J-WAVEで放送中の番組『SAISON CARD TOKIO HOT 100』(ナビゲーター:クリス・ペプラー)。1月24日(日)のオンエアではOKAMOTO'Sのボーカル、オカモトショウがゲスト出演。ソロ活動とバンドにおける感覚の違いを明かした。
OKAMOTO'Sの楽曲『Young Japanese』が1月27日から配信スタート。2月24日には『Complication』の配信が決定している。
クリス:変わらないね。
ショウ:みんなわりと、元気にやってますよ。
クリス:OKAMOTO'Sはみんな変わらないよね、なんで?
ショウ:なんでなんでしょうね(笑)。
クリス:クローゼットのなかにみんな肖像画かなにかをかくしててさ、その肖像画だけどんどん老けていくみたいな、そういう(オカルト的な理由)?
ショウ:すごい吸血鬼みたいな暮らし方じゃないですか(笑)。
クリス:これ(リモートをしている場所)はショウくんのおうちなの?
ショウ:家です。
クリス:いいじゃないですか、猫ちゃんと一緒に。
ショウ:そうそう、猫がいま膝の上にずっといました。
クリス:なんていう名前なんですか?
ショウ:ムルギーという名前です。
クリス:ムルギー!
ショウ:ムルギーカレーのムルギーです。
クリス:昔、渋谷に「ムルギー」っていうインドレストランがありましたからね。
ショウ:そうそう、なんかベンガル語で「鶏肉」って意味らしくて。だから(ムルギーは)チキンカレーみたいなことなんですよね。
クリス:ですよね、わかります。
ショウ:いままでのように「ガンガン地方を回ってツアーをやって」とかができない分、制作をたくさんやっています。なのでレコーディングとか曲作りとか、そういうことをずっと忙しくやってます。だから家にいる時間は長いですけど、働いている時間は長いというか(笑)。
クリス:なるほど、無駄にすごしていないということですね。
ショウ:けっこうバタバタしていますね。
クリス:OKAMOTO'Sといえば、かなりライブバンドというか、かなりワーキングバンドっぽいイメージがあるよね。
ショウ:(笑)。同世代のバンドと話をしていても「うち、ツアーの本数多いな」みたいに思うほうですね。去年1年はライブがほぼゼロだったので、なんか不思議な……。
クリス:ちょっと拍子抜けって感じ?
ショウ:高校生以来、こんなにライブがない生活で。その分、曲をメチャクチャ作っているという感じですね。
オカモトショウはソロでも活動。踊Foot WorksのPecoriと初タッグを組み、昨年の6月に『CULT feat.Pecori』をリリース。9月には『LOOP feat. AAAMYYY』を、そして昨年12月には『GHOSTS feat. Pecori』を発表。1月6日には第4弾の楽曲『GLASS feat.AAAMYYY』の配信もスタートした。
驚くほど精力的な活動の理由を、オカモトショウに訊いた。
クリス:やっぱりどうしても、じっとしていられないってことなのかな?
ショウ:そうですね(笑)。
クリス:それともソロは前からちょっと考えていたの?
ショウ:弾き語りとかはときどきやったりしていたんですけど、もうちょっと音源を作る、曲を書いてやるみたいなことはやりたいなと前から思っていたんです。コロナになって、バンドだとレコーディングスタジオに入ってみんなで作ることがメインなので、せっかく自粛もあるしバンドと真逆のことをしようと思って。パソコンのなかだけで音楽を完成させるというやり方で、ソロのほうはいまやってますね。
クリス:OKAMOTO'Sってデビューをしてどのくらいなの?
ショウ:去年10周年を迎えて、いま11年目です。
クリス:コロナ前だとOKAMOTO'Sでのライブがスゲー多くて、たぶんソロをやる暇がなかったんだろうね。
ショウ:そうなんですよ、なかなかじっくり腰を据えてやる時間もなかったので。そういう意味ではポジティブにいいチャンスととらえて、やっていけてるかなと思います。
クリス:バンドとはまた別に、コンピューターのなかだけの打ち込みでやろうというのは、どう? 自分のなかでは前からそういうのをイジってはいたの? それとも今回本格的にコロナ禍で制作に取り組んだという感じ?
