ASIAN KUNG-FU GENERATIONの喜多建介(Gt)と山田貴洋(Ba)が、主催フェス「NANO-MUGEN FES. 2025」を振り返りながら、結成30周年を迎えるメモリアルイヤーのことや、最新作『フジエダ EP』の制作について語った。
ふたりが登場したのは、3月11日(水)放送のJ-WAVE『STEP ONE』(ナビゲーター:サッシャ、ノイハウス萌菜)内、音楽以外の「+1」なトピックをゲストに尋ねるコーナー「MUSIC+1」だ。
ノイハウス:前回、番組に出演したときは「NANO-MUGEN FES. 2025」のお話もたくさんしていただきました。いかがでしたか?
喜多:なんとかKアリーナ横浜公演2日間を無事に終えて、最後は我々じゃなくてBECKが締めてくれました。
サッシャ:そういうのがいいですよね。
喜多:すごくいいイベントになりました。
サッシャ:そして今年4月から、なんとアジカン結成30周年のメモリアルイヤーがスタートです。いよいよ始まるんですね、おめでとうございます。
喜多:ありがとうございます。
サッシャ:いろいろありましたけど30年、すごいなあ。
ノイハウス:音楽の作り方、聴き方といろいろ変わったんじゃないですか?
山田:CDが主流だったころから、今はもうサブスクになっていくという。そういう変遷みたいなところとずっと一緒に歩んできたような感じですね。
サッシャ:この30年で、いちばん予想外だったことはなんですか?
山田:続けていること自体が、それすらも予想していなかったんですけど(笑)。
喜多:最近のことなんですが、ずっとアジカンの曲ってゴッチ(後藤正文)が作詞してるんですけど、先日、初めて作詞にチャレンジしました。まだリリースされてないんですけど、まさか自分が書くことになるとは思わなかった。
ノイハウス:意図的に今ということなのか、自然と今になったのでしょうか。
喜多:仮歌を入れるときに「言葉がのっていたほうがいいかな」と思って仮にのせて、それをゴッチに聴かせたら「このまま書いちゃえば」みたいになって、「え?」みたいな(笑)。
山田:なるだろうなと思ったけどね。
喜多:山ちゃんは「ゴッチに書けって言われるよ」って予想してましたね。
山田:ここまで書いたらね。
喜多:チャレンジしようと思ったことはあったんですけど、なかなか難しくて。
ノイハウス:実際にやってみてどうですか?
喜多:ちゃんと書こうとすると恥ずかしいので。結局、最初にのせた言葉をもとに完成させました。
ノイハウス:仮というかたちならいったん書けるけど。
喜多:欲が出ると、よくなくなる感じがして。
サッシャ:いつかは出るんですか?
喜多:5月27日(水)に発売されるシングル『スキンズ』に収録される『汐入ナイトフォール』という曲です。
サッシャ:藤枝を中心に応援していこうみたいな?
山田:ゴッチが中心となって、お茶の蔵を改装してスタジオを作るというプロジェクトなんです。
ノイハウス:動画を観ましたけど、すごかったですね。どういう流れで蔵を改装したのでしょうか。
喜多:ずっと探していて。2、3年前ぐらいから、そういうプロジェクトが進んでいるという話を聞いていて。そういう蔵を探していたんでしょうね。
ノイハウス:蔵だとメリットがあるんですか?
喜多:古い材をそのまま使えるものは使ったりして、天井を高くして響きをよくしたいみたいな。
ノイハウス:「MUSIC inn Fujieda」という名前がついています。どんな場所になっていくのでしょうか。
山田:長い時間、滞在できることを目標にしたので「inn」という言葉がついているんです。スタジオに入ると、どうしても時間を気にしなきゃいけないということが多いなかで、それを気にせずに若いミュージシャンに録音してもらいたいという想いがあって。
サッシャ:ミュージシャンだからこその想いですね。
ノイハウス:その「MUSIC inn Fujieda」で収録されたEPということで『フジエダ EP』という名前もついています。現在、2曲目に収録された『おかえりジョニー』が先行配信中です。これはどんな曲になっていますか?
