メジャーリーガー・大谷翔選手に学ぶ、壁を乗り越える方法を専門家が解説した。
作家の西沢泰生さんが登場したのは、1月19日(月)放送のJ-WAVE『STEP ONE』(ナビゲーター:サッシャ、ノイハウス萌菜)内、ニューノーマル時代のエッジにフォーカスするコーナー「ON THE EDGE」だ。
ノイハウス:大谷翔平選手は、2024年にホームラン50本と50の盗塁、フィフティフィフティを記録しました。そして、2025年は肘の手術を受けながらも、自己最多となる55本のホームランを放ち、今シーズンは二刀流の完全復活、そして日本代表として挑むWBC(ワールドベースボールクラシック)に期待が集まっています。2026年が始まったばかりですが、できれば私たちも大谷選手のように、自分の壁を乗り越えて夢をつかみたいというところですね。
サッシャ:いまや、世界一のアスリートですからね。そこに並ぶというのはちょっと恐れ多いですが、ただ学ぶことはたくさんあるはずです。西沢さん、『壁を越えられないときに教えてくれる一流の人のすごい考え方』はどんな本なのでしょうか?
西沢:タイトルのとおり、イチローさんや岡本太郎さんなど、一流の人の考え方やエピソードをクイズ形式で学べるという内容です。
サッシャ:なるほど、学びやすいんですね。それを大谷選手は学んで、活躍していったと?
西沢:(当時)プロ野球の世界で一流になることを目指していた状態だったので、この内容がけっこうビンゴだったかなということで、キャンプに持って行く1冊に選んでいただけたのかなと思います。
大谷選手との関係が深まった西沢さんは、2025年12月17日に『大谷翔平はなぜ、壁を越えられるのか?』(光文社)を出版した。
西沢:私に限らず多くの方が、「大谷選手はどうしてあんなにすごいんだろう?」「どうしてあんなに簡単に壁を越えられるんだろうか?」ということを感じていらっしゃると思います。そんな大谷選手の言動には、私たちの仕事や人生に生かすヒントが詰まっていると思っているんですね。そこで考えたのが、私のデビュー本のフォーマットを生かした、大谷翔平版の本ということです。
サッシャ:ということは、クイズになっているのですね。何問あるんですか?
西沢:大谷翔平選手のエピソードだけで、57問です。クイズを1問解いていくごとに、一歩ずつ大谷翔平の考え方、“大谷イズム”に近づけて、それを仕事や人生に生かすことができる本ということで書かせていただきました。
ノイハウス:西沢さんは『アメリカ横断ウルトラクイズ』で準優勝を取るなど、クイズでの優勝経験がたくさんあるので(著書も)クイズ形式だと思いますが、クイズ形式のほうが学びが深まりやすくなるんですか?
西沢:そうですね。クイズ形式にしますと、読者の方は一度、自分の頭で自分ごととして考えますよね。
サッシャ:たしかに、答えを見る前に考えますよね。
西沢:たとえば、「大谷選手はこんなピンチにどうしたか?」「大谷選手は少し答えにくい質問をされたときにどう答えたか」といったことを一度、自分ごととして考えることで、答えを見たときに大谷選手と自分の考え方の違いがすごく明確になって、余計、印象にも残るということです。
サッシャ:マイナス思考だと思ってるんですか!?
ノイハウス:そもそも、それが意外ですね。
西沢:考えられないですよね(笑)。
ノイハウス:降水確率10パーセントのときにも絶対に傘を持って行く、とか……?
西沢:いい感じですが、違います(笑)。
サッシャ:マイナス思考の人間……「常に目標が高いから」と言うことではないのかな。「ここまで達成しても、まだまだだ」というタイプ?
ノイハウス:自分を褒めることができない?
西沢:ちょっとだけ違いますね。
サッシャ:近いということ?
西沢:近いことは近いですね。「こういうときに、こういう考え方をしちゃうから『自分はマイナス思考かな』」と考えてしまう。
サッシャ:普通は5打数3安打で打ったらすごいのに、2打数打てなかったことを悔やむ?
西沢:ほぼ正解ですね!
答えは「成功したことよりも、失敗したことのほうをいつまでも覚えているから」だ。
西沢:大谷選手は、よかったことよりも悪かった試合のほうが記憶に残るそうです。
ノイハウス:世間的には主にすごいところを覚えているのに、ご自身は逆なんですね。
西沢:そうですね。また、人一倍練習することでも知られているんですけど、それも自己分析によると「不安の裏返し」と言っています。
サッシャ:世間はいいところを覚えているけど、本人は悪いところを覚えている、と……。
西沢:ただ、これは「失敗してくよくよする」ということではなく、「負けたからこそ、その理由を考えることができる」とも言っています。大谷選手はマイナス思考だと分析していますが、言ってしまえば失敗をそのままにせず明日に生かす、これも大谷イズムかなと思います。
ノイハウス:これは学びが多いですね!