ショウ:ちょこちょこと。要はバンドのデモを作るときにそれなりに音楽を作るDTMソフトみたいなのをイジったりしていたんです。だけど完成品にはならない「世に出ないもの」みたいな感覚でイジっていたので、今回初めて本格的にやってますね。だから本当に使うのが上手な人というか、ソロ名義で自分でトラックも作ってとかやる人からすると、悪く言えば稚拙な部分もあるし、よく言えば「そんな使い方で全部つらぬいちゃうんだ」みたいな(笑)。初期衝動的な部分があるのかなと。
クリス:OKAMOTO'Sでの自分のアイデンティティーってあるわけじゃん? 今度はソロでやっている部分で、当然自分のアーティストとしての感性というか、全然違うオカモトショウなのかな?
ショウ:基本OKAMOTO'Sでやれていないことがあったりするわけでは全然ないんですけど、いい意味で武道館までいけたバンドなので、いろいろと考えた動きをしたくなっていってるんです。準備して用意して、ちゃんとみなさんに届けるというフェーズに入っていて。同時にミュージシャンって、さきほどの踊Foot WorksのPecoriみたいに家が近くよく遊ぶようになって「なんか曲を書こうか?」となって書くみたいな、モノを作る人として健全なというか、自然ななりゆきというのがあって。そういうのをフットワーク軽くやれる場所というか場面みたいなのもあったら楽しいだろうなと。だからソロではそういうことをやろうかなというのが、一番大きな違いですかね。「思いついたらやる」みたいな(笑)。
OKAMOTO'Sの最新情報は、公式サイトまたは、Twitterまで。
『SAISON CARD TOKIO HOT 100』ではさまざまなデータをもとに、世界の音楽シーンからJ-WAVEが厳選した100曲をカウントダウン。ゲストを招いたトークコーナーにも注目。放送は毎週日曜の13時から。
OKAMOTO'Sの楽曲『Young Japanese』が1月27日から配信スタート。2月24日には『Complication』の配信が決定している。
愛猫「ムルギー」ちゃんが膝の上に
この日はリモート出演となったオカモトショウ。番組には2012年8月以来、8年5か月ぶりの登場となった。他のメンバーがJ-WAVEの番組に出演したり、ライブでクリスと会う機会もあったりしたことを理由に「8年もあいていた気がしない」と語った。クリス:変わらないね。
ショウ:みんなわりと、元気にやってますよ。
クリス:OKAMOTO'Sはみんな変わらないよね、なんで?
ショウ:なんでなんでしょうね(笑)。
クリス:クローゼットのなかにみんな肖像画かなにかをかくしててさ、その肖像画だけどんどん老けていくみたいな、そういう(オカルト的な理由)?
ショウ:すごい吸血鬼みたいな暮らし方じゃないですか(笑)。
クリス:これ(リモートをしている場所)はショウくんのおうちなの?
ショウ:家です。
クリス:いいじゃないですか、猫ちゃんと一緒に。
ショウ:そうそう、猫がいま膝の上にずっといました。
クリス:なんていう名前なんですか?
ショウ:ムルギーという名前です。
クリス:ムルギー!
ショウ:ムルギーカレーのムルギーです。
クリス:昔、渋谷に「ムルギー」っていうインドレストランがありましたからね。
ショウ:そうそう、なんかベンガル語で「鶏肉」って意味らしくて。だから(ムルギーは)チキンカレーみたいなことなんですよね。
クリス:ですよね、わかります。
高校生以来のライブがない生活…制作に打ち込んだ
早くも3週間が経過した2021年。どのような年だと感じているのかと、クリスは質問を投げかけた。ショウ:いままでのように「ガンガン地方を回ってツアーをやって」とかができない分、制作をたくさんやっています。なのでレコーディングとか曲作りとか、そういうことをずっと忙しくやってます。だから家にいる時間は長いですけど、働いている時間は長いというか(笑)。
クリス:なるほど、無駄にすごしていないということですね。
ショウ:けっこうバタバタしていますね。
クリス:OKAMOTO'Sといえば、かなりライブバンドというか、かなりワーキングバンドっぽいイメージがあるよね。
ショウ:(笑)。同世代のバンドと話をしていても「うち、ツアーの本数多いな」みたいに思うほうですね。去年1年はライブがほぼゼロだったので、なんか不思議な……。
クリス:ちょっと拍子抜けって感じ?
