN:そうですね。だから単純に「元気にしてるかな」っていう気持ちもあったし、「あのときどんな話してたっけ」とか。昔、教室の中で見ていた世界の延長線上で、「みんな頑張ってるんだな」みたいなことに影響を受けたりとかして、生きているって素晴らしいなと思いましたね。
SKY-HI:毎日、1日1日ってどんどん更新されていくから、自分がどのくらい変わったとか、どのくらい成長したのかってあんまりわからなかったりすると思います。けど、長らくぶりに同級生と会うと、客観的に時間の流れを感じて、「あれからこういうとこが、これくらい変わったな」っていう自分を見るきっかけになっている気がしています。
DEAN:なぜ今、自分がこういうエンターテインメントの表現活動をしているのかを、すごくピュアにもう1回向き合うような期間だったかもしれないですね。
SKY-HIが「シンプルに、何をやっているときがいちばん楽しいですか」と尋ねると、DEANは「歌詞をはめているときがいちばんグッとくる」と語り、6月にリリースした新曲『Loved One』の制作エピソードを明かした。同曲は、DEAN自身が主演を務めたドラマ『LOVED ONE』(フジテレビ系)の主題歌にもなっている。
DEAN:今回、『Loved One』という曲を作ったんですけど、曲作りって、歌詞を書いて締め切り的なところで打ち切り、みたいなものじゃないですか。その瞬間における自分のひとつの刻印を押すみたいな。これでこの物語を誰かに届けるという決意をすることとかも含めて、曲を作る、言葉を紡いでひとつの物語を生み出すということが原点回帰みたいな感じでしたね。
DEAN:『Loved One』は、どれだけシンプルなラブバラードに自分の人生のすべてを込められるか、みたいなところで制作を始めたときに、サウンドは本当にシンプルにピアノとかストリングスとかアコギだろうな、みたいな感じだったので、とにかく言葉一文字にどれだけ込められるか(が重要で)。でも、奇をてらうのではなくて、たわいもない日常の1コマ1コマみたいなものを並べていって。毎日言うような「おはよう」とか「おやすみ」とか「ありがとう」とか、そういう言葉の延長線上に「愛する」「愛している」「愛おしい」みたいな気持ちがあるのではないかということで、ひたすらそこをこすり続けた感じで歌詞を書いたんです。すごく大きな挑戦だったし、ゆえに余計なことはしないでそこを掘り下げようっていうふうに覚悟も決まって、本当にこの曲を作れてよかったなって、あらためて思っています。
DEAN:めちゃくちゃうれしいですね。それは、「遅くはない」っていうことを自分に言い聞かせているからかもしれないですね。エンターテインメントの仕事をスタートしたのも遅かったし、しかも第二外国語、第三外国語みたいなところからスタートしたので。底辺から這い上がってきたっていうとちょっとあれですけど、本当にサバイバルゲームだったんですよね。居住権もないところで、外国の言葉で現地の競争のなか、もまれながら現地の通貨を稼ぐみたいなことを何度か場所を変えてやってきているので。破壊と創造、再生みたいな。適応力だけでなんとかやってきたみたいなところもありますね(笑)。
SKY-HI:DEANさんって生物的強度がものすごく高いんですよね。
DEAN:そこだけでやってきているんですよね。もともと才能があったとかじゃなくて、本当に適応力だけで。
SKY-HI:環境が変わるということとかに対する適応もそうですけど、いわゆるエンターテインメントとかショービジネスって、精神的なところも保つの大変じゃないですか。両方あるのがすごい。エンターテインメントやショービジネスにおける葛藤とか、しんどくなったタイミングとかあったりするんですか?
