J-WAVEでは4月1日(木)から、新番組『KURASEEDS』(ナビゲーター:山中タイキ)の放送がスタートした。番組では、山中のパートナーとして小学館のWebマガジン『kufura(クフラ)』の編集長・佐藤明美を迎え、子育て世代に向けた心地よい耳時間を提供する。ここでは、朝活についてトークした初回のオンエアを紹介する。
番組パートナー・佐藤明美が編集長を務めるWebマガジン『kufura』は、仕事と家庭のどちらも大切にしながら忙しい毎日を送る子育て世代に向けて、簡単なレシピや洗濯テクニックなどの情報を発信している。
山中:「朝活」、もう最近は浸透してきているんじゃないかなと思います。
佐藤:コロナ禍になって夜が早くなった方たちも多くて、そのぶん朝に時間が使えるという方も多いですよね。
井上さんは夜10時に寝て朝5時に起きる生活を実践。朝のトークイベントや部活動をおこなうコミュニティ「朝渋」を5年前に立ち上げ、早起きの習慣化を目指すプログラムなども展開している。まずは朝活を実践することでどんな風に生活が変わってくるのかについて尋ねた。
井上:やっぱり「自分だけの時間ができる」というのがメリットかなと思っています。どうしても働いているとなにかに追われたり、時間も誰かに制約されることが多いと思います。ですが、みんなが寝ているときに朝活をすることで、そのあいだは仕事も飛んでこないですし自分で決めた時間の使い方ができますので、自分の人生を生きることを取り戻していくような感覚で、朝の2時間を使えるのが魅力です。
一度立ち止まって「自分が本当にやりたいこと」を考える機会も増えるため、キャリアプランを練り直すきっかけにもなると話す井上さん。朝活によって転職や独立をし、「自分の好きなことを平日にできるようになったり、朝の時間にやりたいことができるようになる」などの変化が起こるとも話した。
井上さんは、家族で朝活に取り組んでいる家庭の声を紹介。とある男性は朝活を導入して夕方までに仕事を終わらせ、夜は家族と過ごすように生活スタイルを変えたことで、子どもから「平日にも家にパパがいる」と認識してもらえたという。
井上:「『土日にしかパパは(家に)いないものだと思っていた』と娘が言っていた」という声があり、そういう家庭も多いんだなと思ったんです。平日にもパパがちゃんといるというのが、どれだけお子さんにとってうれしいことなのか。朝活を通じて平日にパパの存在があるというのが、当たり前なんですけれども忘れてしまいがちなところだなと思いました。
井上:「いかに自分をコントロールしていくのか」というのが大事だと思っています。どれだけ自分が大切にする習慣を持てるか、自立した時間の使い方ができるか。自分で自分をコントロールすることは、当たり前のように思えて、なかなかできないケースが多いんだなと実感しています。人との約束は守れても、実は自分との約束は守りづらいものですよね。
自己をコントロールするために自分で寝る時間を宣言して、その時間どおりに起きて1日を「成功体験」から始めていくという方法もあるという。
井上:「勝ち癖がつく1日のスタート」をすると考えたとき、早寝早起きは必須条件になってくるんじゃないかと思っています。必ずしも5時起きをしなければいけないとかではなくて、普段11時に起きている人が9時に起きるだけで、それはちゃんとした朝活になっています。誰かとくらべることではなく、自分のリズムをどれだけ前倒しできるかというのが大事です。
この話を聞いて、山中は「『この時間に起きなきゃいけない』わけではなく、自分にとって『この時間をうまく使える』という時間に起きるのが大事なのかなと思いました」とコメント。佐藤は編集者という職業柄、夜が遅くなりがちなイメージがあるが、朝活にはどのように向き合っているのだろうか?
佐藤:夜遅いこともありますし、たとえば撮影で朝が早いこともあるので、非常に不規則な仕事ではあるんです。だけど自宅勤務が増えたりすると、朝にきちんと起きるということで「今日も大丈夫」みたいな自信にはなったりしますよね。
山中:ほかに周りの方で「こんなことやっているよ」というのはいらっしゃいますか?
佐藤:朝はランニングやウォーキングをしている人は周りに多いです。それをすることで体が目覚めるというか。あとは走ったり歩いているときは脳がクリアなので、「今日やらなきゃいけないこと」みたいなのが整理できたりする時間にもなります。私は三日坊主で走れなかったんですけど(笑)。そういうのもいい習慣かなと思いますよね。
山中:確かにまずは起きて、家のなかでできることを朝のうちに済ませてみると「昼の時間帯ってこんなにたくさん」って。「自分は自由だ!」みたいな空気にもなりますね。周りの方と仕事をどうしても合わせていかないといけない部分はたくさんあると思いますけれど、自分と向き合って「自分がやりたいことはこういうことだよな」というのを明確にすることができますよね。
あなたの今日が最高1日になるように、暮らしを豊かにしてくれるヒント=種をあなたと一緒に見つけて育てていく番組『KURASEEDS』の放送は、月曜から木曜の朝5時から。
『KURASEEDS』とは?
