LUCKY TAPESの高橋健介(Gt)が、自身の音楽のルーツについて語った。
高橋が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『SAPPORO BEER OTOAJITO』(ナビゲーター:クリス・ペプラー)。ビールを飲みながら、クリスとゲストが音楽談義を繰り広げる番組だ。ここでは4月15日(金)の放送をテキストで紹介する。
この番組ではゲストが、ビールに合う“おみや”を紹介する。高橋は“紀伊国屋の焼きチーズサラミ”を持参し、ビールとともに楽しんだ。
クリス:どうですか? ビールを飲んでつまみをつつきながらやる番組は。
高橋:初めてなんですよね、飲みながらしゃべるのは。
クリス:じゃあスタッフ、たっぷり飲ませてあげてくださいね。
高橋:大丈夫ですかね……?
クリス:大丈夫です。たっぷり飲んでいただきましょう。
クリスはまず「どこ出身なんですか?」と質問する。
高橋:僕は神奈川県横須賀出身です。
クリス:かっこいいですね、横須賀。
高橋:かっこいいですかね? 外国人の方が当たり前にいるような街という。
クリス:米海軍基地があるところですもんね。
高橋:まさに。バーとかがいっぱいある地域で、夜になるとお店が全部外国人しかいない場所とかもあったりします。逆に東京は思ったより海外の方がいないんだなと思って。飲み屋とかにいないから、上京したてのときは独特な感じでした。
クリス:横須賀はかっこいい街のイメージがありますが、どうなんだろう?
高橋:僕はもう「ヤンチャな人が多い」というイメージなので。
クリス:音楽が盛んな街という感じがします。
高橋:昔はそれこそジャズが盛んだったと思うんですが、僕の世代だとパンクロックとかがメインなイメージでした。あんまり横須賀で音楽をやってこなかったので。
クリス:そうなんだ。
高橋:始めたてのころから東京で動いていたので、あんまり地元でやってないんです。
クリス:速攻エレキからギターを弾き始めた感じですか?
高橋:家に母親が高校生のときに使っていたアコースティックギターがあって。
クリス:いいな、お母さんの高校時代のアコギ!
高橋:ボロッボロでヒビが入っているような。
クリス:いいじゃないですか。
高橋:中学生のときに、当時好きだった女の子がゆずを好きで。ゆずをアコギで弾けたらいいんじゃないかと思って。
クリス:好きになってくれるかもしれない。
高橋:と思って(笑)。試しにやってみたんですけれど、結局フラれちゃって。
クリス:そうなんだ。
高橋:だけど結果的にギターがすごく楽しくて。
クリス:今に至るわけだ。その女の子に好かれようと思わなければ、もしかしたらギターを手にしなかったかもしれない。
高橋:まさに(笑)。
クリスは「すごい、運命ですね、お母さんのアコギ」と感心する。
高橋:ずっと置いてあって一度も弾いてるのを見たことないんですけど。たまたまあったから「弾いてみよう」となったのもあります。
クリス:お母さんは知ってるんですか? 息子がバンドとして大成して音楽家としてやっていけているのは自分の古いアコギのおかげだということを。
高橋:絶対知らない(笑)。
クリス:言ってあげなさいよ! お母さん絶対喜ぶと思う。
高橋:恥ずかしくて言えないですね(笑)。
クリス:そっか。でもいつか言ってあげてください。すごく喜ぶと思う。たとえば『NHK紅白歌合戦』かなにかに出たあかつきに「実はお母さんの……」って。
高橋:「あのときのアコギが」って(笑)。
クリス:お母さん泣くでしょ。
高橋:最初はさんざん反対されましたけどね。
クリス:いまお母さんは応援してくれているんですか?
