長濱ねるが、気になるニュースや映画『しあわせの隠れ場所』の魅力をハリー杉山と語った。
トークが繰り広げられたのは、ふたりがナビゲーターを務める、J-WAVEで放送中の番組『POP OF THE WORLD』のワンコーナー「DOGA FOR YA!」。ここでは9月11日(土)のオンエアをテキストで紹介する。
そのスタントとは、ノルウェーの崖の上からバイクで飛び降りること。しかも、ただ崖を飛び降りるのではなく、空中で車両を捨て、パラシュートで降りなければならなかったという。トムはこの危険なアクションを行うために、スカイダイビングを500回、モーターバイクでのジャンプを1万3000回行うなど、1年以上に渡りトレーニングを積んできたそうだ。
ハリー:ちょっと意味がわからないというか、さすがトムさまだよね。
長濱:自分でやるっていうのがすごい。練習量もすごい。
ハリー:これは何回撮影したのかな?
長濱:6回撮影が行われて大きなケガもなく無事終了したそうなんですけど、スタントマンじゃなくて自分でやるっていうこだわりというか、気合いというか……。
ハリー:6回分のバイクの爆発が絶対にあったよね。かける予算もさすが。すごいなあ。
ハリー:これはやばい! 僕の世代は『マトリックス』がレジェンド中のレジェンドみたいな映画で、もう10回くらい観てると思う。しかも5、6回は映画館へ観に行って。だからものすごく愛情がある作品です。ねるちゃんは観たことある?
長濱:『マトリックス』は父が家で見返していたのを小学生のときに観たかな、ぐらいです。有名な『マトリックス』の動きしか印象がないですかね。怖くてしっかりと観てなかった気がします。これを機にちょっと観たいですね。『マトリックス レザレクションズ』は1作目の続きなんですね。
ハリー:そうそう。キャスティングが微妙に違ったり、僕が知っている情報だと我々の知っているモーフィアスじゃなかったり。あと個人的には、主人公・ネオとトリニティーたちを追うエージェント・スミスがめちゃくちゃ好きなんだよね。今回どうなるのか楽しみで仕方ないです。
長濱:この映画の副題は「復活」を意味する「レザレクションズ」で、キアヌ・リーブス演じるネオの復活、とのことです。
長濱:アメリカ南部、ミシシッピのスラム街に生まれ、ホームレスのような生活を送っていた黒人青年マイケル。マイケルはすごく背が高くてアメフトに恵まれた体をしているんですけど、おうちがなくて雨のなかを歩いていたところ、遭遇した裕福な白人女性リー・アンの一家に家族として迎え入れられ、アメフト選手としての才能を開花していくというお話です。
リー・アンを演じたサンドラ・ブロックは、アカデミー主演女優賞を受賞。このほか、主人公のマイケル・オアーをクィントン・アーロン、父のショーンをティム・マッグロウ、妹のコリンズをリリー・コリンズ、弟のSJ(ショーン・ジュニア)をジェイ・ヘッドが演じた。
作品を観たリスナーからは、「一家の絆に周りの人も影響を受けて変化していくところにとても感動しました」「マイク(マイケル・オアー)が1人で勉強している机にコリンズが行き、マイクがコリンズの同級生の視線に困惑していると、『いつも家では一緒に勉強しているでしょ』とサラっというシーン。差別など一切ないすごい感覚だと感動したことを覚えています」「血や肌の色が関係ないとはいえ、『誰かのためにそこまでできるの?』と思ってしまうほど寛大な愛でした。これが実話だというのだから本当に驚きです」などのメッセージが寄せられた。
長濱:お母さんのリー・アンも心の中で葛藤するんですけど、マイケルを自分の家族として育てていきます。私が好きなのは、マイケルを養子として迎え入れようとするシーン。最初は笑わなかったりごはんを食べなかったりしていたマイケルが、少しずつ打ち解けていくんですね。それで、マイケルが身分証明書がないからほしいっていったときに、それをきっかけに夫婦が「じゃあ僕たちの家に迎え入れよう」となって家族会議が行われます。そこで夫婦が「僕たちはきみを息子にしようと思っていて、家族になってほしいんだけど、どう思う?」ってけっこう神妙な面持ちで訊くんですよ。そうしたらマイケルが「え、もうすでに家族だと思ってた」っていうんです。そのシーンがすごく好きで。家族って、戸籍とかいろいろあるけど、そうじゃないんだなというか、血がつながっていなくても心でこんなに人と人はつながり合えるんだなっていうのが、とても印象深かったです。
ハリー:そうだね、心と心のつながりが家族の新しい定義なんじゃないかな。
長濱:いろんな家族の形があるし、そこに愛情があったらどんなものでも乗り越えていけるんじゃないかなと思いました。これが実話っていうのが本当にドラマチックで信じられないと思って。でもすごく素敵なお話でした。
ハリー:今でも世界各国で差別はあるんだけど、愛はやっぱりすごく強いなって改めて思わせてくれる作品でした。
長濱:いろいろ考えさせられる映画でもあり、あったかい気持ちにもなる映画なので、ぜひチェックしてみてください。
『POP OF THE WORLD』の「DOGA FOR YA!」では、話題の洋画や海外ドラマから毎週1作品をピックアップして紹介。その作品の魅力や、文化的背景について語る。放送は毎週土曜日7時5分頃から。
トークが繰り広げられたのは、ふたりがナビゲーターを務める、J-WAVEで放送中の番組『POP OF THE WORLD』のワンコーナー「DOGA FOR YA!」。ここでは9月11日(土)のオンエアをテキストで紹介する。
トム・クルーズ史上最も危険なスタントとは?
