君島大空×King Gnu新井和輝がJ-WAVEで対談。ファーストアルバム『映帶する煙』への想いを語った。
君島が登場したのはJ-WAVEで放送された『SPARK』。オンエアは1月17日(火)。注目のアーティストが曜日ごとにナビゲーターを務める番組で、火曜ナビゲーターはKing Gnuの新井和輝(Ba)が担当している。
君島は1月23日(月)に、J-WAVE後援による合奏形態ツアー『映帶』のツアーファイナルをKT Zepp YOKOHAMAで開催する。合奏形態のメンバーは、Gt.西田修大、B.新井和輝、Dr.石若 駿。
・公演、チケットの詳細
https://www.j-wave.co.jp/event/14638-202301.htm
新井:制作期間はどれくらいになるの?
君島:正味、2年ぐらい(笑)。
新井:そうだよね(笑)。
君島:そうなんですよね。
新井:まずは「意外とファーストなんだ」というところですよね。
君島:サイズとして40分越えしているのは初めてかな。
新井:いままでEPとかシングルをわりとメインで切ってきたじゃない? ここにきてアルバムというのはそれまでのEP群というか、出したものへの区切りみたいなのはあったりするの?
君島:そういうつもりでフルアルバムにした部分もあります。
新井:章を追って区切れるというか。そんなことになっているということだよね。
君島:仕切り直しみたいな。「1枚目です」という気持ちが自分のなかで強いですね。
新井:アルバムは合奏として4曲呼んでもらって。やっぱり思い出深い曲もあるし、特に『19℃』や『都合』だったりとか。古い曲もあり、特にこの2曲が入っているということが個人的にファーストフルアルバムとして意味を持つのかな、なんて勝手に思っているんだけど。
君島:ここで出しておかないと、もう出すタイミングないなと。
新井:俺のなかでは「意外とためたなあ」という印象だったの。シングルで切ってもいいのになあと、ちょこちょこ思っていたんだけど。まあ、このタイミングまでためたんだなと思って。
君島:出さないのももったいないという2曲だったので。とりあえず合奏で録っておこうと思って録ったんです。それを出すタイミングを見計らい続けて、ギリいまかなという。感慨深すぎて、自分ではまだどう聴いていいかわからないアルバムです。
新井:印象は基本ちょっと抽象的だったりとか、サウンドも複雑だったりとか。いわゆる音響系というか、その側面もあるから聴き手にとってかなり難しいイメージというのも、ある種あると思う。だけどその側面はありつつ圧倒的にポップだな、というのが君島の楽曲に対して一番思っていることなんだけど。すごくポップでいいなとずっと思っていて。
君島:うれしい。なんか恥ずかしい(笑)。
新井:いや(笑)。こういうタイミングじゃないと言えないから。音楽的なことを今日は話そうと思っていて。いつかのリハのタイミングでも話したと思うけど“サビ感”が基本どの曲もあるじゃない? メロディー自体もそうだし「みんなが思っているよりもポップなんだけどな」というのが、俺が正直思っていることなんだけど。
君島:ぜひ、どんどん言ってください。
新井:そのポップ感とかさ、またKing Gnuとまた違うのを持っているんだろうなと思っていて。そういう「ポップとは」というのはあったりするの? テーマとしては広いんだけど。
君島:意識はしていると思います。「自分で歌う」というのがつくと、ちゃんとそこは考えている気がするな。
新井:君のなかでは、無意識的に起こっていることなんだ。
君島:起こっているし、けっこうちゃんと考えて自分の聴いてきたポップスを聴き返したりとかしますね。
新井:聴いている音楽とか曲のチョイスとかさ、やっぱりアンダーグラウンドなものとかも俺らはすごく好きだし、そういうのをチョイスしがちなんだけど。でもいわゆるポップスというのもたぶん、俺ら以上に聴いていると思うんだよね。
君島は今回のアルバムでミックスをする際に苦労した曲について『装置』と『回転扉の内側は春?』の二曲を挙げた。
君島:『装置』はすごく最後まで悩んだ。だけど「全部ひずませちゃえ」みたいな解決をしてしまって。『回転扉の内側は春?』という曲が大変でした。
新井:この曲はヤバいよね。
君島:大変だった記憶しかない。
新井:俺も音源を送ってもらって聴いてさ「どわー!」って言ったものね。これライブどうするんだろう、というのもありつつ。リハもこれからだしね。
君島:そうそう(笑)。
新井:ちょっとワンマンライブのネタバレになるかもしれないけど、この曲どうする?
