DEAN FUJIOKA「すっごく恥ずかしかった(笑)」 ゆりやんレトリィバァの持ちネタに挑戦!

ゆりやんレトリィバァが、DEAN FUJIOKAの前で持ちネタ「ディーン・フジオカ加速ディーン」を生披露。その後、DEAN本人もネタに挑戦した。

ゆりやんが登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『ROPPONGI PASSION PIT』(ナビゲーター:DEAN FUJIOKA/三原勇希)。各界で活躍する情熱を持ったゲストを迎えて、「好き」や「情熱」をテーマにトークを展開している。オンエアは6月5日(土)。

ゆりやんのネタ「ディーン・フジオカ加速ディーン」

ゆりやんは1990年生まれ、奈良県出身。2013年、吉本総合芸能学院(NSC)大阪校35期生168組のなかから首席で卒業。『第1回女芸人ナンバーワン決定戦 THE W』(日本テレビ系)や『R-1グランプリ2021』(カンテレ・フジテレビ系)で優勝した経歴を持つ。

そんなゆりやんの持ちネタのひとつに、DEANの名前を連呼しながら徐々に加速していくネタ「ディーン・フジオカ加速ディーン」がある。しかしDEAN本人にこのネタの話をするのは今回が初めてだそうだ。

ゆりやん:勝手にDEANさんのお名前をお借りしてネタを作らせてもらっちゃってます。
三原:観ました!
ゆりやん:すみません、なんのごあいさつもなしに当たり前みたいに、土曜日、日曜日の劇場とかでもやらせてもらっています。
DEAN:そうなんですか(笑)。いやあ、うれしいな。
三原:イチオシのネタという感じですか?
ゆりやん:はい、いま一番大好きです。
DEAN:ありがとうございます。……「ありがとうございます」って言うのもなんだけど(笑)。
三原:ボスはたまたまご覧になったんですよね。初めて観たときはどうでしたか?
DEAN:いや、爆笑しちゃって(笑)。周りの人に「ちょっとこれ観てよ」って言って。「ついにお笑いのネタにしていただけた」って。
三原:もしよかったら、ここで披露していただけませんか?
ゆりやん:よろしいんですか? じゃあ、DEANさんがどんどん加速して追いかけてくることを想像しながら聴いていただけたらうれしいです。

ゆりやんは番組で「ディーン・フジオカ加速ディーン」を生披露。DEANは「ギアが変わった(笑)」などうれしそうにリアクションしながらネタを堪能した。

DEAN:うわあ、生で!
ゆりやん:ご本人の前で、すみません。
DEAN:ありがとうございます。
ゆりやん:加速しちゃいました。
DEAN:あはは(笑)。
三原:もうなんとコメントすればいいのか。めちゃくちゃ面白い(笑)。
DEAN:初めて自分が加速して追いかけて行く姿を自分で想像してみました(笑)。

三原は「このネタはなぜ生まれたんですか?」と質問する。

ゆりやん:なんでなんでしょう? DEANさんのお話を楽屋でしたときに、勝手に私がやってたんですよ。言ってたら止まらなくなっちゃって、それがきっかけという感じです。
三原:語感が加速っぽかったってことですか?
ゆりやん:確かに、そうですね。
DEAN:言っていて気持ちいい言葉ってありますもんね。自分の名前がどうかはわからないですけど、そういう言葉ってありますよね。

