土屋アンナがSHELLYと、豊かな海を残すためのアクションについて語りあった。
土屋が登場したのは毎週週替わりでJ-WAVEが厳選した企画をお届けする特別な時間『J-WAVE SELECTION ITOCHU DEAR LIFE, DEAR FUTURE』。オンエアは5月22日(日)。ナビゲーターはSHELLYが務め、土屋とトークを繰り広げた。
同番組は、SDGsに関する活動を後押しする情報発信・体験の場である、青山のITOCHU SDGs STUDIOから発信。オンエアだけでなく、デジタル音声コンテンツとして提供・配信するサービス「SPINEAR」でも配信。SpotifyやApple Podcastsでも楽しめる。エピソードは月曜日に、3回にわけて更新。
■ITOCHU SDGs STUDIO公式サイト
https://www.itochu.co.jp/ja/corporatebranding/sdgs/about.html
土屋:海が好きなんだよね。
SHELLY:無人島の企画(テレビ朝日系『いきなり!黄金伝説。』の「無人島0円生活」)とかで海にすごく潜ってたりとかしてたけど。
土屋:でもスタートは小さいときから海で遊んでたんだよね。しかもビーチは海だと思ってなくて、岩場が海だと思ってた子だから、岩場でたくさん遊んでて、それで無人島生活っていうので潜って。あれ1日に何時間も水の中入るんだけど、海って楽しい思いもするんだけど怖い思いもする。だからちゃんと学ぼうと思って今やってる。
SHELLY:あの企画の前はやってなかったんだ。私はすごく得意だから無人島に行かせてくれって言って行ったのかと思った。
土屋:あのときは、ただ単に潜れる人だったけど、そこからいろいろやってる。
SHELLY:そうなんだ。
土屋はSDGs目標14の「海の豊かさを守ろう」を大事に、活動を続けているという。
土屋:だって地球はほぼ水で、人間の体もほぼ水で。水の中に生きている生物たちがいなくなったら本当に終わっちゃうんですよ。でも人間ってやっぱり人間主体で生きてきちゃったから、海にゴミを捨てたり、発展途上国でゴミが燃やせなかったりする問題とかで海がゴミ箱になっちゃう。それで死んでしまったりする海の生物たちは結果として自分たちに戻ってくるから、そこを守っていかないといけないし、きれいな海があと何年続くか。子どもたちにも「きれいだな」って(海を)見せてあげたいなって思う。
SHELLY:うんうん。
土屋:私は海が好きだけど、魚も食べるし、どちらかというと共存タイプ。上手に共存していけばすごくいいし、もうここまでプラスチックが海に流れちゃって汚れてきちゃって、生物たちが少なくなってきてるけど、ここでちょっとそれを止めていかないと青い地球がなくなっちゃうよって。だからみんなができることをやったらいいなっていう。私も大したことはできないんだけど。
SHELLY:どこに泳ぎに行くの?
土屋:クジラは奄美でイルカは東京だと利島とか。
SHELLY:そんなことができるんだ。
土屋:今回は船が出て5分くらいのところでイルカと泳いで。クジラの場合はその地域によってルールが違うんだけど、潜っちゃいけないとか、触れちゃいけないとか、船で追いかけちゃいけないとかあって。いい船長がいて、その船長はクジラと泳ぎに来てるんだけど、海で流れてきたゴミを全部拾うの。島の人が自らやっている。もちろん自分の出したゴミじゃないけど拾って。島は燃やすところが限られてるから、例えば大きな網だったら全部裂いて燃やしたりして、そういう姿を見て「この島の人たちがきれいな海を保とうとしているんだったらそうしよう」とかね。
SHELLY:本当そう。
土屋:クジラと海の中から見ると、クジラが泳いでる尾っぽのほうにビニール袋があってとか、そういうシーンを見ちゃうと「取らなきゃ」って自分たちがそれを取りにいったりとかして。
SHELLY:クジラが泳いでいるシーンって資料映像で見ることもあるけど、尾っぽにプラスチックが絡みついてるとか見たことないから。
土屋:嫌でしょ。
SHELLY:今はそういうことが普通になってるってことですよね。
土屋:陸に近いところだと、波打ち際にクジラが行くとまわりはブルーの世界じゃなくてプラスチックの世界だったりするから、とりあえず我らは拾って処理ができるようにして持って帰ったりしてる。
土屋はクジラを撮影し、まわりの人によく見てもらうという。
土屋:「地球全体でいろんな生き物がいるぞ、その生き物たちがすごく傷ついているぞ、でも私も食べるから感謝しなくちゃいけないけど、やらなくていいことはやらないようにしようぜ」みたいなノリかな。
SHELLY:うんうん。
SHELLY:そういう海の変化って感じたりする?
土屋:感じるところもあるし、意外に私が出会ったガイドさんでその人は宮古島の人なんだけど、宮古島のサンゴはすごく復活してて、今めっちゃきれいなの。
SHELLY:へえ、すごい!
