Kroi『Page』が大幅ジャンプアップで2位! 台湾の注目バンド The Fur.が追う【最新チャート】

J-WAVEで放送中の番組『SAISON CARD TOKIO HOT 100』(ナビゲーター:クリス・ペプラー)。J-WAVE全番組のオンエア、番組サイトのVOTEボタンから寄せられたリスナーズポイント、都内主要CDショップのセールデータ、各音楽配信サブスクリプションサービスのストリーミング回数に基づくランキングデータ、以上4つのデータをもとにポイント計算。世界の音楽シーンからJ-WAVEが厳選した100曲をカウントダウン。ここでは2月7日(日)付のチャートを紹介!

10位:Silk City&Ellie Goulding feat. Diplo & Mark Ronson『New Love』

Mark RonsonとDiploからなるSilk City。『New Love』は、およそ2年半ぶりとなる新曲だ。Markは2020年、イギリスが最初のロックダウンに入った際にロンドンで暮らしていたが、現在はニューヨークで生活している。Markは基本的にコラボ相手と一緒にスタジオに入り、お互いのエネルギーを感じながら曲を作り上げていくのが好きなタイプ。人とのコネクションを大切にしているからこそ、データのやりとりをするのは苦手なのだとか。この曲については、いつ、どこで作られたのかは明らかにしていないが、曲の大部分は夏の終わりごろ、新型コロナウイルスの流行が一時落ち着いて規制が緩んだときに、スタジオでマスクをしたりソーシャルディスタンスをとりながら、細心の注意を払って作業をしたと語っている。

9位:ヨルシカ『春泥棒』

ヨルシカはコンポーザーのn-buna(ナブナ)とボーカルのsuis(スイ)による男女2人組のバンド。2月4日には東京で観測史上最も早い春一番が吹くなど、暖かな日が続き春めいてきたこの頃。気象情報会社によれば、東京のソメイヨシノの開花は来月3月18日(木)とのこと。ちなみにこの曲のミュージックビデオは全編CGアニメの映像で、満開の桜が美しく咲いているので、春が待ちきれない人はチェックしてみては。

8位:Arlo Parks『Caroline』

Arlo Parksはこの日の『SAISON CARD TOKIO HOT 100』に、イギリスからリモートでゲスト出演。クリスはArloについて「詩人というか文才というか、言葉職人ですよね。言葉が非常に端的、明瞭、明確。ちゃんとしているというか、考えを言葉にするのが非常に得意な感じがしました。非常に訳しやすいというか、理路整然としたロジカルなマインドを持っている人なんだな、という感じがしました」とコメント。各方面からの評価が高いデビューアルバム『Collapsed In Sunbeams』も要チェックだ。

7位:YONA YONA WEEKENDERS『唄が歩く時』

フロントマン・磯野くんは、食材の重さを量るときに使うキッチンスケールを買ったそう。家でよくスパゲッティを作るそうで、業務用の5キロの乾麺を購入。ついつい茹ですぎてしまい、最近太り始めたのでキッチンスケールで量って150グラムを超えないようにしているそう。

6位:Olivia Rodrigo『drivers license』

17歳のシンガーソングライターOlivia Rodrigo。『drivers license』は世界の音楽チャートを席巻中で、全米・全英共に発売週から3週連続トップの座をキープ。クリスは先日、Rodrigoがアメリカの人気番組『The Tonight Show Starring Jimmy Fallon』に出演したのをチェックしており「17歳だけど非常に聡明な、10代の独特の無垢かつ繊細な、歳に関わらず“研ぎ澄まされた感”を持つアーティスト」と分析した。

5位:Official髭男dism『Universe』

2連覇ならず。この曲が主題歌の『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争 2021』が3月に公開を予定していたものの、コロナの影響で公開の延期が発表された。今後の公開予定は決定次第、映画のオフィシャルサイトで発表されるとのこと。

4位:Rhye『Come In Closer』

Rhyeはカナダのシンガー兼プロデューサー、Michael Miloshによるプロジェクト。先日、アメリカの人気テレビ番組『Jimmy Kimmel Live!』に出演したRhyeは、『Come In Closer』ではなく、ニューアルバム『Home』から『Black Rain』を披露した。ギター、ベース、ドラム、キーボード、バイオリン、チェロという異色の6人編成のライブバンドで、しかも会場はローラースケート場。バックでスケーターがリンクを走り回っているという、ディスコ風のライブに仕上がった。

3位:The Fur.『Oh Why』

1月31日の放送では、リモートで台湾からThe Fur.のサバンナとゼロが出演。クリスはサバンナについて「そのときの感覚をその場で言葉に紡ぐタイプというか、考えながら思考のなかで言葉をたどっていくような感じがすごく印象的だった」とコメント。サバンナは安室奈美恵が大好きで、振りも踊れるのだとか。そんなThe Fur.のセカンドアルバム『Serene Reminder』は絶賛発売中だ。

2位:Kroi『Page』

先週9位から一気に順位を上げてトップ目前。Kroiのフロントマン・内田怜央は1月24日の放送に、リモートでゲスト出演。小さいころから恐竜が大好きで、オススメ映画は『ジュラシック・パーク』、好きな恐竜はヴェロキラプトルと語っていた。Kroiは2月7日(日)から東京、大阪、名古屋の3都市を回るライブツアー「DUEL」がスタート。3月27日(土)に渋谷WWW Xでの追加公演が決定している。

1位:SZA『Good Days』

先週の5位からナンバー1に。『SAISON CARD TOKIO HOT 100』のチャートでSZAの曲がエントリーするのは今回で4曲目だが、4曲目にして初のナンバーワンを獲得した。

SZAのソロ名義の曲としてはキャリア史上最大のヒットになったこの曲をプロデュースしたLos Hendrixによれば、曲のもとになったのは彼が3年前にギターで作ったメロディーで、当初SZAではない別のアーティストに聴かせたところ、そのアーティストは気に入らずパス。諦めきれなかったHendrixは友だちのプロデューサーのNascentと一緒にドラムやベースを加えてリメイクし、再度アーティストにプレゼンをしたもののまたもやパス。そのままお蔵入りになっていたのをSZAに聴かせたところ、気に入ってくれたのだとか。

1位:SZA『Good Days』
2位:Kroi『Page』
3位:The Fur.『Oh Why』
4位:Rhye『Come In Closer』
5位:Official髭男dism『Universe』
6位:Olivia Rodrigo『drivers license』
7位:YONA YONA WEEKENDERS『唄が歩く時』
8位:Arlo Parks『Caroline』
9位:ヨルシカ『春泥棒』
10位:Silk City&Ellie Goulding feat. Diplo & Mark Ronson『New Love』


『SAISON CARD TOKIO HOT 100』ではさまざまなデータをもとに、世界の音楽シーンからJ-WAVEが厳選した100曲をカウントダウン。放送は毎週日曜の13時から。
radikoで聴く
2021年2月14日28時59分まで

PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

番組情報
SAISON CARD TOKIO HOT 100
毎週日曜
13:00-16:54

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