写真は、のんのパフォーマンスより

音楽×テクノロジーの祭典「イノフェス」初日レポ! アジカン、のん、ジャルジャルら出演

ラジオ局J-WAVE(81.3FM)では、日本最大級のデジタル・クリエイティブフェス「J-WAVE INNOVATION WORLD FESTA 2021 supported by CHINTAI」(以下、イノフェス)を、2021年10月9日(土)、10日(日)に六本木ヒルズで2日間、新型コロナウイルス感染症対策を行った上で、有観客とオンライン配信のハイブリッドで開催中です。初日10月9日(土)の開催レポートをお届けします。

今年で6回目の開催となるイノフェスは、テクノロジー、音楽、エンターテインメント、サイエンス、アートがクロスオーバーするデジタル・クリエイティブフェスティバル。今年は六本木ヒルズを会場に、この日限りのARステージが登場! 三面大型LEDと複数のARカメラおよびステージ上に搭載されたセンサーを駆使して、現実をARで拡張したスペシャルステージをお届けします。当日のステージは、トークセッションとライブパフォーマンスの2軸でお楽しみいただけます。

「イノフェス」は、オンラインでアーカイブ配信いたします。アーカイブ配信期間は10月11日(月)18:00~10月17日(日)23:59まで。

配信チケット販売サイト:https://eplus.jp/sf/detail/1811010003?P6=001&P1=0402&P59=1&jw_ref=iwf21_jnw

10月9日(土)開催レポート

<ライブ>

■オープニングアクト:LMYK
オープニングアクトを務めたのは、世界屈指の音楽プロデューサーチームJimmy Jam and Terry Lewisのプロデュースによる新人女性シンガーLMYK。「今日が東京では初めての有観客ライブなので、楽しみにしていました」と話し、今回のステージのために書き下ろされた新曲「Tendency」を含む、全3曲を披露。雲の上に立っているかのように幻想的なAR演出の中、透き通る歌声を響かせ、会場とオンラインでイノフェスを楽しむ音楽ファンをライブの世界へと引き込んだ。

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■「ジャルジャル Special AR Comedy Live」
ジャルジャルは、雨宿りで偶然居合わせた青年とサラリーマンのコントを披露。ネタ中に出てくる純粋すぎる友人やその精神状態、雨などをARで表現し、見る人を驚かせた。今回が初挑戦となるARコントを終えたジャルジャルは「ステージには2人だけでも、人数を増やしたコントができそう」「僕らはAR演出が見えない中やっているので、たまに小っ恥ずかしくなりました」とコメント。今後、活用することにも前向きな姿勢を見せた。

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■のん
のんは4人編成のロックバンドで登場。「今日くらいは心を解き放って楽しもう!」と会場を拍手で沸かせた。のんがデザインした恐竜のキャラクターが曲に合わせてダンスをしたり、カラフルなリボンが飛び出したりするAR演出も。のんらしいポップな曲のほか、CMで話題となったKIRINJIの「エイリアンズ」をしっとりとカバーするなど、さまざまな表情で全6曲のステージを楽しんでいた。

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■「ASIAN KUNG-FU GENERATION feat. AR三兄弟」
初日のラストを飾ったのはASIAN KUNG-FU GENERATIONとAR三兄弟とのコラボステージ。「新世紀のラブソング」からスタートし、時折MVを彷彿とさせるAR演出を織り交ぜたファンにはたまらないライブを見せた。後半には「リライト」「Easter」「君という花」の3曲をノンストップで披露。割れんばかりの拍手と、AR三兄弟によるアジカン愛溢れるAR打ち上げ花火に包まれてステージは幕を閉じた。

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<<トークセッション>>

■「Jimmy Jam & Terry Lewis Special Talk Session ~音楽が超える境界線~」
ジャネット・ジャクソンを始め数々のアーティストをプロデュースしてきたレジェンド・プロデューサー・チーム=ジャム&ルイス(Jimmy Jam と Terry Lewis)がオンライン生中継で出演。LMYKもオープニングに続いて登壇し、スペシャルトークセッションが実現した。J-WAVEナビゲーター サッシャの司会のもと、現代のテクノロジーを駆使したリモートレコーディング等最新の音楽プロデュース術、米国エンタメの最前線に迫るトークを繰り広げた。



■「5G、XRが創るエンターテインメント新時代」
5G、AR、VR、MRといった様々なテクノロジーは、コロナ禍でますます加速している。ポストコロナの時代の新しいエンタメとは──テクノロジーを使って新規ビジネスを切り開くKDDIの中馬和彦と、幅広い表現を生み出すAR三兄弟長男・川田十夢が語った。



■「CHINTAIステージ Keynote Speech 落合陽一 ポストコロナと2030年の世界」
2016年のイノフェス開始当初よりイベントの中心的存在であり続ける落合陽一。新型コロナウイルスにより激変した今、彼がイメージする未来とは。今年はキーノートスピーチで、2030年の生活、社会を大胆予測した。