サッシャ:つまり、人生は成功から学ぶことは少なくて、失敗から学ぶことのほうが多いということですね。
ノイハウス:グッとくる!
続いての問題は「『周りから期待されることについてどう思うか?』と質問されたとき、大谷選手は『期待は応えるものではなく、○○だ』と答えました。なんと答えたでしょうか?」というもの。ナビゲーターのふたりは、想像もつかない様子だ。
ノイハウス:期待は……裏切るもの?
西沢:画期的な答えですが、違います。
ノイハウス:「期待は応えるのではなく、壊していくもの」みたいな、パンチがある言葉をイメージしますが、違うんですかね?
西沢:パンチはあると思いますね。
サッシャ:「スルーするもの」?
西沢:違います。
ノイハウス:難しい! 自分には大谷マインドが足りないっていうのを痛感してますが、正解をお願いします。
西沢:「期待は応えるものではなく、超えるものだ」です。これを我々の仕事などに生かす場合、相手から期待をされたら「倍返しの意識」で応えていくと、どんどん信頼されるようになっていい話がくるということになります。
サッシャ:これを答えられない自分は、プロとしてまだまだ未熟だなと思いました。
ノイハウス:大谷マインドを学んでいますね。
ノイハウス:変顔!
西沢:変顔はしないです(笑)。
サッシャ:二刀流しないと楽しくない!
西沢:それじゃあ、ほとんどの人が楽しめません(笑)。
サッシャ:あははは(笑)! 野球は海を渡らないと面白くない!
西沢:ちょっとずつ近づいているような気がしないでもないかな?
ノイハウス:みんなで楽しまないと?
西沢:それもポリシーのひとつですが、違います。
サッシャ:ホームランを打たないと面白くない!
西沢:それも思ってるでしょうね。答えは「野球は緊張しないと面白くない」です。大谷選手は、勝つか負けるかわからないギリギリの線の試合がいちばん緊張して好きだと言っています。
サッシャ:自分の打席でホームランを打てば勝ち、三振すれば負け、みたいなシーンということですか?
西沢:そうです!
ノイハウス:緊張するってことは、それに対する思いが強いということですからね。ある意味、仕事もまったく緊張しないと面白くないとも思えますね。
サッシャ:緊張を楽しんでいるということでしょうか?
西沢:楽しんでいるんでしょうね。大谷選手流に言うと「ヒリヒリする」というやつですね。これを我々に生かすとすれば、仕事で緊張するような場面になったときに「いやだな」「失敗したらどうしよう」と考えるのではなく、楽しむぐらいの気持ちで臨んだほうがうまくいくんじゃないかなということになります。
サッシャ:たしかに、緊張するのはそのことを大切に思ってるということですもんね。どうでもいいことって緊張しないじゃないですか。
西沢:そうですね。海を渡ってメジャーに行ったのも、より緊張したいからだそうです。
ノイハウス:自分が緊張する場所、ちょうどいい緊張を考えて生きたいですね。大切なことを学びました。
西沢:ひと言で言うならば、「自分の得意なことを極めることが最強」ということかなと思います。実は、大谷選手は「野球の何がそんなに楽しいんですか?」とかなり意地悪な質問をされたときに、「できるからじゃないですか?」と答えています。単に「自分が好きなこと」というのも大切ですが、それ以上に「自分が得意なことを極める」ということが、人生においては最強になれる道かなと。それが、大谷選手の本を書かせていただいて、いちばん強く感じたことです。
サッシャ:楽しめるくらいできる……ということは、西沢さんも書くのが得意?
西沢:私も書くのが好きだし、わりと得意なほうなので、けっこう人生楽しく過ごさせていただいています。おかげさまでラジオにも出させていただいて、楽しいなという思いです。
サッシャ:ここにも、超一流がいらっしゃいました。
J-WAVE『STEP ONE』のコーナー「ON THE EDGE」では、ニューノーマル時代のエッジにフォーカス。放送は月曜~木曜の10時10分ごろから。
作家の西沢泰生さんが登場したのは、1月19日(月)放送のJ-WAVE『STEP ONE』(ナビゲーター:サッシャ、ノイハウス萌菜)内、ニューノーマル時代のエッジにフォーカスするコーナー「ON THE EDGE」だ。
大谷翔平も持参した「一流の考え方」を学べる本
2012年に『壁を越えられないときに教えてくれる一流の人のすごい考え方』(アスコム)で作家デビューした西沢さん。同書は、大谷翔平選手が日本のプロ野球入りを果たし、初のキャンプに持参したことでも知られている。ノイハウス:大谷翔平選手は、2024年にホームラン50本と50の盗塁、フィフティフィフティを記録しました。そして、2025年は肘の手術を受けながらも、自己最多となる55本のホームランを放ち、今シーズンは二刀流の完全復活、そして日本代表として挑むWBC(ワールドベースボールクラシック)に期待が集まっています。2026年が始まったばかりですが、できれば私たちも大谷選手のように、自分の壁を乗り越えて夢をつかみたいというところですね。
サッシャ:いまや、世界一のアスリートですからね。そこに並ぶというのはちょっと恐れ多いですが、ただ学ぶことはたくさんあるはずです。西沢さん、『壁を越えられないときに教えてくれる一流の人のすごい考え方』はどんな本なのでしょうか?
