俳優・村上 淳が、日々のルーティンやお気に入りのモノについてトーク。また、主演映画の制作エピソードも明かした。
村上が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『RADIO DONUTS』(ナビゲーター:渡辺 祐・山田玲奈)のワンコーナー「CUSTOMLIFE DESIGN YOUR LIFE」。オンエアは1月29日(土)。
渡辺:3時に起きるようになったのは仕事が関係していますか?
村上:きっかけは、2つぐらい前の現場ですね。2月3日(木)から公開されるドラマ『湯あがりスケッチ』(ひかりTV)に出演しました。銭湯が舞台の作品なので、営業終了後から朝とか昼まで撮影があったりしたんですよ。そこから(生活リズムが)ズレていって、夜シフトのおじちゃんみたいな感じになりました。
山田:3時に起きるのはすごいです。
村上:ひととおりのルーティンをこなしたら、仮眠はするんですけどね。
山田:では、そのルーティンを教えてください。3時だとまだ外は真っ暗ですよね。
村上:最近、ご先祖様のことを考えるようになったので、まずはお仏壇の水を替えます。あと、犬を3匹飼っているので、朝食ではなくおやつをまずあげます。そのあいだにお風呂にお湯を張るんですよ。
下の階に住人がいないため、このタイミングで部屋の換気をおこない掃除機をかけ、入浴を済ませるそうだ。
村上:入浴後は、洒落たブランドのボディオイルを塗って、その上からボディバームを塗ります。
山田:すごい。
村上:そして、どこにも出かけないんですけども香水を付けます。これぐらいのタイミングで6時になるんですけど、自分のマンションはその時間からゴミ出しができるんですよ。
渡辺:ちょっと待ってください。ボディオイルとか香水とかを付けてからゴミ出しをするんですか?
村上:そうなんですよ。
山田:なんだか順番がおかしな感じがしてきます(笑)。
村上:(笑)。
【関連記事】村上虹郎、父・村上淳と喧嘩したときの衝撃の一言とは?
<あらすじ>
ヨシダヨシオは寝たきりの母親と暮らし、市の水道局に勤める一見真面目な男。一方で筋金入りの“ドM”な一面を持ち、夜な夜な街で唯一のSMクラブへ通いつめ“女王様”ミホからお仕置きを受けている。しかし、ここのところどうもプレイに身が入らない。その理由はヨシオには分かっていた。ヨシオをこの世界に目覚めさせ、突然目の前から姿を消してしまった“伝説の女王様”ユキ子が忘れられず、いつもどこかでユキ子の残像を追いかけながら暮らしていたからだった。そんなある日、明るい太陽のもとミホと埠頭で釣りをしていると、思いもしない所で彼女を見かけ、ミホを置き去りにしてユキ子を必死に追いかける。ヨシオがたどり着いた果てにあるものとは…。そしてヨシオとミホに待つ結末とは?
(公式サイトより)
村上:この映画のテーマとしてSMがあるんですけども、廣木隆一監督はそれをトピックスとして扱わない方なんですね。「ちょっとMだよね」とか「Sっぽいよね」みたいな、よくある会話ってあるじゃないですか。そういう感覚で映画を観ていただけたらいいかなと思っております。
【関連記事】“伝説の女王様”を探し求めて。山本直樹が原作の映画『夕方のおともだち』は「歩みだすような希望」がある作品
村上はヨシダヨシオを演じる上で意識したポイントを語った。
渡辺:前半、無表情なシーンが多いですよね。それに加えて廣木監督って長回しをよくする方だから、無表情を保つのって大変だったのでは?
村上:久しぶりの主演だったっていうのもあるんですけども、現場の空気って主演が半分ぐらい作ってしまうんですよ。今回気を付けたのは、役とかSMがどうこうではなくて、リラックスした状態でカメラ前に立つことでした。だから、無表情とか過激なシーンとかも、案外地続きでやれましたよ。
渡辺:そうなんだ! 作品では過激なシーンがありますけども、センセーショナルな描き方ではないんですよね。ジワジワ来る感じが特徴的だなと感じました。
山田:そうですね。
村上:鑑賞した方から「心温まる映画を観ました」という感想を多くいただくのですが、監督も僕たちもそこを描きたかったんですよね。もちろん、SMにガチな方でも大丈夫な作品ですのでぜひ観てください。
渡辺:そうですね。SMもしっかりと描かれていました。
山田:いろんな要素がいっぱい描かれていて、ときには笑顔になるシーンもあり、本当に面白い映画でした。
渡辺:映画のエンディングテーマでは、大橋トリオさんの『はじまりの唄』が使われています。そちらもぜひチェックしてみてください。
村上:「暗くなったな」と思ったら、スマートフォンの音楽をBluetoothのスピーカーで再生します。ピカピカ光るタイプのスピーカーなんですけど、今のやつって音域に合わせて光るからすごく綺麗なんですよ。
山田:へええ!
