11月23日(月・祝)にJ-WAVEで放送された『J-WAVE HOLIDAY SPECIAL JAPAN SMART DRIVER presents THANKS TO LA STRADA』(ナビゲーター:小山薫堂・増井なぎさ)。道や車、ドライバーに感謝の気持ちを込めて、リアルな展開も織り交ぜてお届けした9時間の特別番組だ。
16時台のオンエアでは、おぎやはぎの小木博明と矢作兼がゲストに登場。車好きの二人が、車に関する思い出話やトークを繰り広げた。
そんな小山がおぎやはぎに、番組に出演した中で最も印象的だった人物を訊いたところ、矢作は「京本政樹さん」と回答した。
矢作:意味がわからないんですよ。タレントさんがみんな乗っているアルファードという車があるじゃないですか。いわゆる高級ミニバン。その前と助手席のドアを(扉が翼のように開く)ガルウィングドアに改造してるんですよ。
小山:あはははは(笑)。
矢作:しかも本人は助手席に乗らないんですよ。後ろに乗るのに。あれを改造するって……。
小山:相当お金かかりますよね?
矢作:「すごくかかった」って言っていました。
小山:何のために?
小木:いや、本当に何のためなんでしょうね。
矢作:だから変な人なんですよ(笑)。ミニバンを改造するなんて一番あり得ないんで。
京本の愛車遍歴では、“名車"とも評されるジャガーEタイプも大改造したそうだ。
一方の小木は、印象的だった人物について漫画化の江川達也を挙げた。
小木:ある車の話をされた際に、車に乗ってお父さんのお話をされたときに感極まって僕らの前で大泣きされたんですよ。僕らは目の前で泣かれたことがなかったんで、どうしたらいいかわからなくなってしまって……(笑)。
小山:車番組で泣くって相当ですよね(笑)。
矢作:「なるほどね。はい、じゃあ続いては……」って言ったら、「こういうときは、もっと泣くような声のかけ方があるだろ!」って言われて(笑)。僕ら、久本(雅美)さんみたいなことはできない。そういう番組やったことないから。
小木:あれで自分たちのふがいなさに気付きましたね。「泣かれたらこういう風にしないといけないのか」って。
矢作:「お父さん、本当に息子さんのこと考えていたんですね」みたいな煽るような相槌ってあるじゃないですか。そういうの全くできない。「なに、急に泣いてんですか」ってちょっと笑っちゃった(笑)。
小木:でも車って親との関係とかが強いですからね。
小木:僕らはスーパーカー世代でもあるんですけど、でもこの年になると「高い車が欲しい」っていう気持ちもなくなってくるんですよ。乗ったら乗ったで、すぐ半値とかになっちゃう。でもミウラに関してはものすごく上がるんですよ。山本さんは当時、2000万くらいで買って10年、20年経って2億とか?
矢作:3億とかね。
増井:すごーい!
矢作:都内でも1、2を争う程度の良さなんですって。
小木:自分の好きな車を走行距離とか気にせずに乗って、10年、20年でそれだけ上がればよくない?
矢作:でも値段が上がり過ぎて「公道では乗れない」って言ってましたよ。2億、3億の車だと、もしぶつけられても保険がおりないから。
小木:僕も番組で乗っていた古いポルシェを出したら、本国のポルシェのほうから連絡が来たんです。「これは高く買ってくれるのかな」と思ったら、「ドイツのポルシェ博物館に寄贈してくれ」って言われて。「ふざけんな、なんで俺はタダであげないといけないんだ」って(笑)。
矢作:まだ、寄贈する年齢じゃないよな。おじいちゃんになってからならわかるけど。
小木:そうだよ、もっと乗りたいのに。ひどい話でしょ(笑)。
小山:マンネリだった彼女と「タダで遊べるところはないか」ということで思いついたのが、ディーラーで試乗することでした。「コーヒーも飲めるらしいぜ」ってことで行ったんです。コーヒー飲みながら話を聴いていたら、当時はプジョー・405が日本でもあまりにも人気がなくて、百数万も値引きがされていました。こっちはコーヒー飲めればいいので別に買う気もなく、適当に値引き交渉していたんですけど、そんなに値引かれるとなったので本気で購入を考え出したんですよ。それで本気を出して親に「なんとか買ってくれよ」と相談しました。「これは買ったほうがいいぞ。俺も月に何万か出すから」っていうことで、初めて車を買ったんですよ。
小山:へ~!
