アーティストのbeipana、LUCKY TAPESのギター・高橋健介が「ローファイHIP HOP」の魅力を語った。
二人が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)。番組では、毎回ゲストを迎え、様々なテーマを掘り下げていく。
2月9日(火)のオンエアでは、「音が悪いのが逆に魅力!? ローファイサウンド」をテーマにお届けした。
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ローファイ(Lo-fi)とは、ハイファイ(Hi-fi)の対義語。ハイファイ(Hi-fi)は、「High Fidelity(ハイフィデリティ)」の略で、「忠実度が高い」「高い再現度」という意味。それに対して、「ローファイ」は、「Low-Fidelity」の略。つまり、低音質の録音状態のことで、録音環境や音質が悪いこという。
そんな「ローファイ」は、音楽の世界では、意図的に音の悪い音響機器やリズムや音色を取り入れた「ローファイ・ミュージック」としても知られている。綺麗ないい音を録音することがプロフェッショナルとされてきた音楽シーンの中で、意図的にローファイサウンドを鳴らすアーティストが出現し始めたのは90年代。録音機器の価格が安くなり、手軽な自宅録音が可能となったことで、低予算で商業主義にとらわれない、ローファイサウンドで作られた曲がヒットし始める。
番組では、Beck『Loser』をオンエアした。
1993年、Beckのデビューシングル『Loser』が大ヒット。宅録をしていた音楽オタクがロックスターになり、いちやく時代の寵児になる。その後もBeckは、ヴィンテージ機材にこだわるなど「ローファイ」へのこだわりを見せる活動を続けている。
そして、「ローファイ」という言葉を広めたバンド・ペイブメントやG.ラブ&スペシャルソース、ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョン、日本でいうとボアダムスなど、様々なバンドが同時期に「ローファイサウンド」を広めていく。
その後もインディーロックでは「ローファイ」という考えが脈々と受け継がれ、2010年代にもBest CoastやGoat Girl、アラバマシェイクスなど世界的に活躍するバンドが登場。昨年ゴリラズがリリースした最新アルバムでもその要素が見られるなど、定番といえるものになってきている。
番組では、Khruangbin『So We Won't Forget』をオンエアした。
「ローファイ」とは、この「あえて」悪い音質で録るチープさが、なんとも言えない「脱力感」を生み、完璧に力を入れて録音するいわゆる「ハイファイなサウンド」に対してのカウンターになっている。
そんなローファイサウンドだが、近年「ローファイHIP HOP」という名前で再びよく聞くようになった。主に、ジャズをサンプリングしたインストゥルメンタルのHIP HOPビートだが、2018年にSpotifyで急成長。ジャンルのランキングで2位を獲得し、プレイリストも乱立している。
あっこゴリラ:「ローファイHIP HOP」って、2〜3年前に急激に人気となった印象なんですが、現在はどんな状況なのでしょうか?
beipana:現在は、より盛り上がりを、見せています。僕が記事を書いた2019年ごろは、漠然とすぐ終わるんじゃないかなって思ってたんですけど、むしろ今はリスナーが倍増している感じですね。
あっこゴリラ:Spotifyのプレイリスト、めちゃめちゃありますもんね。では、まず「ローファイHIP HOP」の定義について教えてもらえますか?
beipana:音楽的な側面で言うと、「意図的に汚したジャズなどのサンプルネタと、レイドバック気味のヨレたビートで構成されるインストゥルメンタル」の楽曲を言います。HIP HOPとは言うものの、ラップはほぼ入ってないです。
あっこゴリラ:うんうん。
beipana:ただ、こうした特徴の音楽は古くから存在しましたし、特別新しいわけではなく、かつては「Jazzy」、「Chill」と形容することが一般的でした。YouTubeから「ローファイ」という言葉が用いられるようになるんですけど、そのきっかけとなったのが2013年に公開された「Chillhop Music」のプレイリスト/ミックスで、「a lo-fi chill beats」が最初なんじゃないかと言われています。
あっこゴリラ:そうなんだ~。2013年っていうと、わり最近なんですね。確かにこの音色自体は新しくないけど、かつて「Jazzy HIP HOP」と呼ばれたものに近い印象を受けますよね。現在のアーティストが影響を受けているのは、どんな方たちなのでしょうか?
