シンガーソングライターの森 大翔が、東京でのひとり暮らしや曲作りなどについて語った。
森が登場したのは、6月11日(日)にJ-WAVEで放送された『SAISON CARD TOKIO HOT 100』(ナビゲーター:クリス・ペプラー)。森は5月31日にファーストアルバム『69 Jewel Beetle』をリリースした。
森:僕が人生で経験したなかで、一番広くて、天井も高くて。
クリス:国技館は天井が高いよね。
森:前にもうしろにも(観客が)いて。後姿を観られながら弾いているなんてないので。
クリス:うしろはゾクゾクっとする?
森:しますね。
クリス:いわゆる神聖な場所ですからね。あそこに立って演奏するというのはちょっと凛とするって感じ?
森:僕のなかでは燃え上がっていました。
クリス:6月9日に20歳のお誕生を迎えて、おめでとうございます。
森:ありがとうございます!
クリス:これからお酒も飲めるし。もう飲んでみました?
森:昨日、親と食事に行ったんです。
クリス:お父さんとお母さんもいま東京に来ているんだ。
森:ライブを観に来てくれて。飲んだんですけど、苦かったです。
クリス:なにを飲んだの?
森:ビールを飲みました。
クリス:大人としての洗礼を受けたということですね。昨年上京したそうですが、環境が変わってどうですか? 自炊とか、ちゃんとしている?
森:自炊は、あきらめちゃいました(笑)。
クリス:あきらめた!? じゃあどうしているの? ひとり暮らしなんでしょ?
森:ひとりで住んでいます。
クリス:すべて外食とか?
森:おにぎりとかパンとか。レンチンご飯と。
クリス:ギターの練習もいいけどさ、ちゃんとそういうのもやらないと。
森:そうですね……得意料理を言いたいです。
クリス:掃除はちゃんとできるの?
森:掃除は頑張っています。でも洗濯が難しいです。
クリス:ギターや歌だけじゃなくて、そのあたりもちゃんとフル稼働できるようにね。人間力を増していただきたいなと思います。
森:頑張ります。
クリス:同じギター弾きでもさまざまなタイプの先輩たちがいっぱいいると思いますが、いま森くんが憧れているギタリストと言ったら誰?
森:いないですね。憧れがまったくいなくて。でも、ジョン・メイヤーは歌もギターもできるという点だけすごいな、そうなりたいなとなります。
クリス:森くんは16歳以下のギタリストによるエレキギターの世界大会で優勝した経験を持っています。前回ゲストに来たときに、その話もいろいろ訊かせてもらいました。いまそういう大会があったら出る?
森:考えてみたんですけど、出てみたいかもしれないです。昔はギタリスト時代があって、いまシンガーソングライター時代だと思っていて、歌も頑張っているんです。だけどギタリストとしての森 大翔もまだ残っているのかなって。
クリス:そのあたりは絶対大事にしていただいて。やっぱりものすごい武器だと思うし、あとはミュージシャンの活動で、自分がメインで歌うこともできるけど、ほかの人たちとコラボするときなんかも、ギターを弾きながら歌うというのもありだと思います。
クリス:ギターソロもあり、ラップもあり、盛りだくさんのナンバーです。これは森くん自身の作曲、プロデュース。いちばんこだわったところはどこですか?
森:曲のなかの構造自体にこだわっていて。大サビがくるまでが長いんです。1分40秒ぐらいで大サビがくるんですけど、そこに持ってくるまでの美しさにこだわりました。
クリス:ではかなり産みの苦しみがあった曲ですか。
森:産みの悩みが。「これどうなのかな」というのはすごく。めちゃくちゃ盛り盛りなんです。ラップもあって。
クリス:森くんだけにね。
森:確かに(笑)。森 大翔がモリモリの曲なんです。
クリス:自分では「どうなのかな」と思いながらも、人に聴かせたら「いいじゃん!」とか、逆に自分では秀逸な曲だと思うけど「うーん、どうなんだろう」とかはありますか?
森:自分の感覚はすごく信じているんです。音楽自体が好きでポップスも大好きだし、いろいろな音楽を日々聴いているので、その感覚を信じています。
クリス:自分の感覚、勘が一番大事かもしれませんね。
クリス:レコーディングしているとき、なんの作業が一番楽しいですか?
