東京スカパラダイスオーケストラの谷中 敦、茂木欣一をゲストに迎えた番組『J-WAVE SELECTION HYOKETSU MUTO REFRESHING MOMENT』が11月29日(日)にオンエアされた。「キリン 氷結 無糖レモン」の発売を記念した特別番組で、収録は渋谷最高峰の展望施設「SHIBUYA SKY」から日の出と共に行われた。ナビゲーターを務めたのは、谷中が歌詞を提供した楽曲『揺れてたブランコ』のボーカルを務める武藤千春。3人が「爽快」をテーマに、トークを繰り広げた。
武藤:最近、爽快を感じたエピソードはありますか?
茂木:それこそ今だよね(笑)。
谷中:他の爽快エピソードを忘れちゃうくらいの爽快体験ですね(笑)。日の出がすごいね。
茂木:ここから海が見えて感動しました。ここ最近で最大の爽快エピソードかもしれないですね。
武藤:この景色以外の爽快エピソードはありますか?
谷中:街なかで友だちとかとよく会うんですけど、会ったときに「友だちがいてよかったな」っていう、それが自分にとっては爽快な瞬間ですね。先日、カレー屋さんから出てきた浅野忠信にバッタリ会って「久しぶり」って(笑)。それもすごく爽快な気持ちになりましたね。
一方、茂木は普段の何気ない瞬間にある、爽快感を語る。
茂木:ジョギングも大好きだったりするんですけど、ひたすら歩くのも大好きで。自分が暮らしている街を歩いているだけでも爽快なんですけど、特に駅に向かって歩いているときに、信号が一回も赤にならず全部青で行けるときは、日常の何気ない瞬間だけど本当に爽快だなって思います。「何かいいことありそう!」って感じさせてくれます。
武藤:そう考えると、日常に爽快な気持ちになれることって、いろいろありますよね。
ライブの話題になると、「ライブでお客さんの笑顔を見たときは、爽快な気持ちになる」と谷中。今は有観客でもマスクをした状態だが、「それでも笑顔が伝わってくる」とアーティストとしての幸福感を口にした。
茂木:毎年当たり前のようにツアーをやっている生活から、急にそれが特別なことになってしまって。ライブが今まで自分たちの当たり前にあったことをあらためて感謝する、そういう気持ちにさせられました。ライブでお客さんに出会って、一緒に音楽を作ることが、どれだけ特別なことなのかを感じさせられる、そんな1年になったと思います。
谷中:一時期、毎年のようにスカパラ(東京スカパラダイスオーケストラ)はヨーロッパツアーをさせてもらっていて。その頃はバスで移動して会場に着いて、そのままライブをすることが多かったんです。フェスティバル会場までの道が混んでいて、本番開始一時間前に着いたりしたことも。ベッドが付いているバスなので、起きたばかりのメンバーが「もう着いたの?」「もうライブやるの?」みたいな、そういうバタバタ体験を思い出しますね。
茂木:ヨーロッパツアーは僕も思い出しますね。2004年くらいにフランスのセーヌ川沿いであったロックフェスに出たことがあるんです。出演がトリで「やった!」と思っていたんですけど、同じ時間の別のステージでレディオヘッドがやると知って、これはなかなか甘くなかったですね(笑)。
茂木はそのフェスの様子を振り返る。
茂木:メンバーみんな全力でやったことを覚えています。セキュリティの人たちが、僕らがステージに上がる前に励ましてくれるんですよ。
谷中:フェスに参加しているお客さんのほとんどがレディオヘッドに行ってたから。
茂木:でも、最終的にはお客さんもけっこう盛り上がってくれて。
谷中:ライブが終わった後は「ナイスファイト!」とか言われたよね(笑)。そもそも、そのロックフェスのタイムテーブルが間違っているんですよ。レディオヘッドが終わってから、お客さんがスカパラに来れるスケジュールになってればいいんですけど、レディオヘッドが始まってからスカパラが始まって、スカパラが終わってもまだレディオヘッドがやってるっていう、そのタイムスケジュールが間違ってるって(笑)。もう少し甘くしてもらってもよかったよね。
茂木:あれは修行でしたね(笑)。