喜多:天井の高さによる響きや温かみみたいなものが、うまくパッケージできたんじゃないかなと。
サッシャ:やはり違いは感じるんですね。
山田:特にドラムの音がすごくよく録れました。ちゃんと専門の人に助けてもらってね。
喜多:壁の角度とかもね。
山田:1発目のドラムの音から「響きがいいな」と思ったので、そこも注目して聴いてもらえたらなと。
サッシャ:そして、コーラスにはクラムボンの原田郁子さんも入って。
喜多:郁子さんの声もすごくいいですよね。ゴッチと共存しているというか、そこも注目してほしいです。
サッシャ:ちなみにミュージックビデオもね。音楽愛、アジカン愛が詰まっているというか、バンドを思い出すみたいなね。
喜多:ところどころにアジカンの小ネタもあったりして、いい感じに仕上がりました。
サッシャ:昔、音楽をやっていたけど、みたいな人もいっぱいいると思うので。
喜多:ほろりとくるような仕上がりになりました。
ノイハウス:『フジエダ EP』は藤枝市でレコーディングされたEPということで、先ほどサウンドのこだわりも伺いました。このEPが生まれた町での思い出、そして町の景色を想像すると聴こえ方も変わってくるかもしれません。想像力が増すかもということで、藤枝市についてもっと知りたいです。まず山田さんと後藤さんはご出身が静岡なんですよね。
山田:自分はもっと中心部の静岡をはさんで東になります(編注:富士宮市出身)。藤枝市は静岡市により近いエリアですね。ゴッチの地元の島田市は、藤枝市の隣になります。ゴッチの地元でもあるということで、このスタジオのプロジェクトになりました。
ノイハウス:藤枝までの行き方は、都心からだと静岡まで新幹線で1時間、そこから東海道本線で20分という、わりとすぐ着いちゃいますね。
喜多:実際に乗って行ったもんね。あっという間だったかな。
ノイハウス:「MUSIC inn Fujieda」に行った際には、周りにはほかになにがあるのでしょうか。おすすめの食事といったものはありますか?
喜多:近くに蓮華寺池公園という大きな池を囲んだ公園があって、ゴッチがボーカル録りしてるときに空き時間があったのでひとりで散歩しました。
サッシャ:どんな公園なんですか?
喜多:ちょうど池の周りに遊歩道みたいなのがあって。古墳があるので「古墳見るといいよ」と言われたんですけど、間違ったところを登ってしまって古墳には会えなくて(笑)。
サッシャ:あらら。また行くこともあるでしょうからね。
ノイハウス:公園がつながっていて、次の公園まで行くとすごく広いですよね。
喜多:かなり広いです。歩くと健康にもいいと思います。
山田:全然帰ってこなくなっちゃってね。
喜多:おそば食べて蓮華寺池公園を散歩して、みたいな感じです。ちょうどボーカル録りが終わったころに戻ってきました。
ノイハウス:周りに飲食店もたくさんあるみたいですね。
喜多:おしゃれな飲食店もありました。
山田:メンバーで静岡の有名店「炭焼きレストランさわやか」に行きました。
サッシャ:ハンバーグですよね。行ったんですか?
山田:混んでるイメージがありますけど、藤枝のお店はすぐに入れてね。
喜多:(伊地知)潔が穴場って言ってました。ピークタイムを避けるとすぐに入れました。なので、ぜひ藤枝のお店にみなさん来てください。
サッシャ:スタジオですが、蔵を改装して若手のミュージシャンを支援ということで。そういう意味では寄り添うみたいなことになっているんでしょうか。将来的には泊まれるようにしたいとか。
喜多:そうですね、たぶん、合宿的なこともできるというか。集中してアルバムを作りたいときとかに、ちょうどいいかなと。
サッシャ:なかなか都内だと料金も高いからね。
山田:自分たちは20年ぐらい前によく合宿でやらせてもらってたんですよね。
喜多:山梨県とか行ってたからね。
山田:曲もたくさん作れたし、そういうことができる空間にしたいという想いがありますね。
ノイハウス:集中して一定の期間、みんなで集まってというのはきっと大事ですよね。
ASIAN KUNG-FU GENERATIONの最新情報は公式ホームページまで。
J-WAVE『STEP ONE』のコーナー「MUSIC+1」では、ゲストとして毎回話題のミュージシャンが登場する。放送は月曜~木曜の12時30分ごろから。
ふたりが登場したのは、3月11日(水)放送のJ-WAVE『STEP ONE』(ナビゲーター:サッシャ、ノイハウス萌菜)内、音楽以外の「+1」なトピックをゲストに尋ねるコーナー「MUSIC+1」だ。
結成30周年のメモリアルイヤーがスタート
ふたりはバンド主催のフェス「NANO-MUGEN FES. 2025」を振り返りつつ、結成30周年のメモリアルイヤーについて語った。ノイハウス:前回、番組に出演したときは「NANO-MUGEN FES. 2025」のお話もたくさんしていただきました。いかがでしたか?
