期待の4ピースバンド・Sugar HouseのRen Kobayashi(G, Vo)が、バンドの音楽のルーツや、新曲『If you can't get enough』に込めた想いを明かした。
Ren Kobayashiが登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』内のコーナー「RECRUIT OPPORTUNITY FOR MUSIC」。7月18日(月)、19日(火)のオンエア。同コーナーでは、アーティストたちの自身の楽曲に込めた想いと、彼らのアーティスト人生に大きく影響を与えた楽曲との出会いの話を通じて、音楽との「まだ、ここにない、出会い。」をお届けする。
Ren Kobayashi:僕たちは2019年に結成しました。基本的に東京都内を中心に活動しています。結成の経緯は僕とベースのAokiが元々小学校からの幼なじみで、2人で“バンドやりたいね”って話をしていて、メンバーを探していたんです。そんな中、2人共、古着が好きで、たまたま2人で行った古着屋さんで、店員さんと「バンドがやりたい」と話している子を見つけたんです。その店員さんは僕らがバンドをやりたがっていることを知っていたので、その場で繋げてくれて。それがギターのUchidaが加入するきっかけでした。その2週間後に、Uchidaの紹介でドラムのMakiyamaが加わり、Sugar Houseを結成することになりました。
そんな僕たちは、6月29日に新曲『If you can't get enough』をリリースしました。今回、サウンド面に関しては、僕たちのこれまでの曲の中でもパンク色がより打ち出された、激し目のアプローチになっています。
僕は基本的に「こういう気持ちを伝えたい」など、テーマに沿って曲を作ることができなくて。一方で、そのときに浮かんできた言葉や感情、自分の中の本能的な部分というのを、そのまま歌詞や曲として表現することを大切にしています。直感的な部分を、音楽にして表現するというのは、今回の曲にも反映されていると思いますし、そこから生まれてくるものは僕ららしさなのかなって思います。そういったところに着目していただきつつ、あとは自由に何かを感じ取っていただけたらうれしいです。
僕たちはあまりジャンルというものにとらわれず、そのときに自分たちがやりたかったり、良いと思ったものを作り続けたいと思っています。これからもそういう部分に注目してもらえたらと思います。
Ren Kobayashi:僕らのルーツとなる曲で選んだのはSonic Youth『Teen Age Riot』です。この曲を初めて聴いたのは、たぶん、16歳の頃で、洋楽を熱心に聴き始めたくらいのときでした。Sonic Youthは曲はもちろんなんですけど、メンバーの佇まいだったり、ファッション、映像とかもすごく格好良くて。音楽とは違うアートワークという視点での楽しみ方を教えてくれたバンドでした。そういった部分はぼくら全員が影響されていると思います。
Sonic Youthを初めて見たときに感じたのは、楽器の音作りもそうなんですけど、良い意味で、荒々しく決まりすぎていないところがかっこいいなということ。これも僕らが影響されている部分ですね。
Sonic Youthのひりひりと焼け付くようなギターサウンドは後世のロックシーンに多大なる影響を与えた。Sugar HouseもSonic Youthとの出会いが、センスを磨く大きなきっかけになったようだ。
アーティストの話を通じて音楽との「まだ、ここにない、出会い。」をお届けするコーナー「RECRUIT OPPORTUNITY FOR MUSIC」は、J-WAVE『SONAR MUSIC』内で月曜~木曜の22時41分ごろからオンエア。Podcastでも配信しており、過去のオンエアがアーカイブされている。
【Sugar House 出演回のトークを聞く】
・Apple Podcastで聞く
前編/後編
・Spotifyで聞く
前編/後編
・公式ページ
https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/opportunity/
(構成=中山洋平)
Ren Kobayashiが登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』内のコーナー「RECRUIT OPPORTUNITY FOR MUSIC」。7月18日(月)、19日(火)のオンエア。同コーナーでは、アーティストたちの自身の楽曲に込めた想いと、彼らのアーティスト人生に大きく影響を与えた楽曲との出会いの話を通じて、音楽との「まだ、ここにない、出会い。」をお届けする。
