J-WAVEで放送中の番組『RADIO DONUTS』(ナビゲーター:渡辺 祐・山田玲奈)のワンコーナー「CUSTOMLIFE DESIGN YOUR LIFE」。2月13(土)のオンエアでは、シンガーソングライター・Coccoがリモート出演。このコーナーでは、日々のルーティンやお気に入りのモノについて話を聞く。Coccoの暮らしのルーティンや人生を変えた買い物とは?
Coccoは2月17日(水)、11枚目のオリジナルアルバム『クチナシ』をリリース。当初は緊急事態宣言下に作成したデモ音源集を作る予定だったそうだ。
Cocco:最初は「おうちデモトラック集」みたいになると思っていたんだけど、アルバムを作る上で曲順を組み立てていったら、半分以上は新しいものになって。そこから日が進むたびに曲が入れ替わっていって。だから、最初にやろうとしていたことよりも、もっと前に進んだ感じのアルバムになりました。
Coccoは音楽制作をする上で「遠慮せずに自身の意見を伝える」ことを重視しているという。
Cocco:音楽づくりは、やっているときもやったあとも、いつも反省をする。というのも、みんなが渾身の演奏をしても「あれ?」って思ったら、たとえば「テンポが1はやい」とか「キーを半分上げたい」って言ってひっくり返します。
意見を言うことで周りの士気が下がることになったとしても、楽曲制作に対して妥協はしたくないと語る。
Cocco:「それはちょっと厳しいな」って言われても、絶対に伝える。普段の生活だと大人げないと思われることかもしれないけれど、レコーディングをしているときは「最終的には絶対にこの形がいい」っていうのを信じていて。みんなもその結果を認めてくれているから付き合ってくれる。そういう人たちに囲まれてレコーディングをしているから、「こんなにいっぱいワガママしたのに、ありがとうございます」みたいな感じになる(笑)。
Cocco:寝る時間がめちゃくちゃ早かったから、起きるのもめちゃくちゃ早かったんですよ。だけど早く起きると何もできん。泥棒みたいに過ごさんと、下と上の階に音が聞こえたら迷惑だから、静かに、ゆっくり。朝は好きだから起きたいんだけど、周りとの生活リズムが離れていると何もできない。
最近はレコーディングの影響で寝る時間が遅くなり、周囲と生活リズムが合うようになったそうだ。
Cocco:今はみんなが起きるぐらいの7時に起きます。
渡辺:じゃあ今は起きてから忍び足で歩かなくても大丈夫?
Cocco:大丈夫。普通にリラックスして過ごせています。
渡辺:朝ごはんはどうしていますか?
Cocco:自分は水分を摂るのが苦手で。だから午前中は水分を摂ることに集中しています。食べるっていうよりは、白湯とかハーブティーとか生姜湯を飲んで、1日分の水分を午前中で終わらせます。
渡辺:その考え方が正しいのかわかりませんけど(笑)。
山田:夏はこまめに水分補給をしたほうがいいかもしれませんね。
Cocco:午前中はお腹がタプタプです(笑)。
Cocco:寝る前だからそば茶みたいなノンカフェインの飲み物と、お茶請けの甘いお菓子を食べながら幼馴染と電話する。毎日1時間から2時間ぐらい。
渡辺:そんなに? 毎日電話をしていても話は尽きないんですね。
Cocco:だけど喧嘩をしたら何カ月も口をきかないこともあるから。そうなったら、それまでの話もキャッチアップしないといけない(笑)。
渡辺:なるほど(笑)。甘いものはどんなものを食べるんですか?
Cocco:沖縄の黒砂糖とかちんすこうとかをいっぱい送ってもらうから、それを消費しないと在庫がいっぱいあるから。だいたいもらったお菓子を消費する(笑)。
Coccoは「リラックスしながら聴きたい曲」としてスガシカオ『夜空ノムコウ』を選曲した。
Cocco:レコーディングでいろいろと大変だったので、リラックスするためにティーポットを集めました。アフタヌーンティーが好きなんです。「そんなにいる?」ってぐらいあります(笑)。
山田:カップじゃなくて、ポットのほうなんですね。
渡辺:ちなみに今は何個ぐらいあるんですか?