茂木:個人的なことでいうと、僕はスカパラで一番最後にメンバーになっているんです。最初はドラムを叩き、その後にリードボーカルをとる瞬間が出てきたんです。それは想像もしていなかったことで、スカパラのメンバーになることさえ想像していなかった自分がリードボーカルをとるなんて、本当に大きなターニングポイントだったと思います。谷中さんが歌詞を書き始めたという、スカパラのどでかいターニングポイントがあったからこその出来事でもあるから、そのつながりを思うと、一つひとつの出来事がかけがえのないことでつながっているよなって思いますよね。
谷中:自分が歌を歌い始めたって(茂木)欣ちゃんが言って、そのタイミングで「谷中さんが歌詞を書き始めたことが大きい」って言ってくれたけど、大きな世の中では、俺が歌詞を書き始めるなんてことは、けっこうちっぽけなことだと思うんです。それを大きく思ってくれている仲間がいるのはうれしいなと思います。
茂木:4月とか5月とか、ステイホームの期間があったじゃないですか。そのときに音楽にどれだけ救われてきてたんだろうとは、ものすごく考えましたね。そして、より自分の中で創作意欲の湧き方が強くなったというか。ここから自分は一人の音楽人として、どれだけ演奏だとかメロディーだとかを残していけるんだろうってすごく考えて。だから今年は今までスカパラで関わってきた中で、一番曲作りに夢中になった年でした。メロディーとかで、スカパラを鼓舞していけるようなものを作っていこうという気持ちがより強くなった感じです。
武藤:今年も茂木さんにとって、一つのターニングポイントになった1年になったかもしれないですね。
茂木:この番組を聴いてくださっているみなさんも、「自分って何者なんだろう」とか「自分にできることってどういうことだろう」「じゃあ、自分ができることをもっと突き詰めていこう」って思ったんじゃないかなとすごく思います。
谷中:個人的な影響もすごくありましたけど、世界的にターニングポイントな年じゃないですか。そういう意味では、新しくなっていくって漠然と思いながらも、どう変わっていくのかみんな分からないから、会う人と話をする度に、「これからどうなっちゃうんだろうね」って同じことを言うんです。でも新しく変わっていくんだなって漠然と自分たちは感じているってことは、すごく大事なことですよね。新しく変われるチャンスなのかなと思うので、いい方向に変われるようにお互いに手を取り合ってやっていけたらいいなと思います。
また谷中は、新型コロナウイルスの影響で変化したライブで感じた思いを、こう語った。
谷中:今年は無観客でもやったし、有観客でもライブをやらせてもらって。そのときは、マスクをして観客同士の距離も空けて、なるべく歓声を出さないようにってお願いをされたお客さんが一生懸命自分たちの演奏に向けて拍手をしてくれたりとか、体を動かしてアピールしてくれたり。それをステージに向かって一生懸命にやってくれるんですよね。それを見ながら演奏をさせてもらったときに、自分たちが今まで気が付かなかったけど、声だけじゃないからこそ気持ちがより伝わってきて、今までもっとたくさんの気持ちをもらってきてたんだなってことを逆にとても意識して胸が熱くなりました。こういう気持ちに支えられて、音楽をやってきたんだなと。それに対する恩返しをもっとしていけたらいいなと思います。
東京スカパラダイスオーケストラは、2020年最初で最後の東京でのワンマンライブ「Great Conjunction 2020」を12月3日(木)に東京・Zepp Hanedaで開催。ライブは生配信でも観ることができる。その他、東京スカパラダイスオーケストラの最新情報は、公式サイトまたは、オフィシャルTwitterまで。
また、番組放送を記念してプレゼント企画を実施中。抽選で10名様にキリン 氷結®無糖レモン350ml缶 約230本 & 渋谷スカイペア招待チケットをプレゼント。詳細は応募ページまで。
爽快な気持ちになるのは、ライブでお客さんの笑顔を見たとき
渋谷上空約230メートルにある「SHIBUYA SKY」で日の出を浴びるという爽快な体験に、谷中と茂木は「知り合いに自慢できる」「貴重な瞬間」と興奮しながら番組はスタートした。武藤:最近、爽快を感じたエピソードはありますか?
