俳優の山中柔太朗とSHELLYが対談。料理やファッションでのSDGsについて語り合った。
山中が登場したのは毎週週替わりでJ-WAVEが厳選した企画をお届けする特別な時間『J-WAVE SELECTION ITOCHU DEAR LIFE, DEAR FUTURE』。ここではナビゲーターのSHELLYと山中がトークを繰り広げた公開収録の様子をテキストで紹介する。オンエアは2月26日(日)。
同番組は、SDGsに関する活動を後押しする情報発信・体験の場である、青山のITOCHU SDGs STUDIOから発信。オンエアだけでなく、デジタル音声コンテンツとして提供・配信するサービス「SPINEAR」でも配信。SpotifyやApple Podcastsでも楽しめる。エピソードは月曜日に3回にわけて更新。
■ITOCHU SDGs STUDIO公式サイト
https://www.itochu.co.jp/ja/corporatebranding/sdgs/about.html
SHELLY:それいつくらいのときですか?
山中:中学3年ですね。
SHELLY:そういうことをしたいなってあったんですか?
山中:それはなくて、スカウトをされたときも友だちがいたんでカッコつけたくて「こんな(名刺)いらないよ」とか言いながら歩いてて(笑)。でも一応持ち帰ったら母親が「やってみなよ」ってことで。
SHELLY:当時、サッカーは結構本気でやっていたんでしょ?
山中:そうですね。11年くらいですかね。結局中学でやめちゃったんですけど。
SHELLY:栃木選抜にも選ばれたんですよね。すごいじゃん。でも中学でやめた理由は仕事が忙しくなったから?
山中:事務所は中学3年で入ったので仕事も全然ない状態だったんですけど、高校をサッカーの特待みたいなので行くか、芸能をやりやすい高校に行くかで迷ったときに、サッカーは趣味でできるけどこの仕事はできないかもなって思って、思い切って芸能をしやすい高校に行きました。
「サッカーの世界でもSDGsの活動が増えている」とSHELLYが言うと、山中が同調する。
山中:それこそ去年のFIFAワードルカップが盛り上がってましたけど、女性の審判の方がいたりとか。僕は本当にサッカーが好きで、今でも海外のリーグとか毎週見てるんですけど、女性の審判の方がいたりして。それが最近当たり前になってきているのがいいなと思います。
SHELLY:Jリーグの試合でもいろいろエコ活動をしていたりとか、スタジアムみたなところでいっぱいしてますよね。そういう活動をスポーツから関わるのもすごくいいですよね。
山中:すごく素敵だと思います。
番組では、山中がミュージックシェアとして自身が所属するダンスボーカルグループ・M!LKの『INFINITY TRY』を選曲。「大変な世界の中でも何回でも挑戦していいんだよっていう応援ソングで、自分のプレイリストにも入れている曲」と紹介した。
SHELLY:このドラマでは男性同士の恋愛が描かれているんですけど、演じている中で例えば当事者の人に共感してもらいたいなという思いなどはあったんですか。
山中:もちろん共感してもらいたいなって気持ちはあったんですけど、男性同士の恋愛って抵抗が全くなくて、そういうのを勉強するっていうよりかは役作りとして1人の人間を好きになる努力はしたつもりで。それはうそがないし、本当に見えるかなって。
SHELLY:相手のジェンダーは意識せずに。
山中:人としてかわいいな、好きだなっていう気持ちは考えたつもりです。
SHELLY:演じている中での発見とか、考えさせられることとかってあったりしました?
山中:男性女性関係なくかわいいって思ったらかわいいしっていうのはすごく感じました。
SHELLY:ジェンダーがテーマの作品とか今はすごく増えてきているような気がするんですけど、他にもドラマとか映画のセットをリユースしたりとか、現場でのSDGsの動きっていろいろ進んでますよね。
続いて、普段の生活で取り入れているSDGsの話題に。山中は「自炊をすること」と答えた。
山中:今まで全然自炊をしなかったんです。本当にデリバリーとかだったんですけど、やらないとヤバいなと思って。意外と自炊って、材料を無駄なく使うことが結構難しいなと気付いて。
SHELLY:分かる!
