BONNIE PINKが、育児での発見や、Night Tempoとのコラボ、新曲『エレジー』への思いを語った。
BONNIE PINKが登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『SAPPORO BEER OTOAJITO』(ナビゲーター:クリス・ペプラー)。ビールを飲みながら、クリスとゲストが音楽談義を繰り広げる番組だ。オンエアは10月14日(金)。
この番組ではゲストが、ビールに合う“おみや”を紹介する。BONNIE PINKは、盛香珍の「麻辣青豆」を持参し、ビールとともに楽しんだ。
BONNIE PINK:リリースとか何年もお休みしちゃってたんです。何してたんだろうって考えたら、コロナもあったんですけど、育児って楽しくて。しんどいこともすごく多いんですけど、没頭してたというか。
クリス:わかります。
BONNIE PINK:1分1秒見逃したくないみたいな。今は保育園とか行ってるんですけど、最初の頃はずっと眺めてました(笑)。面白いな、この生きものって思いながら。
クリス:命ってすごいな、この生命、感性、知性、この魂って。
BONNIE PINK:子どもの目線とか発言とかに本当にハッとさせられたり、忘れてたことを思い出させてくれる感覚があって、新たなエネルギーをまたもらってる感覚があって、また次の人生が始まったなって。子ども話って尽きないですよね。
クリス:尽きないですね。
BONNIE PINK:私自身も『みんなのうた』で育ってるし、自分の記憶に残ってる曲とか。アニメーションもつくから、こんな感じだったらいいなって想像しながら。実はオンエアまでアニメーションを見せてくれないんですけど、それをワクワクしながら。6年ぶりと久々のリリースだったので、6年も空いちゃうとどういう曲で久々にリリースしたらいいのかって考えるとわからなくなっちゃって。『みんなのうた』でよかったです。
クリス:娘さんうれしかったんじゃないですか。お母さんの歌が『みんなのうた』になって。
BONNIE PINK:そうなんです。たまたまテレビでこの曲が流れてたときに「これママの歌でしょ?」とか言われて、一緒になって歌ってくれたりして、あれはたまらなかったですね。
クリス:自慢のママですよね。
BONNIE PINK:これは子どもの記憶に刻まれていてほしいなって思います。
クリス:ステージはどうでした?
BONNIE PINK:気持ちよかった(笑)。久しぶりに大きなフェスに出られたので。Night Tempoくんもすごく盛り上がっていて、一緒になってお祭り騒ぎみたいな感じで。
クリス:Night Tempoくんとコラボしてどうでした。
BONNIE PINK:コラボは今までもいろんな方とさせてもらっているんですけど、今回はざっくりとしたトラックがあって、それをもらって、歌詞はリモートで相談して。「この曲は時間帯だといつですか」って質問したら「夜」と言ってたから、夜の雰囲気のイメージで書いたんですけど、どうしても私は歌う人間だし曲を書く人間だから、まあまあ自分の歌いぐせみたいなものもあって、メロディーを変えさせてもらった部分もありました。
クリス:なるほど。
BONNIE PINK:それでより自分らしさも出せて、かつNight Tempoくんのテイストと世界に私が入って行ったというか。いいさじ加減のコラボになったなって思います。
クリスは「僕、ハウス好きだからこういうグルーヴ系はすごく好き」と絶賛した。
BONNIE PINK:私は自分ひとりでこういう曲は書かないかもしれないから、新鮮だったし、歌詞を書き終わって「書き直したほうがいいところある?」とか訊いたら「大満足です」みたいな感じに言われたし。歌入れもリモートでつないで、彼は韓国で見てるだけなんだけど、私の歌入れを見てくれて。私は踊れる音楽がすごく好きだから、フジロックで共演したときもすごく楽しくて。こういうダンサブルな曲だけをやるライブもちょっと楽しそうだなって思いました。今後の曲作りにも参考になるなって思いました。
クリス:今の時代にこの声が合ってるんじゃないかな。ボーカリストにイノセンスな感じが求められてるような気がしているから。
BONNIE PINK:被爆体験をされた方のインタビューでつづられている映画なんですけど、戦争とか被爆するとかって自分にとって身近なことではないとずっと思ってて。だから聞こえてくる話とかでイメージするしかなかったけど、ウクライナ侵攻みたいなことがあったりして、よりリアルに「これは繰り返されてはならない」って強く思ったりして。でもこの曲を書いたときは、今の戦争が起こってなかったんですけど、タイミングが合ってしまったのは何か理由があったんじゃないかなっていう気がしています。悲劇を繰り返さないためにも語り継いでいくというか、その重要性を描いた映画でもあるし、私も子どもができて余計に自分の時代だけじゃなくて、もっとさらに未来のことを意識するようになったので、より明るい未来を娘には生きていてほしい。
