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NOA、8LOOMを経て強くなった「届けたい」という意思。芝居への挑戦は表現力のプラスに

NOA、8LOOMを経て強くなった「届けたい」という意思。芝居への挑戦は表現力のプラスに

シンガーソングライターのNOAが、アーティスト人生に影響を与えた出会いについて語った。

NOAが登場したのは、2月18日(土)に放送されたJ-WAVEの番組『BLUE IN GREEN』(ナビゲーター:甲斐まりか)のワンコーナー「LIFE WITH GROOVE」。

NOAは、ファーストアルバム『NO.A』を2月22日(水)にリリース。

NOA - Purple Sky【Lyric Video】

芝居の経験が歌にもプラスに

NOAは2000年東京生まれ。韓国の美容院でスカウトされた彼は、韓国の大手事務所であるYGエンターテインメントの日本人初の練習生として韓国で生活。2018年に帰国した。2020年1月から本格的に音楽活動を開始し、2021年にユニバーサルミュージックからメジャーデビュー。2022年にはドラマ『君の花になる』(TBS系)の8LOOM(ブルーム)メンバーとして出演し、俳優として新たなファンを獲得するなど幅広く活躍している。

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甲斐:リスナーのみなさんのなかには8LOOMの久留島巧として初めてNOAさんに出会った方も多いかと思います。NOAさんがドラマで芝居に挑戦されて、一番糧となったことはなんでしたか?

NOA:表現力みたいなものを改めて学べた場所で、それがいま歌にもつながっていて。ドラマの制作中にレコーディングとかしていたんですが、歌詞の入り方が違うというか。もっとそこに気持ちが乗ったり「届けたい」という意思が強くなったので、それは絶対にお芝居のおかげだなと思います。お芝居に挑戦しながら大事な仲間とも出会えたので「大切さ」というものも学べましたし、すごくステキな場所でした。

甲斐:やはり表現力という面で台詞を言うのと歌詞を歌うのは共通する部分がありますか?

NOA:そうですね。それはすごく不思議でした。歌を歌っているときにいままでにない感覚で。絶対お芝居からきているんだろうなという風に感じて。

甲斐:すごく大きなプラスになったんですね。

BIG BANGへの憧れ

NOAは過去を振り返り、ターニングポイントとなった出来事について語った。

NOA:BIG BANGさんの『MY HEAVEN』というミュージックビデオを観たのがきっかけで、BIG BANGさんの大ファンになったんです。

BIGBANG - MY HEAVEN M/V

NOA:そこから「BIG BANGさんになりたい」という想いで。そうしたらYGに入りたいとなって「じゃあ韓国に行くしかないな」と。そこから実際に自分が韓国に行っていまのキャリアがあるので。本当にBIG BANGさんの『MY HEAVEN』のミュージックビデオを観たのが大きなきっかけというか転機だなと思っています。

甲斐:その行動力もすごいです。本当にYGの練習生になれるという。

NOA:美容院でのスカウトだったり、本当に運命だなと自分のなかでも感じています。

甲斐:当時のNOAさんはBIG BANGのどんなところにいちばん惹かれたんですか?

NOA:最初に観たときから本当に個性豊かな方たちだなというのもありましたし、いままで僕が思っていたボーイズグループの概念みたいなものを覆されて。アーティスト性もすごくあってかっこいいなと。

甲斐:存在感もすごかったですよね。いまでこそ韓国に渡って練習生をされる方は日本人以外にも増えていると思いますが、そのころはあまりいなかったですか?

NOA:全然いなかったです。日本人の友だちとか1人もいなかったです。

甲斐:想像できないぐらい大変だったと思います。でもそれがいまの自分のアーティストのキャリアとしてのベースとなっているのは、すばらしいです。

NOA:とんでもないです。

甲斐:BIG BANGみたいになりたいという最初の衝動やモチベーションがNOAさんのなかでどう変化していったんですか?

NOA:常にBIG BANGさんのライブを観ながら「自分もあのステージに立ちたいな」だったり、もっとアーティストの深さを知っていったきっかけでもあったので、そこから作詞作曲をしてみたりといったことにもつながりました。BIG BANGさんも自分で作られていることが多く「自分もどんどん挑戦していこう」と思うきっかけにもなった存在なので、やっぱりそこは大きいです。

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自分の気持ちに確信を持てた瞬間

続いて転機となった出会い、人物について問いかけるとNOAはONE OK ROCKの名前を挙げた。

NOA:まだソウルに滞在しているときにコンサートを観に行ったことがあって。そのときに『One Way Ticket』という曲をパフォーマンスされていて。自分には往復チケットじゃなくて片道チケットしかないんだなと、自分の気持ちに確信を持てた瞬間でした。音楽の力にはいつも励まされていますし、原動力にもなっています。だからこそ自分が届けたいという風に思うきっかけにもなりました。

甲斐:NOAさんの楽曲にもそういう意味の詰まった歌詞が多いなと感じました。そう思われている分、ファンの方にも一緒にそういう気持ちでというか。

NOA:自分の曲が少しでも聴いてくださる方の支えになったらいいなといつも思っています。そういったメッセージを実際にいただくと、すごくうれしいですし感動します。

甲斐:ちなみにこのことはONE OK ROCKのみなさんには伝えられたんですか?

NOA:お会いしたときに伝えました。すごく喜んでいただいたんですけど……何回かお会いしているんですが、いまだに慣れないというか(笑)。大ファンすぎて恥ずかしいというか、すごく照れちゃって話せなくなっちゃうんです。でも本当に優しい方たちで、いつも尊敬しています。

甲斐:NOAさんすごくクールなのに、そんな一面もあるなんて(笑)。

NOAの最新情報は、公式サイトまたは、Twitterまで。

『BLUE IN GREEN』のワンコーナー「LIFE WITH GROOVE」では、ゲストのライフスタイルにフォーカス。生活に欠かせないアイテムや、ライブ音源をご紹介。放送は毎週土曜日の12時55分ごろから。

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