Caravan「いい運動にもなる」 初めて米作りに挑戦

J-WAVEで放送中の番組『SAISON CARD TOKIO HOT 100』（ナビゲーター：クリス・ペプラー）。12月13日（日）のオンエアでは、Caravanがゲスト出演。ここでは番組から、ステイホーム期間中の気持ちや、好きな家具など、プライベートな部分を明かした部分を紹介する。

Caravanは11月20日にアルバム『Bittersweet Days』をリリースした。

配信ライブをやって気づいた「一対一感」

まずは今年の活動を振り返ることに。「ライブができない」というもどかしさはあったものの、新たな発見もあったという。

クリス： 2020年も残すところあとわずかですけれども、今年はCaravanにとってどんな1年でしたか？
Caravan：自分の活動として背骨になっているのがライブだったので、そこが思うようにできないというのはすごく不安定なところがいっぱいありました。だけどその間にアルバムを作ったり、いつもとは違う自分の時間の使い方はできたかなという気はしています。
クリス：配信ライブとかはどうだったんですか？
Caravan：配信ライブもやらせてもらいました。苦肉の策だったんですけど、そこはそこで新しいコミュニケーションなんだなという。コメントが読めたりとか、コメントをしている同士が会話をしていたりとか「これはこれでライブなんだな」というのに気づけたんです。
クリス：コロナ前は生中継はしょっちゅうあったけど、配信ライブというのはまた独特で。パーソナル、エクスクルーシブ（閉鎖的、排他的）な感じがしていたんだけど、ものすごく距離感が縮まるようなね。
Caravan：「一対一感」というか、それはすごく感じました。
クリス：だから悪くないんだよね。改めて配信ライブのよさみたいなものを教えてくれたのかなと思います。

人生初の米作りの成果をクリスにおすそ分け

プライベートでは、人生初の米作りに挑戦をしたそうだ。そのきっかけとは？

クリス：これはどういう動機で始めようと思ったんですか？
Caravan：自分の地元の茅ヶ崎で、オーガニックで農家をやっている友だちがいるんです。「八一農園」というんですけど、そこが今年初めてお米を作るということになって、俺も実はちょっと興味があったので参加をさせてもらって。クリスさんはお米、玄米とか食べますか？
クリス：玄米食べますよ。
Caravan：ホントですか？　今日はちょっと年貢を納めに……。
クリス：ウソ、ホントに!?　スゲー（笑）。
Caravan：少しなんですけどよかったら。スーパーオーガニックなんで。
クリス：すばらしい、ありがとうございます。うまそう！
Caravan：小さい田んぼなのであんまりとれないんですけど、だからちょっとずつ、少しだけ。
クリス：うれしい。
Caravan：ぜひ食べてください。
クリス：健康第一ですからね、ありがとうございます。これはいつ田植えしたんですか？
Caravan：これは5月くらいに田植えしまして、夏のあいだ草取りに行ったりとか水を見に行ったりして、秋の11月に入ってから刈った感じですね、新米です！
クリス：できたてほやほやの感じがします。

ステイホーム期間中は「楽しいことを見つけよう」

お米づくりのほかにも、気持ちが上向きになることをしていたそうだ。

クリス：どちらかというとスケジュール通りに人生を送っていくタイプですか？
Caravan：いやあ、それはたぶん真逆でしょうね（笑）。
クリス：夏休みの宿題はいつやるタイプ？
Caravan：それも気まぐれで、好きなものは先にやって、嫌いなものは最後の日に（笑）。
クリス：ちなみに旅好きのCaravanですけれども、今年はどこにも行けなかったからなにをしていました？
Caravan：お米作りもそうですし、なにかしら自分で楽しいものを。このムードでどんどん自分の気持ちが腐っていっちゃうのも悔しいし「楽しいことを見つけよう」という感じではありましたね。
クリス：コロナが落ち着いたらどこに行きたいですか？
Caravan：逆にすごく密な、たとえばアジアとか人のブワーッと人のエネルギーがすごいようなところに飛び込みたい感じはありますね。