山中:1人暮らしだと特に。
SHELLY:1人がいちばん難しいよ。
山中:そこを頑張って考えることが最初の一歩なのかなと考えてしています。
SHELLY:どういう料理を作るの?
山中:パスタとかリゾットとか。
SHELLY:イタリアンが多いんだ。
山中:多いですね。チーズが好きで。
SHELLY:今まではテイクアウトとかデリバリーとか使ってた分、自炊で変わったことはありますか。
山中:1つは罪悪感がなくなったこと。自炊だとお金も節約できるし、材料も自分の考えた範囲で作れるから、「またデリバリーしちゃったな」っていう気持ちがなくなって、すごく気持ちよくなるというか。
SHELLY:あと容器とかもね。どうしてもデリバリーとかはプラスチック容器になっちゃうことが多いから。
山中:結局それを捨てることになっちゃうので、そこは思いますね。気分もよくなります。
山中:僕は洋服が大好きで、私服もすごく好きですし、M!LKの衣装もデザインさせてもらったりとかしてるんですけど、ファッションとSDGsで取り組んでいることってありますか?
SHELLY:私はファッションに限らずなるべくゴミを出したくないということがあって。服って「これはめっちゃかわいい!」と思ったけど全然着る機会がないとか、あと私は最近妊娠・出産の時期で体のかたちが変わったりとかそういうことで服が替わったりするので、使わなくなった服をどうするかっていつも悩んでるんですけど。
山中:そうですよね。
SHELLY:私はなるべくこまめにクローゼットの中の使ってない服たちを集めて、いちばん仲のいい友だちに見せて「どう、どう?」て(笑)。そうすれば3分の2くらいはなくなるんですよ。残った3分の1で売れそうなものはネットで売ったり、リサイクルしてくれる洋服屋さんに持って行ったり、区の児童館で洋服を集めているところがあって着られるものはそこに出したりしてますね。
山中も着なくなった服を後輩にあげたり、売ったりすることもあると話す。
山中:僕はものもちがいいほうなので、できるだけ長く着る努力をしてます。
SHELLY:それがすごく大事だよね。でもファッション業界は世界で2番目に環境汚染を引き起こしてると言われていて、常に最新のもの、最先端のもの、流行りのものでいろんな人に合う服を作るってなると、どうしても売れ残ったものの廃棄ですごくゴミが出ちゃったりとか、染めの時点で水をすごく汚しちゃうとかあるんですけど。そうなると衣装デザインなどもすごく貴重な経験だと思うのですが、何かそういうことは考えたりしますか。
山中:考えようと思いました。M!LKは5人グループなんですけど、いろんな布を使いすぎるとムダが出ちゃったりするのでワントーンにするとか、そういう工夫ができればいいなと今回思いました。あと古着ミックスとかもスタイル的に好きなので。古着って言ったらリサイクルだから。
SHELLY:まさにそうですよね。
山中:古着を混ぜてスタイリングしてもいいなとすごく思いました。
SHELLY:俳優業をやりながらいろんな経験ができるって貴重だよね。
山中:ありがたいですね。デザインなんてやるとは全然思ってなかったので。絵とかも全然勉強したことがなくて独学でというか、徐々にかたちにはなっていきましたけど。
SHELLY:これからも楽しみだね。
山中:もっともっと1人でできるようになったらいいなと思っていますね。
SDGsは2030年までに達成する17の目標を掲げている。それにちなみ、最後にSHELLYは「2030年までにどんな社会になっていてほしいか?」と訊くと、山中は「みんな幸せになってほしいという気持ちはあるんですけど、M!LKというグルーブが国民的アイドルになり、幸せを届けられたらいいな」と語った。
山中柔太朗の最新情報は、スターダストプロモーション公式サイトまたは、オフィシャルTwitterまで。
SHELLYがナビゲートするプログラム『ITOCHU DEAR LIFE, DEAR FUTURE』の放送は毎月第4日曜日の22時から。
山中が登場したのは毎週週替わりでJ-WAVEが厳選した企画をお届けする特別な時間『J-WAVE SELECTION ITOCHU DEAR LIFE, DEAR FUTURE』。ここではナビゲーターのSHELLYと山中がトークを繰り広げた公開収録の様子をテキストで紹介する。オンエアは2月26日(日)。
同番組は、SDGsに関する活動を後押しする情報発信・体験の場である、青山のITOCHU SDGs STUDIOから発信。オンエアだけでなく、デジタル音声コンテンツとして提供・配信するサービス「SPINEAR」でも配信。SpotifyやApple Podcastsでも楽しめる。エピソードは月曜日に3回にわけて更新。
■ITOCHU SDGs STUDIO公式サイト
https://www.itochu.co.jp/ja/corporatebranding/sdgs/about.html
サッカー界では女性の審判が増えている
山中は東京・原宿のサッカーショップで買いものをしている途中にスカウトされ、この世界に入ったという。SHELLY:それいつくらいのときですか?