茂木:それこそ今だよね(笑)。
谷中:他の爽快エピソードを忘れちゃうくらいの爽快体験ですね(笑)。日の出がすごいね。
茂木:ここから海が見えて感動しました。ここ最近で最大の爽快エピソードかもしれないですね。
武藤:この景色以外の爽快エピソードはありますか?
谷中:街なかで友だちとかとよく会うんですけど、会ったときに「友だちがいてよかったな」っていう、それが自分にとっては爽快な瞬間ですね。先日、カレー屋さんから出てきた浅野忠信にバッタリ会って「久しぶり」って(笑)。それもすごく爽快な気持ちになりましたね。
一方、茂木は普段の何気ない瞬間にある、爽快感を語る。
茂木:ジョギングも大好きだったりするんですけど、ひたすら歩くのも大好きで。自分が暮らしている街を歩いているだけでも爽快なんですけど、特に駅に向かって歩いているときに、信号が一回も赤にならず全部青で行けるときは、日常の何気ない瞬間だけど本当に爽快だなって思います。「何かいいことありそう!」って感じさせてくれます。
武藤:そう考えると、日常に爽快な気持ちになれることって、いろいろありますよね。
茂木:毎年当たり前のようにツアーをやっている生活から、急にそれが特別なことになってしまって。ライブが今まで自分たちの当たり前にあったことをあらためて感謝する、そういう気持ちにさせられました。ライブでお客さんに出会って、一緒に音楽を作ることが、どれだけ特別なことなのかを感じさせられる、そんな1年になったと思います。
海外フェスで起きた“修行”エピソード
続いて谷中と茂木は、海外のライブで起こった「甘くなかったエピソード」を語った。谷中:一時期、毎年のようにスカパラ(東京スカパラダイスオーケストラ)はヨーロッパツアーをさせてもらっていて。その頃はバスで移動して会場に着いて、そのままライブをすることが多かったんです。フェスティバル会場までの道が混んでいて、本番開始一時間前に着いたりしたことも。ベッドが付いているバスなので、起きたばかりのメンバーが「もう着いたの?」「もうライブやるの?」みたいな、そういうバタバタ体験を思い出しますね。
茂木:ヨーロッパツアーは僕も思い出しますね。2004年くらいにフランスのセーヌ川沿いであったロックフェスに出たことがあるんです。出演がトリで「やった!」と思っていたんですけど、同じ時間の別のステージでレディオヘッドがやると知って、これはなかなか甘くなかったですね(笑)。
茂木はそのフェスの様子を振り返る。
茂木:メンバーみんな全力でやったことを覚えています。セキュリティの人たちが、僕らがステージに上がる前に励ましてくれるんですよ。
谷中:フェスに参加しているお客さんのほとんどがレディオヘッドに行ってたから。
茂木:でも、最終的にはお客さんもけっこう盛り上がってくれて。
谷中:ライブが終わった後は「ナイスファイト!」とか言われたよね(笑)。そもそも、そのロックフェスのタイムテーブルが間違っているんですよ。レディオヘッドが終わってから、お客さんがスカパラに来れるスケジュールになってればいいんですけど、レディオヘッドが始まってからスカパラが始まって、スカパラが終わってもまだレディオヘッドがやってるっていう、そのタイムスケジュールが間違ってるって(笑)。もう少し甘くしてもらってもよかったよね。
茂木:あれは修行でしたね(笑)。
東京スカパラダイスオーケストラ・茂木欣一
一つひとつの出来事がかけがえのないことでつながっている
茂木は、これまでのスカパラの活動でターニングポイントになったエピソードを語る。茂木:個人的なことでいうと、僕はスカパラで一番最後にメンバーになっているんです。最初はドラムを叩き、その後にリードボーカルをとる瞬間が出てきたんです。それは想像もしていなかったことで、スカパラのメンバーになることさえ想像していなかった自分がリードボーカルをとるなんて、本当に大きなターニングポイントだったと思います。谷中さんが歌詞を書き始めたという、スカパラのどでかいターニングポイントがあったからこその出来事でもあるから、そのつながりを思うと、一つひとつの出来事がかけがえのないことでつながっているよなって思いますよね。
