フードエッセイストの平野紗季子が、お取り寄せフードに舌鼓を打ち、その魅力を伝えた。
この内容をお届けしたのは、フードエッセイストの平野紗季子が、毎週異なる食 (メニュー) をテーマに様々なトークを繰り広げるラジオ&ポッドキャスト番組『味な副音声 ~voice of food~』の、8月26日(月)に配信を開始したエピソードだ。ここではテキストでお届けする。
和田さんは、さまざまなショップと関わりを持つBASEの“中の人”ということで、何をおすすめしてくれるのか、平野も興味津々だ。
平野:中の人だからこそ知っていることだったり、「実はこれがきているんです」っていうことだったり、新しいものに出会っていたりすると思うので、ぜひ耳を傾けたいなということで、おすすめショップを訊きたいなと思っています。
和田:今日は、まだ暑さが残るこの時期にぴったりなフードを3つほど紹介できればなと。
平野:まだまだ暑いですからね。
平野:赤海老のキムチ……スタジオがキムチパワーのフレーバーに(笑)。
和田:キムチのお供にご飯も用意しています。
平野:準備がいい! BASEは仕事ができるの。これはどんな商品ですか?
和田:さんぐんキムチさんはまだネットショップを開設されてから1年経っていないショップさんです。兵庫県伊丹市にある韓国家庭料理の惣菜店が、ネットショップを開いてくださいました。僕は家庭の中でお取り寄せ担当で、いつも妻からいろんなリクエストを受けるんですけど、その日は「ホタテキムチが食べたい」と言われて。
平野:そんなピンポイントなリクエストがあるんですね(笑)。
和田:BASEを利用されてるショップさんにホタテキムチはないかなと思って調べたところ、さんぐんキムチさんに行き当たりました。ホタテキムチだけじゃなくていろいろ取り寄せてみようと思って出会ったのが、赤海老のキムチでした。赤海老が全てむき身になっている、生の赤海老です。注文を受けてから、ヤンニョムのソースに絡めています。
平野:ええ! じゃあけっこう日持ちが短めっていうことですか。
和田:到着から5日間です。
平野:フレッシュなキムチなんですね。
平野は早速、赤海老のキムチを試食することに。
平野:めちゃくちゃ立派な赤海老で、これは原価が高いやつですね。怒濤の赤海老が唐辛子のファイヤーと共にきました。鯉の滝登りみたいの逆版で、食道をうねるように。これ、めっちゃおいしい。
和田:大ぶりで食べごたえがあるから、食感の面白さがあるんじゃないかなと思っていますね。
平野:海鮮キムチって、いろいろスーパーで買ったりするんですけど、例えばイイダコの海鮮キムチって、イイダコが何個も乗っていて、「いえーい!」と思って買ったら、乗っているのは上の3つだけで、「これ白菜のキムチじゃん」みたいなことが頻発しがちなんですけど、この赤海老のキムチはほぼ赤海老じゃないですか? 赤海老以外はヤンニョムソースだけ?
和田:そうです。かなり振り切って赤海老オンリーですね。
平野:これはご飯のお供として、燦然とトップに君臨しているのが明太子だとしたら、その地位を脅しにきている危険な存在です。これは見つかると、明太子界隈に袋叩きにされてしまう可能性があります(笑)。
平野:知っているけど食べたことがない。
和田:いろいろな有名人の方のYouTubeを見ていても、よくおすすめされているんですけど。ハワイに本店があるということで有名ですが、実は東京の六本木に国内1号店があるんです。弊社が六本木1丁目にあるので、社内にもけっこうファンがいまして。
平野:いいなあ。BASEの社員さんは、ユッチャンに行くんだ(笑)。
和田:僕もすすめられたまま、まずはお取り寄せで食べてみよう、ということでいただいたらすっかりハマってしまいました。
ここでスタジオに冷麺が登場。まずはスープから。
平野:なんか甘酸っぱい。
和田:これが今日これを持って来た理由の1つなんですけど、爽快感を感じていただけるそんな冷麺なんじゃないかなって思っています。
平野:おいしい。しかも麺が黒いんですね。
和田:麺も葛を練り込んでいて、ビジュアルから「ユッチャンの冷麺を食べているぞ」ってなります。
平野:麺もいただきます……すごい弾力。さっきのキムチの燃え盛った食道がスッときれいになっていく感じがします。めちゃくちゃ気持ちいい。これはサマーヌードルの良い1つの答えですね。これ何のスープだろう。うまみがしっかりあってベースは牛かな。しかもちゃんとキュウリとか大根のキムチとかチャーシューとかも付いてきて。
和田:あとゆで卵だけあれば完全にお店の味になります。
平野:けっこう冷麺セットって麺とスープしか来なかったりすることはありますけど、ここまでいろいろ付いてくれるんですね。
和田:1シーズンに何度でも味わいたくなっちゃうので常備させてもらっています。
平野:YAYOI TOKYOさんは食べたことがあります。おいしいですよね。