山中:中学3年ですね。
SHELLY:そういうことをしたいなってあったんですか?
山中:それはなくて、スカウトをされたときも友だちがいたんでカッコつけたくて「こんな(名刺)いらないよ」とか言いながら歩いてて(笑)。でも一応持ち帰ったら母親が「やってみなよ」ってことで。
SHELLY:当時、サッカーは結構本気でやっていたんでしょ?
山中:そうですね。11年くらいですかね。結局中学でやめちゃったんですけど。
SHELLY:栃木選抜にも選ばれたんですよね。すごいじゃん。でも中学でやめた理由は仕事が忙しくなったから?
山中:事務所は中学3年で入ったので仕事も全然ない状態だったんですけど、高校をサッカーの特待みたいなので行くか、芸能をやりやすい高校に行くかで迷ったときに、サッカーは趣味でできるけどこの仕事はできないかもなって思って、思い切って芸能をしやすい高校に行きました。
「サッカーの世界でもSDGsの活動が増えている」とSHELLYが言うと、山中が同調する。
山中:それこそ去年のFIFAワードルカップが盛り上がってましたけど、女性の審判の方がいたりとか。僕は本当にサッカーが好きで、今でも海外のリーグとか毎週見てるんですけど、女性の審判の方がいたりして。それが最近当たり前になってきているのがいいなと思います。
SHELLY:Jリーグの試合でもいろいろエコ活動をしていたりとか、スタジアムみたなところでいっぱいしてますよね。そういう活動をスポーツから関わるのもすごくいいですよね。
山中:すごく素敵だと思います。
番組では、山中がミュージックシェアとして自身が所属するダンスボーカルグループ・M!LKの『INFINITY TRY』を選曲。「大変な世界の中でも何回でも挑戦していいんだよっていう応援ソングで、自分のプレイリストにも入れている曲」と紹介した。
今までは全然自炊をしなかった
山中はドラマ『飴色パラドックス』(毎日放送)で初主演を果たした。山中:もちろん共感してもらいたいなって気持ちはあったんですけど、男性同士の恋愛って抵抗が全くなくて、そういうのを勉強するっていうよりかは役作りとして1人の人間を好きになる努力はしたつもりで。それはうそがないし、本当に見えるかなって。
SHELLY:相手のジェンダーは意識せずに。
山中:人としてかわいいな、好きだなっていう気持ちは考えたつもりです。
SHELLY:演じている中での発見とか、考えさせられることとかってあったりしました?
山中:男性女性関係なくかわいいって思ったらかわいいしっていうのはすごく感じました。
SHELLY:ジェンダーがテーマの作品とか今はすごく増えてきているような気がするんですけど、他にもドラマとか映画のセットをリユースしたりとか、現場でのSDGsの動きっていろいろ進んでますよね。
続いて、普段の生活で取り入れているSDGsの話題に。山中は「自炊をすること」と答えた。
山中:今まで全然自炊をしなかったんです。本当にデリバリーとかだったんですけど、やらないとヤバいなと思って。意外と自炊って、材料を無駄なく使うことが結構難しいなと気付いて。
SHELLY:分かる!