喜多:なんとかKアリーナ横浜公演2日間を無事に終えて、最後は我々じゃなくてBECKが締めてくれました。
サッシャ:そういうのがいいですよね。
喜多:すごくいいイベントになりました。
サッシャ:そして今年4月から、なんとアジカン結成30周年のメモリアルイヤーがスタートです。いよいよ始まるんですね、おめでとうございます。
喜多:ありがとうございます。
サッシャ:いろいろありましたけど30年、すごいなあ。
ノイハウス:音楽の作り方、聴き方といろいろ変わったんじゃないですか?
山田:CDが主流だったころから、今はもうサブスクになっていくという。そういう変遷みたいなところとずっと一緒に歩んできたような感じですね。
サッシャ:この30年で、いちばん予想外だったことはなんですか?
山田:続けていること自体が、それすらも予想していなかったんですけど(笑)。
喜多:最近のことなんですが、ずっとアジカンの曲ってゴッチ(後藤正文)が作詞してるんですけど、先日、初めて作詞にチャレンジしました。まだリリースされてないんですけど、まさか自分が書くことになるとは思わなかった。
ノイハウス:意図的に今ということなのか、自然と今になったのでしょうか。
喜多:仮歌を入れるときに「言葉がのっていたほうがいいかな」と思って仮にのせて、それをゴッチに聴かせたら「このまま書いちゃえば」みたいになって、「え?」みたいな(笑)。
山田:なるだろうなと思ったけどね。
喜多:山ちゃんは「ゴッチに書けって言われるよ」って予想してましたね。
山田:ここまで書いたらね。
喜多:チャレンジしようと思ったことはあったんですけど、なかなか難しくて。
ノイハウス:実際にやってみてどうですか?
喜多:ちゃんと書こうとすると恥ずかしいので。結局、最初にのせた言葉をもとに完成させました。
ノイハウス:仮というかたちならいったん書けるけど。
喜多:欲が出ると、よくなくなる感じがして。
サッシャ:いつかは出るんですか?
喜多:5月27日(水)に発売されるシングル『スキンズ』に収録される『汐入ナイトフォール』という曲です。
蔵を改装して音楽スタジオに
ASIAN KUNG-FU GENERATIONは3月25日(水)に『フジエダ EP』をリリースする。タイトルの「フジエダ」は静岡県藤枝市のことだという。【News】3/25(水)リリース「フジエダ EP」のジャケット写真を公開
— ASIAN KUNG-FU GENERATION Info (@AKG_information) February 23, 2026
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1. 膝栗毛
2. おかえりジョニー
3. ナンプラー日和
4. ペダルボート
さらに…!#AKG #アジカン pic.twitter.com/3azQNRwdux
山田:ゴッチが中心となって、お茶の蔵を改装してスタジオを作るというプロジェクトなんです。
ノイハウス:動画を観ましたけど、すごかったですね。どういう流れで蔵を改装したのでしょうか。
喜多:ずっと探していて。2、3年前ぐらいから、そういうプロジェクトが進んでいるという話を聞いていて。そういう蔵を探していたんでしょうね。
ノイハウス:蔵だとメリットがあるんですか?
喜多:古い材をそのまま使えるものは使ったりして、天井を高くして響きをよくしたいみたいな。
ノイハウス:「MUSIC inn Fujieda」という名前がついています。どんな場所になっていくのでしょうか。
山田:長い時間、滞在できることを目標にしたので「inn」という言葉がついているんです。スタジオに入ると、どうしても時間を気にしなきゃいけないということが多いなかで、それを気にせずに若いミュージシャンに録音してもらいたいという想いがあって。
サッシャ:ミュージシャンだからこその想いですね。
ノイハウス:その「MUSIC inn Fujieda」で収録されたEPということで『フジエダ EP』という名前もついています。現在、2曲目に収録された『おかえりジョニー』が先行配信中です。これはどんな曲になっていますか?
