今市隆二が、影響を受けたアーティストを紹介し、現在ハマっているモノについて語った。
今市が登場したのは、J-WAVEの特別番組『J-WAVE HOLIDAY SPECIAL Mercedes-EQ presents INSPIRE THE FUTURE』(ナビゲーター:クリス・ペプラー・長谷川ミラ)のゲストコーナー。オンエアは9月19日(月・祝)。
番組はJ-WAVEが9月17日から19日に国立代々木競技場でおこなった、音楽・食・マーケットが楽しめる都市型フェス「J-WAVE presents INSPIRE TOKYO ~Best Music & Market」と連動。9月19日に「INSPIRE TOKYO」に出演した今市隆二をゲストに招いた。
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まず今市は、INSPIREの源となった人物を3人紹介した。
今市:まず1人目は、Brian McKnightです。
クリス:シルキーボイスのR&Bシンガーですね。Brian McKnightを知ったきっかけは?
今市:自分が洋楽を人前で歌ったのがBrian McKnightの『Back at One』って曲で、そこから一方的に好きで。Brianが来日してBillboard Live東京とかでライブするときも1人で行きますし、ファンみたいなものですね。
今市はソロプロジェクトを始動する前、単身でロサンゼルスに赴き、Brian McKnightの家にホームステイした経験を持つ。
今市:2ヵ月間ホームステイしました。
クリス:すげえなあ!
今市:今ではもう“ファミリー”ですね。
クリス:どんなところに住んでいるんですか?
今市:今はもう引っ越しちゃったんですけど、アメリカのちょっと田舎のほうです。豪邸が並んでいるような山を登っていって、頂上にBrianの家がありました。
クリス:そうなんだ。どんなところにINSPIREを受けましたか?
今市:自分はボーカリストとして、(Brianの)歌のスキルは世界一だなと思っているんですね。ホームステイすることになって愛情をかけていただいて、Brianの愛にINSPIREというか、自分もそういう人間になっていきたいなという気持ちにさせてくれました。
クリス:そうそうできるものではないと思うのですが、なぜホームステイが実現したんですか?
今市:本当に、たまたまなんですよね(笑)。共通の知人がいたんですけど、自分がどんだけBrianを好きかってのをその方に語っていたらホームステイできるようになりました。
クリス:すごいですね。
今市:自分の人生のなかでもかけがけのない2ヵ月でしたね。
現在も今市はBrianと連絡を取り合う仲だそう。
今市:たまにLINEをしたりします。この前はBrianの息子が誕生日だったんで、おめでとうと伝えましたね。
今市:同世代で自分の1つ上なんですよ。ダンスのスキルもすごくて楽器もできて、歌もうまい。歌心をすごく持っているなと思っています。音楽がどんどん進化するにあたって、歌じゃなくサウンドで聴かせるアーティストが増えているなか、Brunoは生歌でライブ感をしっかり表現しているんですね。どのライブもアレンジやフレーズが違ったりするので、ボーカリストとしてカッコいいし刺激をもらえますね。
今市が3人目に挙げたアーティストはMichael Jacksonだった。
クリス:言わずもがなのMichaelですね。インスピレーションの源はどこでしょう?
今市:音楽史のなかでこの人が一番人類に大きく影響を与えた人なので、やっぱり一番INSPIREされています。ダンスのスタイルも他にないですし、Michaelを見てダンスを始めた人もたくさんいますよね。この先、出て来ない人かなって感じですよね。
クリス:Bruno Marsも追いつけないですか?
今市:行けるんだったらBruno Marsかなって思いますね。
クリス:MichaelもBrunoも、たぶん喋るより先に踊っていたんじゃないかっていう2人じゃないですか。彼らは親から音楽の教育を受けているじゃない?
今市:小さいときに音楽をやってきた人たちには敵わないなって部分はすごく感じますね。子どものときって吸収力があると思うし、周りに音楽、ダンス、歌があってってなるとやっぱり。でも、そのぶんつらい思いもしていると思うんですよ。自分のなかでは羨ましい部分ではありますけどね。
クリス:モノだと何になりますか?
今市:ヴィンテージデニムにハマっています。かなり前から好きではあったんですけど、ここ数年でさらに熱くなっています。いろんな本を読んで勉強していたらよりハマりました。
クリス:ヴィンテージデニムの魅力は?
今市:今後生まれないものですし、時代背景とか着ていた人がどういう仕事をしていたかでシワの付き方が違うんですよ。
クリス:へええ!
今市:あと、歴史を知れること。第二次世界大戦のときにできたモデルとかは、当時は安物だったけど今はプレミアが付いています。いろいろ知っていくとすごくいいので集めちゃいますね。
長谷川:今はどれぐらいお持ちなんですか?
今市:パンツが6、7本、ジャケットが10着ぐらいですね。
長谷川:年代物になればなるほど高価なのでしょうか?