君島:……みんなでやる(笑)。頑張る。
新井:これできる?
君島:できる。いままでできないと思っていたものもできたから。
新井:意外とできてきちゃっているからというのもあるけど。曲は全部やる感じ?
君島:やるやる。やり方はもう考えてあるから大丈夫。
新井:じゃあリハで詰めるのも楽しみですね。
新井:出会いの話とかいろいろしたかったんですけど。その話は、またいいタイミングで。
君島:止まらなくなっちゃうからね。
新井:そうなんだよね。いつでもお待ちしています。来たいときに電話くれたら。いつでも出られるから。
君島:すごいなあ(笑)。
新井:お知らせは、君島からお願いしてもいいですか?
君島:『映帶する煙』という私のファーストアルバムがリリースになりました。ぜひ聴いてみてください。よかったらCDを買ってください。すごくきれいにできたので。
新井:ね。ジャケットとかもすごくいいよね。
君島:中ジャケもすごくきれいなのでぜひ。歌詞カードもかわいいので見てみてください。そして、1月23日(月)にKT Zepp Yokohamaで合奏形態のワンマンライブが、ツアーファイナルがあります。ぜひ遊びに来てください。新曲もやるし、アルバムの曲をたくさんやります。
新井:名古屋、大阪で2本やったけれども、たぶん内容も変わるよね。
君島:けっこうガラッと変わります。
新井:その2つも来てくれた方も楽しめる内容になると思います。
合奏形態ツアー『映帶』の情報はJ-WAVEオフィシャルサイトまで。
J-WAVE『SPARK』では、月曜から木曜まで日替わりのアーティストがナビゲーターを務める。放送は月曜~木曜の24時00分から。
君島が登場したのはJ-WAVEで放送された『SPARK』。オンエアは1月17日(火)。注目のアーティストが曜日ごとにナビゲーターを務める番組で、火曜ナビゲーターはKing Gnuの新井和輝(Ba)が担当している。
君島は1月23日(月)に、J-WAVE後援による合奏形態ツアー『映帶』のツアーファイナルをKT Zepp YOKOHAMAで開催する。合奏形態のメンバーは、Gt.西田修大、B.新井和輝、Dr.石若 駿。
・公演、チケットの詳細
https://www.j-wave.co.jp/event/14638-202301.htm
仕切り直しの気持ちで出した1stアルバム
君島はファーストアルバム『映帶する煙』を1月18日(水)にリリース。新井から「ついに出たね」と振られると、君島は「やっと出た(笑)」と笑いつつ、アルバムへの想いを語った。新井:制作期間はどれくらいになるの?
君島:正味、2年ぐらい(笑)。
新井:そうだよね(笑)。
君島:そうなんですよね。
新井:まずは「意外とファーストなんだ」というところですよね。
君島:サイズとして40分越えしているのは初めてかな。
新井:いままでEPとかシングルをわりとメインで切ってきたじゃない? ここにきてアルバムというのはそれまでのEP群というか、出したものへの区切りみたいなのはあったりするの?
