Creepy Nuts、新成人にエール「みなさんはまだ10歳です（笑）」「焦らなくていい」

今年1月11日（月）は成人の日。Creepy NutsのR-指定とDJ 松永が、J-WAVEでこの日にオンエアした特番「J-WAVE HOLIDAY SPECIAL 20VOICES 20TUNES」にて、二十歳の頃を振り返り、新成人にエールを送った。

【radiko】Creepy Nutsのコメントを聴く（2021年1月18日<月>28時59分まで）

R-指定 二十歳は大学を除籍になった頃

R-指定は二十歳のとき、「その頃ちょうど、成績が悪いからと奨学金が止められました」という。

R-指定：（大学を）辞めに（手続きに）行ったんですけど、退学にもお金がいると言われて、「いや、だからお金がないからやめるんですよ」って言ったら、「じゃあ除籍になります」って学生支援課の人に言われて、社会との繋がりが全くなくなった瞬間でした。学生というモラトリアムもない、ラッパーとしてもほぼ仕事がない、ニートですよね。

よく聴いていたのはエレファントカシマシ

R-指定は、当時聴いていた曲としてエレファントカシマシの『生活』に収録された『遁生』をあげた。

R-指定：家にいながら、お昼とかに何もないから外をプラプラと歩くんです。昔の通学路とかを歩きながら……ニートと散歩って相性がいいんです。これを曲で体現してる大御所アーティストが、エレファントカシマシです。『生活』っていう名アルバムがあるんですよ。その中の『遁生』という曲は宮本（浩次）さんがちょうど家で引きこもって本ばかり読んでいたときに書いた曲で、この曲を聴きながら泣きそうになって頑張ろうって思っていました。

新成人に「自分のペースで幸せに」メッセージ

R-指定とDJ 松永は、彼らが29歳〜30歳という現在も「学生時代の人間関係がフラッシュバックする」ときがあるという。新成人へのエールを、と訊ねると……。

DJ 松永：結局ね、あまり焦らなくていい。
R-指定：そうですよ。
DJ 松永：幸せの形も人それぞれです。
R-指定：これだけ寿命100年時代になったら、30歳手前で俺らもやっと新成人ぐらいの精神年齢になれたかなれてないかぐらいです。みなさんはまだ10歳です（笑）。大丈夫です！
DJ 松永：そうだよね。今こういう歳になっても、中学生時代の自分とそんな変わらんなと思ってきている。思春期ぐらいで人格が形成されてあとは延長線上でしかないなとか、人生の先輩とかと話していてもわりとそう思ったりするもんね。大人たちの複数人数でいる中でも、学生時代の人間関係がフラッシュバックするときがある。結局人間関係一緒じゃんって思う瞬間いっぱいあるもんね。だから気負いすぎずに。
R-指定：のんびり、頑張りすぎず、ヘラヘラしていきましょう。
DJ 松永：確かに、頑張りすぎて不幸せになったら元も子もないんで、自分のペースで幸せに、健康に。本当にそう思います。

番組ではこの他にも、[Alexandros] 川上洋平やMIYAVIらのコメントや、新成人アーティスト Vaundy×ikura（YOASOBI）のスペシャル対談をお届けした。radikoで2021年1月18日（月）28時59分まで聴くことができる。詳しくは公式サイトまで。

【番組を聴く】

・Creepy Nutsのコメントを聴く
https://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20210111163655

・PART1（9:00-12:00）
https://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20210111090000

・PART2（12:00-15:00）
https://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20210111120000

・PART3（15:00-18:00）
https://radiko.jp/share/?sid=FMJ&t=20210111150000