DEAN:ありましたね。今、パッと明確に浮かぶだけでも最低でも2回はあったなって。
SKY-HI:それは、どういうふうに向き合われるんですか。
DEAN:最初は思い切り環境を変えましたね。国も変えたし、やるジャンルも変えたし。自分は1stアルバムをインドネシアで作ったっていう流れだったんですけど、それまでは中華圏で、どちらかというと俳優とかモデルの仕事が100パーセントみたいな感じで。当時でいうと、いわゆるトレンディな学園もののドラマに出て、横並びでみんなで主題歌を歌って、学園祭とか駅とか百貨店とかいろんなところを回ってサイン会やったりとかして。でも、ずっとこれを続けられる自信がなかったから、ちょっと音楽のキャリアを始めてみたいなっていうことでジャカルタに移ったりとか。本当に大きな変化を作らないと「気持ちで頑張ろう」とか「努力しよう」とかだと、どうしても戻っちゃうというか。
SKY-HI:結局、悩みが更新してるように見えて、実は半年くらい同じ悩みと戦っていただけだったりするっていうのは、すごいあることだと思うので。思い切りがいいですね。
DEAN:本当に無計画で、節操なくやっていたおかげで、今は人間関係も含めて、いろんな国でいろんなお仕事の機会をいただけたりとか、新たな出会い、もしくは昔からの長い付き合いから何か企画を立てたりとか、そういうこともやらせてもらえるようになったので、苦労しておいてよかったなって感じですね。
DEAN:自分が下積みのときから、自分のグッズのステッカーのデザインをしてくれたり、いろんなところに一緒に行って映像を回してくれたり、素材を撮ってくれたりしていた仲間が、2年前、ちょうど自分が日本武道館でライブを開催した後に亡くなってしまって。彼と昔、バカ話をしていたとき、まだ日本で仕事をしていなかったんですけど、「いつか日本で仕事をすることになったら、どこでライブをやりたい?」って話になって。自分は高校生のときにメタリカのライブを武道館で観たから「武道館でできたらうれしいな」なんて言っていたら、「いや、もっとデカいところに行かなきゃダメだ。目指すなら東京ドームでしょ」っていう会話をしたなというのを、彼が亡くなったあとに思い出して。2年前の武道館には彼は車椅子で来てくれて。でも東京ドームは間に合わなかったな、なんて思ったときに自分は無理だなと思ったんですよ……この話をするといつもグッときちゃうんですけど、それくらい彼の死が受け入れられなかったんですよね。だから、自分が心から「できない」と思ったことをやろうと。
SKY-HI:残された者の命の使い方のようなものってありますよね。それが東京ドームという具体的な目標としてあるのは、夢や目標という意味での素敵なポジションと、それを背負うという重い枷になる部分と、両方あると思うので、それで進んでいくのはすごいですね。
DEAN:もちろん、締め切りも決めてですけどね。生きるってことは限界がありますから。
SKY-HI:東京ドーム公演、楽しみにしています。
番組では、2019年にリリースされた『Shelly』をオンエアした。
DEAN:大きな壁があったら、とりあえず体当たりかもしれませんね、根性で。全力でぶつかりに行くというところから、それでビクともしないんだなと知って、じゃあ穴を掘ってみようかなとか、右行ってみたり左行ってみたり、乗り越えてみたり。乗り越えたけど、より地獄みたいなところだったから戻ってきちゃったりとか(笑)。いろんなパターンがありましたけど、逃げるというか避けるってことはないかもな。とりあえずぶつかってみて、その壁を知るっていうところからのスタートかもなと、今思いました。
SKY-HI:「とりあえず全力でぶつかる」というワードは、思えば初めて聞いたかもしれません。破壊と再生から、とにかくぶつかることから(笑)。DEANさんっぽい気がしてきます。
DEAN:たぶん、それでしか壁のこともわからないのかなと思って。あと、自分がどういうふうな衝撃を受けるのかも含めて、ちょっと怖いもの見たさもあるかもしれませんね。
DEANは8月19日(水)に東京・Zepp DiverCityで、イベント「Museum of FamBam」を開催する。
DEAN FUJIOKAの最新情報は公式サイトまで。
