BTSのニューアルバム『ARIRANG』や今後の活動について、韓国エンタメライターで翻訳家の桑畑優香さんが予想した。
桑畑さんが登場したのは、2月3日(火)放送のJ-WAVE『STEP ONE』(ナビゲーター:サッシャ、ノイハウス萌菜)内、音楽以外の「+1」なトピックをゲストに尋ねるコーナー「MUSIC+1」だ。
桑畑:2016年に雑誌『AERA』の表紙でインタビューをさせていただきました。当時はまだデビューして3年目で、ジョングクさんが18歳でした。
ノイハウス:当時はどのような印象でしたか?
桑畑:日本での知名度が段々出てきているところだったんですが、すごく忙しい感じがして。アジアツアーをしていた時期でした。朝、寝ずに来てお腹が空いている様子で、かつ丼か何かをおいしそうに召し上がっていたのが印象的でした。
サッシャ:若い青年っぽい感じがします。そんなBTSがいよいよ3月20日(金)に3年9カ月ぶりにカムバックします。徴兵もあってバラバラだったこともあり、随分時間がかかったかたちになります。桑畑さんはいまどんなお気持ちですか?
桑畑:ファンの方はみんなそうだと思いますが、「本当に戻ってくるんだ」みたいな。K-POPの世界では兵役中に状況が変わってしまうグループもいるなかで戻ってきてくれて、本当にそれがうれしいなと。
サッシャ:それなりにみんなソロでやって、ソロも成功してましたよね。だから、そのままソロになっちゃうのかなあ、なんてこともね、心配というか思ったりもしました。
桑畑:でもソロがあったことで、7倍の魅力が見られてパワーが7倍になって帰ってきたのかなと。
ノイハウス:アルバムのタイトルが『ARIRANG』です。こちら伝統民謡の曲名なんですよね。そもそも、アリランというのはどういう位置づけなんですか?
桑畑:韓国の人に「アリランってどういう意味?」と訊いても、知らない方が意外と多いんです。
サッシャ:そういうものなんですか。
桑畑:「美しい人」という意味だとか「痛い、つらい」という言葉が変形したとも言われているんですが、いろんなところで地域ごとにアリランっていうのはあるんです。日本でいうと「北海道アリラン」「沖縄アリラン」みたいな感じで。起源も古代の思想が原点になっているとか、朝鮮時代の純愛物語とかいろいろな説があって。曲調も数百、数千もあるんですね。
ノイハウス:では、ひとつに言えない、という魅力もあるということでしょうか。
桑畑:はい。歌う人によって意味が変わって、新しいアリランが生まれて。2012年にはユネスコ無形文化遺産にも登録されています。
サッシャ:私はアリランというと、以前、五輪に統一朝鮮で参加していたときに、旗が朝鮮半島の旗になって。北朝鮮と韓国両方の統一チームだから国歌をかけられなかったので、そのときに代わりにアリランだったという印象があって。平和を祈っての名前なのかなと。
桑畑:そういった平和や、想いを込めた民族の歌みたいなかたちで使われてます。
ノイハウス:それを世界に向けて出す、というところもインパクトがありますね。
桑畑:今回、BTS版アリランが誕生するんだな、という感じがします。
番組ではここで、桑畑さんの選曲で『Spring Day』をオンエア。選曲の理由について桑畑さんは「いまのファンの気持ちを集約しているような、春にぴったりの曲です」と語った。
ノイハウス:曲調に始まり、先ほどのタイトルから見られるように、必ずしも伝統的というものではないかもしれない。関わるプロデューサーは誰なのか、コラボ相手がいるのか、いる場合は誰なのか。本当にいろいろと、みなさんの予想も飛び交っています。ここでは好き放題語って妄想して、盛り上がってリリースの日を待つ時間も一緒に楽しんでいこうという企画です。すでにメッセージなどもリスナーの方からいただいています。まずは桑畑さんの予想では、どんな感じになると思われますか?
桑畑さんによると、2025年11月時点の報道では、グラミー賞の受賞歴を持つマックス・マーティンやジョン・ベリオンといったプロデューサーの参加が伝えられているという。
サッシャ:マックス・マーティンにジョン・ベリオンですか。
桑畑:そうなるとポップスのものも入ってくるのかなと。
サッシャ:マックス・マーティンといえば、テイラー・スウィフトからバックストリート・ボーイズといろいろですよ。歴代さまざまなアーティストをプロデュースしています。ジョン・ベリオンもゼッドの曲に参加してたりとか、いろいろあります。
桑畑:JUNG KOOKさんの曲にも関わってるので現実味があるのかなと。あと、日本のアーティストとのコラボもきっとするのかな、なんて思ってます。
ノイハウス:期待はしますけど、本当にそうかなと。たとえばこの人、という予想もありますか?