高橋:応援してくれています。こまめにチェックしてくれているみたいです。
クリス:それを買って「じゃあギターを弾こう」というところまで、まだ距離があるわけですよね。
高橋:それが小学生なので「ギターを弾く」というイメージがなくて。母親に英詞をカタカナにしてもらって必死で覚えるぐらいしか。歌うほうがたぶん楽しかったですね。
クリス:そうなんだ。昔からお母さんがささやかながら高橋さんの音楽活動のサポートをしてくれていたんですね。
高橋:そうですね(笑)。実はなんやかんや母から影響を受けているのかもしれないですね。
クリス:お母さんもQueenが好きだったの?
高橋:そうです。Queenがすごく好きだったみたいで、あとはABBAやThe Beatles、Carpenters。なぜかそれだけが延々とリピートされる家でした。
クリス:『I Was Born To Love You』は、先日亡くなったFoo FightersのドラムのTaylor Hawkinsが歌っていて。Foo FightersはQueenのカバーをよくするんだけど、Taylor Hawkinsは歌がムチャクチャうまくて。『I Was Born To Love You』になると(ボーカルギターの)David Grohlがギターを置いてドラムを叩いて、Taylor Hawkinsが歌うんですよ。
高橋:へー! 全然知らなかった。
クリス:Taylor Hawkinsは2022年3月25日に亡くなったんだけど、先日のグラミー賞でもトリビュートがおこなわれるぐらいアメリカでは非常に愛されていて。ドラムもすごくいいんだけど、ものすごい人格者みたいで、多くの人がコメントしていましたね。
4月22日(金)の同番組でも、引き続き高橋が登場する。オンエアは23時から。
また、番組の公式サイトに過去ゲストのトーク内容をアーカイブ。オンエアで扱った音楽の情報も掲載している。
・過去ゲストのアーカイブページ
https://www.j-wave.co.jp/original/otoajito/archives.html
高橋が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『SAPPORO BEER OTOAJITO』(ナビゲーター:クリス・ペプラー)。ビールを飲みながら、クリスとゲストが音楽談義を繰り広げる番組だ。ここでは4月15日(金)の放送をテキストで紹介する。
この番組ではゲストが、ビールに合う“おみや”を紹介する。高橋は“紀伊国屋の焼きチーズサラミ”を持参し、ビールとともに楽しんだ。
出身の横須賀はどんな街?
『OTOAJITO』に初登場となった高橋は、この日の収録を楽しみにしていたと話す。クリス:どうですか? ビールを飲んでつまみをつつきながらやる番組は。
高橋:初めてなんですよね、飲みながらしゃべるのは。
クリス:じゃあスタッフ、たっぷり飲ませてあげてくださいね。
高橋:大丈夫ですかね……?
クリス:大丈夫です。たっぷり飲んでいただきましょう。
クリスはまず「どこ出身なんですか?」と質問する。
高橋:僕は神奈川県横須賀出身です。
クリス:かっこいいですね、横須賀。
高橋:かっこいいですかね? 外国人の方が当たり前にいるような街という。
クリス:米海軍基地があるところですもんね。
高橋:まさに。バーとかがいっぱいある地域で、夜になるとお店が全部外国人しかいない場所とかもあったりします。逆に東京は思ったより海外の方がいないんだなと思って。飲み屋とかにいないから、上京したてのときは独特な感じでした。
クリス:横須賀はかっこいい街のイメージがありますが、どうなんだろう?
高橋:僕はもう「ヤンチャな人が多い」というイメージなので。
クリス:音楽が盛んな街という感じがします。
高橋:昔はそれこそジャズが盛んだったと思うんですが、僕の世代だとパンクロックとかがメインなイメージでした。あんまり横須賀で音楽をやってこなかったので。
クリス:そうなんだ。
高橋:始めたてのころから東京で動いていたので、あんまり地元でやってないんです。
アコギとの運命的な出会い
高校時代、LUCKY TAPESベースの田口恵人とバンドを組んでいた高橋。初めて高校に入って弾いた曲はELLEGARDEN『Missing』だったという。音楽ルーツについては「偶然の出会い」があったことを明かした。クリス:速攻エレキからギターを弾き始めた感じですか?