村上:光を眺めていると、あたかもライブ会場にいるかのような錯覚を起こします。
山田:お部屋を暗くして、その光を楽しんでいるわけですね。
渡辺:音楽とともにね。
村上:そうですそうです。
山田:素敵。
村上:どういうものかと言いますと、筒状の陶器に陶板が置かれていまして、そこにアロマを垂らすんですね。そうすると内蔵されているファンが回って、ふわっと香り立つんですよ。
渡辺:なるほどね。広範囲じゃなく、ちょうどいい広さに香りが漂うんだ。
村上:そうです。部屋のなかにいろいろスポットを作って、「仏壇はこの香り」「パーソナルスペースはこの香り」みたいな感じで楽しんでいます。
山田:どんな香りがお好きなんですか?
村上:サンタ・マリア・ノヴェッラっていうブランドが好きだったんですけど、廃盤になってから存在を知ったんですね。それからは女子のみなさんからおすすめを聞いていろいろ試してみました。結果ね、僕は何でもいいみたいです。
山田:まさかの(笑)!
渡辺:香りが立っている状態が好きなんですね。
村上:そうなんですよ。枕元にいくつかアロマオイルを置いて、気ままに楽しんでいます。
渡辺:そうやって香りを変えたりすることが楽しいのかもしれないですね。
過去のゲストのトークは「カスタムライフ」WEBサイトにも掲載されているので、ぜひチェックしてほしい。
『RADIO DONUTS』のワンコーナー「CUSTOMLIFE DESIGN YOUR LIFE」では、ゲストのライフスタイルを構築しているルーティンを深堀りする。オンエアは毎週土曜日の9時10分頃から。
村上が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『RADIO DONUTS』(ナビゲーター:渡辺 祐・山田玲奈)のワンコーナー「CUSTOMLIFE DESIGN YOUR LIFE」。オンエアは1月29日(土)。
起床時間は午前3時。お風呂に入って香水を
村上は『ナビィの恋』『不貞の季節』『新・仁義なき戦い。』の3作品で、第22回ヨコハマ映画祭の助演男優賞を受賞。以降、『新宿スワン』や『初恋』など、数多くの映画・ドラマで活躍している。村上は出演したドラマによる影響を受け、朝の3時に起床するという。渡辺:3時に起きるようになったのは仕事が関係していますか?
村上:きっかけは、2つぐらい前の現場ですね。2月3日(木)から公開されるドラマ『湯あがりスケッチ』(ひかりTV)に出演しました。銭湯が舞台の作品なので、営業終了後から朝とか昼まで撮影があったりしたんですよ。そこから(生活リズムが)ズレていって、夜シフトのおじちゃんみたいな感じになりました。
山田:3時に起きるのはすごいです。
村上:ひととおりのルーティンをこなしたら、仮眠はするんですけどね。
山田:では、そのルーティンを教えてください。3時だとまだ外は真っ暗ですよね。
村上:最近、ご先祖様のことを考えるようになったので、まずはお仏壇の水を替えます。あと、犬を3匹飼っているので、朝食ではなくおやつをまずあげます。そのあいだにお風呂にお湯を張るんですよ。
下の階に住人がいないため、このタイミングで部屋の換気をおこない掃除機をかけ、入浴を済ませるそうだ。
村上:入浴後は、洒落たブランドのボディオイルを塗って、その上からボディバームを塗ります。
山田:すごい。
村上:そして、どこにも出かけないんですけども香水を付けます。これぐらいのタイミングで6時になるんですけど、自分のマンションはその時間からゴミ出しができるんですよ。
渡辺:ちょっと待ってください。ボディオイルとか香水とかを付けてからゴミ出しをするんですか?
村上:そうなんですよ。
山田:なんだか順番がおかしな感じがしてきます(笑)。
村上:(笑)。
【関連記事】村上虹郎、父・村上淳と喧嘩したときの衝撃の一言とは?
出演映画で“ドMな男”を演じる
村上が主演の映画『夕方のおともだち』が2月4日(金)から公開される。本作は山本直樹の同名作品を廣木隆一監督が実写映画化したものだ。ヨシダヨシオは寝たきりの母親と暮らし、市の水道局に勤める一見真面目な男。一方で筋金入りの“ドM”な一面を持ち、夜な夜な街で唯一のSMクラブへ通いつめ“女王様”ミホからお仕置きを受けている。しかし、ここのところどうもプレイに身が入らない。その理由はヨシオには分かっていた。ヨシオをこの世界に目覚めさせ、突然目の前から姿を消してしまった“伝説の女王様”ユキ子が忘れられず、いつもどこかでユキ子の残像を追いかけながら暮らしていたからだった。そんなある日、明るい太陽のもとミホと埠頭で釣りをしていると、思いもしない所で彼女を見かけ、ミホを置き去りにしてユキ子を必死に追いかける。ヨシオがたどり着いた果てにあるものとは…。そしてヨシオとミホに待つ結末とは?
