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草彅 剛が、竹原ピストルに「嫉妬しました」と話した理由

草彅 剛が、竹原ピストルに「嫉妬しました」と話した理由

名作『ミッドナイトスワン』に続く温かな愛&新たな青春映画『サバカン SABAKAN』(8月19日全国公開)がついに完成! 8月10日には完成披露試写会が都内劇場で行われ、原田琥之佑、尾野真千子、竹原ピストル、草彅剛、そして金沢知樹監督が出席した。

主人公・久田孝明役の番家一路は体調不良で欠席したものの、等身大パネルで参加。さらにキャスト陣や監督への愛着を綴った手紙をしたためており、それを孝明の親友・竹本健次役の原田が代読した。
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手紙を読み終えた原田は「今日会えないのは残念だけれど……こうやって横にパネルも一緒にいてくれるので嬉しい」と笑顔満開。孝明の母・良子役の尾野も「今日は一路に会いたかったけれど、19日の舞台挨拶で会えることを楽しみにしています」、孝明の父・広重役の竹原も「今度会うときには、素晴らしい芝居を見せてくれてありがとう!と伝えたい」と再会を期待。現在の久田孝明役だけに番家とは共演場面のない草彅だが、番家とは「最近よく会っているので仲良くなっています。次回会うのが楽しみ!」と元気な再会を願っていた。
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本作で映画初出演の原田。昨年夏の長崎で行われたロケを振り返り「初日からガックガクで緊張しました。撮影本番以外は『はい!』という言葉しか出ませんでした。でも一路の笑顔に救われました」と報告。見事な肝っ玉母ちゃんぶりを見せた尾野は「普段の私とは全然違う」と否定するも、夫役の竹原からは「そのままだったよ!」とツッコミを受けて、夫婦漫才のようなやり取りを見せた。そんな仲のいい夫婦をよそ目に草彅は「真千子ちゃんとは2回夫婦役をやっていたので竹原さんには嫉妬しました!」とジェラシー。それでも「景色も綺麗な素敵なところで撮影ができて良かった!」と長崎ロケを喜んでいた。
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本作で長編映画監督デビューを果たした金沢監督。本作のベースとなった物語は、もともとラジオドラマ用に制作されたものだったそうで「草彅さんがラジオ用原稿を読んでいるときに感情が入りすぎて泣いていた。その姿を見られただけでも満足でした」と草彅の感涙を報告すると、当の草彅は「この方は天才なので、みなさん『#金沢知樹監督は天才だ』でお願いします! 凄い発想力をお持ちの方だからこそ、こういう本が書ける。金沢監督はこれからブレイクする監督! ハッシュタグ!」とその才能を高く評価していた。
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また小学生が主人公の本作にちなんで「小学生の頃に戻れたら?」と聞かれた尾野が「戻りたくない!」と答えると、草彅は「真千子ちゃんは真千子ちゃんのままでいいよ!」と謎のエール。さらに尾野が「戻れるならば、もっと牛乳を飲んでおけばよかった」などと高身長への憧れを口にすると、草彅は「でもそのコンパクトな感じが魅力的ですよ。背が伸びたら印象が違う。今より背が高かったら僕は真千子ちゃんとは呼べずに真千子さんとなるはず」と熱弁していた。
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その草彅は同じ質問に対して「どっちでもいい!」とまさかの自由過ぎる返答。その理由として「今が一番いいのが幸せです」と充実した日々を報告していた。

また芸能異界の先輩として原田へのアドバイスを求められた尾野が「そのままでいい!」と言うと、草彅も「真千子ちゃんの言う通り。原田君にしかない魅力があるし、感謝の気持ちを忘れずに。感謝の気持ちを持っていれば絶対に上手くいく」とエール。竹原も「やりたいようにやればいい!」と背中を押していた。
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最後に草彅は「ふざけた形で『金沢知樹監督天才!』と言っていたけれど、僕は本当にそう思っています。親近感のある世界観でこんなに涙が出ることはない。それは金沢監督の経験から生まれたリアリティがあるから。お母ちゃんとお父ちゃんが子どもを抱きしめることの大切さがグッとくるし、それさえあればお父さんお母さんはいいのではないか?とさえ思わされる。シンプルに大事なことが詰まっている映画です」と力強くアピールしていた。

(取材:石井隼人)

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