くるりの岸田 繁と佐藤征史が、最新アルバム『感覚は道標』の制作エピソードを語った。
2人が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『SAISON CARD TOKIO HOT 100』(ナビゲーター:クリス・ペプラー)。オンエアは10月1日(日)。
森の参加が決まったことは、アルバム制作に密着した初のドキュメンタリー映画『くるりのえいが』による影響が大きいという。
クリス:初代のドラマーの森君が参加したのはどういった経緯なんでしょうか?
佐藤:森さんと一緒に曲づくりをしたいって話はちょっと前から話をしていて。今回、映画の話とかもあったんで、大きくできたのはあります。もともとはアルバム全体を録るつもりでもなかったんですけど、「これやったらいけそうやから、アルバム1枚作ろうぜ」という話になりました。
岸田:最近はわりと私が曲を書いていますけども、(バンド結成初期は)もともとは3人揃ってスタジオで遊んでいるうちに『東京』とか『ばらの花』といった曲ができたんですね。3人揃ってスタジオに入るやり方をまたやりたいってことで、森君を召還しました。
クリス:森君と久しぶりにやってみてどうでしたか?
佐藤:よく「お互い変わらへんな」と言うんですけど、昔は話をしなかったことを、飲みながらとかでも話せる時間がありました。やっとこの歳になって「へ~!」と思ったりしましたね(笑)。
クリス:ドラムというのはバンドアンサンブルの要ですけども、森君のドラムに変化はありましたか?
佐藤:自分もそうなところもあるんですけど、何かと跳ねたがるんですよね。ストレートなビートがあまり好きじゃなくて。ストレートなエイトビートでも、跳ねてカウントしたりするんですよ(笑)。キックとかも癖をつけるほうが森さんのなかで気持ちよくて自然なビートになっていく感覚があります。ほかの人とプレイしているときでも、たとえばピアノソロですごく跳ねた演奏があるとすごく喜ぶんですよ(笑)。改めて、そういう人やったんやなあとは思いました。
アルバムは3人が伊豆のスタジオに集まり制作されたという。
岸田:合宿でみんな同じものを食べて、同じところで寝ましたね。
クリス:制作期間はどれぐらいだったんですか?
岸田:2022年の秋口から録り始めて、3泊4日でスタジオに行くっていうのを月に1回か2回やりました。結局スタジオには合計で30日ぐらいはいたかもしれないですね。
クリス:なるほど。くるりは森さんをはじめ、いろいろなドラムと今までやってきましたよね。ソングライティングはドラマーが変わると影響はあります?
岸田:バンドで作るときはね。僕がスコアを作っちゃうときはプレイヤーさんの個性は出ますけど、曲づくりはそんなに影響はしないですね。ただ、スタジオにドラマーと一緒に入って曲を作るときはすごく影響が大きいですね。
クリス:完成披露試写会と舞台挨拶があったそうですね。舞台挨拶はどうでしたか?
岸田:初めてだったのでめちゃくちゃ緊張しました。野球の始球式ぐらい緊張しましたね。
クリス:順序とか形があるイベントだと、周りも緊張した空気になりますよね。
佐藤:楽器持ってマイクの前で曲をやるってなったら、たぶん緊張しないんですよね(笑)。何も武器がないみたいな感覚でした(笑)。
岸田:今度から楽器持っていくか(笑)。
クリス:ミュージシャンは楽器を持っていると落ち着きますもんね。
佐藤:たまにあるんですけど、マイクスタンドがお客さんの前にあるだけでも気持ちが違うんですよ。よそのライブでマイクスタンドがないだけでも怖いと思ったりします。
クリス:マイクスタンドがあったほうが緊張しないんですね。面白い。ライブですけども、10月8日(日)と9日(月・祝)にくるり主催の音楽フェス「京都音楽博覧会2023 in 梅小路公園」が開催されます。今回は森さんも参加されるのですが、ツインドラムという形になりますか?
岸田:そのような形になりますね。
クリス:さらに、12月には『「感覚は道標」発売記念ツアー「ハードにキマる!つやなし無造作ハッピージェル」』というツアーが東名阪でおこなわれます。これからもぜひいい音楽を聴かせてください!
くるりの最新情報は、公式サイトまで。
『SAISON CARD TOKIO HOT 100では、J-WAVE全番組のオンエアチャート、インターネット投票、東京都内主要のCDショップのセールスチャート、ストリーミングを集計。J-WAVEのオフィシャルチャートとして、毎週100曲のオリジナルランキングをオンエアする。放送は毎週日曜日の13時から。
2人が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『SAISON CARD TOKIO HOT 100』(ナビゲーター:クリス・ペプラー)。オンエアは10月1日(日)。
オリジナルメンバー・森 信行とアルバムを制作
くるりは10月4日(水)、14枚目となるオリジナルアルバム『感覚は道標』をリリース。本作は、くるりの結成メンバーで初代ドラマーである、森 信行が楽曲制作に参加している。森の参加が決まったことは、アルバム制作に密着した初のドキュメンタリー映画『くるりのえいが』による影響が大きいという。
クリス:初代のドラマーの森君が参加したのはどういった経緯なんでしょうか?