土屋:だからガイドさんが「あれだけダメになったサンゴがこれだけ生命力を上げて復活してるって知って泣いたんだよ」っていう話を聞いたこともあって、頑張ってる生物たちもいるから、マイナスだけじゃなく、ちゃんとそのために動いている人たちの結果も出てると思う。でも日本だけじゃなくて、いろんな世界各国の島国で燃やせないゴミが流れ着いちゃうから、自分たちだけじゃなくてまわりにもちゃんとやってもらえるようにどんどん政府の人とかにも動いてもらったほうがいいなって。
SHELLY:これ難しいんですよね。日本は日本で処理できないゴミを海外に預かったもらってるわけじゃないですか。そのゴミが海外で海に捨てられちゃってるから、それって誰のせいなのって話もあるし。
土屋:みんなぐちゃぐちゃになるんだよね。
SHELLY:だからゴミを出すってことにもうちょっと私たちも責任を持たないといけないよね。ゴミがその先どこに行き着くのかっていう。
土屋は海のクリーン活動をするとき、集めたゴミの処理に困ることがあると明かす。
土屋:何トンってゴミが出たときに、どこで燃やすかって。
SHELLY:そうか。集めたところでその先どうするかってことだよね。
土屋:そこをどうにかしなきゃいけないから。
SHELLY:処理にはお金かかるしね。ちょっと謎ですよね。ビーチクリーンをしてみんなでいいことをしたのにお金を取られるって(笑)。
土屋:ゴミを拒否されることも多かったりとか。海の中のサンゴに絡まってるゴミを取ったとしても、そこに住み着いてる生き物がいる場合もあるから、ちゃんと見分けて「ここには何も住んでないな」っていうゴミは取るけど、意外に住んじゃってるところはホームになっているから。
SHELLY:生態系を壊すことになっちゃいますもんね。複雑。
土屋:だから私たちは学ぶことからかなって。
SDGsは2030年までに達成する17の目標を掲げている。それにちなみ、SHELLYは「2030年までにどんな社会になっていてほしいか?」と土屋に訊いた。
土屋:自分ばかり考えない社会。自分自身もそうだし、人間自身もそうだけど、この地球はすごくきれいだから、きれいな地球にするために自分のことばかり考えずに、まわりのことを考えられる社会になったらいいなと思うし、無駄な争いをやめたほうがいいと思う。そんなものはいらないから。そういう社会になってくれたら、何かうまくいくんじゃないかなって思う。
SHELLYがナビゲートするプログラム『ITOCHU DEAR LIFE, DEAR FUTURE』の放送は毎月第4日曜日の22時から。
土屋が登場したのは毎週週替わりでJ-WAVEが厳選した企画をお届けする特別な時間『J-WAVE SELECTION ITOCHU DEAR LIFE, DEAR FUTURE』。オンエアは5月22日(日)。ナビゲーターはSHELLYが務め、土屋とトークを繰り広げた。
同番組は、SDGsに関する活動を後押しする情報発信・体験の場である、青山のITOCHU SDGs STUDIOから発信。オンエアだけでなく、デジタル音声コンテンツとして提供・配信するサービス「SPINEAR」でも配信。SpotifyやApple Podcastsでも楽しめる。エピソードは月曜日に、3回にわけて更新。
■ITOCHU SDGs STUDIO公式サイト
https://www.itochu.co.jp/ja/corporatebranding/sdgs/about.html
きれいな海はあと何年続くのか
SHELLYは、土屋に「最近、海の活動をめちゃくちゃ頑張ってるよね」と語りかける。土屋:海が好きなんだよね。
SHELLY:無人島の企画(テレビ朝日系『いきなり!黄金伝説。』の「無人島0円生活」)とかで海にすごく潜ってたりとかしてたけど。
土屋:でもスタートは小さいときから海で遊んでたんだよね。しかもビーチは海だと思ってなくて、岩場が海だと思ってた子だから、岩場でたくさん遊んでて、それで無人島生活っていうので潜って。あれ1日に何時間も水の中入るんだけど、海って楽しい思いもするんだけど怖い思いもする。だからちゃんと学ぼうと思って今やってる。
SHELLY:あの企画の前はやってなかったんだ。私はすごく得意だから無人島に行かせてくれって言って行ったのかと思った。
土屋:あのときは、ただ単に潜れる人だったけど、そこからいろいろやってる。
SHELLY:そうなんだ。
土屋はSDGs目標14の「海の豊かさを守ろう」を大事に、活動を続けているという。
土屋:だって地球はほぼ水で、人間の体もほぼ水で。水の中に生きている生物たちがいなくなったら本当に終わっちゃうんですよ。でも人間ってやっぱり人間主体で生きてきちゃったから、海にゴミを捨てたり、発展途上国でゴミが燃やせなかったりする問題とかで海がゴミ箱になっちゃう。それで死んでしまったりする海の生物たちは結果として自分たちに戻ってくるから、そこを守っていかないといけないし、きれいな海があと何年続くか。子どもたちにも「きれいだな」って(海を)見せてあげたいなって思う。
SHELLY:うんうん。
土屋:私は海が好きだけど、魚も食べるし、どちらかというと共存タイプ。上手に共存していけばすごくいいし、もうここまでプラスチックが海に流れちゃって汚れてきちゃって、生物たちが少なくなってきてるけど、ここでちょっとそれを止めていかないと青い地球がなくなっちゃうよって。だからみんなができることをやったらいいなっていう。私も大したことはできないんだけど。
拾ったゴミはどこで処理できる?