西沢:タイトルのとおり、イチローさんや岡本太郎さんなど、一流の人の考え方やエピソードをクイズ形式で学べるという内容です。
サッシャ:なるほど、学びやすいんですね。それを大谷選手は学んで、活躍していったと?
西沢:(当時)プロ野球の世界で一流になることを目指していた状態だったので、この内容がけっこうビンゴだったかなということで、キャンプに持って行く1冊に選んでいただけたのかなと思います。
大谷選手との関係が深まった西沢さんは、2025年12月17日に『大谷翔平はなぜ、壁を越えられるのか?』(光文社)を出版した。
西沢:私に限らず多くの方が、「大谷選手はどうしてあんなにすごいんだろう?」「どうしてあんなに簡単に壁を越えられるんだろうか?」ということを感じていらっしゃると思います。そんな大谷選手の言動には、私たちの仕事や人生に生かすヒントが詰まっていると思っているんですね。そこで考えたのが、私のデビュー本のフォーマットを生かした、大谷翔平版の本ということです。
サッシャ:ということは、クイズになっているのですね。何問あるんですか?
西沢:大谷翔平選手のエピソードだけで、57問です。クイズを1問解いていくごとに、一歩ずつ大谷翔平の考え方、“大谷イズム”に近づけて、それを仕事や人生に生かすことができる本ということで書かせていただきました。
ノイハウス:西沢さんは『アメリカ横断ウルトラクイズ』で準優勝を取るなど、クイズでの優勝経験がたくさんあるので(著書も)クイズ形式だと思いますが、クイズ形式のほうが学びが深まりやすくなるんですか?
西沢:そうですね。クイズ形式にしますと、読者の方は一度、自分の頭で自分ごととして考えますよね。
サッシャ:たしかに、答えを見る前に考えますよね。
西沢:たとえば、「大谷選手はこんなピンチにどうしたか?」「大谷選手は少し答えにくい質問をされたときにどう答えたか」といったことを一度、自分ごととして考えることで、答えを見たときに大谷選手と自分の考え方の違いがすごく明確になって、余計、印象にも残るということです。
大谷翔平の壁の越え方─クイズで出題
この日、西沢さんは『大谷翔平はなぜ、壁を越えられるのか?』掲載の大谷選手にまつわるエピソードをクイズ形式で紹介。第1問は「大谷選手は、実は自分のことをマイナス思考の人間だと自己分析しています。それはなぜでしょうか?」というものだ。サッシャ:マイナス思考だと思ってるんですか!?
ノイハウス:そもそも、それが意外ですね。
西沢:考えられないですよね(笑)。
ノイハウス:降水確率10パーセントのときにも絶対に傘を持って行く、とか……?
西沢:いい感じですが、違います(笑)。
サッシャ:マイナス思考の人間……「常に目標が高いから」と言うことではないのかな。「ここまで達成しても、まだまだだ」というタイプ?
ノイハウス:自分を褒めることができない?
西沢:ちょっとだけ違いますね。
サッシャ:近いということ?
西沢:近いことは近いですね。「こういうときに、こういう考え方をしちゃうから『自分はマイナス思考かな』」と考えてしまう。
サッシャ:普通は5打数3安打で打ったらすごいのに、2打数打てなかったことを悔やむ?
西沢:ほぼ正解ですね!
答えは「成功したことよりも、失敗したことのほうをいつまでも覚えているから」だ。
西沢:大谷選手は、よかったことよりも悪かった試合のほうが記憶に残るそうです。
ノイハウス:世間的には主にすごいところを覚えているのに、ご自身は逆なんですね。
西沢:そうですね。また、人一倍練習することでも知られているんですけど、それも自己分析によると「不安の裏返し」と言っています。
サッシャ:世間はいいところを覚えているけど、本人は悪いところを覚えている、と……。
西沢:ただ、これは「失敗してくよくよする」ということではなく、「負けたからこそ、その理由を考えることができる」とも言っています。大谷選手はマイナス思考だと分析していますが、言ってしまえば失敗をそのままにせず明日に生かす、これも大谷イズムかなと思います。
ノイハウス:これは学びが多いですね!