Cocco:6個か7個ぐらい。
山田:使い分けているんですか?
Cocco:そうです。「1人でハーブティーを飲むときはこれ」「1杯分の日本茶を飲むときはこれ」みたいに使っています。お気に入りのティーポットでお茶を淹れると気持ちが全然違うなって気づいたんです。しみじみとしたいお年頃ですね(笑)。
渡辺:なるほど。今は簡単にできるものもありますけど、きちんとお茶を淹れて飲むと落ち着きますよね。
Cocco:以前、首を痛めて動けなくなったことがあって。それが治りかけて社会復帰するぞってときに、新しい靴は新しい場所に連れて行ってくれるって言うから、靴を買いに行こうと思ったんです。それで、デパートで憧れのルブタンの靴を初めて買ったんです。それを履いて近所を歩いたら靴擦れして。
渡辺:最初は靴擦れしちゃいますよね。
Cocco:何年も前にしたその靴擦れが今も残ってるんです。「あのときあの靴を履いていなかったら、この靴擦れはなかったかもしれない」と思ったので、人生を変えた買い物になりました。
山田:そういう意味で人生を変えたんですか(笑)!?
渡辺:靴自体はその後も履かれているんですか?
Cocco:匂いを嗅ぐだけですね。靴はすごくいい匂いだけど、履いたら靴擦れするから(笑)。でもその匂いを嗅ぐと「新しい場所に行こう」って思った気持ちを思い出せるから、靴の匂いを嗅ぐのは好きです。
渡辺:独特!
Coccoの最新情報は、公式サイトまたは、Twitterまで。
『RADIO DONUTS』のワンコーナー「CUSTOMLIFE DESIGN YOUR LIFE」では、ゲストのライフスタイルを構築しているルーティンを深堀りする。オンエアは毎週土曜日の9時10分頃から。
過去のゲストのトークは「カスタムライフ」WEBサイトにも掲載されているので、ぜひチェックしてほしい。
曲作りは妥協しない。「厳しいな」と言われても、自分の意見を伝える
『クチナシ』収録曲の『潮満ちぬ』Music Video
Cocco:最初は「おうちデモトラック集」みたいになると思っていたんだけど、アルバムを作る上で曲順を組み立てていったら、半分以上は新しいものになって。そこから日が進むたびに曲が入れ替わっていって。だから、最初にやろうとしていたことよりも、もっと前に進んだ感じのアルバムになりました。
Coccoは音楽制作をする上で「遠慮せずに自身の意見を伝える」ことを重視しているという。
Cocco:音楽づくりは、やっているときもやったあとも、いつも反省をする。というのも、みんなが渾身の演奏をしても「あれ?」って思ったら、たとえば「テンポが1はやい」とか「キーを半分上げたい」って言ってひっくり返します。
意見を言うことで周りの士気が下がることになったとしても、楽曲制作に対して妥協はしたくないと語る。
Cocco:「それはちょっと厳しいな」って言われても、絶対に伝える。普段の生活だと大人げないと思われることかもしれないけれど、レコーディングをしているときは「最終的には絶対にこの形がいい」っていうのを信じていて。みんなもその結果を認めてくれているから付き合ってくれる。そういう人たちに囲まれてレコーディングをしているから、「こんなにいっぱいワガママしたのに、ありがとうございます」みたいな感じになる(笑)。
午前中は水分摂取! 「お腹がタプタプ」
そんなCoccoに、一日の過ごし方を訊く。まずは朝のルーティンから。Coccoはこれまで、朝4時から5時に起きていたため、生活音を出さないように意識をしながら過ごしていたという。Cocco:寝る時間がめちゃくちゃ早かったから、起きるのもめちゃくちゃ早かったんですよ。だけど早く起きると何もできん。泥棒みたいに過ごさんと、下と上の階に音が聞こえたら迷惑だから、静かに、ゆっくり。朝は好きだから起きたいんだけど、周りとの生活リズムが離れていると何もできない。
最近はレコーディングの影響で寝る時間が遅くなり、周囲と生活リズムが合うようになったそうだ。
Cocco:今はみんなが起きるぐらいの7時に起きます。
渡辺:じゃあ今は起きてから忍び足で歩かなくても大丈夫?
