走りを習慣化する「走+湯+食」の提案とは? ニューバランスで自分らしく走るランイベントが開催

提供:株式会社ニューバランスジャパン

J-WAVE『POP OF THE WORLD』(毎週土曜6:00–8:00)内のコーナー「New Balance RUN TO THE WORLD」(6:45–6:55)初のランニングイベントが、12月7日(日)に開催された。

ナビゲーターのハリー杉山、川口ゆりなに加え、ランニング好きとしても知られる芸人・ワタリ119が参加。リスナー20名とともに代々木公園周辺を約30分走ったのち、「ニューバランスRun Hub 代々木公園」で番組の公開収録を実施した。

参加したランナーは男女を問わず、20代~50代と年代もさまざま。ランニング経験も人それぞれで、ニューバランスが大切にする「Run Your Way. 見つけよう、あなたの道を。」という想いを体現するランイベントとなった。本記事では、その様子をレポートする。

会場はニューバランスのコンセプトストア

会場となったニューバランスRun Hub 代々木公園は、2025年3月にオープンしたランニングコンセプトストア。ニューバランスのランニングシューズやアパレルの販売に加え、定期的なランイベントの開催や、店内併設のカフェの運営を通じて、ランナー同士の交流を促す役割も担っている。

当日は8時に受付を開始。リスナー参加者が順次来店し、着替えやシューズの準備を進める。参加者が揃ったところで、イベントが本格的にスタートした。

ケガを防ぐ「シューズの履き方」を確認

ランニングに出る前に、ニューバランスRun Hub 代々木公園のランニングスペシャリスト・佐々木さんによる、ランニングシューズの履き方のレクチャーが行われた。

佐々木さんの説明によると、シューズを履く際はすべての靴ひもをしっかり緩め、かかとをヒールカップに収めてから、足の甲にフィットさせるように上のホールへ向かって順に締めていく。最後は、つま先側へ向けてテンションをかけるイメージで結び、結び目が緩まないようにすることがポイントだという。

あわせて、かかとが潰れた状態での着用や、運動後にひもをほどかず履きっぱなしにすることは、ケガやシューズの劣化につながるという注意もあった。短い時間ながら、参加者は自分のシューズを調整しながら熱心に耳を傾けていた。

準備運動を行い、いよいよ代々木公園ランへ

シューズのチェックが終わると、ナビゲーターのハリー杉山と川口ゆりな、ゲストのワタリ119が登場。ニューバランスRun Hub 代々木公園の外へ出て、ハリーのリードで準備運動を実施。腕回しや股関節まわりの動かし方など、ラン前の動的ストレッチを中心に全身をほぐしていく。

その後、参加者全員が整列し、ニューバランスランニングコーチの黒川 遼さんを先頭にランニングがスタート。ハリー、川口、ワタリ119も参加者と同じ列に入り、会話を交えながら走り始める。

この日のコースは、ニューバランスRun Hub 代々木公園を起点に代々木公園内をぐるっとまわる約3.5キロメートル。歩道を使ったフラットなコースで、ペースを抑えれば初心者でも走りやすい設定だ。横に広がりすぎないこと、信号や交差点での安全確認などが事前に共有され、落ち着いた隊列で進行していった。

スタート直後には、12月5日(金)〜7日(日)に開催した都市型カルチャー・フェス「J-WAVE presents INSPIRE TOKYO 2025 WINTER ~Best Music & Market~」の会場横を通過。イベントの雰囲気を横目に感じながら、会話ができる程度のゆったりしたペースで走る。天候は快晴。走り出しこそ冷え込みがあったものの、数分で体が温まり、ランに適したコンディションとなった。

ハリーは参加者に「いいリズムです!」「このあたりは景色もきれいなので、少しまわりも見ながらいきましょう!」など、声をかけながら並走。日常的に代々木公園を走る立場から、コースの特徴や好きなポイントを紹介しつつ、一行は約30分でニューバランスRun Hub 代々木公園へと戻ってきた。

スムージーでクールダウン後、公開収録を実施

ランを終えた参加者は、店内併設の「Run Hub Café powered by mode」でオリジナルスムージーを受け取り、クールダウン。席に着き、水分とエネルギーを補給しながら呼吸を整えた。

続いて、『POP OF THE WORLD』のコーナー「New Balance RUN TO THE WORLD」の公開収録がスタート。ハリー、川口、ワタリ119がランの振り返りや、日ごろのランニング習慣についてトークを展開した。

