板垣李光人、椎名林檎がきっかけでハマった「GUCCI」を語る

俳優の板垣李光人がJ-WAVEに登場し、GUCCIのデザイナーであるアレッサンドロ・ミケーレへの愛を熱く語った。

板垣が登場したのは、J-WAVEで放送中の番組『STEP ONE』（ナビゲーター：サッシャ・ノイハウス萌菜）のワンコーナー「MY FAVORITE THINGS」。5月17日（月）～19日（水）まで出演した。ここでは17日（月）のオンエア内容をテキストで紹介する。

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椎名林檎がきっかけでGUCCIの虜に

『仮面ライダージオウ』のウール役で一躍注目を集め、大河ドラマに出演するなど活躍中の板垣。そんな板垣のお気に入りは？

板垣：僕が今日紹介する「MY FAVORITE THINGS」は、ファッションデザイナーのアレッサンドロ・ミケーレ。GUCCIのクリエイティブディレクターで、ファッション界に旋風を巻き起こした人です。僕はもともと椎名林檎さんがすごく好きなのですが、ちょうどトータス松本さんと『目抜き通り』を発表されたときぐらいから、椎名さんが歌番組とかでGUCCIを着始めていて。「素敵だな」と思って衣装を調べて行きつきました。

総合芸術としてのGUCCIを楽しんでほしい

GUCCIのクリエイティブディレクター、アレッサンドロ・ミケーレがお気に入りの板垣は、さらに作品や彼自身の魅力について語る。

板垣：色彩感覚も普通、この色とこの色を合わせたり、この柄とこのデザインを合わせたりすると絶対けんかしてしまうだろうなっていうところをうまくまとめたり、常に新しいことをしようとするというよりは、ちゃんと古きものを大事にしているからこそ新しいものが生まれていくっていうところだったり。彼の行動も、決して新しいことをするっていうところではないと思うんですよね。だからそういうところで自分がすごく影響を受けているかと言われると違うかもしれないんですけど、でも大事にすべきところだなとは思います。

そんなGUCCIは2021年、ブランド創設100周年を迎えるそうだ。

板垣：ミケーレオタクとしては、100周年という記念すべき年のアイテムは押さえておきたいなと思いますし、すごく気になるところではありますね。服に手を出すことは色々な意味で難しかったりするのかもしれないんですけど、コレクションも1つの服を発表するだけじゃなくて、総合芸術なので。今はけっこうオンラインでやっていたりして、より映像作品として楽しめたりもするので、服に興味はないけど音楽に興味があるとか、舞台装置に興味があるとか、そういう方でもすごくいい刺激になるのではないでしょうか。

サッシャ：アレッサンドロ・ミケーレ、すごい人なんですね。それまでのGUCCIも非常にエレガントなイメージがあったんですけど、それをとっつきやすくしてファンを増やしたという。そしていちばんすごいのは、それまでブートレグ的にストリートで勝手にGUCCIのロゴを使っていた人たちとコラボしたってことですよね。要するに、違法で使ってた人たちを合法に引き入れてコラボしちゃうっていう。
ノイハウス：そっちのインスピレーションも大事ですし、いいアイデアですよね。
サッシャ：たとえばスノーボードの世界のトレバー・アンドリュー。プロスノーボーダーなんだけど、勝手にGUCCIのロゴを使ってたんですよ。それを取り入れて「じゃあ一緒にやろうよ」っていう、その発想が前代未聞ですけど今っぽいなっていう感じがありますね。

板垣の主演ドラマ『 カラフラブル～ジェンダーレス男子に愛されています。～』はhuluで配信されているほか、DVD-BOXでの発売も決定。そのほか板垣の最新情報は、公式サイトまで。

J-WAVE『STEP ONE』のワンコーナー「MY FAVORITE THINGS」では、各業界のクリエイターが。週替わりでライフスタイルを充実させるための大好きなモノ、コトをプレゼンする。放送は月曜～木曜の9時35分頃から。次回もお聴き逃しなく！