君島:そういうつもりでフルアルバムにした部分もあります。
新井:章を追って区切れるというか。そんなことになっているということだよね。
君島:仕切り直しみたいな。「1枚目です」という気持ちが自分のなかで強いですね。
新井:アルバムは合奏として4曲呼んでもらって。やっぱり思い出深い曲もあるし、特に『19℃』や『都合』だったりとか。古い曲もあり、特にこの2曲が入っているということが個人的にファーストフルアルバムとして意味を持つのかな、なんて勝手に思っているんだけど。
君島:ここで出しておかないと、もう出すタイミングないなと。
新井:俺のなかでは「意外とためたなあ」という印象だったの。シングルで切ってもいいのになあと、ちょこちょこ思っていたんだけど。まあ、このタイミングまでためたんだなと思って。
君島:出さないのももったいないという2曲だったので。とりあえず合奏で録っておこうと思って録ったんです。それを出すタイミングを見計らい続けて、ギリいまかなという。感慨深すぎて、自分ではまだどう聴いていいかわからないアルバムです。
みんなが思っているよりもポップ
新井は君島の楽曲について、高い評価をしつつ自分なりの分析をしてみせた。新井:印象は基本ちょっと抽象的だったりとか、サウンドも複雑だったりとか。いわゆる音響系というか、その側面もあるから聴き手にとってかなり難しいイメージというのも、ある種あると思う。だけどその側面はありつつ圧倒的にポップだな、というのが君島の楽曲に対して一番思っていることなんだけど。すごくポップでいいなとずっと思っていて。
君島:うれしい。なんか恥ずかしい(笑)。
新井:いや(笑)。こういうタイミングじゃないと言えないから。音楽的なことを今日は話そうと思っていて。いつかのリハのタイミングでも話したと思うけど“サビ感”が基本どの曲もあるじゃない? メロディー自体もそうだし「みんなが思っているよりもポップなんだけどな」というのが、俺が正直思っていることなんだけど。
君島:ぜひ、どんどん言ってください。
新井:そのポップ感とかさ、またKing Gnuとまた違うのを持っているんだろうなと思っていて。そういう「ポップとは」というのはあったりするの? テーマとしては広いんだけど。
君島:意識はしていると思います。「自分で歌う」というのがつくと、ちゃんとそこは考えている気がするな。
新井:君のなかでは、無意識的に起こっていることなんだ。
君島:起こっているし、けっこうちゃんと考えて自分の聴いてきたポップスを聴き返したりとかしますね。
新井:聴いている音楽とか曲のチョイスとかさ、やっぱりアンダーグラウンドなものとかも俺らはすごく好きだし、そういうのをチョイスしがちなんだけど。でもいわゆるポップスというのもたぶん、俺ら以上に聴いていると思うんだよね。
君島は今回のアルバムでミックスをする際に苦労した曲について『装置』と『回転扉の内側は春?』の二曲を挙げた。
君島:『装置』はすごく最後まで悩んだ。だけど「全部ひずませちゃえ」みたいな解決をしてしまって。『回転扉の内側は春?』という曲が大変でした。
新井:この曲はヤバいよね。
君島:大変だった記憶しかない。
新井:俺も音源を送ってもらって聴いてさ「どわー!」って言ったものね。これライブどうするんだろう、というのもありつつ。リハもこれからだしね。
君島:そうそう(笑)。
新井:ちょっとワンマンライブのネタバレになるかもしれないけど、この曲どうする?
君島:……みんなでやる(笑)。頑張る。
新井:これできる?
君島:できる。いままでできないと思っていたものもできたから。
新井:意外とできてきちゃっているからというのもあるけど。曲は全部やる感じ?
君島:やるやる。やり方はもう考えてあるから大丈夫。
新井:じゃあリハで詰めるのも楽しみですね。
ツアーファイナルは、ガラッと変わった内容に
君島はトークが終わることを惜しみつつも、今後の活動について語った。新井:出会いの話とかいろいろしたかったんですけど。その話は、またいいタイミングで。
君島:止まらなくなっちゃうからね。
新井:そうなんだよね。いつでもお待ちしています。来たいときに電話くれたら。いつでも出られるから。
君島:すごいなあ(笑)。
新井:お知らせは、君島からお願いしてもいいですか?
君島:『映帶する煙』という私のファーストアルバムがリリースになりました。ぜひ聴いてみてください。よかったらCDを買ってください。すごくきれいにできたので。
新井:ね。ジャケットとかもすごくいいよね。
君島:中ジャケもすごくきれいなのでぜひ。歌詞カードもかわいいので見てみてください。そして、1月23日(月)にKT Zepp Yokohamaで合奏形態のワンマンライブが、ツアーファイナルがあります。ぜひ遊びに来てください。新曲もやるし、アルバムの曲をたくさんやります。
新井:名古屋、大阪で2本やったけれども、たぶん内容も変わるよね。
君島:けっこうガラッと変わります。
新井:その2つも来てくれた方も楽しめる内容になると思います。
合奏形態ツアー『映帶』の情報はJ-WAVEオフィシャルサイトまで。
J-WAVE『SPARK』では、月曜から木曜まで日替わりのアーティストがナビゲーターを務める。放送は月曜~木曜の24時00分から。
radikoで聴く
2023年1月24日28時59分まで
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
番組情報
- SPARK
-
月・火・水・木曜24:00-25:00