YONA YONA WEEKENDERSの磯野くん(Vo.&Gt.)が、影響を受けたアーティストなど、クリス・ペプラーと音楽トークで盛り上がった。
磯野くんが登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『SAPPORO BEER OTOAJITO』(ナビゲーター:クリス・ペプラー)。ビールを飲みながら、クリスとゲストが音楽談議を繰り広げる番組だ。オンエアは5月19日(金)。
この番組では、ゲストがビールに合う“おみや”を紹介する。磯野くんは駄菓子セットを持参し、ビールとともに楽しんだ。
クリス:まだ二足のわらじを履いているメンバーもいるんですか。
磯野くん:僕も日中は普通に仕事をしてまして。もともとは外回りの営業マンだったんですよ。2022年に転職して、最近はクリエイティブな感じの仕事をしてるんですけど。
クリス:デビューはそんなに昔ではないんですよね。
磯野くん:初めての(全国流通盤)EPは2019年ですね。
クリス:でもバンドはそれ以前からやられてたんですよね?
磯野くん:2016年結成ですね。もともとメンバーが全員別々のメロコアとかパンク系のバンドをやっていて、対バン仲間みたいな感じで。僕は自分のバンドが1回解散して就職したんですけど、そこでいわゆるブラック企業的なところで、ストレスを溜めまくってるときにメロコア時代の友だちを誘って、もう1回バンドをやろうってことで結成したバンドですね。
クリスは、YONA YONA WEEKENDERSの音楽にはメロコア色がないことに言及。磯野くんは、現在のジャンルに至った経緯として、両親の影響を口にする。
磯野くん:もともとメロコアとかパンクが好きだったんですけど、両親がユーミン(松任谷由実)さんとか山下達郎さんとか、いわゆるシティポップをよく聴いてたし、僕も久保田利伸さんとか好きでR&B的な感じも好きで。パンクバンドをやりつつ弾き語りとか、1人でカラオケ行くときは久保田さんを歌ったりしていて。かつ、このバンドを結成したときにシティポップ・リバイバルみたいな流れが来てて、今ちょっとこういう音楽をやったらモテるんじゃないかなって下心がありつつ、こういうジャンルになったって感じですね。
クリス:たとえばどんなメロコアのバンドが好きだったの?
磯野くん:好きになったきっかけはHi-STANDARDですね。そこからdustboxとかHAWAIIAN6って日本の歌謡曲っぽいようなものを聴いてましたね。もちろん海外のも聴いてたんですけど。
クリス:最近、家で聴いてる音楽って何系が多いんですか。
磯野くん:今はインディポップとかをよく聴いてて。boy pabloって北欧のほうのシンガーなんですけど。あとはYONLAPAっていうタイのインディポップのバンドとか、そういうゆったりめの曲をよく聴くようになりましたね。
クリス:YONA YONA WEEKENDERS的にはどういうサウンドから影響を受けてきたんですか。
磯野くん:ちょうどYONA YONA WEEKENDERSを結成して、どういう方向性のバンドになっていこうかなって考えてたときに、bonobosの『23区』というアルバムがリリースされて、その中に収録されている『Cruisin' Cruisin'』っていう曲があるですけど、その曲を聴いたときに「これだ」と思って。
磯野くん:5人編成で、ギター2本、ベース、ドラム、キーボードっていう本当にミニマルな編成なんですけど、オシャレな感じもあるし、哀愁を帯びた感じとか夜の感じだったりとか、サラリーマンをしながらバンドやってる僕たちのスタイルとか出したい音とかにすごく合致するなと思って。bonobosはもともとの編成から変わったばかりのアルバムだったんですけど、そこの影響も色濃くありますね。
磯野くん:僕ら、「ツマミになるグッドミュージック」っていうのをバンドのキャッチフレーズにしていて、お酒飲みながらライブをやったりしてたんですよ。でもお酒を提供できなくなってしまって、僕たちの武器が1個なくなった状況になってしまって、けっこう苦しかったですね。
クリス:今はライブも精力的にやってるんですか。
