ファッションデザイナーのコシノヒロコが、現在開催中の展覧会「(UN)KNOWN HIROKO KOSHINO ―新説/真説 コシノヒロコ―」の見どころや、朝時間の過ごし方、創作活動を続ける秘訣について語った。
コシノヒロコが登場したのは、5月27日(水)放送のJ-WAVE『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』(ナビゲーター:別所哲也)内、あらゆる世界の本質にインサイトしていくコーナー「RESONAC MORNING INSIGHT」だ。
また、“コシノ3姉妹”の長女でもあり、次女のジュンコ、三女のミチコもファッションデザイナーとして長年活動。自身の娘・小篠ゆまも同じくファッションデザイナーで、デザイナー一家としても知られている。
そんなコシノヒロコに、ナビゲーターの別所は朝の過ごし方から尋ねる。
別所:朝は、お強いほうですか?
コシノ:全然弱いです(笑)。ゴルフのときは朝早く起きるけど、近頃あまりやっていないので朝寝坊ですね。
別所:朝起きて、必ずされることはありますか?
コシノ:朝はだいたい8時には起きて、プロテインを飲んで体を鍛えます。週に2回ですけどジムに行って、いろいろな筋肉を鍛えます。
別所:朝ごはんは?
コシノ:食べません。
別所:基本的にはプロテインだけ。
コシノ:はい。そして、(昼の)お食事までに時間があるときは長唄のお三味線の練習をします。9歳からやっているんですけど、3日間弾かなければ手が動かなくなるので。
別所:すごい! プロテインを飲んでジムに行って、お三味線のお稽古と、いろいろなことに精力的ですね。
コシノ:私たちコシノ一家の名前はみなさんよく知っていらっしゃるけど、「コシノヒロコってどういう仕事をしているのか」「本当のコシノヒロコってどうなのか」は、知らない人が圧倒的に多いです。私の周りにいるファンの方や普段付き合っている人たちも、本当の私がやっている仕事は知らないですね。だから、私がずっと人には見せなかった部分を全部見せようという展覧会です。
別所:知っているようで知らなかったコシノヒロコさんの世界ということですが、現役として今でも東京と芦屋でファッション、そして絵画の創作でもご活躍中ですよね。
コシノ:ファッションデザイナーとしてのコシノヒロコはけっこうみなさん知ってくださっていますが、アーティストとしての私を知らない人は圧倒的に多いですよね。
別所:リスナーの方からも、コシノヒロコさんがデザインされた高校の制服を着ていたというメッセージが届いてます。
コシノ:全国で80校くらい、制服のデザインをやってますね。
別所:そんなにやってるんですか!?
コシノ:はい、幼稚園なども入れたら100校以上あります。
別所:素敵! そういった部分でデザイナーとしてのコシノさんを知っている方はいるけど、絵画については?
コシノ:アートとファッションは別々だと考えていらっしゃる方も多いですが、私にとってはアートとファッションは一体なんですよ。アートという世界を持っているがゆえに、この年齢になってもファッションが乾いてしまわないで、まだいっぱいアイデアが出てくる。
別所:すごい。デザイナーとして70年超えてもアイデアを更新し続けられる秘訣って、何かありますか?
コシノ:人間ですから、ときどきスランプもありますし、非常に大きな逆境もいろいろ体験してきました。でも私はそういう大変なことがあったときほど、すごく人間として大きくなっていくんですよ。それが私を支えてきたと思う。本当に自分のやりたいことを徹底的にやろう、継続していこうと思って、絶対に逃げない。つまずくことやいろんなこと、お金の問題や家庭的な問題もあるけど、それを乗り越えたときに何かひとつ大きくなっていっちゃうの。だから絶対に逃げないことが大事ですね。
番組では、コシノが逆境に立たされたときに涙を流しながら聴き、勇気をもらっていたというベット・ミドラーの『The Rose』をオンエアした。
コシノ:私が2年前から監修するプログラムで、学校では絶対に教えてもらえないような、プロがやっていることを子どものときから教えていくものです。私が子どものとき、歌舞伎などいろいろなものを観て非常に感動して、その感動がこの年齢になっても頭のなかにあります。小さいときにした感動や体験が、その人の人生を一生左右することはいっぱいあると思うの。子どもたちに、それほどまでに刺激的で感動的なことを、“教育”というより“体験”させていこうというものですね。
別所:映像を観ましたが、子どもたちがさまざまなお洋服を着て歩いていらっしゃいましたね。
コシノ:あれ、全部私のコレクションで使ったアーカイブを着せているんですよ。
別所:すごい!