月曜日から木曜日の朝5時からスタートする『KURASEEDS』。番組タイトルの由来は「暮らし」と「SEEDS(種)」を合わせた造語となっており、その名の通り「生活が豊かになる『暮らしの種』の種まき時間」をイメージし、「会話の種」や「生活のアイディアの種」など、日々の暮らしに役立つ情報を提供する。番組パートナー・佐藤明美が編集長を務めるWebマガジン『kufura』は、仕事と家庭のどちらも大切にしながら忙しい毎日を送る子育て世代に向けて、簡単なレシピや洗濯テクニックなどの情報を発信している。
朝活は「自分が本当にやりたいこと」と向き合う時間になる
第1回の放送でゲストに招いたのは、株式会社Morninglabo取締役で朝活コミュニティ「朝渋」代表の“5時こーじ”こと井上皓史さん。早起きのメリットや子供との朝時間の過ごし方について話を訊いた。山中:「朝活」、もう最近は浸透してきているんじゃないかなと思います。
佐藤:コロナ禍になって夜が早くなった方たちも多くて、そのぶん朝に時間が使えるという方も多いですよね。
井上さんは夜10時に寝て朝5時に起きる生活を実践。朝のトークイベントや部活動をおこなうコミュニティ「朝渋」を5年前に立ち上げ、早起きの習慣化を目指すプログラムなども展開している。まずは朝活を実践することでどんな風に生活が変わってくるのかについて尋ねた。
井上:やっぱり「自分だけの時間ができる」というのがメリットかなと思っています。どうしても働いているとなにかに追われたり、時間も誰かに制約されることが多いと思います。ですが、みんなが寝ているときに朝活をすることで、そのあいだは仕事も飛んでこないですし自分で決めた時間の使い方ができますので、自分の人生を生きることを取り戻していくような感覚で、朝の2時間を使えるのが魅力です。
一度立ち止まって「自分が本当にやりたいこと」を考える機会も増えるため、キャリアプランを練り直すきっかけにもなると話す井上さん。朝活によって転職や独立をし、「自分の好きなことを平日にできるようになったり、朝の時間にやりたいことができるようになる」などの変化が起こるとも話した。
井上さんは、家族で朝活に取り組んでいる家庭の声を紹介。とある男性は朝活を導入して夕方までに仕事を終わらせ、夜は家族と過ごすように生活スタイルを変えたことで、子どもから「平日にも家にパパがいる」と認識してもらえたという。
井上:「『土日にしかパパは(家に)いないものだと思っていた』と娘が言っていた」という声があり、そういう家庭も多いんだなと思ったんです。平日にもパパがちゃんといるというのが、どれだけお子さんにとってうれしいことなのか。朝活を通じて平日にパパの存在があるというのが、当たり前なんですけれども忘れてしまいがちなところだなと思いました。
「自分をコントロールする」意識が朝活の継続につながる
井上さんは朝活を習慣化させるためのコツについても解説をした。井上:「いかに自分をコントロールしていくのか」というのが大事だと思っています。どれだけ自分が大切にする習慣を持てるか、自立した時間の使い方ができるか。自分で自分をコントロールすることは、当たり前のように思えて、なかなかできないケースが多いんだなと実感しています。人との約束は守れても、実は自分との約束は守りづらいものですよね。
自己をコントロールするために自分で寝る時間を宣言して、その時間どおりに起きて1日を「成功体験」から始めていくという方法もあるという。
井上:「勝ち癖がつく1日のスタート」をすると考えたとき、早寝早起きは必須条件になってくるんじゃないかと思っています。必ずしも5時起きをしなければいけないとかではなくて、普段11時に起きている人が9時に起きるだけで、それはちゃんとした朝活になっています。誰かとくらべることではなく、自分のリズムをどれだけ前倒しできるかというのが大事です。
この話を聞いて、山中は「『この時間に起きなきゃいけない』わけではなく、自分にとって『この時間をうまく使える』という時間に起きるのが大事なのかなと思いました」とコメント。佐藤は編集者という職業柄、夜が遅くなりがちなイメージがあるが、朝活にはどのように向き合っているのだろうか?
佐藤:夜遅いこともありますし、たとえば撮影で朝が早いこともあるので、非常に不規則な仕事ではあるんです。だけど自宅勤務が増えたりすると、朝にきちんと起きるということで「今日も大丈夫」みたいな自信にはなったりしますよね。
山中:ほかに周りの方で「こんなことやっているよ」というのはいらっしゃいますか?
佐藤:朝はランニングやウォーキングをしている人は周りに多いです。それをすることで体が目覚めるというか。あとは走ったり歩いているときは脳がクリアなので、「今日やらなきゃいけないこと」みたいなのが整理できたりする時間にもなります。私は三日坊主で走れなかったんですけど(笑)。そういうのもいい習慣かなと思いますよね。
山中:確かにまずは起きて、家のなかでできることを朝のうちに済ませてみると「昼の時間帯ってこんなにたくさん」って。「自分は自由だ!」みたいな空気にもなりますね。周りの方と仕事をどうしても合わせていかないといけない部分はたくさんあると思いますけれど、自分と向き合って「自分がやりたいことはこういうことだよな」というのを明確にすることができますよね。
あなたの今日が最高1日になるように、暮らしを豊かにしてくれるヒント=種をあなたと一緒に見つけて育てていく番組『KURASEEDS』の放送は、月曜から木曜の朝5時から。
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2021年4月8日28時59分まで
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番組情報
- KURASEEDS
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月・火・水・木曜5:00-6:00