『DIVE TO THE NEW WORLD』は国内外のさまざまなフィールドで活躍するアーティストやクリエイターたちの“本心”にSKY-HIが“DIVE”していくプログラム。放送は毎週土曜23時から。
DEANが登場したのは、7月11日(土)放送のJ-WAVE『DIVE TO THE NEW WORLD』(ナビゲーター:SKY-HI)。国内外のさまざまなフィールドで活躍するアーティストやクリエイターたちの“本心”にSKY-HIが“DIVE”するプログラムだ。
原点回帰のなかで生まれた『Loved One』
最近は韓国と日本を行き来していたDEAN。ここ数年は、芸能界に入る前の友人や知人と連絡を取っているという。DEAN:原点に回帰していくみたいな感覚なのかもしれないですけど、どうしてこういう生き方になったんだろうって。自分で何か答えを探すうえで、昔の残ってる写真だったり資料みたいなものとか(見たりして)。あと、すごく近いところで、自分の親友とか仲間が相次いで何人か亡くなったりして、ここ数年間はいろいろ過去につながるきっかけが多かったんです。自分が学生のときの友だちって、今、自分がやっている仕事とは関係ないような業界で、でもそれぞれの人生があるわけで。
SKY-HI:しかも、ライフスタイルも学生のときとだいぶ変わっているわけですもんね。
DEAN:そうですね。だから単純に「元気にしてるかな」っていう気持ちもあったし、「あのときどんな話してたっけ」とか。昔、教室の中で見ていた世界の延長線上で、「みんな頑張ってるんだな」みたいなことに影響を受けたりとかして、生きているって素晴らしいなと思いましたね。
SKY-HI:毎日、1日1日ってどんどん更新されていくから、自分がどのくらい変わったとか、どのくらい成長したのかってあんまりわからなかったりすると思います。けど、長らくぶりに同級生と会うと、客観的に時間の流れを感じて、「あれからこういうとこが、これくらい変わったな」っていう自分を見るきっかけになっている気がしています。
DEAN:なぜ今、自分がこういうエンターテインメントの表現活動をしているのかを、すごくピュアにもう1回向き合うような期間だったかもしれないですね。
SKY-HIが「シンプルに、何をやっているときがいちばん楽しいですか」と尋ねると、DEANは「歌詞をはめているときがいちばんグッとくる」と語り、6月にリリースした新曲『Loved One』の制作エピソードを明かした。同曲は、DEAN自身が主演を務めたドラマ『LOVED ONE』(フジテレビ系)の主題歌にもなっている。
DEAN:今回、『Loved One』という曲を作ったんですけど、曲作りって、歌詞を書いて締め切り的なところで打ち切り、みたいなものじゃないですか。その瞬間における自分のひとつの刻印を押すみたいな。これでこの物語を誰かに届けるという決意をすることとかも含めて、曲を作る、言葉を紡いでひとつの物語を生み出すということが原点回帰みたいな感じでしたね。
DEAN FUJIOKA - ”LovedOne”Music Video
適応力だけで生き抜いてきた
SKY-HIは、DEANの常に更新する姿が印象的で、「夢がある」と伝える。DEAN:めちゃくちゃうれしいですね。それは、「遅くはない」っていうことを自分に言い聞かせているからかもしれないですね。エンターテインメントの仕事をスタートしたのも遅かったし、しかも第二外国語、第三外国語みたいなところからスタートしたので。底辺から這い上がってきたっていうとちょっとあれですけど、本当にサバイバルゲームだったんですよね。居住権もないところで、外国の言葉で現地の競争のなか、もまれながら現地の通貨を稼ぐみたいなことを何度か場所を変えてやってきているので。破壊と創造、再生みたいな。適応力だけでなんとかやってきたみたいなところもありますね(笑)。
SKY-HI:DEANさんって生物的強度がものすごく高いんですよね。
DEAN:そこだけでやってきているんですよね。もともと才能があったとかじゃなくて、本当に適応力だけで。
SKY-HI:環境が変わるということとかに対する適応もそうですけど、いわゆるエンターテインメントとかショービジネスって、精神的なところも保つの大変じゃないですか。両方あるのがすごい。エンターテインメントやショービジネスにおける葛藤とか、しんどくなったタイミングとかあったりするんですか?