谷中:自分が歌を歌い始めたって(茂木)欣ちゃんが言って、そのタイミングで「谷中さんが歌詞を書き始めたことが大きい」って言ってくれたけど、大きな世の中では、俺が歌詞を書き始めるなんてことは、けっこうちっぽけなことだと思うんです。それを大きく思ってくれている仲間がいるのはうれしいなと思います。
東京スカパラダイスオーケストラ・谷中 敦
創作意欲の湧き方が強くなった
新型コロナウイルスの影響により、当初予定していた活動が思うようにできなかった時期も。その期間を通して、谷中と茂木は何を感じたのだろうか。茂木:4月とか5月とか、ステイホームの期間があったじゃないですか。そのときに音楽にどれだけ救われてきてたんだろうとは、ものすごく考えましたね。そして、より自分の中で創作意欲の湧き方が強くなったというか。ここから自分は一人の音楽人として、どれだけ演奏だとかメロディーだとかを残していけるんだろうってすごく考えて。だから今年は今までスカパラで関わってきた中で、一番曲作りに夢中になった年でした。メロディーとかで、スカパラを鼓舞していけるようなものを作っていこうという気持ちがより強くなった感じです。
武藤:今年も茂木さんにとって、一つのターニングポイントになった1年になったかもしれないですね。
茂木:この番組を聴いてくださっているみなさんも、「自分って何者なんだろう」とか「自分にできることってどういうことだろう」「じゃあ、自分ができることをもっと突き詰めていこう」って思ったんじゃないかなとすごく思います。
谷中:個人的な影響もすごくありましたけど、世界的にターニングポイントな年じゃないですか。そういう意味では、新しくなっていくって漠然と思いながらも、どう変わっていくのかみんな分からないから、会う人と話をする度に、「これからどうなっちゃうんだろうね」って同じことを言うんです。でも新しく変わっていくんだなって漠然と自分たちは感じているってことは、すごく大事なことですよね。新しく変われるチャンスなのかなと思うので、いい方向に変われるようにお互いに手を取り合ってやっていけたらいいなと思います。
谷中:今年は無観客でもやったし、有観客でもライブをやらせてもらって。そのときは、マスクをして観客同士の距離も空けて、なるべく歓声を出さないようにってお願いをされたお客さんが一生懸命自分たちの演奏に向けて拍手をしてくれたりとか、体を動かしてアピールしてくれたり。それをステージに向かって一生懸命にやってくれるんですよね。それを見ながら演奏をさせてもらったときに、自分たちが今まで気が付かなかったけど、声だけじゃないからこそ気持ちがより伝わってきて、今までもっとたくさんの気持ちをもらってきてたんだなってことを逆にとても意識して胸が熱くなりました。こういう気持ちに支えられて、音楽をやってきたんだなと。それに対する恩返しをもっとしていけたらいいなと思います。
東京スカパラダイスオーケストラは、2020年最初で最後の東京でのワンマンライブ「Great Conjunction 2020」を12月3日(木)に東京・Zepp Hanedaで開催。ライブは生配信でも観ることができる。その他、東京スカパラダイスオーケストラの最新情報は、公式サイトまたは、オフィシャルTwitterまで。
また、番組放送を記念してプレゼント企画を実施中。抽選で10名様にキリン 氷結®無糖レモン350ml缶 約230本 & 渋谷スカイペア招待チケットをプレゼント。詳細は応募ページまで。
#jwave SELECTION
— J-WAVE SPECIAL PROGRAM (@jwave_2019) November 29, 2020
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2020年12月6日28時59分まで
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番組情報
- J-WAVE SELECTION HYOKETSU MUTO REFRESHING MOMENT
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11月29日(日)22:00-22:54
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武藤千春