beipana:日本のNujabesとアメリカのJ DillaをローファイHIP HOPのゴッドファーザーとして見ている人が多いです。
あっこゴリラ:この2人は、どんなHIP HOPアーティストなんですか?
beipana:Nujabesは、世界で最も成功した日本のビートメイカーと言われています。ジャズをサンプリングした楽曲が人気で、死後10年以上経っていますが、2018年、Spotifyで「海外で最も再生された国内アーティスト」で3位になるなど根強い人気を誇っています。一方、J Dillaは90年代に人気を博したア・トライヴ・コールド・クエストやコモンに楽曲を提供し、一世風靡した天才ビートメイカーです。独特のヨレたビートが特徴で、彼のビートをみんなが真似するほど革命を起こしました。
番組ではNujabes『Kumomi』をオンエアした。
あっこゴリラ:ローファイHIP HOPが拡がったきっかけは何だったんですか?
beipana:2016年、2017年頃にYouTube上で同時多発的に始まった「ローファイHIP HOP」というキーワードを含んだライブストリーミングが拡大のきっかけになったと言われています。
あっこゴリラ:おもしろい!
beipana:当時、YouTubeがライブストリーミングを行うチャンネルを積極的に上位掲載させる仕様と相まって、リスナーが徐々に増えていきました。そのように時代にうまくリンクして広まっていったっていう感じですね。
あっこゴリラ:作業BGMみたいに、心地いいからずっと流しておけますもんね。
beipana:そうですね。そういうミニマルな音楽がBGMとして機能し、今の状況が生まれたのかなと思います。
あっこゴリラ:ライブストリーミングでは、日本のアニメーションの一部が使用されていることが多いですが、これも「ローファイHIP HOP」の要素の一つなんでしょうか?
beipana:いくつもある要素の一つだと思います。なんで使用されることが多いかというと、海外の取材とかを見ると、『カウボーイ・ビバップ』や『サムライ・チャンプルー』が大きな役割を果たしたんじゃないかなとまとめている記事が多いですね。NujabesをはじめとするメロウなHIP HOPのトラックが大半を占めていて、アニメとメロウなビートのコンビネーションの起源はここにあるんじゃないかと思います。
番組ではAso『Teakwood』をオンエアした。
あっこゴリラ:では、最初のアーティストは?
beipana:G Millsです。ローファイ大手レーベル「Chillhop Music」の最新リリース例として紹介したいと思います。
あっこゴリラ:「Chillhop Music」は、どんなレーベルなんですか?
beipana:YouTubeによるストリーミングから誕生したレーベルで、最初に「ローファイ」という言葉を定着させたといわれています。
あっこゴリラ:YouTubeのライブストリーミングから誕生したレーベルなんですね。すごい!
番組では、G Mills『Ocean View』をオンエアした。
あっこゴリラ:(曲を聴いて)本当に虚無に向かっていってるというか、環境音楽っぽさもあるな~って思いますね。
beipana:なんかちょっと虚無に偏っちゃいました。あはははは。
あっこゴリラ:もともと「Jazzy HIP HOP」みたいなものってワンループが基本じゃないですか。でもそこに展開があるのが現代のローファイHIP HOPってものなのかなって。もはやHIP HOPなのかどうなのかもわからないところもおもしろいですよね。
beipana:そうですね。あとは、ローファイかって言われても微妙ですよね。
あっこゴリラ:そうそう。本当におもしろい。高橋さんどうでしたか?