磯野くん:ガンガンやってますね。2022年にツアーをやったときから持ち込み機材の中にアンプとかドラムセットとかあるんですけど、冷蔵庫も持ち込み機材としてちゃんとセットして。ライブ中にお酒を飲むんですけど、どうしてもスタッフさんが用意してくれるものだとぬるくなっちゃうので。みなさんが想像している以上に飲むので、常に冷蔵庫で冷えたおいしいお酒が飲めるようにしています。あとけっこうライブのステージを装飾しているバンドも多いじゃないですか。その装飾品の1つとして冷蔵庫を置いてみたみたいな。
そんなYONA YONA WEEKENDERSは6月21日(水)にニューEP『into the wind』をリリースする。番組ではタイトル曲の『into the wind』をオンエア。
クリス:『into the wind』にはどんな思いが込められてるんですか。
磯野くん:コロナ禍で満足に活動できなかった僕たちなんですけど、2022年くらいから制限もだいぶなくなってきて、「FUJI ROCK FESTIVAL '23」とか「GREENROOM FESTIVAL'23」とか大きいフェスも決まったり、いろんなメディアに取り上げていただけるようになって、今バンドの中にいい風が吹いてるなって感じていて、そこをパッケージングしたというか。聴いてる方にも僕らの風に乗ってほしいし、自分たちもこの風に乗ってネクストステージに進んで行きたいなって思いを込めた曲です。
クリス:YONA YONA WEEKENDERSとして今後やってみたいサウンドや、夢はありますか?
磯野くん:バンドとしては「青空の下で大勢の人とビールが飲みたい」っていうのがあって、日比谷野音でワンマンをやるのが夢ですね。あとメンバーみんなの個性がすごく強いバンドだと思っていて、僕が弾き語りをして、ドラムがラーメン屋で昔働いていたのでラーメンを出して、ギターはアパレルをやってるのでTシャツを販売してみたいな、そういうイベントもファンの人とやってみたいなと思います。
磯野くんは5月26日(金)23時からのオンエアでも、引き続きゲストに登場する。オンエアから一週間はradikoで再生可能。
YONA YONA WEEKENDERSの最新情報は、公式サイトまで。
磯野くんが登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『SAPPORO BEER OTOAJITO』(ナビゲーター:クリス・ペプラー)。ビールを飲みながら、クリスとゲストが音楽談議を繰り広げる番組だ。オンエアは5月19日(金)。
この番組では、ゲストがビールに合う“おみや”を紹介する。磯野くんは駄菓子セットを持参し、ビールとともに楽しんだ。
就職後にバンドを再始動
YONA YONA WEEKENDERSは、もともとメンバーが会社員として働き、「夜な夜な」週末にバンド活動を行うことからこの名前が付いたという。クリス:まだ二足のわらじを履いているメンバーもいるんですか。
磯野くん:僕も日中は普通に仕事をしてまして。もともとは外回りの営業マンだったんですよ。2022年に転職して、最近はクリエイティブな感じの仕事をしてるんですけど。
クリス:デビューはそんなに昔ではないんですよね。
磯野くん:初めての(全国流通盤)EPは2019年ですね。
クリス:でもバンドはそれ以前からやられてたんですよね?
磯野くん:2016年結成ですね。もともとメンバーが全員別々のメロコアとかパンク系のバンドをやっていて、対バン仲間みたいな感じで。僕は自分のバンドが1回解散して就職したんですけど、そこでいわゆるブラック企業的なところで、ストレスを溜めまくってるときにメロコア時代の友だちを誘って、もう1回バンドをやろうってことで結成したバンドですね。
クリスは、YONA YONA WEEKENDERSの音楽にはメロコア色がないことに言及。磯野くんは、現在のジャンルに至った経緯として、両親の影響を口にする。
磯野くん:もともとメロコアとかパンクが好きだったんですけど、両親がユーミン(松任谷由実)さんとか山下達郎さんとか、いわゆるシティポップをよく聴いてたし、僕も久保田利伸さんとか好きでR&B的な感じも好きで。パンクバンドをやりつつ弾き語りとか、1人でカラオケ行くときは久保田さんを歌ったりしていて。かつ、このバンドを結成したときにシティポップ・リバイバルみたいな流れが来てて、今ちょっとこういう音楽をやったらモテるんじゃないかなって下心がありつつ、こういうジャンルになったって感じですね。
バンドに色濃く影響を与えたbonobosの楽曲
磯野くんはメロコア時代の手癖が今の作曲に影響を与えていると話す。クリス:たとえばどんなメロコアのバンドが好きだったの?