ショウ:高校生以来、こんなにライブがない生活で。その分、曲をメチャクチャ作っているという感じですね。
オカモトショウはソロでも活動。踊Foot WorksのPecoriと初タッグを組み、昨年の6月に『CULT feat.Pecori』をリリース。9月には『LOOP feat. AAAMYYY』を、そして昨年12月には『GHOSTS feat. Pecori』を発表。1月6日には第4弾の楽曲『GLASS feat.AAAMYYY』の配信もスタートした。
驚くほど精力的な活動の理由を、オカモトショウに訊いた。
クリス:やっぱりどうしても、じっとしていられないってことなのかな?
ショウ:そうですね(笑)。
クリス:それともソロは前からちょっと考えていたの?
ショウ:弾き語りとかはときどきやったりしていたんですけど、もうちょっと音源を作る、曲を書いてやるみたいなことはやりたいなと前から思っていたんです。コロナになって、バンドだとレコーディングスタジオに入ってみんなで作ることがメインなので、せっかく自粛もあるしバンドと真逆のことをしようと思って。パソコンのなかだけで音楽を完成させるというやり方で、ソロのほうはいまやってますね。
クリス:OKAMOTO'Sってデビューをしてどのくらいなの?
ショウ:去年10周年を迎えて、いま11年目です。
クリス:コロナ前だとOKAMOTO'Sでのライブがスゲー多くて、たぶんソロをやる暇がなかったんだろうね。
ショウ:そうなんですよ、なかなかじっくり腰を据えてやる時間もなかったので。そういう意味ではポジティブにいいチャンスととらえて、やっていけてるかなと思います。
OKAMOTO'Sとソロ、向き合い方はどう違う?
ソロ活動には「初期衝動的な部分がある」そうだ。クリス:バンドとはまた別に、コンピューターのなかだけの打ち込みでやろうというのは、どう? 自分のなかでは前からそういうのをイジってはいたの? それとも今回本格的にコロナ禍で制作に取り組んだという感じ?
ショウ:ちょこちょこと。要はバンドのデモを作るときにそれなりに音楽を作るDTMソフトみたいなのをイジったりしていたんです。だけど完成品にはならない「世に出ないもの」みたいな感覚でイジっていたので、今回初めて本格的にやってますね。だから本当に使うのが上手な人というか、ソロ名義で自分でトラックも作ってとかやる人からすると、悪く言えば稚拙な部分もあるし、よく言えば「そんな使い方で全部つらぬいちゃうんだ」みたいな(笑)。初期衝動的な部分があるのかなと。
クリス:OKAMOTO'Sでの自分のアイデンティティーってあるわけじゃん? 今度はソロでやっている部分で、当然自分のアーティストとしての感性というか、全然違うオカモトショウなのかな?
ショウ:基本OKAMOTO'Sでやれていないことがあったりするわけでは全然ないんですけど、いい意味で武道館までいけたバンドなので、いろいろと考えた動きをしたくなっていってるんです。準備して用意して、ちゃんとみなさんに届けるというフェーズに入っていて。同時にミュージシャンって、さきほどの踊Foot WorksのPecoriみたいに家が近くよく遊ぶようになって「なんか曲を書こうか?」となって書くみたいな、モノを作る人として健全なというか、自然ななりゆきというのがあって。そういうのをフットワーク軽くやれる場所というか場面みたいなのもあったら楽しいだろうなと。だからソロではそういうことをやろうかなというのが、一番大きな違いですかね。「思いついたらやる」みたいな(笑)。
OKAMOTO'Sの最新情報は、公式サイトまたは、Twitterまで。
『SAISON CARD TOKIO HOT 100』ではさまざまなデータをもとに、世界の音楽シーンからJ-WAVEが厳選した100曲をカウントダウン。ゲストを招いたトークコーナーにも注目。放送は毎週日曜の13時から。
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2021年1月31日28時59分まで
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番組情報
- SAISON CARD TOKIO HOT 100
-
毎週日曜13:00-16:54
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クリス・ペプラー