お笑い芸人・CRAZY COCOが、お笑い芸人になるまでの経緯や、今後の目標について語った。
CRAZY COCOが登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『START LINE』(ナビゲーター:長谷川ミラ)のワンコーナー「AWESOME COLORS」。ここでは、1月27日(金)のオンエアをテキストで紹介する。
長谷川:ずっと観ています! CAのネタが本当に面白くって、「外資系VS日系」とか「関西と東京のCAの違い」とかの動画がめちゃくちゃ好きです。たぶん全部の動画を観ているんじゃないかな。
CRAZY COCO:あはは(笑)。ありがとうございます。
長谷川:CRAZY COCOさんはエミレーツ航空のキャビンアテンダントからさまざまな職を経て、35歳でお笑い芸人に転身。経歴を活かしたツッコミどころ満載のCAネタがSNSで話題となり、Instagramのフォロワー数は22万人超えです。輝かしいキャリアから、なぜ芸人さんになろうと思われたのでしょうか?
CRAZY COCO:もともとエンターテイナーになりたい思いは心のどこかにあったんですよ。ただ、自分自身がそのことに気付いていなくって。
CRAZY COCOにとっての転機は、新型コロナウイルス罹患による入院生活だった。
CRAZY COCO:そのときは外国人の就労サポートをするお仕事をしていたんですけど、けっこうネガティブを吸収することが多かったんです。それで、ポジティブに発信するほうにいきたいなと思って、「芸人 エンターテイナー 女 なり方」みたいな感じで調べたら『女芸人No.1決定戦 THE W』(日本テレビ系)という賞レースのエントリーがたまたまその時期だったんでエントリーしました。
長谷川:なるほど! コロナになって改めて人生を考え直したと。
CRAZY COCO:アマチュアのままエントリーしたら運よく準決勝までいって、そこで吉本興業さんにスカウトしてもらいました。
長谷川:今発信しているようなネタで準決勝まで?
CRAZY COCO:そう。CAネタで準決勝までいったんですけど、当時はSNSとかでネタ動画をあげていなかったんですね。(発信は)所属してからですね。
長谷川:2023年3月に吉本に所属されたってことは、まだ1年経っていないんですね!?
CRAZY COCO:まだ経ってないんですよ。
長谷川:ネタはご自身のCAの経験を基にSNSで発信されているってことですか?
CRAZY COCO:そうですね。コロナ禍の影響でみんなが旅行に行けてなかったじゃないですか。そういうのも相まって旅行を思い出してみようかなみたいな、そういう心理を突いた感じですかね。
長谷川:エンターテイナーになりたい思いがあったとしても、CAネタにすぐ直結したのがすごいと思ったんですよ。どういうところからアイディアを?
CRAZY COCO:今までにないネタをしないと早く売れないと思ったんですよ。女芸人、ピン芸人はたくさんいるけど、CAネタをやっている人はいない。ネタの面白い・面白くないは主観だけど、この人いる・いないはみんなわかるじゃないですか。そこを攻めないと最短で売れないなと思って、CAネタでいこうと思いましたね。
長谷川:今はYouTube、Instagram、TikTokのなかでどれに一番力を入れているんですか?
CRAZY COCO:Instagramですね。リールから通常投稿に流れてもらうようにしていて、「ふざけているけどメッセージ性を込めた発信もしてまっせ」みたいなことを考えています。
長谷川:たとえば、どんなメッセージを発信されているのでしょうか?
CRAZY COCO:とりあえず挑戦・行動しよう、と。学生や若い方でも悩んでいる方はいっぱいいるけど、私は35歳でやりたいことを見つけているんですよ。だからみんな焦らなくてもいいよ、みたいな。
長谷川:へええ! YouTubeでも英語講座の動画をやられていましたよね。エンターテイナーとしては、もうちょっと広いビジョンや思いがあるのでしょうか?
CRAZY COCO:「人生は一度きりだよ」と伝えたいです。正直なところ、いつ死ぬかわからないじゃないですか。やりたいことがある人は夢に向かって全力で頑張ってほしいというメッセージ性を全面に出しています。
CRAZY COCO:ネガティブ要素になっちゃうんですけど、差別はありましたね。ドバイを拠点にしてアフリカも行ったしヨーロッパも行ったしアジアも行きました。自分はアイデンティティとしてはアジア人だから、たまに「きみからはサービスされたくない」と言ってくる方がいました。それが世界なんだなって思いましたね。
長谷川:そういうとき、外資系CAだったらどうやって言い返すんですか?