Cocco:大丈夫。普通にリラックスして過ごせています。
渡辺:朝ごはんはどうしていますか?
Cocco:自分は水分を摂るのが苦手で。だから午前中は水分を摂ることに集中しています。食べるっていうよりは、白湯とかハーブティーとか生姜湯を飲んで、1日分の水分を午前中で終わらせます。
渡辺:その考え方が正しいのかわかりませんけど(笑)。
山田:夏はこまめに水分補給をしたほうがいいかもしれませんね。
Cocco:午前中はお腹がタプタプです(笑)。
夜は幼馴染と電話。「スナックタイム」を楽しむ
続いて夜の時間の過ごし方を訊いた。Coccoは食後に「スナックタイム」を設けることが楽しみなのだという。Cocco:寝る前だからそば茶みたいなノンカフェインの飲み物と、お茶請けの甘いお菓子を食べながら幼馴染と電話する。毎日1時間から2時間ぐらい。
渡辺:そんなに? 毎日電話をしていても話は尽きないんですね。
Cocco:だけど喧嘩をしたら何カ月も口をきかないこともあるから。そうなったら、それまでの話もキャッチアップしないといけない(笑)。
渡辺:なるほど(笑)。甘いものはどんなものを食べるんですか?
Cocco:沖縄の黒砂糖とかちんすこうとかをいっぱい送ってもらうから、それを消費しないと在庫がいっぱいあるから。だいたいもらったお菓子を消費する(笑)。
Coccoは「リラックスしながら聴きたい曲」としてスガシカオ『夜空ノムコウ』を選曲した。
Suga Shikao / Beyond The Night Sky(with English subtitle)
お気に入りのティーポットでお茶を淹れると気持ちが違う
Coccoの生活を彩るお気に入りのアイテムは、ティーポットだという。Cocco:レコーディングでいろいろと大変だったので、リラックスするためにティーポットを集めました。アフタヌーンティーが好きなんです。「そんなにいる?」ってぐらいあります(笑)。
山田:カップじゃなくて、ポットのほうなんですね。
渡辺:ちなみに今は何個ぐらいあるんですか?
Cocco:6個か7個ぐらい。
山田:使い分けているんですか?
Cocco:そうです。「1人でハーブティーを飲むときはこれ」「1杯分の日本茶を飲むときはこれ」みたいに使っています。お気に入りのティーポットでお茶を淹れると気持ちが全然違うなって気づいたんです。しみじみとしたいお年頃ですね(笑)。
渡辺:なるほど。今は簡単にできるものもありますけど、きちんとお茶を淹れて飲むと落ち着きますよね。
Coccoの「人生を変えた買い物」
Coccoにとって「人生を変えた買い物」は、初めて買ったクリスチャン ルブタンの靴だという。Cocco:以前、首を痛めて動けなくなったことがあって。それが治りかけて社会復帰するぞってときに、新しい靴は新しい場所に連れて行ってくれるって言うから、靴を買いに行こうと思ったんです。それで、デパートで憧れのルブタンの靴を初めて買ったんです。それを履いて近所を歩いたら靴擦れして。
渡辺:最初は靴擦れしちゃいますよね。
Cocco:何年も前にしたその靴擦れが今も残ってるんです。「あのときあの靴を履いていなかったら、この靴擦れはなかったかもしれない」と思ったので、人生を変えた買い物になりました。
山田:そういう意味で人生を変えたんですか(笑)!?
渡辺:靴自体はその後も履かれているんですか?
Cocco:匂いを嗅ぐだけですね。靴はすごくいい匂いだけど、履いたら靴擦れするから(笑)。でもその匂いを嗅ぐと「新しい場所に行こう」って思った気持ちを思い出せるから、靴の匂いを嗅ぐのは好きです。
渡辺:独特!
Coccoの最新情報は、公式サイトまたは、Twitterまで。
『RADIO DONUTS』のワンコーナー「CUSTOMLIFE DESIGN YOUR LIFE」では、ゲストのライフスタイルを構築しているルーティンを深堀りする。オンエアは毎週土曜日の9時10分頃から。
過去のゲストのトークは「カスタムライフ」WEBサイトにも掲載されているので、ぜひチェックしてほしい。
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2021年2月20日28時59分まで
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番組情報
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