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その土地に長く続くものづくりを大切にする「D&DEPARTMENT」 中国で印象的だったことは?

その土地に長く続くものづくりを大切にする「D&DEPARTMENT」 中国で印象的だったことは?

ゲストに様々な国での旅の思い出を聞く、J-WAVEで放送中の番組『ANA WORLD AIR CURRENT』(ナビゲーター:葉加瀬太郎)。6月26日(土)のオンエアには、その土地に長く続くもの=「ロングライフデザイン」を提案する「D&DEPARTMENT」のディレクター、ナガオカケンメイが登場した。

中国で聞いた「ものづくり」観の変化

「D&DEPARTMENT」は北海道、東京、京都など国内はもちろん、海外でも韓国に2店舗、中国に1店舗を展開している。ナガオカは中国での店舗「D&DEPARTMENT HUANGSHAN by Bishan Crafts Cooperatives」展開に関して、現地で印象に残ったエピソードを明かした。ナガオカによると、「歴史を振り返ったら、ある時代でいろんな創作が止まってるので、自分たちのアイデンティティ・ものづくりのアイデンティティを取り戻したい」と聞いたのだそう。また、薄利多売で売っていたものを「これは伝統工芸なんじゃないか」と見直す動きも。それは、日本の伝統工芸などから影響を受けたためだという。

ナガオカは「(現地には)大量にお土産を作るか、一点ものの国宝級のものを作るか両極端しかなかった。日本の伝統工芸士・作家と言われている人たち、つまり、300〜400個同じ形のものを作れる人たちがいなかった」という話を聞き、現地で展開することに面白さを見出したそうだ。

さらに、葉加瀬が新たな土地で展開するときの心構えについて訊ねると、ナガオカは「僕らはよそ者ですから。よそ者の使命感というと、その土地に長く続いている、土地の人たちが気付きもしなくなっちゃった普通のことを『めちゃくちゃいいじゃん』って褒めまくる。褒めまくって『え、そう?』っていう状態にして、『ちゃんとこれ広めましょうよ』と言って、結果的に『あ、自分たちが普通に思ってたものはすごく価値のあることだったんだ』(と思ってもらうこと)」と語った。

三重は「伊勢神宮が選んだ土地」

国内では、7月20日に三重で新店舗が開店。三重県多気町に新たに生まれる複合商業施設「VISON」内の「D&DEPARTMENT MIE by VISON」だ。

扱う商品を聞くと「伊勢木綿とか伊勢型紙みたいなものもありますし、伊賀の焼き物みたいなものもあります」とナガオカ。

「いろんな伝統工芸が一揃えあります」というが、三重は「伊勢神宮が、どこにしようかな、ここにしよう、と選んだ土地なので」とナガオカ。「(伊勢神宮の場所として選ばれたのは)やっぱりいろんなものが(あるという)理由があって、それがあるからこそ、繁栄してきた」と背景を分析した。

沖縄で感じた「共同売店」の「コミュニティ性」

さらに、トークは沖縄の魅力についても。店舗「D&DEPARTMENT OKINAWA by OKINAWA STANDARD」がある沖縄は、ナガオカにとっては「好きすぎて、これはもう何か部屋でも借りないと落ち着かない」と、別拠点として部屋を借りている場所でもあるそうだ。

そんなナガオカは沖縄でも店舗展開につながるヒントを得ているよう。そのひとつは共同売店で、特に沖縄に多いのだとか。

ナガオカ:例えば7世帯ぐらいしか住んでいないような小さな集落のためのコンビニですね。みんなでお金を出し合ってお店のようなものをしている、今でいうとコミュニティスペースです。

そのあり方が、自身も店をやり、常に「お店とは何か」と考える中で、ヒントになるそうそうだ。「ウェブショップにやられっぱなしじゃなくて、路面店には路面店の意味があると思ったときに、共同売店が持っているそのコミュニティ性や、地域性みたいなものは路面で実際に(店舗が)あるからこそできること。それが本当に勉強になります」と語った。

葉加瀬太郎がお届けする『ANA WORLD AIR CURRENT』は、J-WAVEで毎週土曜19:00-20:00オンエア。

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