ACIDMANの大木伸夫(VO/Gt)が憧れの宇宙への想いや最近自慢したくなるほどうれしかったというエピソードについて語った。
大木が登場したのは、11月22日(月)放送の『STEP ONE』のワンコーナー「MUSIC+1」(ナビゲーター:サッシャ、ノイハウス萌菜)だ。ACIDMANは10月27日に4年ぶり12枚目のニューアルバム『INNOCENCE』をリリースした。
サッシャ:ハレー彗星の86年は大騒ぎでしたよね。覚えてる?
ノイハウス:覚えているわけじゃないじゃないですか、生まれてないんだから(笑)。
サッシャ:あ、そっか。
大木:(笑)。
サッシャ:大変な騒ぎでしたよね。
大木:「空気がなくなっちゃうかもしれない」って。
サッシャ:自転車のチューブを買いこんで(空気を)吸い込めるようにしたりとか(編注:当時は「ハレー彗星の影響で、地球は一時的に空気がなくなる」という事実ではない噂が広まっていた)。
ノイハウス:うそー!
サッシャ:社会現象でした。
ノイハウス:そんな時代だったんですね。
大木:僕は9歳だったんです。ちょうど地元の生まれたところが埼玉県川越市というところで、そこの天体観測室で子どもたちがハレー彗星を見られるというイベントがあったんです。1人数秒、2、3秒かな? 本当に。流れるように「はい見て、はい見て」みたいに観測したのをいまだに覚えていて。その天体観測室が子供の城というところにあるんです。今回のミュージックビデオで大人になった僕がそこの同じ望遠鏡を覗くというストーリーなんです。なんか泣いちゃいそうでした。
サッシャ:泣くわ、そういう純粋な感じ。
大木:そうそう(笑)。まだギリギリ純粋な心が僕にも残ってました。
ノイハウス:プラネタリウムのプログラム監修を務められていて、その第二段「星になるまで~music by ACIDMAN~」が、愛知県豊橋市にある豊橋プラネタリウムでスタートしました。私たちも『STEP ONE』でも取り上げることが多い宇宙の話題について、ぜひお話しいただきたいです。なにかいま気になっている宇宙の話題はありますか?
大木:自慢話でもいいですか?
ノイハウス:もちろん!
大木:ちょうど昨日なんですけどNHKの生放送のイベントに出させてもらいました。それは宇宙飛行士の油井亀美也さんが出ていて、初めて対談させてもらったんです。僕が「宇宙大好きなんですよ」と言ったら「大木さんはなんで宇宙に行ったことがないのに、宇宙に行ったのと同じような感覚で……ACIDMANさんの音楽を聴いたら僕は涙が出ました」って言ってくれて。
サッシャ・ノイハウス:えーっ!
大木:すごくうれしくて。「これ、僕と一緒に宇宙に行ったバッジです」ってバッジをいただいたんです。
サッシャ:え!? 宇宙に持って行ったバッジをもらったんですか?
大木:そう!
ノイハウス:すごい。
サッシャ:無重力を体験したバッジを。
大木:本当にそれがプラスワンでした。
サッシャ:どういうバッジなんですか?
大木:三角形で乗組員の名前が端っこに全部書いてあって。たぶんソユーズだと思うんですが、そこで油井さんのところにだけ「油井」って漢字になってるんです。
ノイハウス:すごく特別なバッジですね。
大木:僕はあんまり自慢とか好きじゃないんですけど、これだけはしなきゃと思って。
サッシャ:そのバッジはどうしたんですか?
大木:どこで売ろうかいま悩んでいて。
サッシャ:売るな(笑)!
大木:(笑)。額に入れようと思って、いま額を探している最中です。
ノイハウス:なかなか着けられないですよね。
大木:着けられない! なくしそうです。
サッシャ:うらやましい。
大木:うれしかったです、本当に。
サッシャ:どうですか? いま民間人も宇宙に行っていますが。
大木:ね! 宇宙に行けるときがきたらどんどん身近になってきました。たぶん数百年後には恒星間航行とかガンガンしていて、違う惑星で地球外知的生命体と交流を持ったりする、僕らの想像を絶する世界が訪れると思うのでワクワクしかないですね。
サッシャ:もし「宇宙に行けるよ」って言われたら行きますか?