コシノ:デザインをさせたときは私が何年も作り続けてきたコレクションの残布をふんだんに使わせました。100人の子どもたちにぬいぐるみを渡して、「好きなデザインをして」と指示をして、一つひとつに心のこもったオートクチュールのすごい生地で自由にデザインしてもらいました。
東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団が実施する、子ども向け芸術文化体験プログラムは多くの子どもたちに魅力的な体験を提供しているとコシノヒロコは語る。
コシノ:子どもたちと一緒にファッションショーを作ろうということになったのですが、ファッションショーというのはイベントのプロデューサーがいたり、スチールカメラマンがいたり、動画撮影やスタイリスト、ヘアメイク、モデルなどもいて、いわゆる表舞台に出る人以外にも多くの人が動いています。そういうところも子どもたちに教えて、全員がそれを体験して、最終的にファッションショーに持っていっています。
別所:素晴らしい体験を子どもたちに与えてくれているコシノヒロコ先生、ありがとうございます! こういう機会を作ってあげないと、子どもたちは体験できませんからね。
コシノ:7月4日(土)には、私が2,500点くらい持っている自分のコレクション作品のなかから50点を、50人の子どものモデルに着せる、新たなファッションショーも現代美術館でやります。また、展覧会の最後の部屋はびっくりですよ、100着のコレクションを手で触ることができます。
別所:触っていいの!?
コシノ:普通は絶対に触ったらダメだけど、最後の部屋にあるコレクションは触ってもいいです。そちらも楽しんでください。
「(UN)KNOWN HIROKO KOSHINO ―新説/真説 コシノヒロコ―」の詳細は展覧会公式サイトまで。
『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』のコーナー「RESONAC MORNING INSIGHT」では、あらゆる世界の本質にインサイトしていく。放送は月曜~木曜の8時35分ごろから。
コシノヒロコが登場したのは、5月27日(水)放送のJ-WAVE『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』(ナビゲーター:別所哲也)内、あらゆる世界の本質にインサイトしていくコーナー「RESONAC MORNING INSIGHT」だ。
半世紀以上にわたり、ファッション業界の第一人者として活躍
コシノヒロコは大阪府岸和田市出身。1957年、文化服装学院在学中に日本デザイナークラブ(NDC)のデザイナーコンクールで第1位を受賞。以来、およそ70年にわたってファッション界の第一人者として活躍している。また、“コシノ3姉妹”の長女でもあり、次女のジュンコ、三女のミチコもファッションデザイナーとして長年活動。自身の娘・小篠ゆまも同じくファッションデザイナーで、デザイナー一家としても知られている。
そんなコシノヒロコに、ナビゲーターの別所は朝の過ごし方から尋ねる。
別所:朝は、お強いほうですか?
コシノ:全然弱いです(笑)。ゴルフのときは朝早く起きるけど、近頃あまりやっていないので朝寝坊ですね。
別所:朝起きて、必ずされることはありますか?
コシノ:朝はだいたい8時には起きて、プロテインを飲んで体を鍛えます。週に2回ですけどジムに行って、いろいろな筋肉を鍛えます。
別所:朝ごはんは?
コシノ:食べません。
別所:基本的にはプロテインだけ。
コシノ:はい。そして、(昼の)お食事までに時間があるときは長唄のお三味線の練習をします。9歳からやっているんですけど、3日間弾かなければ手が動かなくなるので。
別所:すごい! プロテインを飲んでジムに行って、お三味線のお稽古と、いろいろなことに精力的ですね。
“本当の自分”を表現した展覧会を開催中
コシノヒロコは5月26日(火)より、東京都現代美術館 企画展示室B2Fにて「(UN)KNOWN HIROKO KOSHINO ―新説/真説 コシノヒロコ―」を開催中(7月26日(日)まで)。「新しいヒロコ、本当のヒロコを見てほしい」と話す彼女が、展覧会に込めた想いとは。本日5月26日(火)より「(UN)KNOWN HIROKO KOSHINO ―新説/真説 コシノヒロコ―」展が #東京都現代美術館 で開幕!
— 東京都現代美術館 (@MOT_art_museum) May 25, 2026
エリック・カール展、MOTコレクション展とあわせてご来場お待ちしております。https://t.co/hIpyFb3Htc pic.twitter.com/snqEJ1VZeN
別所:知っているようで知らなかったコシノヒロコさんの世界ということですが、現役として今でも東京と芦屋でファッション、そして絵画の創作でもご活躍中ですよね。
コシノ:ファッションデザイナーとしてのコシノヒロコはけっこうみなさん知ってくださっていますが、アーティストとしての私を知らない人は圧倒的に多いですよね。
別所:リスナーの方からも、コシノヒロコさんがデザインされた高校の制服を着ていたというメッセージが届いてます。
コシノ:全国で80校くらい、制服のデザインをやってますね。
別所:そんなにやってるんですか!?
