速水もこみちは小学生の頃から料理上手! よく作っていたパスタは?

速水もこみちが、デビューまでの道のりや今後の展望などについて語った。

速水が登場したのは、5月11日(土)放送のJ-WAVEの番組『ORIENT STAR TIME AND TIDE』(ナビゲーター:市川紗椰、槙野智章)。様々なジャンルで個性的に輝き、自分らしく活躍する人をゲストに迎え、現在から未来のビジョンを伺う番組。ポッドキャストでも配信している。

・ポッドキャストページ

radikoでの再生は2024年5月18日(土)28時ごろまで

料理は「本当に好き」 常に発見を探す日々

俳優の速水は、8年間にわたりテレビ番組の料理コーナーを担当。番組内で1800品もの料理を作ってきたという。

速水:子どもの頃から料理が好きでやってきて、ご縁もあってテレビの料理コーナーを担当させていただいて。

槙野:料理ができることは隠していたんですか。

速水:そのときは、あんまり番組に出ることに慣れていなくて、台本を開いてそれを覚えて演じることのほうが慣れていたので、あまりトークは慣れていなかったんですけど、年齢を重ねていくにつれて、「こういうこともちょっと挑戦したいな」ということで、あの番組が実現できました。でも、普段からずっと料理は作っていましたね。番組をやりながらも家に帰って作ったりもして。

市川:今もレシピを発信されていますけど、それはどうやって考えるんですか?

速水:本当に好きなことなので。みなさんも趣味や好きなことがあるじゃないですか。毎日考えていても苦じゃないですよね。それと同じ考えだと思います。常にそういう頭が働いているというか。どこかに行っても、これを作ったらおいしいんだろうなとか、これをやったら面白い組み合わせができるんだろうなとか、常に新しい発見を自分でも探していくみたいな。

速水は、国際薬膳食育師や野菜コーディネーター、ハーブコーディネーター、ワインソムリエインストラクターなど食に関する資格を多数取得している。

速水:他にも、食品衛生責任者の資格も持っています。やっぱりテレビを通して料理を発信する身として責任があるので、こういう知識をさらに身に付けておかないと何かあったときに怖いですし、普段食べているものってわからないこともありません?

市川:ありますね。

速水:そういうことを知っておくだけでも、意識も変わるので。

2013年にフランスで開催された、料理本のアカデミー賞といわれる「グルマン世界料理本大賞」で、速水の『MOCO'Sキッチン』(日本テレビ放送網)が日本料理本部門でグランプリを受賞。「自分が子どもの頃から好きだったことなので、どんな賞よりもうれしかった」と喜びを語った。

ターニングポイントになった『ごくせん』

速水はスカウトがきっかけで、10代で芸能界の道へ。その頃はテレビをあまり見ていなかったという。仕事をするのも初体験で、最初は全くの素人だったと当時を振り返る。

速水:右も左も分からない素人がドラマにいきなり出ると大変なことが起こりますよね。

槙野:速水さんと言えばテレビドラマ『ごくせん』(日本テレビ)ですよね。

速水:それで知っていただいたのは(大きいですね)。『ごくせん』はデビューしてから3年後くらいでした。

市川:いつ頃、この職業は楽しいなって思い始めたんですか?

速水:徐々にですね。いろんな方に教えていただきながら楽しくなっていったというか。1つのものをこれだけの人たちで作っているんだっていうことを感じたことがなかったので。

槙野:ターニングポイントになった作品は?

速水:僕以外に出ていたメンバーも『ごくせん』でよりたくさんの人たちに知ってもらえたので、ありがたかったですね。

槙野:当時って街を歩けるんですか?

速水:でも出演メンバーで歩いたりしていました。

市川:迫力あってむしろ声をかけられないんじゃないですか(笑)。

速水:どうしても注目してもらえると調子に乗っちゃうので、「調子に乗っちゃだめだよ」ってスタッフさんにいつも言われていました(笑)。

速水は仕事でどんなに疲れていても、帰宅後は必ず料理を作るという。料理を始めたきっかけを訊かれると「モテたくて」と笑う。

速水:学校の自由研究みたいなので、カルボナーラを作って写真を撮って提出したんですね。それを見た友だちの母親たちが「もこちゃん、すごいね。料理ができるんだね」って僕がまだ小学校低学年くらいのときに言われて、これはモテるなって(笑)。

料理の発信は続けていきたい

今後について質問された速水は「料理は好きなので、ずっとやっていきたい。そのおかげで僕自身もいろんな人とつながるようになったのでそこは感謝しかない」と語る。

速水:食を大切にしていきながらメディアも通して発信は続けていきたいですね。

市川:料理は独学ですか?

速水:最初は独学でやっていたんですけど、「ただ好きでやっているだけでしょ?」って思われるのも嫌だから、資格をとらないとっていうのがありましたね。

市川:この国の料理を学びたい、このジャンルの料理に力をいれたいとかありますか。

速水:僕は何々専門っていうタイプじゃなくて。オールジャンルで一応は作れるんですけど、それはどこかに行きながら、勉強しながら吸収していきたいですね。

槙野:お店を出すとか考えていないんですか。

速水:お店によるんですけど、もし自分でやるってなった場合は、たぶん僕はこのお仕事を辞めちゃったほうがいいかなと思っていて。それくらいの覚悟がないと(きっと難しいかなって)。

最後に、速水が自身の活動で伝えたいことを語った。

速水:最近だと、料理を作ってパフォーマンスをして「これ、おいしいんだよ」って伝えるのも大事なんですけど、よく生産者のところへ足を運んだりするので、日本の素晴らしい素材を伝えていきつつ、実はこういう人たちがしっかり大切に育てているんですよって、食だけじゃなくてそこにつながる人のことも伝えていきたいなと思います。

速水もこみちの最新情報は、研音の公式サイトまで。

ゲストの過去・現在・未来に市川紗椰と槙野智章が迫る――。J-WAVE『ORIENT STAR TIME AND TIDE』の放送は毎週土曜日の21時から。
radikoで聴く
2024年5月18日28時59分まで

PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

番組情報
ORIENT STAR TIME AND TIDE
毎週土曜
21:00-21:54

関連記事