CRAZY COCO:もう、無視! 「Whatever」みたいな。
長谷川:(笑)。それぐらいのメンタリティじゃないと?
CRAZY COCO:やってけない。
CA時代はドバイを拠点に活躍していたCRAZY COCO。どんな生活を送っていたのだろう?
CRAZY COCO:むちゃくちゃ楽しかったですけど、今振り返ると日本に勝る国はないなと思いますね。
長谷川:そうなんだ!
CRAZY COCO:でもみなさんには旅行でぜひ行ってほしいです。絶対楽しいと思う。
長谷川:4年半住まれていたそうですが、暮らしはどうでしたか?
CRAZY COCO:バブリーでしたし、エミレーツ航空のCAはいろんなところでCA割が適用されたんですよ。ごはんとかホテルステイが半額でした。そういうマジックカードがあったんですね。
長谷川:噂では聞いたことがあるけど本当だったんだ!
CRAZY COCO:CAネタはそろそろ需要がなくなるんじゃないかと思っているので、社会人女性あるあるみたいな、ちょっと間口を広げたネタをやっていきたいですね。長期目標としては、やっぱり海外進出を目指しています。『エレンの部屋』っていう海外の番組があったじゃないですか。
長谷川:ありましたね。日本でいう『徹子の部屋』(テレビ朝日系)みたいな。
CRAZY COCO:ああいうのをやって人の人生を掘り下げていきたいと思っています。芸人というよりかは、前向きなことを発信するエンターテイナーみたいな感じで活躍していきたいと思っていますね。今のところは日本で活動して、どんどんレベルアップしていくのが現実的かなと考えています。
『START LINE』のワンコーナー「AWESOME COLORS」では、自分らしく輝くあの人のストーリーをお届け。放送は毎週金曜日の18時10分から。
CRAZY COCOが登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『START LINE』(ナビゲーター:長谷川ミラ)のワンコーナー「AWESOME COLORS」。ここでは、1月27日(金)のオンエアをテキストで紹介する。
エミレーツ航空の元CAがお笑い芸人に!
CRAZY COCOは元外資系キャビンアテンダント(CA)のキャリアを活かした動画が話題を呼び、TikTokやYouTubeなどで人気を集めるお笑い芸人だ。【前半:自己紹介動画】Emirates航空出身芸人のこじらせ経歴を紹介!
CRAZY COCO:あはは(笑)。ありがとうございます。
長谷川:CRAZY COCOさんはエミレーツ航空のキャビンアテンダントからさまざまな職を経て、35歳でお笑い芸人に転身。経歴を活かしたツッコミどころ満載のCAネタがSNSで話題となり、Instagramのフォロワー数は22万人超えです。輝かしいキャリアから、なぜ芸人さんになろうと思われたのでしょうか?
CRAZY COCO:もともとエンターテイナーになりたい思いは心のどこかにあったんですよ。ただ、自分自身がそのことに気付いていなくって。
CRAZY COCOにとっての転機は、新型コロナウイルス罹患による入院生活だった。
CRAZY COCO:そのときは外国人の就労サポートをするお仕事をしていたんですけど、けっこうネガティブを吸収することが多かったんです。それで、ポジティブに発信するほうにいきたいなと思って、「芸人 エンターテイナー 女 なり方」みたいな感じで調べたら『女芸人No.1決定戦 THE W』(日本テレビ系)という賞レースのエントリーがたまたまその時期だったんでエントリーしました。
長谷川:なるほど! コロナになって改めて人生を考え直したと。
CRAZY COCO:アマチュアのままエントリーしたら運よく準決勝までいって、そこで吉本興業さんにスカウトしてもらいました。
長谷川:今発信しているようなネタで準決勝まで?
CRAZY COCO:そう。CAネタで準決勝までいったんですけど、当時はSNSとかでネタ動画をあげていなかったんですね。(発信は)所属してからですね。
長谷川:2023年3月に吉本に所属されたってことは、まだ1年経っていないんですね!?
CRAZY COCO:まだ経ってないんですよ。
長谷川:ネタはご自身のCAの経験を基にSNSで発信されているってことですか?