和田:おいしいですね。YAYOI TOKYOさんは、パティシエの大塚陽介さんが洋菓子の世界大会であるFIPGCの2021日本代表で優勝されています。
平野:世界1位、すごい。
和田:その大塚さんが、三軒茶屋にジェラートの専門店としてオープンしたのが、YAYOI TOKYOさんです。
平野:(ジェラート詰合せを目の前にして)箱が可愛いですね。飛び出す絵本みたいです。お取り寄せって、届いたときの梱包を開けたところから物語が始まる、とも言えるので、オリジナルの箱だと、うれしかったりしますよね。
平野は詰め合わせの中から「グレープフルーツ×金木犀」のフレーバーを試食することに。
平野:夏の終わりと秋の始まりをギュッとミックスしちゃったみたいなフレーバーですよね。真夏のピークが去った……(笑)。(フジファブリックの楽曲の)『若者のすべて』の味がする。グレープフルーツが夏の終わりで、金木犀が秋の始まりの切なくなってくる空気、どっちも入ってる。ただの陽キャじゃないね。今食べたい味だ。
和田:よかったです。
平野:さすが世界1位。和田さんはどんなときに食べているんですか?
和田:特別なご褒美感が強いアイスだなと思っていますので、子どもができることが増えたときとかに、ちょっと食べちゃうかって(笑)。
平野:他にもいろんな味があるけど、和田さんは好きなものはありますか?
和田:僕が最初に食べたのはフレッシュミルクだったんですけど、そのときの衝撃が残ってまして。ミルクとかバニラのアイスって、子どものときから何百回と食べているんですけど、上品な濃厚さがすごく際立つ初めての経験をしましたね。ただ濃厚と言っても重ったるい感じではなくて、どちらかというと爽やかで口当たりが軽いっていうのもあります。
平野:(フレッシュミルクも試食)味がきれい。本当にミルキーで、でももったりしたいやなエグさはないですね。おいしいな。製法を知りたいくらいですね。
「味マート BASE支店」は前述の通り、平野がキュレーションしたアイテムを販売している。このようにセレクトした商品が販売できる機能を、これからユーザー向けに展開されるという。
和田:ネットショップを開く体験を、どんな方にも提供できるようにしたいなと思っておりまして。「ネットショップを開こう」と思っても、自分で何かを作っていないと、なかなかたどり着けないですよね。そこで、素敵な商品を作っているショップさんがBASEにはたくさんあるので、簡単にセレクト販売できるような機能を作っております。
平野:俺だけのセレクトショップを作れる、ということですか?
和田:さようでございます。
平野:楽しい。「味マート BASE支店」は既に近いことをやらせてもらっているけれど、機能として実装されるということなんですね。
和田:「販売パートナー機能」といいます。
この機能は、和田さんが全身全霊で取り組んだプロジェクトなのだとか。そう聞いた平野は、今回のオンエアを経て「和田さんはめちゃくちゃいい人」という印象を述べ、「いい人が作っているお仕事は、絶対にいいものだと思います」と、新サービスに期待を寄せていた。
同機能の「先行利用事例」では、「味マート BASE支店」も紹介されている。平野のコメントを寄せた。
★詳細はコチラ
フードエッセイスト・平野紗季子がお届けするおいしいポッドキャスト『味な副音声 ~voice of food~』は毎週月曜日に新着エピソードを配信している。
この内容をお届けしたのは、フードエッセイストの平野紗季子が、毎週異なる食 (メニュー) をテーマに様々なトークを繰り広げるラジオ&ポッドキャスト番組『味な副音声 ~voice of food~』の、8月26日(月)に配信を開始したエピソードだ。ここではテキストでお届けする。
「味マート BASE支店」を展開中
今回はゲストに、220万を超えるネットショップに利用されているネットショップ作成サービス「BASE」のBizDevを担当する和田広大さんが登場した。同番組も、BASEを利用して「味マート BASE支店」を開設。番組のオリジナルグッズや、BASE利用ショップから平野がキュレーションした絶品グルメを扱っている。和田さんは、さまざまなショップと関わりを持つBASEの“中の人”ということで、何をおすすめしてくれるのか、平野も興味津々だ。
平野:中の人だからこそ知っていることだったり、「実はこれがきているんです」っていうことだったり、新しいものに出会っていたりすると思うので、ぜひ耳を傾けたいなということで、おすすめショップを訊きたいなと思っています。
和田:今日は、まだ暑さが残るこの時期にぴったりなフードを3つほど紹介できればなと。
平野:まだまだ暑いですからね。
明太子の地位を脅かす!? 贅沢な「赤海老のキムチ」
まず和田さんは、「さんぐんキムチ」の「赤海老のキムチ」を紹介した。平野:赤海老のキムチ……スタジオがキムチパワーのフレーバーに(笑)。
和田:キムチのお供にご飯も用意しています。
平野:準備がいい! BASEは仕事ができるの。これはどんな商品ですか?