今市:そうですね。あとは程度のよさとか洗っていないやつとかは、より高価です。あとはサイズ感ですね。サイズが大きいほど価値があります。
クリス:ものすごい高価なデニムだと、どれぐらいで売り買いされるのですか?
今市:自分がよく行っているお店が年始に出した「ファースト」って型のデッドストックのジャケットは、1,000万円です。
クリス:嘘!?
今市:それはすぐに買われちゃいましたね。
クリス:どういう人が買うんですか?
今市:コレクターさんが多いんですかね? デッドストックだとあまり着ようと思わないというか、一生飾るものなのかなと思います。
長谷川:今市さんも飾る用はお持ちなんですか?
今市:自分がガンガン着ちゃいます。
クリス:今もデニムだよね。
今市:今日のは違うんですよ(笑)。けっこう新しいやつです。着てくればよかったですね(笑)。
INSPIREを感じるエリアとしては、鹿児島を挙げた。
今市:自分の親父の出身が鹿児島なんですけど、今まで一度も行けていなかったんですよ。自分のツアーの「RYUJI IMAICHI CONCEPT LIVE 2022 "RILY'S NIGHT"~Rock With You~」で鹿児島公演があり、初めて上陸しました。実は、名前の「隆二」は西郷隆盛の隆から取ってあるんですよね。鹿児島公演が終わって観光したとき、西郷さんの銅像を見に行きました。西郷さんの座右の銘で「敬天愛人」って言葉があるんですね。
「敬天愛人」は「天を敬い、人を愛する」を意味する言葉だ。
今市:元々はこの言葉だけを知ったんです。いい言葉だなと思っていて、あとになって西郷さんが言っていたことを知りました。自分も人が好きだし、出会った人は愛したいという気持ちがあるので、自分すごくフィットする言葉なんですよね。鹿児島は、今後の人生に「敬天愛人」って言葉を自分のテーマみたいにしていこうと、改めて感じられた場所でした。
今市隆二の最新情報は、公式サイトまたは、オフィシャルTwitterまで。
今市が登場したのは、J-WAVEの特別番組『J-WAVE HOLIDAY SPECIAL Mercedes-EQ presents INSPIRE THE FUTURE』(ナビゲーター:クリス・ペプラー・長谷川ミラ)のゲストコーナー。オンエアは9月19日(月・祝)。
憧れのアーティストの家にホームステイ
これまでのインスピレーションの源流をたどりながら、次の時代を切り開いていくためのヒントを探求するスペシャルプログラム『J-WAVE HOLIDAY SPECIAL Mercedes-EQ presents INSPIRE THE FUTURE』。「INSPIRE THE FUTURE」をキーワードに、これからの新時代を創っていくさまざまな分野の人たちに注目する。番組はJ-WAVEが9月17日から19日に国立代々木競技場でおこなった、音楽・食・マーケットが楽しめる都市型フェス「J-WAVE presents INSPIRE TOKYO ~Best Music & Market」と連動。9月19日に「INSPIRE TOKYO」に出演した今市隆二をゲストに招いた。
【関連記事】今市隆二 ライブ写真レポート!「INSPIRE TOKYO」最終日
まず今市は、INSPIREの源となった人物を3人紹介した。
今市:まず1人目は、Brian McKnightです。
クリス:シルキーボイスのR&Bシンガーですね。Brian McKnightを知ったきっかけは?
今市:自分が洋楽を人前で歌ったのがBrian McKnightの『Back at One』って曲で、そこから一方的に好きで。Brianが来日してBillboard Live東京とかでライブするときも1人で行きますし、ファンみたいなものですね。
今市はソロプロジェクトを始動する前、単身でロサンゼルスに赴き、Brian McKnightの家にホームステイした経験を持つ。
今市:2ヵ月間ホームステイしました。
クリス:すげえなあ!
今市:今ではもう“ファミリー”ですね。
クリス:どんなところに住んでいるんですか?
今市:今はもう引っ越しちゃったんですけど、アメリカのちょっと田舎のほうです。豪邸が並んでいるような山を登っていって、頂上にBrianの家がありました。
クリス:そうなんだ。どんなところにINSPIREを受けましたか?
今市:自分はボーカリストとして、(Brianの)歌のスキルは世界一だなと思っているんですね。ホームステイすることになって愛情をかけていただいて、Brianの愛にINSPIREというか、自分もそういう人間になっていきたいなという気持ちにさせてくれました。
クリス:そうそうできるものではないと思うのですが、なぜホームステイが実現したんですか?