サッシャ:つまり、人生は成功から学ぶことは少なくて、失敗から学ぶことのほうが多いということですね。
ノイハウス:グッとくる!
続いての問題は「『周りから期待されることについてどう思うか?』と質問されたとき、大谷選手は『期待は応えるものではなく、○○だ』と答えました。なんと答えたでしょうか?」というもの。ナビゲーターのふたりは、想像もつかない様子だ。
ノイハウス:期待は……裏切るもの?
西沢:画期的な答えですが、違います。
ノイハウス:「期待は応えるのではなく、壊していくもの」みたいな、パンチがある言葉をイメージしますが、違うんですかね?
西沢:パンチはあると思いますね。
サッシャ:「スルーするもの」?
西沢:違います。
ノイハウス:難しい! 自分には大谷マインドが足りないっていうのを痛感してますが、正解をお願いします。
西沢:「期待は応えるものではなく、超えるものだ」です。これを我々の仕事などに生かす場合、相手から期待をされたら「倍返しの意識」で応えていくと、どんどん信頼されるようになっていい話がくるということになります。
サッシャ:これを答えられない自分は、プロとしてまだまだ未熟だなと思いました。
ノイハウス:大谷マインドを学んでいますね。
大谷選手が野球を楽しむために欠かせない感情は…
最後に西沢さんが出題したのは、大谷選手の野球に対するポリシー。大谷選手にとって「野球は〇〇しないと面白くない」と言いました。なんと言ったでしょうか?」というもの。ノイハウス:変顔!
西沢:変顔はしないです(笑)。
サッシャ:二刀流しないと楽しくない!
西沢:それじゃあ、ほとんどの人が楽しめません(笑)。
サッシャ:あははは(笑)! 野球は海を渡らないと面白くない!
西沢:ちょっとずつ近づいているような気がしないでもないかな?
ノイハウス:みんなで楽しまないと?
西沢:それもポリシーのひとつですが、違います。
サッシャ:ホームランを打たないと面白くない!
西沢:それも思ってるでしょうね。答えは「野球は緊張しないと面白くない」です。大谷選手は、勝つか負けるかわからないギリギリの線の試合がいちばん緊張して好きだと言っています。
サッシャ:自分の打席でホームランを打てば勝ち、三振すれば負け、みたいなシーンということですか?
西沢:そうです!
ノイハウス:緊張するってことは、それに対する思いが強いということですからね。ある意味、仕事もまったく緊張しないと面白くないとも思えますね。
サッシャ:緊張を楽しんでいるということでしょうか?
西沢:楽しんでいるんでしょうね。大谷選手流に言うと「ヒリヒリする」というやつですね。これを我々に生かすとすれば、仕事で緊張するような場面になったときに「いやだな」「失敗したらどうしよう」と考えるのではなく、楽しむぐらいの気持ちで臨んだほうがうまくいくんじゃないかなということになります。
サッシャ:たしかに、緊張するのはそのことを大切に思ってるということですもんね。どうでもいいことって緊張しないじゃないですか。
西沢:そうですね。海を渡ってメジャーに行ったのも、より緊張したいからだそうです。
ノイハウス:自分が緊張する場所、ちょうどいい緊張を考えて生きたいですね。大切なことを学びました。
大谷イズムの神髄は?
3問のクイズで大谷選手の考え方を教えてくれた西沢さんに、サッシャはあらためて「大谷イズムの神髄」を訊く。西沢:ひと言で言うならば、「自分の得意なことを極めることが最強」ということかなと思います。実は、大谷選手は「野球の何がそんなに楽しいんですか?」とかなり意地悪な質問をされたときに、「できるからじゃないですか?」と答えています。単に「自分が好きなこと」というのも大切ですが、それ以上に「自分が得意なことを極める」ということが、人生においては最強になれる道かなと。それが、大谷選手の本を書かせていただいて、いちばん強く感じたことです。
サッシャ:楽しめるくらいできる……ということは、西沢さんも書くのが得意?
西沢:私も書くのが好きだし、わりと得意なほうなので、けっこう人生楽しく過ごさせていただいています。おかげさまでラジオにも出させていただいて、楽しいなという思いです。
サッシャ:ここにも、超一流がいらっしゃいました。
『大谷翔平はなぜ、壁を越えられるのか?』著者の西沢泰生さんがJ-WAVE『STEP ONE』に出演しました。
— 本がすき。/光文社の書籍紹介サイト (@honsuki_kbs) January 19, 2026
MCのサッシャさん、ノイハウス萌菜さんは大谷クイズ全問不正解でした😆 pic.twitter.com/cERYVLFx1m
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