Caravanがお気に入りの家具は？ 私生活に迫る

番組恒例のランダムな質問に答えるコーナーでは、Caravanの私生活に迫った。

最初の質問は「健康のためにやっていることは？」。

Caravan：話が戻っちゃいますが、お米を作って玄米を食べてます。免疫力が上がればな、と思います。
クリス：スポーツや運動とかはされないほうなんですか？
Caravan：ぶっちゃけ、最近はあまりしてないです。
クリス：茅ヶ崎だとステレオタイプ的にサーフィンとかやっちゃいそうですけど。
Caravan：圧倒的に多いと思いますけどね。ただ海も一時期「入らないでください」みたいなムードもあったりしたので。

2つ目の質問は「いちばんお気に入りの家具は？」で、クリスと意気投合する一幕もあった。

Caravan：なんだろうな……まあでも、布団が好きなんですよ（笑）。
クリス：家具というか寝具ですね（笑）。
Caravan：布団が最近、本当に恋しくて、寒いし。
クリス：わかります。
Caravan：だからベッドが好きですね。
クリス：けっこう寝具にお金は惜しまないほうですか？
Caravan：そこは意外となんでもいいんですけど、ぬくぬくしたいという。
クリス：その気持ちわかります。俺もふかふかできれいな布団のなかに、自分の体温がうつっていない、ちょっとひんやりしたなかにスコン！と入るのが、なんか……。
Caravan：至福ですね。
クリス：布団は何色ですか？
Caravan：普通にベージュっぽい黄ばんだ白というか（笑）。
クリス：生々しいな（笑）。

最後の質問は「フェイバリットな鍋テイストを教えてください」。クリスとしては意外なCaravanに関する事実が明らかになった。

Caravan：みそとかの鍋が好きですけどね。石狩鍋みたいなのは温まる感じがして。味は濃い目が好きです。
クリス：Caravanは料理がうまそうだけど。
Caravan：俺全然できないんですよ。
クリス：そうなの!?
Caravan：本当に、残念ながら。
クリス：なんかうまそうな顔してますよ。
Caravan：いや、全然できないですよ！　なんかもう俺なんかが関わったら「食材がかわいそう」っていうか。だからだいたい、お願いしています。
クリス：「料理うまそう」ってすごく言われません？
Caravan：ねえ、これでできたらいいんですけど……本当にセンスないなと思って。
クリス：じゃあ料理はできないけど米は作れるという。
Caravan：せめて素材を作ろうと思って（笑）。
クリス：お米の次にやってみたいものはありますか？
Caravan：そうだなあ……まあでもとりあえずはお米でクリエイティビティはだいぶ満たされたので（笑）。
クリス：なるほどね。僕の友だちのアメリカ人は神奈川の海の近くに住んでいてサーファーなんだけれども、畑を耕してますね。どんどん広くなっていっていて。
Caravan：最近は多いと思いますよ。「ステイファーム」じゃないけど、密にならないし風通しがいいし、1人になれるし、時間があっという間にすぎるし。あとスゲー汗かいたりするんで、いい運動にもなると思います。
クリス：手間をかけて少人数分作っているお野菜ってすごくおいしいですよね。この玄米も楽しみなので、おうちに帰ったら早速食べたいと思います。
Caravan：ぜひ食べてください。

Caravanは、両国国技館で開催される豪華アーティストによるギター弾き語りの祭典「J-WAVE TOKYO GUITAR JAMBOREE 2020 RETURNS supported by 奥村組」に出演する。イベントは12月26日（土）、27日（日）の2日間で、Caravanの出演は26日。会場チケットのほか、配信視聴券も発売中だ。

・「J-WAVE TOKYO GUITAR JAMBOREE 2020 RETURNS supported by 奥村組」公式サイト
https://www.j-wave.co.jp/special/guitarjamboree2020re/

Caravanの最新情報は、公式サイトまたは、Twitterまで。

『SAISON CARD TOKIO HOT 100』ではさまざまなデータをもとに、世界の音楽シーンからJ-WAVEが厳選した100曲をカウントダウン。ゲストを招いたトークコーナーにも注目。放送は毎週日曜の13時から。