高橋:家に母親が高校生のときに使っていたアコースティックギターがあって。
クリス:いいな、お母さんの高校時代のアコギ!
高橋:ボロッボロでヒビが入っているような。
クリス:いいじゃないですか。
高橋:中学生のときに、当時好きだった女の子がゆずを好きで。ゆずをアコギで弾けたらいいんじゃないかと思って。
クリス:好きになってくれるかもしれない。
高橋:と思って(笑)。試しにやってみたんですけれど、結局フラれちゃって。
クリス:そうなんだ。
高橋:だけど結果的にギターがすごく楽しくて。
クリス:今に至るわけだ。その女の子に好かれようと思わなければ、もしかしたらギターを手にしなかったかもしれない。
高橋:まさに(笑)。
クリスは「すごい、運命ですね、お母さんのアコギ」と感心する。
高橋:ずっと置いてあって一度も弾いてるのを見たことないんですけど。たまたまあったから「弾いてみよう」となったのもあります。
クリス:お母さんは知ってるんですか? 息子がバンドとして大成して音楽家としてやっていけているのは自分の古いアコギのおかげだということを。
高橋:絶対知らない(笑)。
クリス:言ってあげなさいよ! お母さん絶対喜ぶと思う。
高橋:恥ずかしくて言えないですね(笑)。
クリス:そっか。でもいつか言ってあげてください。すごく喜ぶと思う。たとえば『NHK紅白歌合戦』かなにかに出たあかつきに「実はお母さんの……」って。
高橋:「あのときのアコギが」って(笑)。
クリス:お母さん泣くでしょ。
高橋:最初はさんざん反対されましたけどね。
クリス:いまお母さんは応援してくれているんですか?
高橋:応援してくれています。こまめにチェックしてくれているみたいです。
初めて買ったCDはQueenの名曲
高橋が最初に買ったCDはQueen『I Was Born To Love You』だったと回答。木村拓哉主演のドラマ『プライド』(フジテレビ系)で流れているのを聴いたことがきっかけだったそうだ。クリス:それを買って「じゃあギターを弾こう」というところまで、まだ距離があるわけですよね。
高橋:それが小学生なので「ギターを弾く」というイメージがなくて。母親に英詞をカタカナにしてもらって必死で覚えるぐらいしか。歌うほうがたぶん楽しかったですね。
クリス:そうなんだ。昔からお母さんがささやかながら高橋さんの音楽活動のサポートをしてくれていたんですね。
高橋:そうですね(笑)。実はなんやかんや母から影響を受けているのかもしれないですね。
クリス:お母さんもQueenが好きだったの?
高橋:そうです。Queenがすごく好きだったみたいで、あとはABBAやThe Beatles、Carpenters。なぜかそれだけが延々とリピートされる家でした。
クリス:『I Was Born To Love You』は、先日亡くなったFoo FightersのドラムのTaylor Hawkinsが歌っていて。Foo FightersはQueenのカバーをよくするんだけど、Taylor Hawkinsは歌がムチャクチャうまくて。『I Was Born To Love You』になると(ボーカルギターの)David Grohlがギターを置いてドラムを叩いて、Taylor Hawkinsが歌うんですよ。
高橋:へー! 全然知らなかった。
クリス:Taylor Hawkinsは2022年3月25日に亡くなったんだけど、先日のグラミー賞でもトリビュートがおこなわれるぐらいアメリカでは非常に愛されていて。ドラムもすごくいいんだけど、ものすごい人格者みたいで、多くの人がコメントしていましたね。
4月22日(金)の同番組でも、引き続き高橋が登場する。オンエアは23時から。
また、番組の公式サイトに過去ゲストのトーク内容をアーカイブ。オンエアで扱った音楽の情報も掲載している。
・過去ゲストのアーカイブページ
https://www.j-wave.co.jp/original/otoajito/archives.html
radikoで聴く
2022年4月22日28時59分まで
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
番組情報
- SAPPORO BEER OTOAJITO
-
毎週金曜23:00-23:30