森:全部が楽しいです。出来上がっていくのがうれしいし、ひとつの曲が完成するまでにすごく時間がかかるじゃないですか。ひとつの目標に向かってやっているというのがすごく充実していて。
クリス:ライブとレコーディングだったら、いまはどっちのほうが?
森:2日前にワンマンを初めてやったんですけど、それを考えたらライブのほうが好きなのかもしれないです。
クリス:イベントだったり対バンみたいなのはやってきてはいるけれども、フルワンマンというのは初めてだった。どこが楽しかったですか?
森:もう、すべてが楽しかったです。
クリス:すごい余裕じゃん!
森:超あたたかくてびっくりしちゃって。
クリス:お客さんがね。なにをやっても喜んでくれたという、じゃあたまらないね。
森:たまりませんでした。
クリス:ライブでは音楽家としてどういうところを磨いていきたいですか?
森:もっと「魅せる楽曲」ですね。もちろんいろいろなタイプの楽曲があると思いますが、ライブ映えするものも。
クリス:それはいわゆるステージパフォーマンスという。
森:それもそうですし、振り付けがあってみたりとか。ギターを弾きながら踊れたらめちゃめちゃかっこいいじゃないですか。もっと楽しめる曲を。
クリス:お客さんに満足してもらわないといけないんだけど、そこと同じレベルで自分も必死に弾いているんじゃなくて楽しむというバランスが難しいよね。自分ではそれはできてきている感じがします?
森:すごく楽しんでいるときってリラックスしているので、ギターもいい集中で2日前は弾けました。
クリス:自分が楽しんでいると実はクオリティも高いということだよね。
森の最新情報は、公式サイトまで。
『SAISON CARD TOKIO HOT 100』ではさまざまなデータをもとに、世界の音楽シーンからJ-WAVEが厳選した100曲をカウントダウン。放送は毎週日曜の13時から。
森が登場したのは、6月11日(日)にJ-WAVEで放送された『SAISON CARD TOKIO HOT 100』(ナビゲーター:クリス・ペプラー)。森は5月31日にファーストアルバム『69 Jewel Beetle』をリリースした。
ひとり暮らしであきらめたこと
森は番組に2度登場しているがどれもリモートだったため、スタジオには初登場。クリスとは3月に開催されたJ-WAVE TOKYO GUITAR JAMBOREE 2023 supported by 奥村組」でも会っているそう。 クリス:あのときはオープニングアクトとして出演してくれました。土俵ステージはどうでした?森:僕が人生で経験したなかで、一番広くて、天井も高くて。
クリス:国技館は天井が高いよね。
森:前にもうしろにも(観客が)いて。後姿を観られながら弾いているなんてないので。
クリス:うしろはゾクゾクっとする?
森:しますね。
クリス:いわゆる神聖な場所ですからね。あそこに立って演奏するというのはちょっと凛とするって感じ?
森:僕のなかでは燃え上がっていました。
クリス:6月9日に20歳のお誕生を迎えて、おめでとうございます。
森:ありがとうございます!
クリス:これからお酒も飲めるし。もう飲んでみました?
森:昨日、親と食事に行ったんです。
クリス:お父さんとお母さんもいま東京に来ているんだ。
森:ライブを観に来てくれて。飲んだんですけど、苦かったです。
クリス:なにを飲んだの?
森:ビールを飲みました。
クリス:大人としての洗礼を受けたということですね。昨年上京したそうですが、環境が変わってどうですか? 自炊とか、ちゃんとしている?
森:自炊は、あきらめちゃいました(笑)。
クリス:あきらめた!? じゃあどうしているの? ひとり暮らしなんでしょ?
森:ひとりで住んでいます。
クリス:すべて外食とか?
森:おにぎりとかパンとか。レンチンご飯と。
クリス:ギターの練習もいいけどさ、ちゃんとそういうのもやらないと。
森:そうですね……得意料理を言いたいです。
クリス:掃除はちゃんとできるの?
森:掃除は頑張っています。でも洗濯が難しいです。
クリス:ギターや歌だけじゃなくて、そのあたりもちゃんとフル稼働できるようにね。人間力を増していただきたいなと思います。
森:頑張ります。
もし今、ギターの世界大会があるとしたら?
もともとギタリストだった森は自身のアーティストとしてのスタンスについて語った。クリス:同じギター弾きでもさまざまなタイプの先輩たちがいっぱいいると思いますが、いま森くんが憧れているギタリストと言ったら誰?