まずは、長濱が気になるニュースをピックアップ。この日に紹介したのは、トム・クルーズが映画『ミッション:インポッシブル』最新作で最も危険なスタントに挑んだニュースだ。そのスタントとは、ノルウェーの崖の上からバイクで飛び降りること。しかも、ただ崖を飛び降りるのではなく、空中で車両を捨て、パラシュートで降りなければならなかったという。トムはこの危険なアクションを行うために、スカイダイビングを500回、モーターバイクでのジャンプを1万3000回行うなど、1年以上に渡りトレーニングを積んできたそうだ。
ハリー:ちょっと意味がわからないというか、さすがトムさまだよね。
長濱:自分でやるっていうのがすごい。練習量もすごい。
ハリー:これは何回撮影したのかな?
長濱:6回撮影が行われて大きなケガもなく無事終了したそうなんですけど、スタントマンじゃなくて自分でやるっていうこだわりというか、気合いというか……。
ハリー:6回分のバイクの爆発が絶対にあったよね。かける予算もさすが。すごいなあ。
『マトリックス』新作、予告編が公開に
2021年12月公開予定の映画『マトリックス レザレクションズ』のビジュアルと映像が解禁された。本作は『マトリックス』シリーズ18年ぶりの新作であり、シリーズ3作目『マトリックス レボリューションズ』の続きではなく、1作目『マトリックス』の続編となるそうだ。映画『マトリックス レザレクションズ』予告 2021年12月公開
長濱:『マトリックス』は父が家で見返していたのを小学生のときに観たかな、ぐらいです。有名な『マトリックス』の動きしか印象がないですかね。怖くてしっかりと観てなかった気がします。これを機にちょっと観たいですね。『マトリックス レザレクションズ』は1作目の続きなんですね。
ハリー:そうそう。キャスティングが微妙に違ったり、僕が知っている情報だと我々の知っているモーフィアスじゃなかったり。あと個人的には、主人公・ネオとトリニティーたちを追うエージェント・スミスがめちゃくちゃ好きなんだよね。今回どうなるのか楽しみで仕方ないです。
長濱:この映画の副題は「復活」を意味する「レザレクションズ」で、キアヌ・リーブス演じるネオの復活、とのことです。
血のつながりを超えた家族の絆に感動
最後に、長濱がリスナーとシェアしたい映画『しあわせの隠れ場所』を紹介した。日本で2010年に公開された、ジョン・リー・ハンコック監督による作品。アメリカンフットボールリーグNFLのマイケル・オアー選手の感動の実話を描いている。映画『しあわせの隠れ場所』予告編
リー・アンを演じたサンドラ・ブロックは、アカデミー主演女優賞を受賞。このほか、主人公のマイケル・オアーをクィントン・アーロン、父のショーンをティム・マッグロウ、妹のコリンズをリリー・コリンズ、弟のSJ(ショーン・ジュニア)をジェイ・ヘッドが演じた。
作品を観たリスナーからは、「一家の絆に周りの人も影響を受けて変化していくところにとても感動しました」「マイク(マイケル・オアー)が1人で勉強している机にコリンズが行き、マイクがコリンズの同級生の視線に困惑していると、『いつも家では一緒に勉強しているでしょ』とサラっというシーン。差別など一切ないすごい感覚だと感動したことを覚えています」「血や肌の色が関係ないとはいえ、『誰かのためにそこまでできるの?』と思ってしまうほど寛大な愛でした。これが実話だというのだから本当に驚きです」などのメッセージが寄せられた。
長濱:お母さんのリー・アンも心の中で葛藤するんですけど、マイケルを自分の家族として育てていきます。私が好きなのは、マイケルを養子として迎え入れようとするシーン。最初は笑わなかったりごはんを食べなかったりしていたマイケルが、少しずつ打ち解けていくんですね。それで、マイケルが身分証明書がないからほしいっていったときに、それをきっかけに夫婦が「じゃあ僕たちの家に迎え入れよう」となって家族会議が行われます。そこで夫婦が「僕たちはきみを息子にしようと思っていて、家族になってほしいんだけど、どう思う?」ってけっこう神妙な面持ちで訊くんですよ。そうしたらマイケルが「え、もうすでに家族だと思ってた」っていうんです。そのシーンがすごく好きで。家族って、戸籍とかいろいろあるけど、そうじゃないんだなというか、血がつながっていなくても心でこんなに人と人はつながり合えるんだなっていうのが、とても印象深かったです。
ハリー:そうだね、心と心のつながりが家族の新しい定義なんじゃないかな。
長濱:いろんな家族の形があるし、そこに愛情があったらどんなものでも乗り越えていけるんじゃないかなと思いました。これが実話っていうのが本当にドラマチックで信じられないと思って。でもすごく素敵なお話でした。
ハリー:今でも世界各国で差別はあるんだけど、愛はやっぱりすごく強いなって改めて思わせてくれる作品でした。
長濱:いろいろ考えさせられる映画でもあり、あったかい気持ちにもなる映画なので、ぜひチェックしてみてください。
『POP OF THE WORLD』の「DOGA FOR YA!」では、話題の洋画や海外ドラマから毎週1作品をピックアップして紹介。その作品の魅力や、文化的背景について語る。放送は毎週土曜日7時5分頃から。
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2021年9月18日28時59分まで
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番組情報
- POP OF THE WORLD
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毎週土曜6:00-8:00