今市:本当に、たまたまなんですよね(笑)。共通の知人がいたんですけど、自分がどんだけBrianを好きかってのをその方に語っていたらホームステイできるようになりました。
クリス:すごいですね。
今市:自分の人生のなかでもかけがけのない2ヵ月でしたね。
現在も今市はBrianと連絡を取り合う仲だそう。
今市:たまにLINEをしたりします。この前はBrianの息子が誕生日だったんで、おめでとうと伝えましたね。
あと2人の、影響を受けたアーティストは
2人目に挙げたのは、Bruno Mars。今市:同世代で自分の1つ上なんですよ。ダンスのスキルもすごくて楽器もできて、歌もうまい。歌心をすごく持っているなと思っています。音楽がどんどん進化するにあたって、歌じゃなくサウンドで聴かせるアーティストが増えているなか、Brunoは生歌でライブ感をしっかり表現しているんですね。どのライブもアレンジやフレーズが違ったりするので、ボーカリストとしてカッコいいし刺激をもらえますね。
今市が3人目に挙げたアーティストはMichael Jacksonだった。
クリス:言わずもがなのMichaelですね。インスピレーションの源はどこでしょう?
今市:音楽史のなかでこの人が一番人類に大きく影響を与えた人なので、やっぱり一番INSPIREされています。ダンスのスタイルも他にないですし、Michaelを見てダンスを始めた人もたくさんいますよね。この先、出て来ない人かなって感じですよね。
クリス:Bruno Marsも追いつけないですか?
今市:行けるんだったらBruno Marsかなって思いますね。
クリス:MichaelもBrunoも、たぶん喋るより先に踊っていたんじゃないかっていう2人じゃないですか。彼らは親から音楽の教育を受けているじゃない?
今市:小さいときに音楽をやってきた人たちには敵わないなって部分はすごく感じますね。子どものときって吸収力があると思うし、周りに音楽、ダンス、歌があってってなるとやっぱり。でも、そのぶんつらい思いもしていると思うんですよ。自分のなかでは羨ましい部分ではありますけどね。
活動の原動力になるモノと場所は?
続けて今市は、INSPIREの源となったモノ・場所を語った。クリス:モノだと何になりますか?
今市:ヴィンテージデニムにハマっています。かなり前から好きではあったんですけど、ここ数年でさらに熱くなっています。いろんな本を読んで勉強していたらよりハマりました。
クリス:ヴィンテージデニムの魅力は?
今市:今後生まれないものですし、時代背景とか着ていた人がどういう仕事をしていたかでシワの付き方が違うんですよ。
クリス:へええ!
今市:あと、歴史を知れること。第二次世界大戦のときにできたモデルとかは、当時は安物だったけど今はプレミアが付いています。いろいろ知っていくとすごくいいので集めちゃいますね。
長谷川:今はどれぐらいお持ちなんですか?
今市:パンツが6、7本、ジャケットが10着ぐらいですね。
長谷川:年代物になればなるほど高価なのでしょうか?
今市:そうですね。あとは程度のよさとか洗っていないやつとかは、より高価です。あとはサイズ感ですね。サイズが大きいほど価値があります。
クリス:ものすごい高価なデニムだと、どれぐらいで売り買いされるのですか?
今市:自分がよく行っているお店が年始に出した「ファースト」って型のデッドストックのジャケットは、1,000万円です。
クリス:嘘!?
今市:それはすぐに買われちゃいましたね。
クリス:どういう人が買うんですか?
今市:コレクターさんが多いんですかね? デッドストックだとあまり着ようと思わないというか、一生飾るものなのかなと思います。
長谷川:今市さんも飾る用はお持ちなんですか?
今市:自分がガンガン着ちゃいます。
クリス:今もデニムだよね。
今市:今日のは違うんですよ(笑)。けっこう新しいやつです。着てくればよかったですね(笑)。
INSPIREを感じるエリアとしては、鹿児島を挙げた。
今市:自分の親父の出身が鹿児島なんですけど、今まで一度も行けていなかったんですよ。自分のツアーの「RYUJI IMAICHI CONCEPT LIVE 2022 "RILY'S NIGHT"~Rock With You~」で鹿児島公演があり、初めて上陸しました。実は、名前の「隆二」は西郷隆盛の隆から取ってあるんですよね。鹿児島公演が終わって観光したとき、西郷さんの銅像を見に行きました。西郷さんの座右の銘で「敬天愛人」って言葉があるんですね。
「敬天愛人」は「天を敬い、人を愛する」を意味する言葉だ。
今市:元々はこの言葉だけを知ったんです。いい言葉だなと思っていて、あとになって西郷さんが言っていたことを知りました。自分も人が好きだし、出会った人は愛したいという気持ちがあるので、自分すごくフィットする言葉なんですよね。鹿児島は、今後の人生に「敬天愛人」って言葉を自分のテーマみたいにしていこうと、改めて感じられた場所でした。
今市隆二の最新情報は、公式サイトまたは、オフィシャルTwitterまで。
番組情報
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2022年9月19日(月・祝)9:00-17:55