大木:行きます、ぜひ、絶対に行きたい。
サッシャ:行きたいですよね。
大木:でも、寒いんだったら嫌だなあ(笑)。
サッシャ:(笑)。でも宇宙に行ってないのに宇宙に行った感覚がわかると油井さんに言われているということは、その大木さんが宇宙に行ったらどういう音楽に目覚めるのかというのも気になります。
大木:けっこう僕「答え合わせの旅」が多かったりするんです。「やっぱりこの感覚で合ってたんだ」というところで感動したいですね。そこで涙を流して。
サッシャ:帰ってきて一番最初に作った曲というのをぜひ聴きたいです。
大木:そうですね、行けたら。前澤(友作)さんぐらいメチャクチャ稼がなきゃ。
サッシャ:もしくは前澤さんに好かれるか。
大木:確かに(笑)。
ノイハウス:ここでアピールしましょう。
サッシャ:「僕と一緒に行こうよ」って。
大木:「寒くないスか? 寒かったら嫌ですね」って(笑)。
サッシャ:(笑)。
ACIDMANの最新情報は、公式サイトまたは、Twitterまで。
J-WAVE『STEP ONE』のワンコーナー「MUSIC+1」では、ゲストとして毎回話題のミュージシャンが登場する。放送は月曜~木曜の12時30分ごろから。
大木が登場したのは、11月22日(月)放送の『STEP ONE』のワンコーナー「MUSIC+1」(ナビゲーター:サッシャ、ノイハウス萌菜)だ。ACIDMANは10月27日に4年ぶり12枚目のニューアルバム『INNOCENCE』をリリースした。
思い出の地での撮影
『INNOCENCE』のタイトルトラックとなる『innocence』のミュージックビデオでは、大木が1986年に実際にハレー彗星を観測した埼玉県「川越市児童センターこどもの城」の天体観測室が登場。大木が宇宙への興味を抱く原点ともなった地での撮影となった。ノイハウス:覚えているわけじゃないじゃないですか、生まれてないんだから(笑)。
サッシャ:あ、そっか。
大木:(笑)。
サッシャ:大変な騒ぎでしたよね。
大木:「空気がなくなっちゃうかもしれない」って。
サッシャ:自転車のチューブを買いこんで(空気を)吸い込めるようにしたりとか(編注:当時は「ハレー彗星の影響で、地球は一時的に空気がなくなる」という事実ではない噂が広まっていた)。
ノイハウス:うそー!
サッシャ:社会現象でした。
ノイハウス:そんな時代だったんですね。
大木:僕は9歳だったんです。ちょうど地元の生まれたところが埼玉県川越市というところで、そこの天体観測室で子どもたちがハレー彗星を見られるというイベントがあったんです。1人数秒、2、3秒かな? 本当に。流れるように「はい見て、はい見て」みたいに観測したのをいまだに覚えていて。その天体観測室が子供の城というところにあるんです。今回のミュージックビデオで大人になった僕がそこの同じ望遠鏡を覗くというストーリーなんです。なんか泣いちゃいそうでした。
サッシャ:泣くわ、そういう純粋な感じ。
大木:そうそう(笑)。まだギリギリ純粋な心が僕にも残ってました。
自慢したいほどうれしかったこと
普段はあまり自慢はしないという大木だが、つい最近起きた心からうれしかったという宇宙に関するエピソードを披露した。ノイハウス:プラネタリウムのプログラム監修を務められていて、その第二段「星になるまで~music by ACIDMAN~」が、愛知県豊橋市にある豊橋プラネタリウムでスタートしました。私たちも『STEP ONE』でも取り上げることが多い宇宙の話題について、ぜひお話しいただきたいです。なにかいま気になっている宇宙の話題はありますか?