森:いないですね。憧れがまったくいなくて。でも、ジョン・メイヤーは歌もギターもできるという点だけすごいな、そうなりたいなとなります。
クリス:森くんは16歳以下のギタリストによるエレキギターの世界大会で優勝した経験を持っています。前回ゲストに来たときに、その話もいろいろ訊かせてもらいました。いまそういう大会があったら出る?
森:考えてみたんですけど、出てみたいかもしれないです。昔はギタリスト時代があって、いまシンガーソングライター時代だと思っていて、歌も頑張っているんです。だけどギタリストとしての森 大翔もまだ残っているのかなって。
クリス:そのあたりは絶対大事にしていただいて。やっぱりものすごい武器だと思うし、あとはミュージシャンの活動で、自分がメインで歌うこともできるけど、ほかの人たちとコラボするときなんかも、ギターを弾きながら歌うというのもありだと思います。
大サビまでの美しさにこだわった曲
番組ではアルバム『69 Jewel Beetle』にも収録されている『たいしたもんだよ』をオンエア。曲作りの苦労について語った。森:曲のなかの構造自体にこだわっていて。大サビがくるまでが長いんです。1分40秒ぐらいで大サビがくるんですけど、そこに持ってくるまでの美しさにこだわりました。
クリス:ではかなり産みの苦しみがあった曲ですか。
森:産みの悩みが。「これどうなのかな」というのはすごく。めちゃくちゃ盛り盛りなんです。ラップもあって。
クリス:森くんだけにね。
森:確かに(笑)。森 大翔がモリモリの曲なんです。
クリス:自分では「どうなのかな」と思いながらも、人に聴かせたら「いいじゃん!」とか、逆に自分では秀逸な曲だと思うけど「うーん、どうなんだろう」とかはありますか?
森:自分の感覚はすごく信じているんです。音楽自体が好きでポップスも大好きだし、いろいろな音楽を日々聴いているので、その感覚を信じています。
クリス:自分の感覚、勘が一番大事かもしれませんね。
初のワンマン「すべてが楽しかった」
アルバムにはこれまでリリースしたシングルも含め、11曲が収められている。クリス:レコーディングしているとき、なんの作業が一番楽しいですか?
森:全部が楽しいです。出来上がっていくのがうれしいし、ひとつの曲が完成するまでにすごく時間がかかるじゃないですか。ひとつの目標に向かってやっているというのがすごく充実していて。
クリス:ライブとレコーディングだったら、いまはどっちのほうが?
森:2日前にワンマンを初めてやったんですけど、それを考えたらライブのほうが好きなのかもしれないです。
クリス:イベントだったり対バンみたいなのはやってきてはいるけれども、フルワンマンというのは初めてだった。どこが楽しかったですか?
森:もう、すべてが楽しかったです。
クリス:すごい余裕じゃん!
森:超あたたかくてびっくりしちゃって。
クリス:お客さんがね。なにをやっても喜んでくれたという、じゃあたまらないね。
森:たまりませんでした。
クリス:ライブでは音楽家としてどういうところを磨いていきたいですか?
森:もっと「魅せる楽曲」ですね。もちろんいろいろなタイプの楽曲があると思いますが、ライブ映えするものも。
クリス:それはいわゆるステージパフォーマンスという。
森:それもそうですし、振り付けがあってみたりとか。ギターを弾きながら踊れたらめちゃめちゃかっこいいじゃないですか。もっと楽しめる曲を。
クリス:お客さんに満足してもらわないといけないんだけど、そこと同じレベルで自分も必死に弾いているんじゃなくて楽しむというバランスが難しいよね。自分ではそれはできてきている感じがします?
森:すごく楽しんでいるときってリラックスしているので、ギターもいい集中で2日前は弾けました。
クリス:自分が楽しんでいると実はクオリティも高いということだよね。
森の最新情報は、公式サイトまで。
『SAISON CARD TOKIO HOT 100』ではさまざまなデータをもとに、世界の音楽シーンからJ-WAVEが厳選した100曲をカウントダウン。放送は毎週日曜の13時から。
radikoで聴く
2023年6月18日28時59分まで
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
番組情報
- SAISON CARD TOKIO HOT 100
-
毎週日曜13:00-16:54