桑畑:これまでいろいろコラボしていたONE OK ROCKとか、個人的にはMrs. GREEN APPLEが好きなんですが(笑)。
ノイハウス:それは実現したらすごいなあ。
桑畑:HYBE(BTSの所属する事務所)がインドにオフィスを作ったんです。なので、もしかしたらインドの人とかともコラボしたりとか。
サッシャ:ボリウッド(インド映画)的なやつですか?
桑畑:中東でも2027年にコンサートをすると発表しているので、あっち方面の方とコラボをするのかもしれません。
ノイハウス:みなさんからも「日本のアーティストとのコラボもあるかも」といったメッセージをいただいています。「BTSとコールドプレイの化学反応をもう一度おかわりしたい」「欲を言えば日本のアーティストともコラボしてほしい。宇多田ヒカル、米津玄師。想像するだけで鳥肌です」というのをいただいています。
桑畑:米津さんや宇多田さんも海外で人気がありますよね。東南アジアをはじめ、アメリカとか。
サッシャ:コラボしていてもおかしくないですよね。曲数は何曲なんですか?
桑畑:14曲と発表されています。発表の仕方も変わっていて、普通はアルバムのジャケットとかが出るじゃないですか。今回は、最初ほぼ真っ白で、「予約受付中」みたいな感じだったんです。それが数日経ったら、うっすら影が浮かんできました。
サッシャ:炙り絵(あぶりえ)みたいな? グレーのところにちょっと白黒みたいになっていますが、これはなんだと思われます?
桑畑:メンバーの姿で、スーツを着てるんじゃないかとか、19世紀末にアメリカに行った韓国の留学生をモチーフにしてるんじゃないかとか、みんな妄想をかきたてられています。
ノイハウス:よく見ると、ネクタイみたいなものが見えます。これがファイナルではなく、今後このジャケットも変わっていくかもしれないと。
桑畑:1カ月半ぐらいのあいだで、じわじわと出てくるかなと。
サッシャ:復活のライブも想像を超えるものだと思います。
桑畑:3月21日(土)のソウルの中心部で実施するライブですね。
サッシャ:Netflixで全世界配信されると発表になって、その翌週にはドキュメンタリーということですから。このライブに向けてのドキュメンタリーなのかなと思いますが、全世界で観られるようになると。広場ですか? 大きなところでやるんですよね。
桑畑:一説によると20万人ぐらいが来ると言っていて。ただ、もしかしたら一画をクローズドにして、抽選みたいなかたちで入るのではないかと。それも妄想ですけど(笑)。音漏れを聴きに来る人もたくさんいるかもしれませんね。
サッシャ:それでワールドツアーがその先に控えてるんですよね。
ノイハウス:今回はすごい規模です。世界34都市で全79公演を予定しています。K-POPアーティストの単一ツアーとしては史上最多公演数です。もちろん、BTSのキャリアにおいても過去最大規模のワールドツアーです。こちらは4月9日(木)に韓国公演からスタートして、日本が4月17日(金)、18日(土)の2日間、東京ドームにて。なんか、2日間って足りなくないですか?
桑畑:発表を見ると下に、来年の2027年に「JAPAN, MIDDLE EAST & MORE」って書いてあります。
サッシャ:もう1回帰ってくると。ひとまず世界ツアーは2日間だけど、ってことなんですね。
桑畑:なので、2027年は大々的にやるんじゃないかと。
ノイハウス:最後に、ARMY(BTSのファン)でもある桑畑さん、BTSの魅力はあらためてどんなところでしょうか。
桑畑:10年前にインタビューして「今後の目標」を訊いたときに、「変化し続ける姿が見える」「止まったら終わりだ」と話していました。まさにそのとおりだなと思うんですね。コロナとかいろいろなことがあったなかで残っていくっていうのは、自家発電みたいな感じでどんどん変わっていく。その努力が見えるところがいいなと感じています。
J-WAVE『STEP ONE』のコーナー「MUSIC+1」では、ゲストとして毎回話題のミュージシャンが登場する。放送は月曜~木曜の12時30分ごろから。
桑畑さんが登場したのは、2月3日(火)放送のJ-WAVE『STEP ONE』(ナビゲーター:サッシャ、ノイハウス萌菜)内、音楽以外の「+1」なトピックをゲストに尋ねるコーナー「MUSIC+1」だ。
BTSがついにカムバック
桑畑さんは1994年に観たドラマがきっかけで韓国に渡り、韓国エンタメライターとしてテレビやラジオ、雑誌、ウェブをはじめ、さまざまなメディアで発信を続けてきた。『BTSを読む』(柏書房)、『BTSとARMY』(イースト・プレス)、『BEYOND THE STORY ビヨンド・ザ・ストーリー:10-YEAR RECORD OF BTS』(新潮社)といった書籍の翻訳も手がけている。また、BTSにインタビューをしたこともあるという。桑畑:2016年に雑誌『AERA』の表紙でインタビューをさせていただきました。当時はまだデビューして3年目で、ジョングクさんが18歳でした。
ノイハウス:当時はどのような印象でしたか?