ゆりやんがボケ連発! DEANも大笑い

続いて、ゆりやんがお笑い芸人を目指したきっかけを訊いた。

ゆりやん:8歳のときに思ったんです。……今年9歳なんで去年なんです。
DEAN:1年前の話ですね。初心を忘れずに。
ゆりやん:はい、初心を忘れ……こら! 違うでしょ!
三原:すみません(笑)。
DEAN:ツッコむ人がいないとこうなっちゃいますよね。
ゆりやん:すみません。8歳のときに『よしもと新喜劇』(MBS毎日放送)を観ていて「めっちゃいいな、かっこいい」と思って、それがきっかけでずっと思い続けてました。
三原:そこからずっとその想いは変わらず?
ゆりやん:地元が田舎で、NYCなんです。
三原:NYC?
ゆりやん:奈良県吉野町なんですけど。
DEAN:あはは(笑)。
ゆりやん:ニューヨークシティではなくて。めっちゃ田舎で同級生が少なかったので、男子6人、女子6人で、給食は合コンみたいにして食べてました。『よしもと新喜劇』はいつも土曜日のお昼に放送されるんですけど、平日のゴールデンタイムにやっているときが一時期あって「昨日観た?」「めっちゃ面白かったね」ってみんなで真似したりしていました。

幼いころからお笑いの道に憧れがあったゆりやんだが、NSCに行く前に大学に進学している。

ゆりやん:ハーバード大学卒なんですけど。
三原:あれ?
ゆりやん:あ、違う。すみません、関西大学でした。校風が似てたので。
DEAN:あはは(笑)。
三原:似てましたっけ?
ゆりやん:はい、校風がまったく一緒で。
DEAN:名前だけが違う。
ゆりやん:そうです。すみません。なので、4年生のときに1年間NSCに行って。大学4年生の1年間とNSCの1年間は同時に行って、同時に卒業しました。
DEAN:NYCからNSCに行って、ハーバードのような関西大学に行って。すごいなあ。NSCは首席で卒業?
ゆりやん:なんかいつも「首席とった」みたいに書いてくださるんですけど、本来は「歯石とった」だけなんですね。
DEAN:「首席」じゃなくて?
ゆりやん:「歯石」ですね。すみません、歯医者に行っただけですね。
DEAN:なるほど、いい歯医者さんに巡り合えたんですね。
ゆりやん:そうなんです。「NSC大阪校35期生168組のなかから、歯医者に行って歯石をとった」というのが本来の経歴です。
DEAN:じゃあほかの167組の方は歯医者に通ってなかった?
ゆりやん:通ってなかったんです、みんな。

ゆりやんのボケが連発するため、三原は「混乱してきた」と笑う。

三原:NSCと大学を卒業されてからすぐにデビューされたんですね。
ゆりやん:そうなんです。卒業してすぐに1年目として。なので同級生がみんな社会人になるタイミングで私も芸人にならせてもらったので、そういう意味ではみんなと一緒に働き始めた感じです。
DEAN:順調!
ゆりやん:いえいえいえ、もう……いえいえいえイエイイエイイエイ!
DEAN:イエイ(笑)。
ゆりやん:喜んでた。
三原:謙遜かと思いきや(笑)。

ゆりやんのリクエストでDEAN本人も加速ディーン

DEANは半年ほど大阪に住んでいた時期があり、お笑い芸人に憧れがあると明かす。これを聞いたゆりやんは、DEANに「差支えなければ、ちょっと加速していただいてもよろしいですか?」と、持ちネタ「ディーン・フジオカ加速ディーン」をリクエストした。

DEAN:ちょっとやり方を教えてもらってもいいですか?
ゆりやん:いいんですか? うれしいです。ディーンディンディーンフジオカディーン……。あとは自由に加速していただいて。

ここでDEANが「ディーン・フジオカ加速ディーン」に初挑戦した。

三原:加速してる!
ゆりやん:うれしい! 本人はやっぱり速いですね。
DEAN:速かった(笑)?
ゆりやん:めっちゃ面白かった。
DEAN:もうね、すっごく恥ずかしかった(笑)。
三原:これは神回ですね。
ゆりやん:ありがとうございます。

『ROPPONGI PASSION PIT』は、東京・六本木に出現した、いろいろな人の“情熱”が集まり、重なり合い、さらに熱を増して燃え上がる秘密基地として、みんなの熱い思いを電波に乗せて発信。放送は毎週土曜の23時から。
番組情報
ROPPONGI PASSION PIT
毎週土曜
23:00-23:54

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