サンプルのたかさきと南が、「水買う?」をテーマに世の中の声を拾い、意見をぶつけ合った。
議論を交わしたのは、2人がナビゲーターを務めるJ-WAVEの新番組『EX SAMPLE』。オンエアは7月15日(土)。
ベビーシッターをしているという女性は「子どもと外でよく遊んだりお散歩もするので喉が渇くから」、ある男性は「水道水を飲むのはなんとなく嫌。味は正直わからないが、なんとなく天然水のほうが体によさそうだから」という理由で「水を買う派」だった。
南:水を買う人が多いのか。
たかさき:俺は水を買うから。
南:たかさき、水めっちゃ飲むもんな。
たかさき:1日外にいるときは500ミリリットルのペットボトルを4回ぐらい買う。
南:2リットル1本じゃダメなんですか?
たかさき:重いし。ほしいときに冷たい水が飲めるから買っちゃう。「なんで味のないものを?」って言われるんだけど、水は味があるから。
南:え?
たかさき:そんなに飛んだ意見は言ってないよ。
南:初見で「水に味がある」と言われたら「ちょっとな……」とはなるよ。
たかさき:水を買う意味は俺もわからなかったんだけど。
南:俺みたいな時期を経てるの?
たかさき:お前の年齢ぐらいのときがちょうど転換期。俺は映像の編集で家にずっとこもっているときに、金もなかったから、浄水器みたいなので延々と水を飲むしかなかったの。水だけを飲んでたら「水に味がある」って気づいて。水とコーラを交互に飲んでたらたぶんわからなかったけど、水を延々と飲んでると水の味がわかってきた感じがあったの。
南:薄味をずっと食べてたら味を感じるようになるみたいな。なるほどね。
たかさき:そのうえで、外に行ったときにちょうど天然水とか買ってみたら「え、うまくない?」ってなって。
南:じゃあたまにコーラとか飲んだらめっちゃうまいんちゃう?
たかさき:コーラとかは甘すぎて「ひと口でいいわ」みたいな。逆に味が濃すぎるというか。
南:俺が好きな飲み物たちを楽しめなくなるんや。
たかさき:濃いものを楽しめなくなるというデメリットはあるかも。家系ラーメンとか昔めちゃくちゃ好きだったんだけど、今は好きじゃないな。もう「濃すぎる」ってなっちゃった。
たかさき:さっきの人が言ってくれてたけど、「味がいらん」という。どちらかというとそこまで味いらんから。
南:いや、味はいるよ。
たかさき:水のおいしい味がちょうどいいのよ。
南:お前、酒好きやん。
たかさき:めっちゃ好き。
南:味あるやん。
たかさき:酒は苦いものが好き。普段の飲み物は味がちょっとしたもの、それはまた別のものとしてとらえてるかもしれない。
南:アルコールは別ということ?
たかさき:別だね。
南:スクリュードライバーとかも全然?
たかさき:カクテルとかはたまにしか飲まない。俺は基本ハイボールしか飲まないから。
南:味ガチ勢としては、味があるものもたまにいってくれるならうれしいわ。
たかさき:酔っ払ってる?
南:大丈夫、抜けてきてるから。
たかさき:まだ酔っ払ってるんじゃねえか(笑)。
南:いま俺が一番水ほしい。
たかさき:(笑)。
いっぽうで「どこでも飲める水を買うのは負けてる気がするから我慢。極論、水をためらいなく買える人は金持ちなんだなと思う」という街の声もあった。
南:(水を買う人は金持ちは)めっちゃわかったけどな。たかさきはタクシーとかもガンガン乗るやん。そういう人のイメージがある。
たかさき:これは俺の意見だけど、水を買うってちょっと心的にも豊かになれたかなと思う。金とかじゃなくて水を楽しむ余裕ができたというか。さっきも「我慢する」って言ってたじゃん。我慢するということは「買いたい」という欲はあるわけじゃん。それに俺は完全に水で肌がきれいになったから。
南:めっちゃわかる。米とか料理に普通に水道水使う人多いのは意味わからん。
たかさき:きれいな水を周りに置きたいわけではない人が絶対いると思うのよ。
続いて「水はめちゃくちゃおいしい飲み物なので全然損には感じません。よく『ただの水なのにもったいない』『色がついてないと買わない』という人がいますが、『こっちの服のほうがいっぱい柄あるのに、なんでそんなシンプルなのを買うの?』と言われるぐらい違和感あります」という意見も届いた。
たかさき:めちゃくちゃピンとくるわけじゃないけど、けっこういいこと言ってると思う。
南:確かに、たかさきはもともと派手な柄の服を着ていたけど、今はシンプルになっていってるもんな。
たかさき:そやね。派手な柄が嫌いなわけじゃないんだけど、シンプルなのをね。「どうせ服買うなら装飾めっちゃついてたほうがいいじゃん」みたいな、そんなことじゃない。
南:俺の「リバーシブル理論」というのがあって。リバーシブルの服を1万で買ったら、表と裏を1万で楽しめるみたいな意見があるけど、俺の意見は表が5000円、裏が5000円やから結果損やねん。わかる?