頻繁に海を訪れている土屋は「クジラと泳ぐこともある」と話し、SHELLYが驚く。SHELLY:どこに泳ぎに行くの?
土屋:クジラは奄美でイルカは東京だと利島とか。
SHELLY:そんなことができるんだ。
土屋:今回は船が出て5分くらいのところでイルカと泳いで。クジラの場合はその地域によってルールが違うんだけど、潜っちゃいけないとか、触れちゃいけないとか、船で追いかけちゃいけないとかあって。いい船長がいて、その船長はクジラと泳ぎに来てるんだけど、海で流れてきたゴミを全部拾うの。島の人が自らやっている。もちろん自分の出したゴミじゃないけど拾って。島は燃やすところが限られてるから、例えば大きな網だったら全部裂いて燃やしたりして、そういう姿を見て「この島の人たちがきれいな海を保とうとしているんだったらそうしよう」とかね。
SHELLY:本当そう。
土屋:クジラと海の中から見ると、クジラが泳いでる尾っぽのほうにビニール袋があってとか、そういうシーンを見ちゃうと「取らなきゃ」って自分たちがそれを取りにいったりとかして。
SHELLY:クジラが泳いでいるシーンって資料映像で見ることもあるけど、尾っぽにプラスチックが絡みついてるとか見たことないから。
土屋:嫌でしょ。
SHELLY:今はそういうことが普通になってるってことですよね。
土屋:陸に近いところだと、波打ち際にクジラが行くとまわりはブルーの世界じゃなくてプラスチックの世界だったりするから、とりあえず我らは拾って処理ができるようにして持って帰ったりしてる。
土屋はクジラを撮影し、まわりの人によく見てもらうという。
土屋:「地球全体でいろんな生き物がいるぞ、その生き物たちがすごく傷ついているぞ、でも私も食べるから感謝しなくちゃいけないけど、やらなくていいことはやらないようにしようぜ」みたいなノリかな。
SHELLY:うんうん。
まわりのことを考えられる社会になったら
2050年には、海は魚よりもゴミの量のほうが多くなると言われている。SHELLY:そういう海の変化って感じたりする?
土屋:感じるところもあるし、意外に私が出会ったガイドさんでその人は宮古島の人なんだけど、宮古島のサンゴはすごく復活してて、今めっちゃきれいなの。
SHELLY:へえ、すごい!
土屋:だからガイドさんが「あれだけダメになったサンゴがこれだけ生命力を上げて復活してるって知って泣いたんだよ」っていう話を聞いたこともあって、頑張ってる生物たちもいるから、マイナスだけじゃなく、ちゃんとそのために動いている人たちの結果も出てると思う。でも日本だけじゃなくて、いろんな世界各国の島国で燃やせないゴミが流れ着いちゃうから、自分たちだけじゃなくてまわりにもちゃんとやってもらえるようにどんどん政府の人とかにも動いてもらったほうがいいなって。
SHELLY:これ難しいんですよね。日本は日本で処理できないゴミを海外に預かったもらってるわけじゃないですか。そのゴミが海外で海に捨てられちゃってるから、それって誰のせいなのって話もあるし。
土屋:みんなぐちゃぐちゃになるんだよね。
SHELLY:だからゴミを出すってことにもうちょっと私たちも責任を持たないといけないよね。ゴミがその先どこに行き着くのかっていう。
土屋は海のクリーン活動をするとき、集めたゴミの処理に困ることがあると明かす。
土屋:何トンってゴミが出たときに、どこで燃やすかって。
SHELLY:そうか。集めたところでその先どうするかってことだよね。
土屋:そこをどうにかしなきゃいけないから。
SHELLY:処理にはお金かかるしね。ちょっと謎ですよね。ビーチクリーンをしてみんなでいいことをしたのにお金を取られるって(笑)。
土屋:ゴミを拒否されることも多かったりとか。海の中のサンゴに絡まってるゴミを取ったとしても、そこに住み着いてる生き物がいる場合もあるから、ちゃんと見分けて「ここには何も住んでないな」っていうゴミは取るけど、意外に住んじゃってるところはホームになっているから。
SHELLY:生態系を壊すことになっちゃいますもんね。複雑。
土屋:だから私たちは学ぶことからかなって。
SDGsは2030年までに達成する17の目標を掲げている。それにちなみ、SHELLYは「2030年までにどんな社会になっていてほしいか?」と土屋に訊いた。
土屋:自分ばかり考えない社会。自分自身もそうだし、人間自身もそうだけど、この地球はすごくきれいだから、きれいな地球にするために自分のことばかり考えずに、まわりのことを考えられる社会になったらいいなと思うし、無駄な争いをやめたほうがいいと思う。そんなものはいらないから。そういう社会になってくれたら、何かうまくいくんじゃないかなって思う。
オンエアをお届けした、青山のITOCHU SDGs STUDIO。
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