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『ザ・バットマン』に出てくる英語の意味は? ハリー杉山×ジェニーが映画トピックを語る!

『ザ・バットマン』に出てくる英語の意味は? ハリー杉山×ジェニーが映画トピックを語る!

ハリー杉山とジェニーが、気になる映画ニュースや映画『THE BATMAN‐ザ・バットマン‐』の魅力を語り合った。

トークが繰り広げられたのは、J-WAVEで放送中の番組『POP OF THE WORLD』の新コーナー「JENNI FROM THE BLOCKBUSTER」。ここでは初回放送となった4月2日(土)のオンエアをテキストで紹介する。

アカデミー賞でのハプニングに対して思うことは…

動画クリエイターやシンガーとして活躍するジェニーが、『POP OF THE WORLD』の新たなナビゲーターに加わった。新コーナー「JENNI FROM THE BLOCKBUSTER」では、ジェニーが映画にまつわる話題をピックアップする。まずはアメリカで開催されたアカデミー賞に関するニュースだ。

日本時間3月28日にロサンゼルスのドルビーシアターで開催された「第94回アカデミー賞」。国内でも注目を浴びていた濱口竜介監督の映画『ドライブ・マイ・カー』は国際長編映画賞を受賞。最高賞である作品賞は『Coda コーダ あいのうた』が受賞した。最多ノミネートで注目を集めていたNetflix映画『パワー・オブ・ザ・ドッグ』は監督賞に輝いた。

ジェニー:すごく話題になっていた『ドライブ・マイ・カー』。さすが、受賞されたんだなと。

ハリー:嬉しいですよね。日本が作り出した名作が世界に評価されて受け入れられて、歴史に名を残すわけですから。それ以外にもアカデミー賞では無視できない出来事がありましたよね。

ジェニー:ウィル・スミスさんですね。

ハリー:プレゼンターであるコメディアンのクリス・ロックが、ウィル・スミスの奥様であるジェイダの容姿を若干揶揄したギャグを言ってしまって、(ウィル・スミスが)ステージに上がってクリス・ロックをビンタするっていう。ほぼ事件ですけど。

ジェニー:賛否両論ありますね。

ハリー:ジェニーは初めて知ったとき、そして映像を見て、どう思いました?

ジェニー:まず「大丈夫?」ってすごく思ったのと、あともったいないって。ウィル・スミスがせっかく受賞されたわけじゃないですか。それなのに、これから「ビンタした」が注目されてしまう、もったいなさ。

ハリー:僕がちょっと違和感を持つのは、自分を愛する人を守るのは素晴らしいけど守り方がちょっと間違っている。これはもうバッシングされても仕方ないと思います。ふたりは20年くらいの関係だから、もともとは仲がいいはずなんですよ。だからなんとか仲直りしてズルズルいかないことを願いたいですね。

ジェニー:意識改革が必要な時期なんじゃないかなと思いますね。

話は変わり、レッドカーペットでのファッションに注目。

ジェニー:私、ゼンデイヤが大好きなんですけど、彼女のゴージャスなファッション見ましたか? 彼女はクロップド丈の短めのトップスを着ることが多くて、短めのトップスにすごくキラキラのシルバーのマーメイドスカートを履いていてかわいいんですよ! しかもメイクをセルフでやったらしいですよ。自分らしさを大事にしている方なので、とても好きです。

ハリー:ティモシー・シャラメはどう? セットアップで胸からお腹をあらわにしていて。

ジェニー:ルイ・ヴィトンのセットアップを着ていて、シャツなしで、ネックレスをつけてすごくセクシー。「目のやり場に困る」っていうツイートがたくさんありましたね。

失語症のブルース・ウィリス、引退

映画『ダイ・ハード』シリーズや『パルプ・フィクション』、『アルマゲドン』など、数多くの名作で活躍した俳優ブルース・ウィリスが失語症の診断を受け、俳優業から引退することが明らかになった。妻のエマ・ヘミング、元妻デミ・ムーア、娘ルーマーなどの子どもたちが連名で声明を発表。

