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13日間で130の蔵の日本酒をー中田英寿、10年目を迎えた「CRAFT SAKE WEEK 2026」への想いを語る

13日間で130の蔵の日本酒をー中田英寿、10年目を迎えた「CRAFT SAKE WEEK 2026」への想いを語る

国内最大級の日本食文化の祭典「CRAFT SAKE WEEK 2026 with OMAKASE byGMO at ROPPONGI HILLS」(以下、CRAFT SAKE WEEK 2026)の仕掛人・中田英寿が、モーニングルーティンやイベントの魅力について語った。

中田が登場したのは、4月20日(月)放送のJ-WAVE『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』(ナビゲーター:別所哲也)内、あらゆる世界の本質にインサイトしていくコーナー「RESONAC MORNING INSIGHT」だ。

厳選した“酒”と“食”が楽しめる、13日間の祭典

4月17日(金)~29日(水・祝)に六本木ヒルズアリーナで開催中の日本食文化の祭典「CRAFT SAKE WEEK 2026」は、全国の酒蔵から厳選された日本酒と、国内外で注目のレストランが集結。元サッカー日本代表の中田英寿が仕掛人となり、2016年にスタートした同イベントは、今年で10周年を迎える。

中田とはプライベートでも親交が深い、ナビゲーターの別所。まずは朝時間の過ごし方を訊く。

中田:今の期間は、夜中まですごく酒を飲んでます。イベント中はなかなか酒蔵さんと話ができないので、イベントが終わったあとに酒蔵さんを連れて毎日打ち上げに行くんですね。

別所:さすがプロデューサー、大変!

中田:そうすると、だいたい24時くらいまで飲んで、帰って、朝起きてトレーニングをしてという。

別所:すごい! 朝トレをする?

中田:そうですね。朝、トレーニングをするのは日常生活でも同じです。前日に好きなものを飲んで、好きなものを食べてと全力で何でもできたあと、翌日に(トレーニングで)すべてを清算するというのが、僕のルーティンです。

別所:朝時間がリセットタイムになるということですね。

中田がプロデュースするイベント「CRAFT SAKE WEEK」には、これまで累計125万人が来場。10年間を振り返り、次のように語る。

中田:自分が日本全国をまわり始めたのが2009年で、農家さんや工芸家、そして酒蔵と、日本の文化を巡るなかで彼らの歴史や仕事に非常に共感して、「自分に何ができるか」といったところで始めたイベントが「CRAFT SAKE WEEK」でした。旅はまだ続いていて、今年で47都道府県2周目が終わるんですけど、やっと最近になってこのイベント以外でも、いろいろなところからお声がけなどが多くなってきて、「みんなが日本の文化の重要性を再認識しているのかな」という感じはしてきましたね。

別所:「CRAFT SAKE WEEK」は、毎年パワーアップしている気がします。

中田:面白いのが、「今の若い人はお酒を飲まない」とよく言われていて、日本酒業界でもメインは50~60代と言われるなか、実はこのイベントに来る人の6割は、20~30代なんです。プラス、外国のお客さんが1割と、今まで日本酒にそこまで触れていなさそうな層がたくさん来るということで、酒蔵さんもすごく喜んでくれています。

別所:僕も毎年行かせていただいていますけど、毎日変わるお酒の種類とコンビネーション、それからおいしい食と、全プロデュースを中田英寿さんがやっています。今回レストランも過去最多の20店舗、予約困難な名店から三ツ星まで出店していて、全部おいしかった。餃子はびっくりするくらいのおいしさだし、からすみの入ったパスタとか、どれもこれも普段なかなかいただけないようなものをいただける場でもありますよね。

中田:レストランがたくさんあるなかで、誰が選んで紹介しているかは、けっこう大事な部分だと思うんですよね。

細部にまでこだわった“体験型”の空間づくり

「CRAFT SAKE WEEK 2026」では、日々10蔵ずつ、13日間で130の蔵の日本酒が楽しめる。イベント期間はこの10年で過去最長だ。

中田:今まででいちばん長い13日間ですが、この130蔵を決めるために1月末くらいに予選会を行いました。400強の酒蔵さんのお酒を集めて、そこから延べ100人くらいの人の試飲によって出店酒蔵が決まっていきます。

別所:そうでしょう。まさに、そこで中田英寿さんによって選び抜かれた蔵が連ねるということですね。そして、僕は勝手に「CRAFT SAKE BLUE」と呼んでいますが、今回は美しいのれんも特徴的です。これは、ヒデ(中田)のこだわりだと思っていいのでしょうか?