たかさき:ああ、なるほどね。服に関しては好きすぎてこだわりの話になっちゃうけど。「リバーシブルだからオシャレ」というのがあるから。
南:どういうこと?
たかさき:たとえばタグとかついてたらリバーシブルじゃなさそうじゃん? それを表にして着るファッションブランドとかあるのよ。あえてタグを出すみたいな。それに関しては全然違う価値だと思うけどね。
南:今夜のテーマは「水買う?」やから、リバーシブルの話をしても……。
たかさき:お前が話を振ったんだよ。
「味があるものしか買わない派です」というリスナーからは「思い込みかもしれないですが、水を飲むとペットボトルとか水筒などの入れ物の風味を感じることがあって苦手です。味があるとそれをごまかせるので、いつもお茶を買っています」といった意見が寄せられた。
たかさき:なるほど。
南:全然ある、これ。
たかさき:水筒はわかるけど、ペットボトルから感じる?
南:夏とかめっちゃ感じたりする。
『EX SAMPLE』では、さまざまな疑問をテーマに、街の声、リスナーの声、芸人やクリエイターなど、さまざまな人の意見を聞いて、この混沌とした世の中の生き抜き方をゆるく学ぶ。放送は毎週土曜日の24時から。
議論を交わしたのは、2人がナビゲーターを務めるJ-WAVEの新番組『EX SAMPLE』。オンエアは7月15日(土)。
水を買う派の意見「おいしい」
「水を買う派」のたかさきと「水を買わない派」の南は、どちらの意見がマイノリティなのかを語り合う。番組では街の声を“サンプル”として採取する。ベビーシッターをしているという女性は「子どもと外でよく遊んだりお散歩もするので喉が渇くから」、ある男性は「水道水を飲むのはなんとなく嫌。味は正直わからないが、なんとなく天然水のほうが体によさそうだから」という理由で「水を買う派」だった。
南:水を買う人が多いのか。
たかさき:俺は水を買うから。
南:たかさき、水めっちゃ飲むもんな。
たかさき:1日外にいるときは500ミリリットルのペットボトルを4回ぐらい買う。
南:2リットル1本じゃダメなんですか?
たかさき:重いし。ほしいときに冷たい水が飲めるから買っちゃう。「なんで味のないものを?」って言われるんだけど、水は味があるから。
南:え?
たかさき:そんなに飛んだ意見は言ってないよ。
南:初見で「水に味がある」と言われたら「ちょっとな……」とはなるよ。
たかさき:水を買う意味は俺もわからなかったんだけど。
南:俺みたいな時期を経てるの?
たかさき:お前の年齢ぐらいのときがちょうど転換期。俺は映像の編集で家にずっとこもっているときに、金もなかったから、浄水器みたいなので延々と水を飲むしかなかったの。水だけを飲んでたら「水に味がある」って気づいて。水とコーラを交互に飲んでたらたぶんわからなかったけど、水を延々と飲んでると水の味がわかってきた感じがあったの。
南:薄味をずっと食べてたら味を感じるようになるみたいな。なるほどね。
たかさき:そのうえで、外に行ったときにちょうど天然水とか買ってみたら「え、うまくない?」ってなって。
南:じゃあたまにコーラとか飲んだらめっちゃうまいんちゃう?