DEAN:ありましたね。今、パッと明確に浮かぶだけでも最低でも2回はあったなって。
SKY-HI:それは、どういうふうに向き合われるんですか。
DEAN:最初は思い切り環境を変えましたね。国も変えたし、やるジャンルも変えたし。自分は1stアルバムをインドネシアで作ったっていう流れだったんですけど、それまでは中華圏で、どちらかというと俳優とかモデルの仕事が100パーセントみたいな感じで。当時でいうと、いわゆるトレンディな学園もののドラマに出て、横並びでみんなで主題歌を歌って、学園祭とか駅とか百貨店とかいろんなところを回ってサイン会やったりとかして。でも、ずっとこれを続けられる自信がなかったから、ちょっと音楽のキャリアを始めてみたいなっていうことでジャカルタに移ったりとか。本当に大きな変化を作らないと「気持ちで頑張ろう」とか「努力しよう」とかだと、どうしても戻っちゃうというか。
SKY-HI:結局、悩みが更新してるように見えて、実は半年くらい同じ悩みと戦っていただけだったりするっていうのは、すごいあることだと思うので。思い切りがいいですね。
DEAN:本当に無計画で、節操なくやっていたおかげで、今は人間関係も含めて、いろんな国でいろんなお仕事の機会をいただけたりとか、新たな出会い、もしくは昔からの長い付き合いから何か企画を立てたりとか、そういうこともやらせてもらえるようになったので、苦労しておいてよかったなって感じですね。
亡き友との会話を胸に、東京ドームへ
今後、取り組みたい目標を尋ねられ、DEANは東京ドーム公演を挙げた。DEAN:自分が下積みのときから、自分のグッズのステッカーのデザインをしてくれたり、いろんなところに一緒に行って映像を回してくれたり、素材を撮ってくれたりしていた仲間が、2年前、ちょうど自分が日本武道館でライブを開催した後に亡くなってしまって。彼と昔、バカ話をしていたとき、まだ日本で仕事をしていなかったんですけど、「いつか日本で仕事をすることになったら、どこでライブをやりたい?」って話になって。自分は高校生のときにメタリカのライブを武道館で観たから「武道館でできたらうれしいな」なんて言っていたら、「いや、もっとデカいところに行かなきゃダメだ。目指すなら東京ドームでしょ」っていう会話をしたなというのを、彼が亡くなったあとに思い出して。2年前の武道館には彼は車椅子で来てくれて。でも東京ドームは間に合わなかったな、なんて思ったときに自分は無理だなと思ったんですよ……この話をするといつもグッときちゃうんですけど、それくらい彼の死が受け入れられなかったんですよね。だから、自分が心から「できない」と思ったことをやろうと。
SKY-HI:残された者の命の使い方のようなものってありますよね。それが東京ドームという具体的な目標としてあるのは、夢や目標という意味での素敵なポジションと、それを背負うという重い枷になる部分と、両方あると思うので、それで進んでいくのはすごいですね。
DEAN:もちろん、締め切りも決めてですけどね。生きるってことは限界がありますから。
SKY-HI:東京ドーム公演、楽しみにしています。
番組では、2019年にリリースされた『Shelly』をオンエアした。
DEAN FUJIOKA - “Shelly” Music Video
大きな壁が現れたら、とりあえず体当たり
『DIVE TO THE NEW WORLD』では、毎回ゲストに「思いどおりにいかないときや、目の前に大きな壁が立ちはだかったとき、どうやって乗り越えるか?」という質問を投げかけている。DEAN:大きな壁があったら、とりあえず体当たりかもしれませんね、根性で。全力でぶつかりに行くというところから、それでビクともしないんだなと知って、じゃあ穴を掘ってみようかなとか、右行ってみたり左行ってみたり、乗り越えてみたり。乗り越えたけど、より地獄みたいなところだったから戻ってきちゃったりとか(笑)。いろんなパターンがありましたけど、逃げるというか避けるってことはないかもな。とりあえずぶつかってみて、その壁を知るっていうところからのスタートかもなと、今思いました。
SKY-HI:「とりあえず全力でぶつかる」というワードは、思えば初めて聞いたかもしれません。破壊と再生から、とにかくぶつかることから(笑)。DEANさんっぽい気がしてきます。
DEAN:たぶん、それでしか壁のこともわからないのかなと思って。あと、自分がどういうふうな衝撃を受けるのかも含めて、ちょっと怖いもの見たさもあるかもしれませんね。
DEANは8月19日(水)に東京・Zepp DiverCityで、イベント「Museum of FamBam」を開催する。
情報解禁
— DeanFujioka藤岡靛_staff (@TeamDF819) June 17, 2026
< Museum of FamBam >
Zepp DiverCity(TOKYO)
にて開催決定!https://t.co/5aqVnWu9HV
8/19(水)
【1回目公演】16:00開場 / 17:00開演
【2回目公演】19:15開場 / 20:00開演
チケットは、本日17:00よりFamBamアプリ内にて最速先行受付がスタートです!#MuseumofFamBam… pic.twitter.com/8SkKXVtmeY
『DIVE TO THE NEW WORLD』は国内外のさまざまなフィールドで活躍するアーティストやクリエイターたちの“本心”にSKY-HIが“DIVE”していくプログラム。放送は毎週土曜23時から。
番組情報
- DIVE TO THE NEW WORLD
-
毎週土曜23:00-23:54