水原希子が、細野晴臣との出会いや彼の音楽の魅力を語り、冬に聴きたい楽曲をセレクトした。
この内容をお届けしたのは、J-WAVEの番組『STEP ONE』(ナビゲーター:サッシャ、ノイハウス萌菜)内の期間限定コーナー「Pen TALK ABOUT HARUOMI HOSONO」。ここでは、12月12日(木)のオンエア内容をテキストで紹介する。
【関連記事】細野晴臣の曲を、世界でいちばん歌っている自負があった─矢野顕子が思いを語る
■9日オンエア:蓮沼執太
■10日オンエア:mei ehara
■11日オンエア:U-zhaan
■12日オンエア:水原希子
番組では、『Pen』とのスペシャルコラボ企画を期間限定で実施。細野を愛してやまないアーティスト、クリエイターが、彼の人物像や音楽の魅力について語る。最終回となる今回は、ファッションモデル・俳優の水原希子が出演。
水原はモデルとしてキャリアをスタートし、2010年に映画『ノルウェイの森』で役者デビュー、2014年に歌手デビュー。2024年には、自身が手掛けるコスメブランド「キークス(kiiks)」が始動した。現在は東京とロサンゼルスで2拠点生活を送り、国内外の第一線で活躍中だ。まずは水原に、細野の音楽との出会いを聞いた。
水原:私にとって細野さんは“音楽の神様”です。彼の作り出すすべての音楽、芸術、コメディ的な部分も含めて大好きです。私はYMOから細野さんの音楽に入りました。16歳のときに私は東京に出てきたんですけど、当時は今みたいに曲をダウンロードして聴く時代ではなかったんですね。たぶん、レンタルビデオ屋さんに行ってYMOのCDをジャケットで選んで聴いてみたんだと思うんですよね。
楽曲を聴いた水原は、YMOの持つオリジナリティと先進性に衝撃を受けたという。
水原:YMOの音楽は70年代、80年代のものですが、初めて聴いたときに、私にとっては最先端の新しい音楽だと感じたんですね。その後、『HONEY MOON』という細野さんの曲を聴いたんですけど、すごい音楽に出会ったなっていう感覚があって。ミステリアスな感じの音楽なんですが、そのなかに包み込まれるような温かさみたいなものがあるんですよね。そこからは細野さんのライブに行くようになりました。
細野の台湾・香港でのアジアツアーに訪れた水原は、スタッフのはからいでバックステージに招待されたと振り返る。
水原:ライブが終わったあとにお話しさせていただく機会がありました。そこからの繋がりで、今も楽しい企画に参加させていただいておりますので、感謝の気持ちでいっぱいです。
細野は2024年にデビュー55周年を迎えた。彼が生み出す音楽に触れてきた水原は、挑戦することの大切さを実感できたと話す。
水原:いろんな音楽のジャンルに刺激を受けて、それを吸収されて表現されているところにすごく勇気をもらえるというか。いろんなことに飛び込んでいいんだなって思うし、どんなジャンルでも細野さんの音楽のフィルターが通ると、やっぱり神様なんだなって思います。
水原:この寒い季節に『Yuki-ya-konko』を聴いて、冬のムードを楽しんでいただけたらなと思います。
サッシャ:こちらは1996年に発表された、swing slowが唯一残したアルバム『swing slow』なんですけども、ゲーム音楽のような雰囲気もありますよね。細野さんはゲーム音楽もすごく好きで、80年代に『ビデオ・ゲーム・ミュージック』という、自分の好きなゲーム音楽をサウンドトラックとしてアルバム1枚リリースしているんですね。そういったところの源流も感じられるような楽曲でした。
コーナーの最後に、サッシャは『Pen』の細野晴臣特集の見どころを紹介。
サッシャ:水原希子さん含め、背中を追いかけ続けてきた仲間たちからのメッセージということで、さまざまな方がメッセージを残しております。そのあとは細野さんからのメッセージも書いてあって、とっても素敵なんですよ。抜粋しますと、20世紀がどんどん消えていくなかで余計に20世紀の音楽に愛着を感じていると。20世紀の音楽に感謝、そしてみなさんありがとうと言っています。また、次のアルバムは1人じゃなく、みんなでやりたいといったことも予告している文章になっております。次なる作品の期待値も高まる、70ページ近い『Pen』1月号の細野晴臣特集です。ぜひ読み切っていただいて、最後は細野さんからのメッセージを受け取っていただければと思います!