佐藤:森さんと一緒に曲づくりをしたいって話はちょっと前から話をしていて。今回、映画の話とかもあったんで、大きくできたのはあります。もともとはアルバム全体を録るつもりでもなかったんですけど、「これやったらいけそうやから、アルバム1枚作ろうぜ」という話になりました。
岸田:最近はわりと私が曲を書いていますけども、(バンド結成初期は)もともとは3人揃ってスタジオで遊んでいるうちに『東京』とか『ばらの花』といった曲ができたんですね。3人揃ってスタジオに入るやり方をまたやりたいってことで、森君を召還しました。
クリス:森君と久しぶりにやってみてどうでしたか?
佐藤:よく「お互い変わらへんな」と言うんですけど、昔は話をしなかったことを、飲みながらとかでも話せる時間がありました。やっとこの歳になって「へ~!」と思ったりしましたね(笑)。
クリス:ドラムというのはバンドアンサンブルの要ですけども、森君のドラムに変化はありましたか?
佐藤:自分もそうなところもあるんですけど、何かと跳ねたがるんですよね。ストレートなビートがあまり好きじゃなくて。ストレートなエイトビートでも、跳ねてカウントしたりするんですよ(笑)。キックとかも癖をつけるほうが森さんのなかで気持ちよくて自然なビートになっていく感覚があります。ほかの人とプレイしているときでも、たとえばピアノソロですごく跳ねた演奏があるとすごく喜ぶんですよ(笑)。改めて、そういう人やったんやなあとは思いました。
アルバムは3人が伊豆のスタジオに集まり制作されたという。
岸田:合宿でみんな同じものを食べて、同じところで寝ましたね。
クリス:制作期間はどれぐらいだったんですか?
岸田:2022年の秋口から録り始めて、3泊4日でスタジオに行くっていうのを月に1回か2回やりました。結局スタジオには合計で30日ぐらいはいたかもしれないですね。
クリス:なるほど。くるりは森さんをはじめ、いろいろなドラムと今までやってきましたよね。ソングライティングはドラマーが変わると影響はあります?
岸田:バンドで作るときはね。僕がスコアを作っちゃうときはプレイヤーさんの個性は出ますけど、曲づくりはそんなに影響はしないですね。ただ、スタジオにドラマーと一緒に入って曲を作るときはすごく影響が大きいですね。
完成披露試写会と舞台挨拶で緊張
ドキュメンタリー映画『くるりのえいが』は、10月13日(金)より全国劇場公開およびデジタル配信がスタートする。クリス:完成披露試写会と舞台挨拶があったそうですね。舞台挨拶はどうでしたか?
岸田:初めてだったのでめちゃくちゃ緊張しました。野球の始球式ぐらい緊張しましたね。
クリス:順序とか形があるイベントだと、周りも緊張した空気になりますよね。
佐藤:楽器持ってマイクの前で曲をやるってなったら、たぶん緊張しないんですよね(笑)。何も武器がないみたいな感覚でした(笑)。
岸田:今度から楽器持っていくか(笑)。
クリス:ミュージシャンは楽器を持っていると落ち着きますもんね。
佐藤:たまにあるんですけど、マイクスタンドがお客さんの前にあるだけでも気持ちが違うんですよ。よそのライブでマイクスタンドがないだけでも怖いと思ったりします。
クリス:マイクスタンドがあったほうが緊張しないんですね。面白い。ライブですけども、10月8日(日)と9日(月・祝)にくるり主催の音楽フェス「京都音楽博覧会2023 in 梅小路公園」が開催されます。今回は森さんも参加されるのですが、ツインドラムという形になりますか?
岸田:そのような形になりますね。
クリス:さらに、12月には『「感覚は道標」発売記念ツアー「ハードにキマる!つやなし無造作ハッピージェル」』というツアーが東名阪でおこなわれます。これからもぜひいい音楽を聴かせてください!
くるりの最新情報は、公式サイトまで。
『SAISON CARD TOKIO HOT 100では、J-WAVE全番組のオンエアチャート、インターネット投票、東京都内主要のCDショップのセールスチャート、ストリーミングを集計。J-WAVEのオフィシャルチャートとして、毎週100曲のオリジナルランキングをオンエアする。放送は毎週日曜日の13時から。
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2023年10月8日28時59分まで
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番組情報
- SAISON CARD TOKIO HOT 100
-
毎週日曜13:00-16:54