現代人に不足しがちな“余白”を大切にして、それを体感するイベント「ぼーっとする大会」を紹介した。
この内容をお届けしたのは、11月16日(日)放送のJ-WAVE『EARLY GLORY』(ナビゲーター:小林涼子)の「hummingbird SERENDIPITY CONNECTION」。誰もが笑顔になる社会、そして未来を目指すさまざまなトピックスを紹介するコーナーだ。
この日本大会を総合プロデュースする株式会社VIS代表取締役・古井敬人さんは、大会実施の経緯についてこう語る。
古井:もともと韓国で2014年から開かれていたイベントで、発起人は韓国の現代アーティスト・ウップスヤンさん。それを私たちで、2023年11月に日本で初開催したところ、すごく反響を呼びました。せわしない現代で何もしない時間を過ごすことが現代人には必要なことではないか、と伝えたくていまも開催しています。
「ぼーっとする大会」は2014年に韓国で第1回大会が行われ、その後、韓国では21回開催。香港、オランダなど世界7カ国でも開催した。
2025年11月3日には、日本大会の第3回が東京・渋谷のMIYASHITA PARKで行われた。協議内容は、90分間でいちばんぼーっとした人が勝ちというシンプルなもの。参加者は、スマホを見たり、笑ったりすると減点。どれだけ自然に「何もしないでいられるか」がポイント。観客はその様子を見守りながら評価する。
評価方法は「芸術点」と「技術点」のふたつ。ぼーっとしていることを表現できているのか、また心拍数を計測し、値の変化も確認していく。それを踏まえ、得点の高い者が“いちばんぼーっとできた人”として優勝となる。
古井:私もこんなことをやりながらも、普段は会社経営をしていますので忙しい日々を過ごしています。この大会に参加してみて、みんなでひとつの場所に集まって安心のなかでぼーっとすることがすごく面白い特徴で、リラックスできる機会になったと思っています。そういった意味ではすごく貴重な体験でした。
大会を行ううえでのこだわりは「安心感」だと古井さんは続ける。
古井:現代人がぼーっとできない原因としては、まわりが忙しくしているとか、きらびやかにしているとか、自分だけ休むことに抵抗があるなどが大きな環境要因としてあると思います。大会はもちろん競技なので、緊迫感はある程度はあるかなと思いますが、そのなかでも安心感をどう作ってあげるかについてはこだわって運営しています。
今回、MIYASHITA PARKで開催されたイベントには47組・120人が参加。おおよそ1,000人がその様子を見守り、審査した。年々、認知度も上がり、参加者も増えているというが、今後どういった展開を目指しているのだろうか。
古井:私たちはこれまで「ぼーっとする大会」を中心に事業を行ってきました。話題にもなり、いろいろな人たちに認知していただけたかなという3年でした。私たちが目指しているのは、最終的に多くの方が、日常のなかにぼーっとする時間を持っている状態を作ること。それを“余白”として、気持ちに余裕がある生活を作ることです。今後は大会以外の事業の部分で、それをどう作るかをメインに行っていきたいと思っています。
「ぼーっとする大会」の詳細は公式ホームページまで。
J-WAVE『EARLY GLORY』のコーナー「hummingbird SERENDIPITY CONNECTION」は、毎週日曜7時5分ごろにオンエア。
この内容をお届けしたのは、11月16日(日)放送のJ-WAVE『EARLY GLORY』(ナビゲーター:小林涼子)の「hummingbird SERENDIPITY CONNECTION」。誰もが笑顔になる社会、そして未来を目指すさまざまなトピックスを紹介するコーナーだ。
どれだけ自然に「何もしないでいられるか」
今回は、忙しい現代人にぴったりな、“余白”を大切にして、それを体感するイベント「ぼーっとする大会」にフォーカスした。【hummingbird】
— J-WAVE EARLY GLORY (@eg813jwave) November 15, 2025
ご紹介したのは…
忙しい現代人にはピッタリ
「#ぼーっとする大会」にフォーカス
90分間の中で1番ぼーっとした人が勝ち
ぼーっとすることの「意味」とは
https://t.co/80oA3JLPVz@bouttoJAPAN #eg813 #jwave pic.twitter.com/ePrNB73Szj
この日本大会を総合プロデュースする株式会社VIS代表取締役・古井敬人さんは、大会実施の経緯についてこう語る。
古井:もともと韓国で2014年から開かれていたイベントで、発起人は韓国の現代アーティスト・ウップスヤンさん。それを私たちで、2023年11月に日本で初開催したところ、すごく反響を呼びました。せわしない現代で何もしない時間を過ごすことが現代人には必要なことではないか、と伝えたくていまも開催しています。
「ぼーっとする大会」は2014年に韓国で第1回大会が行われ、その後、韓国では21回開催。香港、オランダなど世界7カ国でも開催した。
2025年11月3日には、日本大会の第3回が東京・渋谷のMIYASHITA PARKで行われた。協議内容は、90分間でいちばんぼーっとした人が勝ちというシンプルなもの。参加者は、スマホを見たり、笑ったりすると減点。どれだけ自然に「何もしないでいられるか」がポイント。観客はその様子を見守りながら評価する。
評価方法は「芸術点」と「技術点」のふたつ。ぼーっとしていることを表現できているのか、また心拍数を計測し、値の変化も確認していく。それを踏まえ、得点の高い者が“いちばんぼーっとできた人”として優勝となる。
日々、気持ちに余裕がある状態で過ごしてほしい
韓国大会にも参加経験がある古井さんは、「ぼーっとすること」の意味をこう話す。古井:私もこんなことをやりながらも、普段は会社経営をしていますので忙しい日々を過ごしています。この大会に参加してみて、みんなでひとつの場所に集まって安心のなかでぼーっとすることがすごく面白い特徴で、リラックスできる機会になったと思っています。そういった意味ではすごく貴重な体験でした。
大会を行ううえでのこだわりは「安心感」だと古井さんは続ける。
古井:現代人がぼーっとできない原因としては、まわりが忙しくしているとか、きらびやかにしているとか、自分だけ休むことに抵抗があるなどが大きな環境要因としてあると思います。大会はもちろん競技なので、緊迫感はある程度はあるかなと思いますが、そのなかでも安心感をどう作ってあげるかについてはこだわって運営しています。
今回、MIYASHITA PARKで開催されたイベントには47組・120人が参加。おおよそ1,000人がその様子を見守り、審査した。年々、認知度も上がり、参加者も増えているというが、今後どういった展開を目指しているのだろうか。
古井:私たちはこれまで「ぼーっとする大会」を中心に事業を行ってきました。話題にもなり、いろいろな人たちに認知していただけたかなという3年でした。私たちが目指しているのは、最終的に多くの方が、日常のなかにぼーっとする時間を持っている状態を作ること。それを“余白”として、気持ちに余裕がある生活を作ることです。今後は大会以外の事業の部分で、それをどう作るかをメインに行っていきたいと思っています。
「ぼーっとする大会」の詳細は公式ホームページまで。

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