J-WAVEが厳選! 「いま聴くべき」おすすめソング4選 (2025年5月)【SONAR TRAX】

ラジオ局J-WAVE(81.3FM)が選ぶ今聴くべきネクストカマーの最新楽曲「J-WAVE SONAR TRAX」。2025年5月は、全4曲が選出されていた。また、アーティストへのオリジナルインタビュー動画はJ-WAVE公式SNSやYouTubeで配信中だ。

ここではテキストで楽曲を紹介。原稿執筆は、大学生・専門学生コミュニティ「J-WAVE WACODES」のメンバーが担当。

【前回記事】】https://news.j-wave.co.jp/2025/05/content-4205.html

JIJIM「カラスフライト」



JIJIMは2022年に結成された男女6人組バンドで、2023年には1stアルバム「ルートビア!!!」をリリース、2024年に自主レーベル・Kilim recordを設立した。2024年11月には「デイジーレイニー」がJ-WAVEのSONAR TRAXに選出され、TOKIO HOT 100では5位にランクインした。「カラスフライト」は同チャートで4週連続ランクインし、5月18日には番組にも出演した。

「カラスフライト」はサウンドプロデューサー・アレンジに大橋トリオを迎え、音の隙間や楽器の「鳴り」を活かしたミニマルなミドルポップチューンに仕上がっている。これまでオーガニックなバンドサウンドを軸に楽曲を紡いできたJIJIMにとって新境地ともいえる楽曲で、シンプルさの中に洗練されたサウンドスケープを構築している。上京し、東京で暮らすJIJIMのパーソナルな感情がテーマになっており、ウーリッツァーとアコースティックピアノが織りなす柔らかな響きとシンジュ(Vo)の繊細な歌声が、夜の街をさまようような情緒を描きだした。

WACODESコメント:シンプルな構成が都会の冷たいけれどどこか暖かい洗練された雰囲気を表現しているようで、人混みの中で現実逃避しながら聴きたくなる楽曲です。

Rol3ert「HOPE」

Rol3ert(ロバート)は19歳、日本人の新鋭シンガーソングライター。2025年にリリースした第1弾シングル「meaning」はYouTubeやSpotifyなどのストリーミングサービスから国内外で高評価を得た。第3弾となるシングル「HOPE」はJ-WAVEのTOKIO HOT 100で18位を記録(2025年6月8日付)、6月1日には番組出演も果たした。7月に初の弾き語りワンマンライブも控えており、今注目の新人アーティストだ。

「HOPE」は「後悔することへの恐れや、将来への不安を抱える葛藤、そしてその先にその先に見据える未来への希望」をテーマに制作された楽曲で、19歳の等身大の気持ちが表現されている。過去には戻れない、前に進むしかないとわかっていても後悔してしまうもどかしさが歌詞にのり、それを支えるようなビートが前に進む力を感じさせる。英語が中心だが、突然聞こえてくる日本語の歌詞には耳を奪われる。

WACODESコメント:外にいても過ごしやすい時期になってきましたが、そんな爽やかな季節にぴったりの曲です。ぜひこの曲を聴きながらドライブをして欲しいです!

烏兎 -uto-「Goes On」

烏兎 -uto-は2023年に北海道帯広市出身の幼馴染によって結成された2人組ユニット。「烏兎」は太陽と月という意味を持ち、光を注ぐような日々の景色に寄り添う楽曲を作っている。4月には、結成から1年半の活動で発表された5曲に加え、最新曲を収録したEP「Blessings of the Sun」がリリースされた。

「Goes On」はEPに収録されている最新曲。前作「声」に引き続きプロデューサーにTAIHEI(Suchmos/賽)を迎え、夢を追う人へ送るこれまで以上にPOPにとんだメッセージソングとなっている。J-WAVEのTOKIO HOT 100にも4週連続ランクイン、2週連続4位になるなど注目が集まっている。

WACODESコメント:ピアノのリフが印象的で耳に残る楽曲です。朝起きてこの曲をかけると目覚めが良くなるような気がします。  

sombr「undressed」

sonbr(ソンバー)はNY出身の19歳のシンガーソングライター。学業の傍ら音楽を学び、楽曲制作や歌唱だけでなく、アーティストの発掘、プロデュースなど活動は多岐にわたる。Spotifyでの月間リスナー数が約1600万人超を誇り、昨年12月リリースの「back to friends」が爆発的にヒットした。

「undressed」は配信前からティーザー投稿がTikTokで話題を呼び、リリースされるとビルボード・チャートで自身初のチャートイン3部門を達成した。さらに、Spotifyだけで3,300万回以上再生され、世界各国のデイリーチャートに最高位として新規エントリーした。J-WAVEのTOKIO HOT 100でも5週連続ランクイン、上位をキープし続けている。

WACODESコメント:シンプルな構成ですが、聴いていて心地のいいサウンドと立体感、ボーカルワークがたまらない一曲です!  

(11期生 竹之内愛梨)

J-WAVE WACODES(ワコーズ)とは

J-WAVE WACODES(ワコーズ)とは「好きをつなげる、J-WAVEでつながる」をモットーに活動する大学生・専門学生コミュニティ。Podcastの制作やJ-WAVE主催のライブスタッフ、J-WAVE NEWS記事執筆など多岐にわたって活動している。Podcast「空きコマスタジオ」では、カルチャーやエンタメを愛するWACODESが企画から出演、編集、配信まで全ての工程を担当し、毎週月曜に月替わりのコンテンツを発信している。

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