クリス:いい地球であってほしいですよね。
BONNIE PINK:そうですよね。だからそういう願いみたいなものも込めた曲になったかなって思います。
BONNIE PINKは『エレジー』というタイトルに込めた思いを語る。
BONNIE PINK:つらい経験とか悲劇を経験した人がこれまでたくましく生きてこられたっていうようなことも描かれていたので、つらい経験を逆にエネルギーに変えて、次の未来を切り開いてこられたカッコよさみたいなものを曲で伝えたいと思ったし、ちょっとマーチするようなビートをOvallのShingo Suzukiさんが作ってくださって、中盤からだんだんロックな感じになるんですけど、それも含めて自分の願いとか叫びというか、それがアレンジに出てて良い曲になったなって思っています。
BONNIE PINKは10月21日(金)の同番組でも、引き続きゲストに登場する。オンエアは23時から。
【オンエア後から一週間radikoで再生可能】https://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20221014230000
また、BONNIE PINKは11月と12月に東京・横浜・大阪のビルボードライブで「BONNIE PINK Billboard Live "Hello Again"」を開催する。そのほかの情報は、公式サイトまたは、オフィシャルTwitterまで。
番組の公式サイトには、過去ゲストのトーク内容をアーカイブ。オンエアで扱った音楽の情報も掲載している。
・過去ゲストのアーカイブページ
https://www.j-wave.co.jp/original/otoajito/archives.html
『SAPPORO BEER OTOAJITO』では、毎週さまざまなゲストを迎えてお酒を飲みながら音楽トークを繰り広げる。放送は毎週金曜23時から。
BONNIE PINKが登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『SAPPORO BEER OTOAJITO』(ナビゲーター:クリス・ペプラー)。ビールを飲みながら、クリスとゲストが音楽談義を繰り広げる番組だ。オンエアは10月14日(金)。
この番組ではゲストが、ビールに合う“おみや”を紹介する。BONNIE PINKは、盛香珍の「麻辣青豆」を持参し、ビールとともに楽しんだ。
子どもに新たなエネルギーをもらっている感覚
2009年以来、13年ぶりの番組出演となったBONNIE PINK。その間にクリスとBONNIE PINKには子どもが生まれた。BONNIE PINK:リリースとか何年もお休みしちゃってたんです。何してたんだろうって考えたら、コロナもあったんですけど、育児って楽しくて。しんどいこともすごく多いんですけど、没頭してたというか。
クリス:わかります。
BONNIE PINK:1分1秒見逃したくないみたいな。今は保育園とか行ってるんですけど、最初の頃はずっと眺めてました(笑)。面白いな、この生きものって思いながら。
クリス:命ってすごいな、この生命、感性、知性、この魂って。
BONNIE PINK:子どもの目線とか発言とかに本当にハッとさせられたり、忘れてたことを思い出させてくれる感覚があって、新たなエネルギーをまたもらってる感覚があって、また次の人生が始まったなって。子ども話って尽きないですよね。
クリス:尽きないですね。
『みんなのうた』に楽曲を書き下ろし
BONNIE PINKは6月にNHK『みんなのうた』へ書き下ろした新曲『宝さがし』をリリースした。宝さがし
クリス:娘さんうれしかったんじゃないですか。お母さんの歌が『みんなのうた』になって。
BONNIE PINK:そうなんです。たまたまテレビでこの曲が流れてたときに「これママの歌でしょ?」とか言われて、一緒になって歌ってくれたりして、あれはたまらなかったですね。
クリス:自慢のママですよね。
BONNIE PINK:これは子どもの記憶に刻まれていてほしいなって思います。
Night Tempoとコラボは「新鮮だった」