コシノ:はい、幼稚園なども入れたら100校以上あります。
別所:素敵! そういった部分でデザイナーとしてのコシノさんを知っている方はいるけど、絵画については?
コシノ:アートとファッションは別々だと考えていらっしゃる方も多いですが、私にとってはアートとファッションは一体なんですよ。アートという世界を持っているがゆえに、この年齢になってもファッションが乾いてしまわないで、まだいっぱいアイデアが出てくる。
別所:すごい。デザイナーとして70年超えてもアイデアを更新し続けられる秘訣って、何かありますか?
コシノ:人間ですから、ときどきスランプもありますし、非常に大きな逆境もいろいろ体験してきました。でも私はそういう大変なことがあったときほど、すごく人間として大きくなっていくんですよ。それが私を支えてきたと思う。本当に自分のやりたいことを徹底的にやろう、継続していこうと思って、絶対に逃げない。つまずくことやいろんなこと、お金の問題や家庭的な問題もあるけど、それを乗り越えたときに何かひとつ大きくなっていっちゃうの。だから絶対に逃げないことが大事ですね。
番組では、コシノが逆境に立たされたときに涙を流しながら聴き、勇気をもらっていたというベット・ミドラーの『The Rose』をオンエアした。
The Rose
子どもたちに感動の体験を届けるプログラムも
コシノヒロコの大規模展「(UN)KNOWN HIROKO KOSHINO ―新説/真説 コシノヒロコ―」では、「ネクスト・クリエイション・プログラム こどもファッションプロジェクト」の作品も展示される。コシノ:私が2年前から監修するプログラムで、学校では絶対に教えてもらえないような、プロがやっていることを子どものときから教えていくものです。私が子どものとき、歌舞伎などいろいろなものを観て非常に感動して、その感動がこの年齢になっても頭のなかにあります。小さいときにした感動や体験が、その人の人生を一生左右することはいっぱいあると思うの。子どもたちに、それほどまでに刺激的で感動的なことを、“教育”というより“体験”させていこうというものですね。
別所:映像を観ましたが、子どもたちがさまざまなお洋服を着て歩いていらっしゃいましたね。
【こどもファッションプロジェクト】《ファッションムービー制作》メイキング(2025年)
別所:すごい!
コシノ:デザインをさせたときは私が何年も作り続けてきたコレクションの残布をふんだんに使わせました。100人の子どもたちにぬいぐるみを渡して、「好きなデザインをして」と指示をして、一つひとつに心のこもったオートクチュールのすごい生地で自由にデザインしてもらいました。
東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団が実施する、子ども向け芸術文化体験プログラムは多くの子どもたちに魅力的な体験を提供しているとコシノヒロコは語る。
コシノ:子どもたちと一緒にファッションショーを作ろうということになったのですが、ファッションショーというのはイベントのプロデューサーがいたり、スチールカメラマンがいたり、動画撮影やスタイリスト、ヘアメイク、モデルなどもいて、いわゆる表舞台に出る人以外にも多くの人が動いています。そういうところも子どもたちに教えて、全員がそれを体験して、最終的にファッションショーに持っていっています。
別所:素晴らしい体験を子どもたちに与えてくれているコシノヒロコ先生、ありがとうございます! こういう機会を作ってあげないと、子どもたちは体験できませんからね。
コシノ:7月4日(土)には、私が2,500点くらい持っている自分のコレクション作品のなかから50点を、50人の子どものモデルに着せる、新たなファッションショーも現代美術館でやります。また、展覧会の最後の部屋はびっくりですよ、100着のコレクションを手で触ることができます。
別所:触っていいの!?
コシノ:普通は絶対に触ったらダメだけど、最後の部屋にあるコレクションは触ってもいいです。そちらも楽しんでください。
「(UN)KNOWN HIROKO KOSHINO ―新説/真説 コシノヒロコ―」の詳細は展覧会公式サイトまで。
『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』のコーナー「RESONAC MORNING INSIGHT」では、あらゆる世界の本質にインサイトしていく。放送は月曜~木曜の8時35分ごろから。
番組情報
- J-WAVE TOKYO MORNING RADIO
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月・火・水・木曜6:00-9:00