大木:自慢話でもいいですか?
ノイハウス:もちろん!
大木:ちょうど昨日なんですけどNHKの生放送のイベントに出させてもらいました。それは宇宙飛行士の油井亀美也さんが出ていて、初めて対談させてもらったんです。僕が「宇宙大好きなんですよ」と言ったら「大木さんはなんで宇宙に行ったことがないのに、宇宙に行ったのと同じような感覚で……ACIDMANさんの音楽を聴いたら僕は涙が出ました」って言ってくれて。
サッシャ・ノイハウス:えーっ!
大木:すごくうれしくて。「これ、僕と一緒に宇宙に行ったバッジです」ってバッジをいただいたんです。
サッシャ:え!? 宇宙に持って行ったバッジをもらったんですか?
大木:そう!
ノイハウス:すごい。
サッシャ:無重力を体験したバッジを。
大木:本当にそれがプラスワンでした。
サッシャ:どういうバッジなんですか?
大木:三角形で乗組員の名前が端っこに全部書いてあって。たぶんソユーズだと思うんですが、そこで油井さんのところにだけ「油井」って漢字になってるんです。
ノイハウス:すごく特別なバッジですね。
大木:僕はあんまり自慢とか好きじゃないんですけど、これだけはしなきゃと思って。
サッシャ:そのバッジはどうしたんですか?
大木:どこで売ろうかいま悩んでいて。
サッシャ:売るな(笑)!
大木:(笑)。額に入れようと思って、いま額を探している最中です。
ノイハウス:なかなか着けられないですよね。
大木:着けられない! なくしそうです。
サッシャ:うらやましい。
大木:うれしかったです、本当に。
いつか宇宙へ
2021年9月には米宇宙企業SpaceXが「Crew Dragon」による、民間人だけの初の有人宇宙飛行に成功。12月8日にはZOZOの創業者・前澤友作氏がロシアの宇宙船「ソユーズ」で地球を出発して、日本の民間人として初めてISSに滞在する。宇宙が徐々に身近になってきたいま、大木が想いを語った。サッシャ:どうですか? いま民間人も宇宙に行っていますが。
大木:ね! 宇宙に行けるときがきたらどんどん身近になってきました。たぶん数百年後には恒星間航行とかガンガンしていて、違う惑星で地球外知的生命体と交流を持ったりする、僕らの想像を絶する世界が訪れると思うのでワクワクしかないですね。
サッシャ:もし「宇宙に行けるよ」って言われたら行きますか?
大木:行きます、ぜひ、絶対に行きたい。
サッシャ:行きたいですよね。
大木:でも、寒いんだったら嫌だなあ(笑)。
サッシャ:(笑)。でも宇宙に行ってないのに宇宙に行った感覚がわかると油井さんに言われているということは、その大木さんが宇宙に行ったらどういう音楽に目覚めるのかというのも気になります。
大木:けっこう僕「答え合わせの旅」が多かったりするんです。「やっぱりこの感覚で合ってたんだ」というところで感動したいですね。そこで涙を流して。
サッシャ:帰ってきて一番最初に作った曲というのをぜひ聴きたいです。
大木:そうですね、行けたら。前澤(友作)さんぐらいメチャクチャ稼がなきゃ。
サッシャ:もしくは前澤さんに好かれるか。
大木:確かに(笑)。
ノイハウス:ここでアピールしましょう。
サッシャ:「僕と一緒に行こうよ」って。
大木:「寒くないスか? 寒かったら嫌ですね」って(笑)。
サッシャ:(笑)。
ACIDMANの最新情報は、公式サイトまたは、Twitterまで。
J-WAVE『STEP ONE』のワンコーナー「MUSIC+1」では、ゲストとして毎回話題のミュージシャンが登場する。放送は月曜~木曜の12時30分ごろから。
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2021年11月29日28時59分まで
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番組情報
- STEP ONE
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月・火・水・木曜9:00-13:00
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サッシャ、ノイハウス萌菜