BONNIE PINKは夏に開催された「FUJI ROCK FESTIVAL '22」でNight Tempoのステージにゲスト出演。2人のコラボ曲『Wonderland (feat. BONNIE PINK)』を披露した。Night Tempo - Wonderland (feat. BONNIE PINK) [Official Music Video]
BONNIE PINK:気持ちよかった(笑)。久しぶりに大きなフェスに出られたので。Night Tempoくんもすごく盛り上がっていて、一緒になってお祭り騒ぎみたいな感じで。
クリス:Night Tempoくんとコラボしてどうでした。
BONNIE PINK:コラボは今までもいろんな方とさせてもらっているんですけど、今回はざっくりとしたトラックがあって、それをもらって、歌詞はリモートで相談して。「この曲は時間帯だといつですか」って質問したら「夜」と言ってたから、夜の雰囲気のイメージで書いたんですけど、どうしても私は歌う人間だし曲を書く人間だから、まあまあ自分の歌いぐせみたいなものもあって、メロディーを変えさせてもらった部分もありました。
クリス:なるほど。
BONNIE PINK:それでより自分らしさも出せて、かつNight Tempoくんのテイストと世界に私が入って行ったというか。いいさじ加減のコラボになったなって思います。
クリスは「僕、ハウス好きだからこういうグルーヴ系はすごく好き」と絶賛した。
BONNIE PINK:私は自分ひとりでこういう曲は書かないかもしれないから、新鮮だったし、歌詞を書き終わって「書き直したほうがいいところある?」とか訊いたら「大満足です」みたいな感じに言われたし。歌入れもリモートでつないで、彼は韓国で見てるだけなんだけど、私の歌入れを見てくれて。私は踊れる音楽がすごく好きだから、フジロックで共演したときもすごく楽しくて。こういうダンサブルな曲だけをやるライブもちょっと楽しそうだなって思いました。今後の曲作りにも参考になるなって思いました。
クリス:今の時代にこの声が合ってるんじゃないかな。ボーカリストにイノセンスな感じが求められてるような気がしているから。
より明るい未来への願いを込めた楽曲
BONNIE PINKは8月に新曲『エレジー』を配信リリース。この曲は広島と長崎を舞台とした被爆者ドキュメンタリー映画の2作品、『for you 人のために』『生きる FROM NAGASAKI』のエンディング曲として書き下ろされた。BONNIE PINK - Elegy
クリス:いい地球であってほしいですよね。
BONNIE PINK:そうですよね。だからそういう願いみたいなものも込めた曲になったかなって思います。
BONNIE PINKは『エレジー』というタイトルに込めた思いを語る。
BONNIE PINK:つらい経験とか悲劇を経験した人がこれまでたくましく生きてこられたっていうようなことも描かれていたので、つらい経験を逆にエネルギーに変えて、次の未来を切り開いてこられたカッコよさみたいなものを曲で伝えたいと思ったし、ちょっとマーチするようなビートをOvallのShingo Suzukiさんが作ってくださって、中盤からだんだんロックな感じになるんですけど、それも含めて自分の願いとか叫びというか、それがアレンジに出てて良い曲になったなって思っています。
BONNIE PINKは10月21日(金)の同番組でも、引き続きゲストに登場する。オンエアは23時から。
【オンエア後から一週間radikoで再生可能】https://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20221014230000
また、BONNIE PINKは11月と12月に東京・横浜・大阪のビルボードライブで「BONNIE PINK Billboard Live "Hello Again"」を開催する。そのほかの情報は、公式サイトまたは、オフィシャルTwitterまで。
番組の公式サイトには、過去ゲストのトーク内容をアーカイブ。オンエアで扱った音楽の情報も掲載している。
・過去ゲストのアーカイブページ
https://www.j-wave.co.jp/original/otoajito/archives.html
『SAPPORO BEER OTOAJITO』では、毎週さまざまなゲストを迎えてお酒を飲みながら音楽トークを繰り広げる。放送は毎週金曜23時から。
radikoで聴く
2022年10月21日28時59分まで
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
番組情報
- SAPPORO BEER OTOAJITO
-
毎週金曜23:00-23:30