この内容をお届けしたのは、J-WAVEの番組『STEP ONE』(ナビゲーター:サッシャ、ノイハウス萌菜)内の期間限定コーナー「Pen TALK ABOUT HARUOMI HOSONO」。ここでは、12月12日(木)のオンエア内容をテキストで紹介する。
【関連記事】細野晴臣の曲を、世界でいちばん歌っている自負があった─矢野顕子が思いを語る
ゲストが細野晴臣の魅力を語る
同番組では12月9日(月)~12日(木)にかけて、4人のゲストが細野晴臣について語った。それぞれオンエアの1週間後までradikoで再生可能だ。■9日オンエア:蓮沼執太
■10日オンエア:mei ehara
■11日オンエア:U-zhaan
■12日オンエア:水原希子
YMOの音楽に“未来”を感じた青春時代
11月28日、デビュー55周年の細野晴臣を特集した雑誌『Pen』(CCCメディアハウス)の2025月1月号が発売された。1969年のデビューを皮切りに、はっぴいえんど、YMOなどを経て、音楽の地平を切り拓いてきた細野。本誌は「細野晴臣と仲間たち」をテーマに、ミュージシャンやクリエイターとの共作、共演、プロデュースといったコラボレーションに着目した1冊となっている。詳細はコチラ
水原はモデルとしてキャリアをスタートし、2010年に映画『ノルウェイの森』で役者デビュー、2014年に歌手デビュー。2024年には、自身が手掛けるコスメブランド「キークス(kiiks)」が始動した。現在は東京とロサンゼルスで2拠点生活を送り、国内外の第一線で活躍中だ。まずは水原に、細野の音楽との出会いを聞いた。
水原:私にとって細野さんは“音楽の神様”です。彼の作り出すすべての音楽、芸術、コメディ的な部分も含めて大好きです。私はYMOから細野さんの音楽に入りました。16歳のときに私は東京に出てきたんですけど、当時は今みたいに曲をダウンロードして聴く時代ではなかったんですね。たぶん、レンタルビデオ屋さんに行ってYMOのCDをジャケットで選んで聴いてみたんだと思うんですよね。
楽曲を聴いた水原は、YMOの持つオリジナリティと先進性に衝撃を受けたという。
水原:YMOの音楽は70年代、80年代のものですが、初めて聴いたときに、私にとっては最先端の新しい音楽だと感じたんですね。その後、『HONEY MOON』という細野さんの曲を聴いたんですけど、すごい音楽に出会ったなっていう感覚があって。ミステリアスな感じの音楽なんですが、そのなかに包み込まれるような温かさみたいなものがあるんですよね。そこからは細野さんのライブに行くようになりました。
細野の台湾・香港でのアジアツアーに訪れた水原は、スタッフのはからいでバックステージに招待されたと振り返る。
水原:ライブが終わったあとにお話しさせていただく機会がありました。そこからの繋がりで、今も楽しい企画に参加させていただいておりますので、感謝の気持ちでいっぱいです。
細野は2024年にデビュー55周年を迎えた。彼が生み出す音楽に触れてきた水原は、挑戦することの大切さを実感できたと話す。
水原:いろんな音楽のジャンルに刺激を受けて、それを吸収されて表現されているところにすごく勇気をもらえるというか。いろんなことに飛び込んでいいんだなって思うし、どんなジャンルでも細野さんの音楽のフィルターが通ると、やっぱり神様なんだなって思います。
冬に聴きたい細野晴臣楽曲を紹介
水原は、リスナーと聴きたい細野晴臣楽曲として、コシミハルとのユニット、swing slowの『Yuki-ya-konko』をセレクトした。水原:この寒い季節に『Yuki-ya-konko』を聴いて、冬のムードを楽しんでいただけたらなと思います。
サッシャ:こちらは1996年に発表された、swing slowが唯一残したアルバム『swing slow』なんですけども、ゲーム音楽のような雰囲気もありますよね。細野さんはゲーム音楽もすごく好きで、80年代に『ビデオ・ゲーム・ミュージック』という、自分の好きなゲーム音楽をサウンドトラックとしてアルバム1枚リリースしているんですね。そういったところの源流も感じられるような楽曲でした。
コーナーの最後に、サッシャは『Pen』の細野晴臣特集の見どころを紹介。
サッシャ:水原希子さん含め、背中を追いかけ続けてきた仲間たちからのメッセージということで、さまざまな方がメッセージを残しております。そのあとは細野さんからのメッセージも書いてあって、とっても素敵なんですよ。抜粋しますと、20世紀がどんどん消えていくなかで余計に20世紀の音楽に愛着を感じていると。20世紀の音楽に感謝、そしてみなさんありがとうと言っています。また、次のアルバムは1人じゃなく、みんなでやりたいといったことも予告している文章になっております。次なる作品の期待値も高まる、70ページ近い『Pen』1月号の細野晴臣特集です。ぜひ読み切っていただいて、最後は細野さんからのメッセージを受け取っていただければと思います!
radikoで聴く
2024年12月19日28時59分まで
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番組情報
- STEP ONE
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月・火・水・木曜9:00-13:00