和田:さんぐんキムチさんはまだネットショップを開設されてから1年経っていないショップさんです。兵庫県伊丹市にある韓国家庭料理の惣菜店が、ネットショップを開いてくださいました。僕は家庭の中でお取り寄せ担当で、いつも妻からいろんなリクエストを受けるんですけど、その日は「ホタテキムチが食べたい」と言われて。
平野:そんなピンポイントなリクエストがあるんですね(笑)。
和田:BASEを利用されてるショップさんにホタテキムチはないかなと思って調べたところ、さんぐんキムチさんに行き当たりました。ホタテキムチだけじゃなくていろいろ取り寄せてみようと思って出会ったのが、赤海老のキムチでした。赤海老が全てむき身になっている、生の赤海老です。注文を受けてから、ヤンニョムのソースに絡めています。
平野:ええ! じゃあけっこう日持ちが短めっていうことですか。
和田:到着から5日間です。
平野:フレッシュなキムチなんですね。
平野は早速、赤海老のキムチを試食することに。
平野:めちゃくちゃ立派な赤海老で、これは原価が高いやつですね。怒濤の赤海老が唐辛子のファイヤーと共にきました。鯉の滝登りみたいの逆版で、食道をうねるように。これ、めっちゃおいしい。
和田:大ぶりで食べごたえがあるから、食感の面白さがあるんじゃないかなと思っていますね。
平野:海鮮キムチって、いろいろスーパーで買ったりするんですけど、例えばイイダコの海鮮キムチって、イイダコが何個も乗っていて、「いえーい!」と思って買ったら、乗っているのは上の3つだけで、「これ白菜のキムチじゃん」みたいなことが頻発しがちなんですけど、この赤海老のキムチはほぼ赤海老じゃないですか? 赤海老以外はヤンニョムソースだけ?
和田:そうです。かなり振り切って赤海老オンリーですね。
平野:これはご飯のお供として、燦然とトップに君臨しているのが明太子だとしたら、その地位を脅しにきている危険な存在です。これは見つかると、明太子界隈に袋叩きにされてしまう可能性があります(笑)。
「気持ちよさ」を感じる冷麺
続いて、和田さんは「焼肉・冷麺ユッチャン」の「ユッチャン冷麺」を紹介した。平野:知っているけど食べたことがない。
和田:いろいろな有名人の方のYouTubeを見ていても、よくおすすめされているんですけど。ハワイに本店があるということで有名ですが、実は東京の六本木に国内1号店があるんです。弊社が六本木1丁目にあるので、社内にもけっこうファンがいまして。
平野:いいなあ。BASEの社員さんは、ユッチャンに行くんだ(笑)。
和田:僕もすすめられたまま、まずはお取り寄せで食べてみよう、ということでいただいたらすっかりハマってしまいました。
ここでスタジオに冷麺が登場。まずはスープから。
平野:なんか甘酸っぱい。
和田:これが今日これを持って来た理由の1つなんですけど、爽快感を感じていただけるそんな冷麺なんじゃないかなって思っています。
平野:おいしい。しかも麺が黒いんですね。
和田:麺も葛を練り込んでいて、ビジュアルから「ユッチャンの冷麺を食べているぞ」ってなります。
平野:麺もいただきます……すごい弾力。さっきのキムチの燃え盛った食道がスッときれいになっていく感じがします。めちゃくちゃ気持ちいい。これはサマーヌードルの良い1つの答えですね。これ何のスープだろう。うまみがしっかりあってベースは牛かな。しかもちゃんとキュウリとか大根のキムチとかチャーシューとかも付いてきて。
和田:あとゆで卵だけあれば完全にお店の味になります。
平野:けっこう冷麺セットって麺とスープしか来なかったりすることはありますけど、ここまでいろいろ付いてくれるんですね。
和田:1シーズンに何度でも味わいたくなっちゃうので常備させてもらっています。
世界1位のパティシエが手がけたお店のジェラート