CRAZY COCO:そうですね。コロナ禍の影響でみんなが旅行に行けてなかったじゃないですか。そういうのも相まって旅行を思い出してみようかなみたいな、そういう心理を突いた感じですかね。
長谷川:エンターテイナーになりたい思いがあったとしても、CAネタにすぐ直結したのがすごいと思ったんですよ。どういうところからアイディアを?
CRAZY COCO:今までにないネタをしないと早く売れないと思ったんですよ。女芸人、ピン芸人はたくさんいるけど、CAネタをやっている人はいない。ネタの面白い・面白くないは主観だけど、この人いる・いないはみんなわかるじゃないですか。そこを攻めないと最短で売れないなと思って、CAネタでいこうと思いましたね。
長谷川:今はYouTube、Instagram、TikTokのなかでどれに一番力を入れているんですか?
CRAZY COCO:Instagramですね。リールから通常投稿に流れてもらうようにしていて、「ふざけているけどメッセージ性を込めた発信もしてまっせ」みたいなことを考えています。
長谷川:たとえば、どんなメッセージを発信されているのでしょうか?
CRAZY COCO:とりあえず挑戦・行動しよう、と。学生や若い方でも悩んでいる方はいっぱいいるけど、私は35歳でやりたいことを見つけているんですよ。だからみんな焦らなくてもいいよ、みたいな。
長谷川:へええ! YouTubeでも英語講座の動画をやられていましたよね。エンターテイナーとしては、もうちょっと広いビジョンや思いがあるのでしょうか?
CRAZY COCO:「人生は一度きりだよ」と伝えたいです。正直なところ、いつ死ぬかわからないじゃないですか。やりたいことがある人は夢に向かって全力で頑張ってほしいというメッセージ性を全面に出しています。
ドバイでの暮らしを振り返る
CRAZY COCOは、CA時代の印象に残ったエピソードを語った。CRAZY COCO:ネガティブ要素になっちゃうんですけど、差別はありましたね。ドバイを拠点にしてアフリカも行ったしヨーロッパも行ったしアジアも行きました。自分はアイデンティティとしてはアジア人だから、たまに「きみからはサービスされたくない」と言ってくる方がいました。それが世界なんだなって思いましたね。
長谷川:そういうとき、外資系CAだったらどうやって言い返すんですか?
CRAZY COCO:もう、無視! 「Whatever」みたいな。
長谷川:(笑)。それぐらいのメンタリティじゃないと?
CRAZY COCO:やってけない。
CA時代はドバイを拠点に活躍していたCRAZY COCO。どんな生活を送っていたのだろう?
CRAZY COCO:むちゃくちゃ楽しかったですけど、今振り返ると日本に勝る国はないなと思いますね。
長谷川:そうなんだ!
CRAZY COCO:でもみなさんには旅行でぜひ行ってほしいです。絶対楽しいと思う。
長谷川:4年半住まれていたそうですが、暮らしはどうでしたか?
CRAZY COCO:バブリーでしたし、エミレーツ航空のCAはいろんなところでCA割が適用されたんですよ。ごはんとかホテルステイが半額でした。そういうマジックカードがあったんですね。
長谷川:噂では聞いたことがあるけど本当だったんだ!
将来の夢は世界進出
CRAZY COCOは今後、女性の共感を得られるネタを増やしていきたいという。CRAZY COCO:CAネタはそろそろ需要がなくなるんじゃないかと思っているので、社会人女性あるあるみたいな、ちょっと間口を広げたネタをやっていきたいですね。長期目標としては、やっぱり海外進出を目指しています。『エレンの部屋』っていう海外の番組があったじゃないですか。
長谷川:ありましたね。日本でいう『徹子の部屋』(テレビ朝日系)みたいな。
CRAZY COCO:ああいうのをやって人の人生を掘り下げていきたいと思っています。芸人というよりかは、前向きなことを発信するエンターテイナーみたいな感じで活躍していきたいと思っていますね。今のところは日本で活動して、どんどんレベルアップしていくのが現実的かなと考えています。
『START LINE』のワンコーナー「AWESOME COLORS」では、自分らしく輝くあの人のストーリーをお届け。放送は毎週金曜日の18時10分から。
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2023年2月3日28時59分まで
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