ランニングがもたらす「気持ちの切り替え」

トーク前半では、ランニングが日常に与える影響について語り合う。ハリーは、仕事や人間関係で頭がいっぱいになったときでも、短時間走ることで気分が切り替わりやすくなるとコメント。川口は、朝のランを通じて「1日が気持ちよくスタートした」と振り返った。

ワタリ119も自身の経験をもとに、ランニングを続けることでメンタル面の安定や生活リズムの改善を感じていると補足。スピードや距離を問わず、「少し走る」「外に出る」という行為そのものが心身によい影響を与えるという認識が共有された。

ニューバランスのシューズの活用法

シューズの話題では、ニューバランスのランニングシューズ「Fresh Foam X 1080v14」と「FuelCell Rebel v5」が取り上げられた。

ワタリ119は、クッション性と安定性のバランスが取れた「Fresh Foam X 1080v14」を、ジョグや長時間の移動まで幅広く活用していると話す。体への負担を軽減しながら、長い距離を継続的に走るためのトレーニング時に重宝しているという。

一方で、よりスピードを意識したい場面では「FuelCell Rebel v5」を使用。前方への重心移動を促す構造が特徴で、テンポの速いメニューと相性がよいと紹介された。ハリーも「Fresh Foam X 1080v14」を「最初の1足」として推しつつ、トレーニング内容に応じたシューズの使い分けに触れた。

ランを習慣化する「走+湯+食」の提案

トークの中盤では、ランニング前後の過ごし方にも話題が広がった。ハリーは、駅のロッカーやランニングステーションに荷物を預けて走り、近隣の銭湯やサウナで交代浴をしてから食事に向かうという流れを紹介。こうしたルーティンによって、ランニングが休日の過ごし方として定着しやすくなると説明した。

また、ランニング仲間との情報交換を通じて、時間帯ごとの混雑状況や施設の特徴が共有され、コミュニティの広がりとともに楽しみ方が増えていく側面にも触れた。

音楽との組み合わせで、走りをコントロール

参加者から「走るときに聴く音楽」について質問が出ると、ワタリ119とハリーはそれぞれのスタイルを紹介。ワタリ119はスピード練習時にはテンポの速いロックやポップス、ジョグの際にはテンポを落とした楽曲を選ぶと回答。ハリーは自身のランニングピッチと近いBPMの楽曲でプレイリストを組むことでリズムよく走れると答えた。

ストリーミングサービスのBPM検索機能を使えば、自分の走り方に合わせたプレイリストが作りやすいことにも触れられ、「シューズ」「コース」に加えて「音楽」もランニング体験を構成する要素のひとつとして位置づけられた。

イベントの最後に、ハリーは「今日、一緒に走った経験をきっかけに、日常のなかに少しずつランニングを取り入れてもらえたらうれしい」とコメント。参加者全員での記念撮影を終え、イベントは参加者それぞれが満足感や達成感を胸に幕を閉じた。

なお、この公開収録の模様は、12月13日(土)に「New Balance RUN TO THE WORLD」で放送。オンエア内容は12月20日(土)28時ごろまで、radikoのタイムフリー機能で楽しめる。

【radikoで聴く】https://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20251213064649

「今後のトレーニングのモチベーションになった」

イベント終了後に話を聞いた20代の女性会社員は、『POP OF THE WORLD』のリスナーでハリーのファン。番組の呼びかけをきっかけに参加を決めたと話し、「これまでランニングはなかなか続かなかったが、代々木公園を走って気分がすっきりして、また走ってみようと思えた」「公開収録も含めて、貴重な休日の過ごし方になった」と語った。

ランニング歴約3年の40代の男性会社員は、今年初めてフルマラソンを完走したという。「今日はスタート前とフィニッシュ後で会場の空気が変わり、走ることで一体感が生まれるのを実感した」「ハリーさんのトークから刺激を受け、今後のトレーニングのモチベーションになった」と話した。

「自分らしく走る」きっかけを提供する場として

今回の会場となったニューバランスRun Hub 代々木公園は、東京のランニングシーンを間近に感じながら、ランナー同士が自然に交流できる場所だ。ランニングを通じてブランドと人、地域社会をつなぐハブとして、今後も各種イベントやカウンセリングを通じて「自分らしく走る」きっかけを提供していくという。

ランニングはこれから本格的なハイシーズンを迎える。日ごろから走ることを習慣にしている人はもちろん、「これから走ってみようかな」と思っている人にとっても、一歩を踏み出しやすい時期だ。自分のペースで、自分らしく、走る楽しさを日常に取り入れてみてはいかがだろうか。

ニューバランスのランニングにまつわる最新情報は 公式サイトまで。

(取材・文=榎本一生 撮影=高橋絵里奈)

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