■「資本主義の拡張。新しい豊かさについて」
今年のビジネス書ベストセラーとなった『人新世の「資本論」』著者で経済思想家の斎藤幸平が、イノフェス総合司会を務めるAR三兄弟・川田十夢、早川聖来と資本主義を拡張した新しい豊かさについて持論を展開した。ステージ終盤では、筑波大学の学生団体Nu ink.から寄せられた質問に回答する場面もあった。



■「Z世代がアップデートする音楽・エンターテインメントの未来」
今、さまざまな業界が熱い視線を送るZ世代。彼らはどんな音楽やエンタメ消費をしているのか? コロナ禍で進化したデジタル・エンタメ、K-POP、SNS、YouTubeにTikTok──亀田誠治、Ado、辻愛沙子、鈴木貴歩、早川聖来がエンタメの進化と音楽の未来を捉えて語り合った。YOASOBIやヨルシカ、ずっと真夜中でいいのに。の3組に共通して見られるヒット要素とは?



■TOPPAN INNOVATION WORLD ERA LIVE SPECIAL TALK SESSION
映画『えんとつ町のプペル』のヒットも記憶に新しいキングコング・西野亮廣と、『TOPPAN INNOVATION WORLD ERA』のナビゲーターで、今年のパラリンピック閉会式もプロデュースした小橋賢児が、「人の心を掴むコツ」を掘り下げる。また、西野は「自分がこの世からいなくなったあと」も見据えた今の活動への思いを明かした。



(写真=アンザイミキ、ライブパート文=於ありさ)

■オンライン配信
当日の様子は、オンラインで配信いたします。アーカイブ視聴可能です。
<有料チケット>
・視聴券(2日通し) 1,980円(税込)
アーカイブ配信期間: 10月11日(月)18:00~10月17日(日)23:59まで
※アーカイブ配信は一部映像が編集でカットされる場合がございますのでご了承ください。
◎配信チケット販売サイト: https://eplus.jp/sf/detail/1811010003?P6=001&P1=0402&P59=1&jw_ref=iwf21_jnw

■J-WAVE INNOVATION WORLD FESTAとは
「J-WAVE INNOVATION WORLD FESTA」(以下イノフェス)は、「テクノロジーと音楽で日本をイノベーション!」をテーマとした大型フェスティバルです。日本を代表する各界のイノベーター、アーティスト、クリエイター、研究者、企業が集結し、さまざまなテーマでのトークセッションや、最新テクノロジーを駆使したライブパフォーマンス、そしてスタートアップによるテクノロジー体験エリアなど、これまでにない新しいフェスとして、多くの来場者に感動と興奮をもたらしました。その後、さまざまな国家機関にも参画いただき、産学官連携のイベントとして発展してまいりました。

2016年に筑波大学での開催にはじまり、2018年からは舞台をJ-WAVEのホームである六本木ヒルズに移して2日間での開催に発展。コロナ禍の2020年はコニカミノルタプラネタリア TOKYOをハブ会場として、無観客でオンライン開催いたしました。今年は再び六本木ヒルズを舞台に、この日限りのARステージ上で豪華イノベーター陣によるトークセッションや豪華アーティストたちによるテクノロジーを駆使したライブパフォーマンスを、有観客と配信のハイブリッド開催でお届けします。総合司会は、川田十夢(開発者・AR三兄弟)と早川聖来(乃木坂46)が務めます。

【イベント概要】
■タイトル: J-WAVE INNOVATION WORLD FESTA 2021 supported by CHINTAI
■日時:
2021年10月9日(土)13:00~20:00/10月10日(日)13:00~20:00
※アーカイブ配信期間: 10月11日(月)18:00~10月17日(日)23:59まで
■会場: 六本木ヒルズ・ヒルズアリーナ/大屋根プラザ

■出演者
10月9日(土)LIVEパフォーマンス 出演アーティスト
ASIAN KUNG-FU GENERATION、LMYK、ジャルジャル、のん

10日9(土)トークセッション出演者 
Ado(歌い手)、落合陽一(メディアアーティスト、筑波大学准教授)、亀田誠治(音楽プロデューサー)、川田十夢(開発者・AR三兄弟)、 小橋賢児(クリエイティブディレクター)、斎藤幸平(『人新世の「資本論」』著者/経済思想家)、Jimmy Jam & Terry Lewis(音楽プロデューサー)、辻愛沙子(クリエイティブディレクター)、西野亮廣(キングコング・絵本作家)、早川聖来(乃木坂46)、深井龍之介(COTEN RADIO) 他

10月10日(日)LIVEパフォーマンス 出演アーティスト 
新しい学校のリーダーズ、けいちゃん、小室哲哉、SKY-HI、Novel Core、BE:FIRST 他

10月10日(日)トークセッション出演者 
浅田真理(ビジュアルアーティスト)、糸井重里(株式会社ほぼ日代表)、面和成(筑波大学システム情報系准教授)、川田十夢(開発者・AR三兄弟)、せきぐちあいみ(VRアーティスト)、早川聖来(乃木坂46)、ふくりゅう(音楽コンシェルジュ)、三浦瑠麗(株式会社山猫総合研究所代表)、Fracton Ventures 鈴木雄大、亀井聡彦、赤澤直樹、山口哲一(音楽プロデューサー)吉藤オリィ(オリィ研究所代表)他

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