「最愛のブルースは健康面で問題を抱えており、先日失語症と診断されました。失語症は彼の認知能力に影響を与えます。検討を重ねた結果、ブルースは自身にとって非常に意味のあるキャリアを閉じることになりました。家族にとってこれは試練であり、私たちは強い絆で乗り越えていきます。そしてみなさんも引き続き愛や声援を送ってほしい、一緒に乗り越えてほしい。それが彼にとって、みなさんにとってどれほど意味のあることかを知っているから」とサポートを呼び掛けている。

ジェニー:これは本当にびっくりするニュースで、誰もが知る名俳優なだけにショックも大きかったですね。

ハリー:信じられないっていうのもおかしな言い方かもしれないけど、『ダイ・ハード』シリーズのブルース・ウィリスだから、こんなことがあっても乗り越えてくれるはずと願うファンの声を感じますね。

ジェニー:ちなみに失語症は脳の言語中枢が損傷されることにより、言語機能、聞く・話す・読む・書くに障害が生じます。演技って全部使うじゃないですか。

ハリー:そういうことがあるから、本人も1回ストップしたいっていう気持ちがあるのかもしれないよね。

ジェニー:本当はやり遂げたかったんだろうなって気持ちを感じますよね。今後については家族全員でブルース・ウィリスを助けて生きていくと発表していて、たくさんの家族に支えられていることがうかがえます。我々としては、ブルース・ウィリスが病を抱えながらも楽しく生きていけることを願っています。

ハリー:力強く応援しましょう!

ヒーローのダークな面を描く、サスペンスアクション

映画『THE BATMAN‐ザ・バットマン‐』を紹介。クリストファー・ノーラン監督が手がけた『ダークナイト』シリーズなどで知られる「バットマン」を主役にしたサスペンスアクションだ。青年ブルース・ウェイン(演:ロバート・パティンソン)がバットマンになって2年、権力者を標的とした連続殺人事件が発生する。社会や人間が隠してきた嘘を暴き、世界を恐怖に陥れる知能犯リドラーを前に、ブルースの良心が狂気に変貌していくさまが描かれる。

映画『THE BATMAN-ザ・バットマン-』日本版予告 2022年3月11日(金)公開

ジェニー:そもそもバットマンって過酷な過去を持っているんですよ。両親を殺されて復讐を誓って、夜になると黒いマスクで素顔を隠して犯罪者を見つけて力でねじ伏せてみんなを守っていくっていう。

ハリー:ちょっとダークなところもあるよね。

作品を見たリスナーからは「『バットマン』シリーズは欠かさず観ていますが、やはりバットモービルのカーチェイスや暗闇での戦闘シーンは見応えがありました」というメッセージが寄せられた。

ジェニー:私も予告映像を観たんですけど、ファイティングシーンがマジでかっこいいんですよ。

ハリー:バットマンってスーパーヒーローじゃん。でも今回のバットマンは「こんな素顔があるの?」「こんな本性があるの?」「自分の怒りをコントロールしきれていないところがあるんじゃないの?」みたいな要素が若干あるじゃないですか。

ジェニー:復讐心からきているものだから、クリーンなヒーローかっていったら、ちょっと違いますよね。

ジェニーが、予告に出てきた英語フレーズ「I got you!」の意味を解説した。

ジェニー:直訳すると「君を捕まえた」みたいな感じになるけど、そうじゃなくて、「ざまあみろ」や「やってやったぜ」、「引っかかったな」みたいなときに使うんですよ。イタズラしたときとかね。

ハリー:超シンプルなんだけど、いろんな意味があって、日常会話でけっこう使えるんだよね。


『POP OF THE WORLD』の「JENNI FROM THE BLOCKBUSTER」では、最新の映画やドラマにまつわるゴシップ、今注目の映画を紹介していく。放送は毎週土曜日7時5分頃から。

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2022年4月9日28時59分まで

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POP OF THE WORLD
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6:00-8:00