古着屋で結ばれたバンドの縁
2019年に結成されたSugar Houseは、Ren Kobayashi、Hibiki Uchida(G)、Yusuke Aoki(B)、Ryosuke Makiyama(Dr)の4人からなるロックバンド。2010年代のUSインディーロックや1980年代のシューゲイザーから影響を受けたサウンドを特徴とし、初期のサウンドプロダクションにはDYGL(デイグロー)の嘉本康平(Dr)も参加している。6月29日には新曲『If you can't get enough』が発表された。今回は彼らのバンド結成の経緯、そして新曲に込められた“Sugar Houseらしさ”について聞いた。Ren Kobayashi:僕たちは2019年に結成しました。基本的に東京都内を中心に活動しています。結成の経緯は僕とベースのAokiが元々小学校からの幼なじみで、2人で“バンドやりたいね”って話をしていて、メンバーを探していたんです。そんな中、2人共、古着が好きで、たまたま2人で行った古着屋さんで、店員さんと「バンドがやりたい」と話している子を見つけたんです。その店員さんは僕らがバンドをやりたがっていることを知っていたので、その場で繋げてくれて。それがギターのUchidaが加入するきっかけでした。その2週間後に、Uchidaの紹介でドラムのMakiyamaが加わり、Sugar Houseを結成することになりました。
そんな僕たちは、6月29日に新曲『If you can't get enough』をリリースしました。今回、サウンド面に関しては、僕たちのこれまでの曲の中でもパンク色がより打ち出された、激し目のアプローチになっています。
僕は基本的に「こういう気持ちを伝えたい」など、テーマに沿って曲を作ることができなくて。一方で、そのときに浮かんできた言葉や感情、自分の中の本能的な部分というのを、そのまま歌詞や曲として表現することを大切にしています。直感的な部分を、音楽にして表現するというのは、今回の曲にも反映されていると思いますし、そこから生まれてくるものは僕ららしさなのかなって思います。そういったところに着目していただきつつ、あとは自由に何かを感じ取っていただけたらうれしいです。
僕たちはあまりジャンルというものにとらわれず、そのときに自分たちがやりたかったり、良いと思ったものを作り続けたいと思っています。これからもそういう部分に注目してもらえたらと思います。
洋楽を聴き始めた頃に出会った、偉大なバンド
曲作りは“自分たちの直感的に作りたいものを生み出していくスタイル”と語るRen Kobayashi。そんな彼らはどんな音楽に影響を受けているのだろうか。Ren Kobayashi:僕らのルーツとなる曲で選んだのはSonic Youth『Teen Age Riot』です。この曲を初めて聴いたのは、たぶん、16歳の頃で、洋楽を熱心に聴き始めたくらいのときでした。Sonic Youthは曲はもちろんなんですけど、メンバーの佇まいだったり、ファッション、映像とかもすごく格好良くて。音楽とは違うアートワークという視点での楽しみ方を教えてくれたバンドでした。そういった部分はぼくら全員が影響されていると思います。
Sonic Youthを初めて見たときに感じたのは、楽器の音作りもそうなんですけど、良い意味で、荒々しく決まりすぎていないところがかっこいいなということ。これも僕らが影響されている部分ですね。
Sonic Youthのひりひりと焼け付くようなギターサウンドは後世のロックシーンに多大なる影響を与えた。Sugar HouseもSonic Youthとの出会いが、センスを磨く大きなきっかけになったようだ。
【Sugar House 出演回のトークを聞く】
・Apple Podcastで聞く
前編/後編
・Spotifyで聞く
前編/後編
・公式ページ
https://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/opportunity/
(構成=中山洋平)
番組情報
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月・火・水・木曜22:00-24:00