桑畑:日本での知名度が段々出てきているところだったんですが、すごく忙しい感じがして。アジアツアーをしていた時期でした。朝、寝ずに来てお腹が空いている様子で、かつ丼か何かをおいしそうに召し上がっていたのが印象的でした。
サッシャ:若い青年っぽい感じがします。そんなBTSがいよいよ3月20日(金)に3年9カ月ぶりにカムバックします。徴兵もあってバラバラだったこともあり、随分時間がかかったかたちになります。桑畑さんはいまどんなお気持ちですか?
桑畑:ファンの方はみんなそうだと思いますが、「本当に戻ってくるんだ」みたいな。K-POPの世界では兵役中に状況が変わってしまうグループもいるなかで戻ってきてくれて、本当にそれがうれしいなと。
サッシャ:それなりにみんなソロでやって、ソロも成功してましたよね。だから、そのままソロになっちゃうのかなあ、なんてこともね、心配というか思ったりもしました。
桑畑:でもソロがあったことで、7倍の魅力が見られてパワーが7倍になって帰ってきたのかなと。
ノイハウス:アルバムのタイトルが『ARIRANG』です。こちら伝統民謡の曲名なんですよね。そもそも、アリランというのはどういう位置づけなんですか?
桑畑:韓国の人に「アリランってどういう意味?」と訊いても、知らない方が意外と多いんです。
サッシャ:そういうものなんですか。
桑畑:「美しい人」という意味だとか「痛い、つらい」という言葉が変形したとも言われているんですが、いろんなところで地域ごとにアリランっていうのはあるんです。日本でいうと「北海道アリラン」「沖縄アリラン」みたいな感じで。起源も古代の思想が原点になっているとか、朝鮮時代の純愛物語とかいろいろな説があって。曲調も数百、数千もあるんですね。
ノイハウス:では、ひとつに言えない、という魅力もあるということでしょうか。
桑畑:はい。歌う人によって意味が変わって、新しいアリランが生まれて。2012年にはユネスコ無形文化遺産にも登録されています。
サッシャ:私はアリランというと、以前、五輪に統一朝鮮で参加していたときに、旗が朝鮮半島の旗になって。北朝鮮と韓国両方の統一チームだから国歌をかけられなかったので、そのときに代わりにアリランだったという印象があって。平和を祈っての名前なのかなと。
桑畑:そういった平和や、想いを込めた民族の歌みたいなかたちで使われてます。
ノイハウス:それを世界に向けて出す、というところもインパクトがありますね。
桑畑:今回、BTS版アリランが誕生するんだな、という感じがします。
番組ではここで、桑畑さんの選曲で『Spring Day』をオンエア。選曲の理由について桑畑さんは「いまのファンの気持ちを集約しているような、春にぴったりの曲です」と語った。
BTS (방탄소년단) '봄날 (Spring Day)' Official MV
日本のアーティストとコラボ? アルバムの中身を予想
この日の放送では桑畑さんとナビゲーターの3人で、リスナーからのメッセージも紹介しつつ、アルバム『ARIRANG』の内容を予想した。ノイハウス:曲調に始まり、先ほどのタイトルから見られるように、必ずしも伝統的というものではないかもしれない。関わるプロデューサーは誰なのか、コラボ相手がいるのか、いる場合は誰なのか。本当にいろいろと、みなさんの予想も飛び交っています。ここでは好き放題語って妄想して、盛り上がってリリースの日を待つ時間も一緒に楽しんでいこうという企画です。すでにメッセージなどもリスナーの方からいただいています。まずは桑畑さんの予想では、どんな感じになると思われますか?
桑畑さんによると、2025年11月時点の報道では、グラミー賞の受賞歴を持つマックス・マーティンやジョン・ベリオンといったプロデューサーの参加が伝えられているという。
サッシャ:マックス・マーティンにジョン・ベリオンですか。
桑畑:そうなるとポップスのものも入ってくるのかなと。
サッシャ:マックス・マーティンといえば、テイラー・スウィフトからバックストリート・ボーイズといろいろですよ。歴代さまざまなアーティストをプロデュースしています。ジョン・ベリオンもゼッドの曲に参加してたりとか、いろいろあります。
桑畑:JUNG KOOKさんの曲にも関わってるので現実味があるのかなと。あと、日本のアーティストとのコラボもきっとするのかな、なんて思ってます。
ノイハウス:期待はしますけど、本当にそうかなと。たとえばこの人、という予想もありますか?