山中:1人暮らしだと特に。
SHELLY:1人がいちばん難しいよ。
山中:そこを頑張って考えることが最初の一歩なのかなと考えてしています。
SHELLY:どういう料理を作るの?
山中:パスタとかリゾットとか。
SHELLY:イタリアンが多いんだ。
山中:多いですね。チーズが好きで。
SHELLY:今まではテイクアウトとかデリバリーとか使ってた分、自炊で変わったことはありますか。
山中:1つは罪悪感がなくなったこと。自炊だとお金も節約できるし、材料も自分の考えた範囲で作れるから、「またデリバリーしちゃったな」っていう気持ちがなくなって、すごく気持ちよくなるというか。
SHELLY:あと容器とかもね。どうしてもデリバリーとかはプラスチック容器になっちゃうことが多いから。
山中:結局それを捨てることになっちゃうので、そこは思いますね。気分もよくなります。
M!LKの衣装もデザイン これからチャレンジしたいこと
番組後半では山中がSHELLYにファッションのSDGsについての質問をする場面もあった。山中:僕は洋服が大好きで、私服もすごく好きですし、M!LKの衣装もデザインさせてもらったりとかしてるんですけど、ファッションとSDGsで取り組んでいることってありますか?
SHELLY:私はファッションに限らずなるべくゴミを出したくないということがあって。服って「これはめっちゃかわいい!」と思ったけど全然着る機会がないとか、あと私は最近妊娠・出産の時期で体のかたちが変わったりとかそういうことで服が替わったりするので、使わなくなった服をどうするかっていつも悩んでるんですけど。
山中:そうですよね。
SHELLY:私はなるべくこまめにクローゼットの中の使ってない服たちを集めて、いちばん仲のいい友だちに見せて「どう、どう?」て(笑)。そうすれば3分の2くらいはなくなるんですよ。残った3分の1で売れそうなものはネットで売ったり、リサイクルしてくれる洋服屋さんに持って行ったり、区の児童館で洋服を集めているところがあって着られるものはそこに出したりしてますね。
山中も着なくなった服を後輩にあげたり、売ったりすることもあると話す。
山中:僕はものもちがいいほうなので、できるだけ長く着る努力をしてます。
SHELLY:それがすごく大事だよね。でもファッション業界は世界で2番目に環境汚染を引き起こしてると言われていて、常に最新のもの、最先端のもの、流行りのものでいろんな人に合う服を作るってなると、どうしても売れ残ったものの廃棄ですごくゴミが出ちゃったりとか、染めの時点で水をすごく汚しちゃうとかあるんですけど。そうなると衣装デザインなどもすごく貴重な経験だと思うのですが、何かそういうことは考えたりしますか。
山中:考えようと思いました。M!LKは5人グループなんですけど、いろんな布を使いすぎるとムダが出ちゃったりするのでワントーンにするとか、そういう工夫ができればいいなと今回思いました。あと古着ミックスとかもスタイル的に好きなので。古着って言ったらリサイクルだから。
SHELLY:まさにそうですよね。
山中:古着を混ぜてスタイリングしてもいいなとすごく思いました。
SHELLY:俳優業をやりながらいろんな経験ができるって貴重だよね。
山中:ありがたいですね。デザインなんてやるとは全然思ってなかったので。絵とかも全然勉強したことがなくて独学でというか、徐々にかたちにはなっていきましたけど。
SHELLY:これからも楽しみだね。
山中:もっともっと1人でできるようになったらいいなと思っていますね。
SDGsは2030年までに達成する17の目標を掲げている。それにちなみ、最後にSHELLYは「2030年までにどんな社会になっていてほしいか?」と訊くと、山中は「みんな幸せになってほしいという気持ちはあるんですけど、M!LKというグルーブが国民的アイドルになり、幸せを届けられたらいいな」と語った。
オンエアをお届けした、青山のITOCHU SDGs STUDIO。
SHELLYがナビゲートするプログラム『ITOCHU DEAR LIFE, DEAR FUTURE』の放送は毎月第4日曜日の22時から。
番組情報
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毎月第4日曜22:00-22:54