高橋:全然ローファイじゃなかったですよね。あはははは。“いい音だな~”って感じで気持ちよかったです。
あっこゴリラ:すでに、このローファイHIP HOPから影響を受けたアーティストもいたりするんでしょうか?
beipana:「88rising」のjojiもローファイHIP HOPから影響を受けたと公言してますね。
あっこゴリラ:では、続いての楽曲を教えてください。
beipana:Conor Albertの『Crazy He Calls Me』です。
番組では、Conor Albert feat. Alice Auer『Crazy He Calls Me』をオンエアした。
あっこゴリラ:高橋さん、この曲はどうでしたか?
高橋:僕、Conor Albert好きで普段からよく聴いてるんですけど、これって宅録だからこの質感になってるのかなって思ったりして。ハイファイ過ぎない心地よさも、宅録の技術の進歩が主流になったのがあるのかなって聴きながら思いました。
あっこゴリラ:歌が入ってるのは新鮮ですよね。Beipanaさんから見て、今後、このシーンはどうなっていくと思いますか?
beipana:紹介したConor Albert自体も、実はYouTubeじゃなくてInstagramやTikTokでローファイっぽい曲をアップし続けているんですね。YouTube以外のプラットホームでも、ローファイという言葉をハッシュタグとしてクリエイターが発信しているんです。
あっこゴリラ:わかる! ハッシュタグにローファイってめっちゃ見る!
beipana:見ますよね。そのようにほかのプラットホームにどんどん進出して、リスナーを増やしたり、あとはクリエイター同士がハッシュタグでつながったり、そういう動きが現在進行形で起きてるなって感じます。
J-WAVE『SONAR MUSIC』は月~木の22:00-24:00にオンエア。
二人が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『SONAR MUSIC』(ナビゲーター:あっこゴリラ)。番組では、毎回ゲストを迎え、様々なテーマを掘り下げていく。
2月9日(火)のオンエアでは、「音が悪いのが逆に魅力!? ローファイサウンド」をテーマにお届けした。
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「ローファイ」の魅力
90年代から、あえて音質を低くしたサウンド、「ローファイサウンド」で人気を博すアーティストが出現。さらに2010年代になると、「ローファイHIP HOP」というジャンルが登場。今回番組では、名前を聞く機会が増えたけど、いまいちよくわからない「ローファイ」の魅力に迫った。ローファイ(Lo-fi)とは、ハイファイ(Hi-fi)の対義語。ハイファイ(Hi-fi)は、「High Fidelity(ハイフィデリティ)」の略で、「忠実度が高い」「高い再現度」という意味。それに対して、「ローファイ」は、「Low-Fidelity」の略。つまり、低音質の録音状態のことで、録音環境や音質が悪いこという。
そんな「ローファイ」は、音楽の世界では、意図的に音の悪い音響機器やリズムや音色を取り入れた「ローファイ・ミュージック」としても知られている。綺麗ないい音を録音することがプロフェッショナルとされてきた音楽シーンの中で、意図的にローファイサウンドを鳴らすアーティストが出現し始めたのは90年代。録音機器の価格が安くなり、手軽な自宅録音が可能となったことで、低予算で商業主義にとらわれない、ローファイサウンドで作られた曲がヒットし始める。
番組では、Beck『Loser』をオンエアした。
1993年、Beckのデビューシングル『Loser』が大ヒット。宅録をしていた音楽オタクがロックスターになり、いちやく時代の寵児になる。その後もBeckは、ヴィンテージ機材にこだわるなど「ローファイ」へのこだわりを見せる活動を続けている。
そして、「ローファイ」という言葉を広めたバンド・ペイブメントやG.ラブ&スペシャルソース、ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョン、日本でいうとボアダムスなど、様々なバンドが同時期に「ローファイサウンド」を広めていく。
その後もインディーロックでは「ローファイ」という考えが脈々と受け継がれ、2010年代にもBest CoastやGoat Girl、アラバマシェイクスなど世界的に活躍するバンドが登場。昨年ゴリラズがリリースした最新アルバムでもその要素が見られるなど、定番といえるものになってきている。
番組では、Khruangbin『So We Won't Forget』をオンエアした。
「ローファイ」とは、この「あえて」悪い音質で録るチープさが、なんとも言えない「脱力感」を生み、完璧に力を入れて録音するいわゆる「ハイファイなサウンド」に対してのカウンターになっている。
そんなローファイサウンドだが、近年「ローファイHIP HOP」という名前で再びよく聞くようになった。主に、ジャズをサンプリングしたインストゥルメンタルのHIP HOPビートだが、2018年にSpotifyで急成長。ジャンルのランキングで2位を獲得し、プレイリストも乱立している。
「ローファイHIP HOP」の定義
ここからはゲストに「ローファイHIP HOP」を解明した記事が話題を呼んだアーティストのbeipana、そして、LUCKY TAPESのギター高橋健介を迎え、「ローファイHIP HOP」を掘り下げていく。あっこゴリラ:「ローファイHIP HOP」って、2〜3年前に急激に人気となった印象なんですが、現在はどんな状況なのでしょうか?