(公式サイトより)
村上:この映画のテーマとしてSMがあるんですけども、廣木隆一監督はそれをトピックスとして扱わない方なんですね。「ちょっとMだよね」とか「Sっぽいよね」みたいな、よくある会話ってあるじゃないですか。そういう感覚で映画を観ていただけたらいいかなと思っております。
【関連記事】“伝説の女王様”を探し求めて。山本直樹が原作の映画『夕方のおともだち』は「歩みだすような希望」がある作品
村上はヨシダヨシオを演じる上で意識したポイントを語った。
渡辺:前半、無表情なシーンが多いですよね。それに加えて廣木監督って長回しをよくする方だから、無表情を保つのって大変だったのでは?
村上:久しぶりの主演だったっていうのもあるんですけども、現場の空気って主演が半分ぐらい作ってしまうんですよ。今回気を付けたのは、役とかSMがどうこうではなくて、リラックスした状態でカメラ前に立つことでした。だから、無表情とか過激なシーンとかも、案外地続きでやれましたよ。
渡辺:そうなんだ! 作品では過激なシーンがありますけども、センセーショナルな描き方ではないんですよね。ジワジワ来る感じが特徴的だなと感じました。
山田:そうですね。
村上:鑑賞した方から「心温まる映画を観ました」という感想を多くいただくのですが、監督も僕たちもそこを描きたかったんですよね。もちろん、SMにガチな方でも大丈夫な作品ですのでぜひ観てください。
渡辺:そうですね。SMもしっかりと描かれていました。
山田:いろんな要素がいっぱい描かれていて、ときには笑顔になるシーンもあり、本当に面白い映画でした。
渡辺:映画のエンディングテーマでは、大橋トリオさんの『はじまりの唄』が使われています。そちらもぜひチェックしてみてください。
寝るのは20時。光と音でリラックス
村上は20時には眠りにつく生活を送っているという。寝る前はどのようにして過ごしているのだろう?村上:「暗くなったな」と思ったら、スマートフォンの音楽をBluetoothのスピーカーで再生します。ピカピカ光るタイプのスピーカーなんですけど、今のやつって音域に合わせて光るからすごく綺麗なんですよ。
山田:へええ!
村上:光を眺めていると、あたかもライブ会場にいるかのような錯覚を起こします。
山田:お部屋を暗くして、その光を楽しんでいるわけですね。
渡辺:音楽とともにね。
村上:そうですそうです。
山田:素敵。
アロマディフューザーがお気に入り
村上にとって「生活を彩るお気に入りのモノ」はアロマデュフィーザーのWEEK END(ウィークエンド)だという。村上:どういうものかと言いますと、筒状の陶器に陶板が置かれていまして、そこにアロマを垂らすんですね。そうすると内蔵されているファンが回って、ふわっと香り立つんですよ。
渡辺:なるほどね。広範囲じゃなく、ちょうどいい広さに香りが漂うんだ。
村上:そうです。部屋のなかにいろいろスポットを作って、「仏壇はこの香り」「パーソナルスペースはこの香り」みたいな感じで楽しんでいます。
山田:どんな香りがお好きなんですか?
村上:サンタ・マリア・ノヴェッラっていうブランドが好きだったんですけど、廃盤になってから存在を知ったんですね。それからは女子のみなさんからおすすめを聞いていろいろ試してみました。結果ね、僕は何でもいいみたいです。
山田:まさかの(笑)!
渡辺:香りが立っている状態が好きなんですね。
村上:そうなんですよ。枕元にいくつかアロマオイルを置いて、気ままに楽しんでいます。
渡辺:そうやって香りを変えたりすることが楽しいのかもしれないですね。
過去のゲストのトークは「カスタムライフ」WEBサイトにも掲載されているので、ぜひチェックしてほしい。
『RADIO DONUTS』のワンコーナー「CUSTOMLIFE DESIGN YOUR LIFE」では、ゲストのライフスタイルを構築しているルーティンを深堀りする。オンエアは毎週土曜日の9時10分頃から。
radikoで聴く
2022年2月5日28時59分まで
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。
番組情報
- RADIO DONUTS
-
毎週土曜8:00-12:00