中田:はい。やっぱり単純な日本酒イベントや食イベントではなく、“体験型”とするためには、空気感や雰囲気、また音も大切です。五感でいい体験をしてもらうことが大事で、単純に日本酒を飲んでもらうってことじゃないんですね。今の日本の建築も含めて“文化”を考えたなかで、どうやって再編成しながらそれをみんなにかっこいいと思ってもらうか。それがうまく伝わってきたなかで、来場者が増えてきたんじゃないかなとも思います。

別所:そうですよね。実は、J-WAVEも音楽のブースを出させていただいています。

中田:いつも協力していただいていますが、やっぱり音があるのは非常に重要です。実は、“音”に関しても毎年打ち合わせをしながら「こういう方向性がいいんじゃないか」みたいな話はしているんですよね。

別所:本当に頭が下がるくらい微に入り細に入り、毎日改善するという。

中田:でも、そう言ったことの積み重ねが自分たちの人生でもあるわけだし、なんとなく「えいや!」とやってうまくいくものではないのかなと思います。

10年間、細部にまでこだわったイベント作りを続けてきた中田。ここ数年は酒器にも注力しているそうだ。

中田:昔は既製品を買っていて、本当はプラスチックとかでもいいんだけど、おいしさを感じるために、日本の素晴らしい手作りの工芸もしっかり取り入れたいということで、ここ数年は毎年何万個という数を東京にある田島硝子という手吹きのところでやっていただいております。美しい器が家にあると、飲みたくなるんですよね。

別所:わかります! 僕も毎年の「CRAFT SAKE WEEK」の酒器を並べて、コレクションしています。

伝統文化の発信と発展に、寄与できる存在を目指して

別所:「CRAFT SAKE WEEK」に出店される酒蔵や料理人のみなさんも“中田英寿ファミリー”だと思いますけど、どんどん増えている感じですね。

中田:はい。「ここに来れば、今の日本の楽しさを体験できる」という場所を作りたかったし、今は日本酒がメインになっていますが、本当は農業や工芸などさまざまな生産者のプラットフォームとして、この先、全国展開ができていったら楽しいなとは思っています。

別所:10年目という節目の年に入っていますが、この先の目標、あるいは次に見ている景色はどんなものですか?

中田:やっぱり全国をまわっていると地方の厳しさもありますが、反対に素晴らしさもたくさんあるんですね。それを多くの人にわかってもらって、日本の素晴らしさを再認識してもらいながら、もっと日本文化や日本の伝統産業が伸びていって、国内・海外まで広がるような世界ができたらいいな、そこに自分が何か寄与できたらいいなと思っています。

別所:最近は農業にもこだわっているし、全国のいろいろなお茶も紹介されていますね。今回、会場で飲みましたよ。

中田:そうですね。また、今回のイベントでは平日にトークセッションも開催します。そこではさまざまな酒蔵や料理人、工芸家など、今のトップランナーたちが出てきて「ここから先、業界がよくなるためにはどうするのか」みたいなトークを展開する予定です。

別所:さらにクラフトドリンクも集結ということで、日本酒以外も集まっている?

中田:はい。日本酒が元としてありますが、そこだけにフォーカスするのではなく、食や日本で作られているドリンクなどの生産者も紹介していきたいので、今回はそのプラットフォーム化に向けての取り組みも行ってます。

別所:本当に盛りだくさんのイベントなので、毎日来たほうがいいと思います(笑)。

中田:来るたびに変わっていっちゃいますからね。

別所:一期一会ですよね。ヒデもけっこう(会場に)いるよね?

中田:ちゃんと毎日います(笑)。

別所:みんな、ヒデさんに会えるかもよ! ぜひ集まってください。

「CRAFT SAKE WEEK 2026」の詳細はイベント公式サイトまで。
中田英寿の最新情報は公式サイトまで。

『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』のコーナー「RESONAC MORNING INSIGHT」では、あらゆる世界の本質にインサイトしていく。放送は月曜~木曜の8時35分ごろから。

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