beipana:現在は、より盛り上がりを、見せています。僕が記事を書いた2019年ごろは、漠然とすぐ終わるんじゃないかなって思ってたんですけど、むしろ今はリスナーが倍増している感じですね。
あっこゴリラ:Spotifyのプレイリスト、めちゃめちゃありますもんね。では、まず「ローファイHIP HOP」の定義について教えてもらえますか?
beipana:音楽的な側面で言うと、「意図的に汚したジャズなどのサンプルネタと、レイドバック気味のヨレたビートで構成されるインストゥルメンタル」の楽曲を言います。HIP HOPとは言うものの、ラップはほぼ入ってないです。
あっこゴリラ:うんうん。
beipana:ただ、こうした特徴の音楽は古くから存在しましたし、特別新しいわけではなく、かつては「Jazzy」、「Chill」と形容することが一般的でした。YouTubeから「ローファイ」という言葉が用いられるようになるんですけど、そのきっかけとなったのが2013年に公開された「Chillhop Music」のプレイリスト/ミックスで、「a lo-fi chill beats」が最初なんじゃないかと言われています。
あっこゴリラ:そうなんだ~。2013年っていうと、わり最近なんですね。確かにこの音色自体は新しくないけど、かつて「Jazzy HIP HOP」と呼ばれたものに近い印象を受けますよね。現在のアーティストが影響を受けているのは、どんな方たちなのでしょうか?
beipana:日本のNujabesとアメリカのJ DillaをローファイHIP HOPのゴッドファーザーとして見ている人が多いです。
あっこゴリラ:この2人は、どんなHIP HOPアーティストなんですか?
beipana:Nujabesは、世界で最も成功した日本のビートメイカーと言われています。ジャズをサンプリングした楽曲が人気で、死後10年以上経っていますが、2018年、Spotifyで「海外で最も再生された国内アーティスト」で3位になるなど根強い人気を誇っています。一方、J Dillaは90年代に人気を博したア・トライヴ・コールド・クエストやコモンに楽曲を提供し、一世風靡した天才ビートメイカーです。独特のヨレたビートが特徴で、彼のビートをみんなが真似するほど革命を起こしました。
番組ではNujabes『Kumomi』をオンエアした。
あっこゴリラ:ローファイHIP HOPが拡がったきっかけは何だったんですか?
beipana:2016年、2017年頃にYouTube上で同時多発的に始まった「ローファイHIP HOP」というキーワードを含んだライブストリーミングが拡大のきっかけになったと言われています。
あっこゴリラ:おもしろい!