桑畑:これまでいろいろコラボしていたONE OK ROCKとか、個人的にはMrs. GREEN APPLEが好きなんですが(笑)。
ノイハウス:それは実現したらすごいなあ。
桑畑:HYBE(BTSの所属する事務所)がインドにオフィスを作ったんです。なので、もしかしたらインドの人とかともコラボしたりとか。
サッシャ:ボリウッド(インド映画)的なやつですか?
桑畑:中東でも2027年にコンサートをすると発表しているので、あっち方面の方とコラボをするのかもしれません。
ノイハウス:みなさんからも「日本のアーティストとのコラボもあるかも」といったメッセージをいただいています。「BTSとコールドプレイの化学反応をもう一度おかわりしたい」「欲を言えば日本のアーティストともコラボしてほしい。宇多田ヒカル、米津玄師。想像するだけで鳥肌です」というのをいただいています。
桑畑:米津さんや宇多田さんも海外で人気がありますよね。東南アジアをはじめ、アメリカとか。
サッシャ:コラボしていてもおかしくないですよね。曲数は何曲なんですか?
桑畑:14曲と発表されています。発表の仕方も変わっていて、普通はアルバムのジャケットとかが出るじゃないですか。今回は、最初ほぼ真っ白で、「予約受付中」みたいな感じだったんです。それが数日経ったら、うっすら影が浮かんできました。
サッシャ:炙り絵(あぶりえ)みたいな? グレーのところにちょっと白黒みたいになっていますが、これはなんだと思われます?
桑畑:メンバーの姿で、スーツを着てるんじゃないかとか、19世紀末にアメリカに行った韓国の留学生をモチーフにしてるんじゃないかとか、みんな妄想をかきたてられています。
ノイハウス:よく見ると、ネクタイみたいなものが見えます。これがファイナルではなく、今後このジャケットも変わっていくかもしれないと。
桑畑:1カ月半ぐらいのあいだで、じわじわと出てくるかなと。
キャリア史上最大規模のワールドツアーを実施
BTSは2026年から2027年にかけてワールドツアー「BTS WORLD TOUR」を実施することを発表。その一環として、4月17日(金)と18日(土)の2日間、東京ドームにて「BTS WORLD TOUR IN JAPAN」を開催する。📢『BTS WORLD TOUR』開催決定!
— BTS JAPAN OFFICIAL (@BTS_jp_official) January 13, 2026
公演に関する詳細は後ほどお知らせいたします。
ぜひご期待ください!
📍日本公演
[東京]
2026年4月17日(金)・18日(土)#BTS#BTS_WORLDTOUR pic.twitter.com/yiLyCjWHcr
桑畑:3月21日(土)のソウルの中心部で実施するライブですね。
サッシャ:Netflixで全世界配信されると発表になって、その翌週にはドキュメンタリーということですから。このライブに向けてのドキュメンタリーなのかなと思いますが、全世界で観られるようになると。広場ですか? 大きなところでやるんですよね。
桑畑:一説によると20万人ぐらいが来ると言っていて。ただ、もしかしたら一画をクローズドにして、抽選みたいなかたちで入るのではないかと。それも妄想ですけど(笑)。音漏れを聴きに来る人もたくさんいるかもしれませんね。
サッシャ:それでワールドツアーがその先に控えてるんですよね。
ノイハウス:今回はすごい規模です。世界34都市で全79公演を予定しています。K-POPアーティストの単一ツアーとしては史上最多公演数です。もちろん、BTSのキャリアにおいても過去最大規模のワールドツアーです。こちらは4月9日(木)に韓国公演からスタートして、日本が4月17日(金)、18日(土)の2日間、東京ドームにて。なんか、2日間って足りなくないですか?
桑畑:発表を見ると下に、来年の2027年に「JAPAN, MIDDLE EAST & MORE」って書いてあります。
サッシャ:もう1回帰ってくると。ひとまず世界ツアーは2日間だけど、ってことなんですね。
桑畑:なので、2027年は大々的にやるんじゃないかと。
ノイハウス:最後に、ARMY(BTSのファン)でもある桑畑さん、BTSの魅力はあらためてどんなところでしょうか。
桑畑:10年前にインタビューして「今後の目標」を訊いたときに、「変化し続ける姿が見える」「止まったら終わりだ」と話していました。まさにそのとおりだなと思うんですね。コロナとかいろいろなことがあったなかで残っていくっていうのは、自家発電みたいな感じでどんどん変わっていく。その努力が見えるところがいいなと感じています。
J-WAVE『STEP ONE』のコーナー「MUSIC+1」では、ゲストとして毎回話題のミュージシャンが登場する。放送は月曜~木曜の12時30分ごろから。
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