ASIAN KUNG-FU GENERATION『おかえりジョニー』Music Video
サッシャ:やはり違いは感じるんですね。
山田:特にドラムの音がすごくよく録れました。ちゃんと専門の人に助けてもらってね。
喜多:壁の角度とかもね。
山田:1発目のドラムの音から「響きがいいな」と思ったので、そこも注目して聴いてもらえたらなと。
サッシャ:そして、コーラスにはクラムボンの原田郁子さんも入って。
喜多:郁子さんの声もすごくいいですよね。ゴッチと共存しているというか、そこも注目してほしいです。
サッシャ:ちなみにミュージックビデオもね。音楽愛、アジカン愛が詰まっているというか、バンドを思い出すみたいなね。
喜多:ところどころにアジカンの小ネタもあったりして、いい感じに仕上がりました。
サッシャ:昔、音楽をやっていたけど、みたいな人もいっぱいいると思うので。
喜多:ほろりとくるような仕上がりになりました。
地元・静岡県藤枝市でのレコーディング
『STEP ONE』のコーナー「MUSIC+1」では、ここでしか聴けない「+1」な質問や話題をアーティストとお届けしている。この日は「藤枝道中レコーディング回想録」と題して、ふたりに話を訊いた。ノイハウス:『フジエダ EP』は藤枝市でレコーディングされたEPということで、先ほどサウンドのこだわりも伺いました。このEPが生まれた町での思い出、そして町の景色を想像すると聴こえ方も変わってくるかもしれません。想像力が増すかもということで、藤枝市についてもっと知りたいです。まず山田さんと後藤さんはご出身が静岡なんですよね。
山田:自分はもっと中心部の静岡をはさんで東になります(編注:富士宮市出身)。藤枝市は静岡市により近いエリアですね。ゴッチの地元の島田市は、藤枝市の隣になります。ゴッチの地元でもあるということで、このスタジオのプロジェクトになりました。
ノイハウス:藤枝までの行き方は、都心からだと静岡まで新幹線で1時間、そこから東海道本線で20分という、わりとすぐ着いちゃいますね。
喜多:実際に乗って行ったもんね。あっという間だったかな。
ノイハウス:「MUSIC inn Fujieda」に行った際には、周りにはほかになにがあるのでしょうか。おすすめの食事といったものはありますか?
喜多:近くに蓮華寺池公園という大きな池を囲んだ公園があって、ゴッチがボーカル録りしてるときに空き時間があったのでひとりで散歩しました。
サッシャ:どんな公園なんですか?
喜多:ちょうど池の周りに遊歩道みたいなのがあって。古墳があるので「古墳見るといいよ」と言われたんですけど、間違ったところを登ってしまって古墳には会えなくて(笑)。
サッシャ:あらら。また行くこともあるでしょうからね。
ノイハウス:公園がつながっていて、次の公園まで行くとすごく広いですよね。
喜多:かなり広いです。歩くと健康にもいいと思います。
山田:全然帰ってこなくなっちゃってね。
喜多:おそば食べて蓮華寺池公園を散歩して、みたいな感じです。ちょうどボーカル録りが終わったころに戻ってきました。
ノイハウス:周りに飲食店もたくさんあるみたいですね。
喜多:おしゃれな飲食店もありました。
山田:メンバーで静岡の有名店「炭焼きレストランさわやか」に行きました。
サッシャ:ハンバーグですよね。行ったんですか?
山田:混んでるイメージがありますけど、藤枝のお店はすぐに入れてね。
喜多:(伊地知)潔が穴場って言ってました。ピークタイムを避けるとすぐに入れました。なので、ぜひ藤枝のお店にみなさん来てください。
サッシャ:スタジオですが、蔵を改装して若手のミュージシャンを支援ということで。そういう意味では寄り添うみたいなことになっているんでしょうか。将来的には泊まれるようにしたいとか。
喜多:そうですね、たぶん、合宿的なこともできるというか。集中してアルバムを作りたいときとかに、ちょうどいいかなと。
サッシャ:なかなか都内だと料金も高いからね。
山田:自分たちは20年ぐらい前によく合宿でやらせてもらってたんですよね。
喜多:山梨県とか行ってたからね。
山田:曲もたくさん作れたし、そういうことができる空間にしたいという想いがありますね。
ノイハウス:集中して一定の期間、みんなで集まってというのはきっと大事ですよね。
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J-WAVE『STEP ONE』のコーナー「MUSIC+1」では、ゲストとして毎回話題のミュージシャンが登場する。放送は月曜~木曜の12時30分ごろから。
番組情報
- STEP ONE
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月・火・水・木曜9:00-13:00
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