たかさき:コーラとかは甘すぎて「ひと口でいいわ」みたいな。逆に味が濃すぎるというか。
南:俺が好きな飲み物たちを楽しめなくなるんや。
たかさき:濃いものを楽しめなくなるというデメリットはあるかも。家系ラーメンとか昔めちゃくちゃ好きだったんだけど、今は好きじゃないな。もう「濃すぎる」ってなっちゃった。
水を買わない派の意見「負けてる気がする」
引き続き街の声のサンプルを採取する。「ジュースとかだと喉が渇く。水だったらさっぱり入ってくる感じがする。味はいらないからお茶よりも水」や「ジュースよりも少し安い」という理由で水を買う派と、「部活で大量に水を飲むので普段はジュースがいい」という水を買わない派の意見が集まった。たかさき:さっきの人が言ってくれてたけど、「味がいらん」という。どちらかというとそこまで味いらんから。
南:いや、味はいるよ。
たかさき:水のおいしい味がちょうどいいのよ。
南:お前、酒好きやん。
たかさき:めっちゃ好き。
南:味あるやん。
たかさき:酒は苦いものが好き。普段の飲み物は味がちょっとしたもの、それはまた別のものとしてとらえてるかもしれない。
南:アルコールは別ということ?
たかさき:別だね。
南:スクリュードライバーとかも全然?
たかさき:カクテルとかはたまにしか飲まない。俺は基本ハイボールしか飲まないから。
南:味ガチ勢としては、味があるものもたまにいってくれるならうれしいわ。
たかさき:酔っ払ってる?
南:大丈夫、抜けてきてるから。
たかさき:まだ酔っ払ってるんじゃねえか(笑)。
南:いま俺が一番水ほしい。
たかさき:(笑)。
いっぽうで「どこでも飲める水を買うのは負けてる気がするから我慢。極論、水をためらいなく買える人は金持ちなんだなと思う」という街の声もあった。
南:(水を買う人は金持ちは)めっちゃわかったけどな。たかさきはタクシーとかもガンガン乗るやん。そういう人のイメージがある。
たかさき:これは俺の意見だけど、水を買うってちょっと心的にも豊かになれたかなと思う。金とかじゃなくて水を楽しむ余裕ができたというか。さっきも「我慢する」って言ってたじゃん。我慢するということは「買いたい」という欲はあるわけじゃん。それに俺は完全に水で肌がきれいになったから。
料理は水道水でいいの?
番組のリスナーからは「水、絶対に買いません。水道から無限に出ます。水を買う人間に限って麦茶は水道水で作っていたり米を炊く水は水道水だったりします。水にこだわるわりには線引きがあいまいです。はっきり言って意味がわかりません」という声が寄せられた。南:めっちゃわかる。米とか料理に普通に水道水使う人多いのは意味わからん。
たかさき:きれいな水を周りに置きたいわけではない人が絶対いると思うのよ。
続いて「水はめちゃくちゃおいしい飲み物なので全然損には感じません。よく『ただの水なのにもったいない』『色がついてないと買わない』という人がいますが、『こっちの服のほうがいっぱい柄あるのに、なんでそんなシンプルなのを買うの?』と言われるぐらい違和感あります」という意見も届いた。
たかさき:めちゃくちゃピンとくるわけじゃないけど、けっこういいこと言ってると思う。
南:確かに、たかさきはもともと派手な柄の服を着ていたけど、今はシンプルになっていってるもんな。
たかさき:そやね。派手な柄が嫌いなわけじゃないんだけど、シンプルなのをね。「どうせ服買うなら装飾めっちゃついてたほうがいいじゃん」みたいな、そんなことじゃない。
南:俺の「リバーシブル理論」というのがあって。リバーシブルの服を1万で買ったら、表と裏を1万で楽しめるみたいな意見があるけど、俺の意見は表が5000円、裏が5000円やから結果損やねん。わかる?
たかさき:ああ、なるほどね。服に関しては好きすぎてこだわりの話になっちゃうけど。「リバーシブルだからオシャレ」というのがあるから。
南:どういうこと?
たかさき:たとえばタグとかついてたらリバーシブルじゃなさそうじゃん? それを表にして着るファッションブランドとかあるのよ。あえてタグを出すみたいな。それに関しては全然違う価値だと思うけどね。
南:今夜のテーマは「水買う?」やから、リバーシブルの話をしても……。
たかさき:お前が話を振ったんだよ。
「味があるものしか買わない派です」というリスナーからは「思い込みかもしれないですが、水を飲むとペットボトルとか水筒などの入れ物の風味を感じることがあって苦手です。味があるとそれをごまかせるので、いつもお茶を買っています」といった意見が寄せられた。
たかさき:なるほど。
南:全然ある、これ。
たかさき:水筒はわかるけど、ペットボトルから感じる?
南:夏とかめっちゃ感じたりする。
『EX SAMPLE』では、さまざまな疑問をテーマに、街の声、リスナーの声、芸人やクリエイターなど、さまざまな人の意見を聞いて、この混沌とした世の中の生き抜き方をゆるく学ぶ。放送は毎週土曜日の24時から。
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