磯野くん:好きになったきっかけはHi-STANDARDですね。そこからdustboxとかHAWAIIAN6って日本の歌謡曲っぽいようなものを聴いてましたね。もちろん海外のも聴いてたんですけど。
クリス:最近、家で聴いてる音楽って何系が多いんですか。
磯野くん:今はインディポップとかをよく聴いてて。boy pabloって北欧のほうのシンガーなんですけど。あとはYONLAPAっていうタイのインディポップのバンドとか、そういうゆったりめの曲をよく聴くようになりましたね。
YONLAPA - Let Me Go [Official MV]
磯野くん:ちょうどYONA YONA WEEKENDERSを結成して、どういう方向性のバンドになっていこうかなって考えてたときに、bonobosの『23区』というアルバムがリリースされて、その中に収録されている『Cruisin' Cruisin'』っていう曲があるですけど、その曲を聴いたときに「これだ」と思って。
磯野くん:5人編成で、ギター2本、ベース、ドラム、キーボードっていう本当にミニマルな編成なんですけど、オシャレな感じもあるし、哀愁を帯びた感じとか夜の感じだったりとか、サラリーマンをしながらバンドやってる僕たちのスタイルとか出したい音とかにすごく合致するなと思って。bonobosはもともとの編成から変わったばかりのアルバムだったんですけど、そこの影響も色濃くありますね。
ライブのステージに冷蔵庫がある理由
話題はコロナ禍での活動について。磯野くんは「これからっていうときにライブもできなかった」と振り返る。磯野くん:僕ら、「ツマミになるグッドミュージック」っていうのをバンドのキャッチフレーズにしていて、お酒飲みながらライブをやったりしてたんですよ。でもお酒を提供できなくなってしまって、僕たちの武器が1個なくなった状況になってしまって、けっこう苦しかったですね。
クリス:今はライブも精力的にやってるんですか。
磯野くん:ガンガンやってますね。2022年にツアーをやったときから持ち込み機材の中にアンプとかドラムセットとかあるんですけど、冷蔵庫も持ち込み機材としてちゃんとセットして。ライブ中にお酒を飲むんですけど、どうしてもスタッフさんが用意してくれるものだとぬるくなっちゃうので。みなさんが想像している以上に飲むので、常に冷蔵庫で冷えたおいしいお酒が飲めるようにしています。あとけっこうライブのステージを装飾しているバンドも多いじゃないですか。その装飾品の1つとして冷蔵庫を置いてみたみたいな。
そんなYONA YONA WEEKENDERSは6月21日(水)にニューEP『into the wind』をリリースする。番組ではタイトル曲の『into the wind』をオンエア。
磯野くん:コロナ禍で満足に活動できなかった僕たちなんですけど、2022年くらいから制限もだいぶなくなってきて、「FUJI ROCK FESTIVAL '23」とか「GREENROOM FESTIVAL'23」とか大きいフェスも決まったり、いろんなメディアに取り上げていただけるようになって、今バンドの中にいい風が吹いてるなって感じていて、そこをパッケージングしたというか。聴いてる方にも僕らの風に乗ってほしいし、自分たちもこの風に乗ってネクストステージに進んで行きたいなって思いを込めた曲です。
クリス:YONA YONA WEEKENDERSとして今後やってみたいサウンドや、夢はありますか?
磯野くん:バンドとしては「青空の下で大勢の人とビールが飲みたい」っていうのがあって、日比谷野音でワンマンをやるのが夢ですね。あとメンバーみんなの個性がすごく強いバンドだと思っていて、僕が弾き語りをして、ドラムがラーメン屋で昔働いていたのでラーメンを出して、ギターはアパレルをやってるのでTシャツを販売してみたいな、そういうイベントもファンの人とやってみたいなと思います。
磯野くんは5月26日(金)23時からのオンエアでも、引き続きゲストに登場する。オンエアから一週間はradikoで再生可能。
再生はオンエア後から、2023年6月2日28時59分まで
radikoで聴く
2023年5月26日28時59分まで
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番組情報
- SAPPORO BEER OTOAJITO
-
毎週金曜23:00-23:30