beipana:当時、YouTubeがライブストリーミングを行うチャンネルを積極的に上位掲載させる仕様と相まって、リスナーが徐々に増えていきました。そのように時代にうまくリンクして広まっていったっていう感じですね。
あっこゴリラ:作業BGMみたいに、心地いいからずっと流しておけますもんね。
beipana:そうですね。そういうミニマルな音楽がBGMとして機能し、今の状況が生まれたのかなと思います。
あっこゴリラ:ライブストリーミングでは、日本のアニメーションの一部が使用されていることが多いですが、これも「ローファイHIP HOP」の要素の一つなんでしょうか?
beipana:いくつもある要素の一つだと思います。なんで使用されることが多いかというと、海外の取材とかを見ると、『カウボーイ・ビバップ』や『サムライ・チャンプルー』が大きな役割を果たしたんじゃないかなとまとめている記事が多いですね。NujabesをはじめとするメロウなHIP HOPのトラックが大半を占めていて、アニメとメロウなビートのコンビネーションの起源はここにあるんじゃないかと思います。
番組ではAso『Teakwood』をオンエアした。
最新のローファイHIP HOP
ここからは、beipanaに最新のローファイHIP HOPを紹介してもらった。あっこゴリラ:では、最初のアーティストは?
beipana:G Millsです。ローファイ大手レーベル「Chillhop Music」の最新リリース例として紹介したいと思います。
あっこゴリラ:「Chillhop Music」は、どんなレーベルなんですか?
beipana:YouTubeによるストリーミングから誕生したレーベルで、最初に「ローファイ」という言葉を定着させたといわれています。
あっこゴリラ:YouTubeのライブストリーミングから誕生したレーベルなんですね。すごい!
番組では、G Mills『Ocean View』をオンエアした。
あっこゴリラ:(曲を聴いて)本当に虚無に向かっていってるというか、環境音楽っぽさもあるな~って思いますね。
beipana:なんかちょっと虚無に偏っちゃいました。あはははは。
あっこゴリラ:もともと「Jazzy HIP HOP」みたいなものってワンループが基本じゃないですか。でもそこに展開があるのが現代のローファイHIP HOPってものなのかなって。もはやHIP HOPなのかどうなのかもわからないところもおもしろいですよね。
beipana:そうですね。あとは、ローファイかって言われても微妙ですよね。
あっこゴリラ:そうそう。本当におもしろい。高橋さんどうでしたか?
高橋:全然ローファイじゃなかったですよね。あはははは。“いい音だな~”って感じで気持ちよかったです。
あっこゴリラ:すでに、このローファイHIP HOPから影響を受けたアーティストもいたりするんでしょうか?
beipana:「88rising」のjojiもローファイHIP HOPから影響を受けたと公言してますね。
あっこゴリラ:では、続いての楽曲を教えてください。
beipana:Conor Albertの『Crazy He Calls Me』です。
番組では、Conor Albert feat. Alice Auer『Crazy He Calls Me』をオンエアした。
あっこゴリラ:高橋さん、この曲はどうでしたか?
高橋:僕、Conor Albert好きで普段からよく聴いてるんですけど、これって宅録だからこの質感になってるのかなって思ったりして。ハイファイ過ぎない心地よさも、宅録の技術の進歩が主流になったのがあるのかなって聴きながら思いました。
あっこゴリラ:歌が入ってるのは新鮮ですよね。Beipanaさんから見て、今後、このシーンはどうなっていくと思いますか?
beipana:紹介したConor Albert自体も、実はYouTubeじゃなくてInstagramやTikTokでローファイっぽい曲をアップし続けているんですね。YouTube以外のプラットホームでも、ローファイという言葉をハッシュタグとしてクリエイターが発信しているんです。
あっこゴリラ:わかる! ハッシュタグにローファイってめっちゃ見る!
beipana:見ますよね。そのようにほかのプラットホームにどんどん進出して、リスナーを増やしたり、あとはクリエイター同士がハッシュタグでつながったり、そういう動きが現在進行形で起きてるなって感じます。
J-WAVE『SONAR MUSIC』は月~木の22:00-24:00にオンエア。