最後に和田さんは、YAYOI TOKYOの「ジェラート詰合せ」を紹介した。平野:YAYOI TOKYOさんは食べたことがあります。おいしいですよね。
和田:おいしいですね。YAYOI TOKYOさんは、パティシエの大塚陽介さんが洋菓子の世界大会であるFIPGCの2021日本代表で優勝されています。
平野:世界1位、すごい。
和田:その大塚さんが、三軒茶屋にジェラートの専門店としてオープンしたのが、YAYOI TOKYOさんです。
平野:(ジェラート詰合せを目の前にして)箱が可愛いですね。飛び出す絵本みたいです。お取り寄せって、届いたときの梱包を開けたところから物語が始まる、とも言えるので、オリジナルの箱だと、うれしかったりしますよね。
平野は詰め合わせの中から「グレープフルーツ×金木犀」のフレーバーを試食することに。
平野:夏の終わりと秋の始まりをギュッとミックスしちゃったみたいなフレーバーですよね。真夏のピークが去った……(笑)。(フジファブリックの楽曲の)『若者のすべて』の味がする。グレープフルーツが夏の終わりで、金木犀が秋の始まりの切なくなってくる空気、どっちも入ってる。ただの陽キャじゃないね。今食べたい味だ。
和田:よかったです。
平野:さすが世界1位。和田さんはどんなときに食べているんですか?
和田:特別なご褒美感が強いアイスだなと思っていますので、子どもができることが増えたときとかに、ちょっと食べちゃうかって(笑)。
平野:他にもいろんな味があるけど、和田さんは好きなものはありますか?
和田:僕が最初に食べたのはフレッシュミルクだったんですけど、そのときの衝撃が残ってまして。ミルクとかバニラのアイスって、子どものときから何百回と食べているんですけど、上品な濃厚さがすごく際立つ初めての経験をしましたね。ただ濃厚と言っても重ったるい感じではなくて、どちらかというと爽やかで口当たりが軽いっていうのもあります。
平野:(フレッシュミルクも試食)味がきれい。本当にミルキーで、でももったりしたいやなエグさはないですね。おいしいな。製法を知りたいくらいですね。
おすすめ商品でセレクトショップが開ける
「和田さん、さすがのセレクト」と平野は大喜び。これらの商品は今後、「味マート BASE支店」で購入できるよう準備中とのこと。「味マート BASE支店」は前述の通り、平野がキュレーションしたアイテムを販売している。このようにセレクトした商品が販売できる機能を、これからユーザー向けに展開されるという。
和田:ネットショップを開く体験を、どんな方にも提供できるようにしたいなと思っておりまして。「ネットショップを開こう」と思っても、自分で何かを作っていないと、なかなかたどり着けないですよね。そこで、素敵な商品を作っているショップさんがBASEにはたくさんあるので、簡単にセレクト販売できるような機能を作っております。
平野:俺だけのセレクトショップを作れる、ということですか?
和田:さようでございます。
平野:楽しい。「味マート BASE支店」は既に近いことをやらせてもらっているけれど、機能として実装されるということなんですね。
和田:「販売パートナー機能」といいます。
この機能は、和田さんが全身全霊で取り組んだプロジェクトなのだとか。そう聞いた平野は、今回のオンエアを経て「和田さんはめちゃくちゃいい人」という印象を述べ、「いい人が作っているお仕事は、絶対にいいものだと思います」と、新サービスに期待を寄せていた。
同機能の「先行利用事例」では、「味マート BASE支店」も紹介されている。平野のコメントを寄せた。
★詳細はコチラ
フードエッセイスト・平野紗季子がお届けするおいしいポッドキャスト『味な副音声 ~voice of food~』は毎週月曜日に新着エピソードを配信している。