増井:勢いに乗ってですね!
小木:でも新車だったのにものすごく壊れたんですよ。4年間乗ったんですけど、修理費は買った値段以上かかったと思います。そこで売りに出したんですけど、無料査定にきてもらったら全部0円でした。新車で4年乗って0円。
「まだ修理代の30万円も残っているからその分くらいはプラスにならないと困る」と思った小木は、イタリア車やフランス車専門の業者に行き、20万円で買ってもらったという。帰りにその20万円を修理代として払い、10万円の未払い分がある状態で家に帰ったそうだ。
小木:やっぱり家族がいるとね。家族を乗せて、ボルボから出てくる自分ってすごくいいんですよ。
増井:自分のイメージなんですね(笑)。
矢作:でも、これは大事なんですよ。たとえばフェラーリとかランボルギーニももちろん好きなんですけど、今まで一度も買っていないし、これからもたぶん買わない。理由は車から降りるとき、どういう顔したらいいかわからないから。
増井:降りるときの顔も重要なんですね(笑)。
矢作:顔難しいんですよ。ちょっと照れ臭くなっちゃうんですよね。
小木:もうちょっと子どもが大きくなって、夫婦が年取ったら高級車に乗っても格好いいなと思うんですけど、今はボルボがちょうどいいお父さんに見える。
小山:もう1台は?
小木:フィアット・500ですね。近所に買い物に行くときに、夫婦で仲良く……
矢作:自分の見え方ばっかり気にしてるじゃねえか(笑)。
小木:いいイメージなんですよね。夫婦で小さな車で近所に買い物に行くっていうのが。
増井:たしかに、仲良しに見えますね。
最後に「人生最後の1台」について訊かれると、二人は「あがりの車と言えばメルセデス」と回答。
矢作:『愛車遍歴』でいろいろな方の話を聴くと、だいたいメルセデスなんですよ。
増井:行き着くんですか。
矢作:45歳くらいでメルセデスに乗ったら、その後はずっとメルセデスなの。ということは、メルセデスに勝つ車はない。
小木:だから僕らの中で「メルセデスはあがりの車だから、まだ乗っちゃダメだよ」って。
矢作:まだ手出してない。だから「人生最後の1台」は普通ですけど、メルセデスのSクラスですかね(笑)。
番組ではさまざまなゲストが登場。フォトギャラリーはこちら。
16時台のオンエアでは、おぎやはぎの小木博明と矢作兼がゲストに登場。車好きの二人が、車に関する思い出話やトークを繰り広げた。
おぎやはぎのカートークバラエティ番組、最も印象的だった人は?
仕事の移動中には車中でJ-WAVEばかり聴いているというおぎやはぎの二人。小山とは、2011年から続くカートークバラエティ番組『おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR, NO LIFE!』(BS日テレ)で一度共演したことがある。小山はこの番組に出演したことで車への愛が深まり、車をコーティングしに行ったという。そんな小山がおぎやはぎに、番組に出演した中で最も印象的だった人物を訊いたところ、矢作は「京本政樹さん」と回答した。
矢作:意味がわからないんですよ。タレントさんがみんな乗っているアルファードという車があるじゃないですか。いわゆる高級ミニバン。その前と助手席のドアを(扉が翼のように開く)ガルウィングドアに改造してるんですよ。
小山:あはははは(笑)。
矢作:しかも本人は助手席に乗らないんですよ。後ろに乗るのに。あれを改造するって……。
小山:相当お金かかりますよね?
矢作:「すごくかかった」って言っていました。
小山:何のために?
小木:いや、本当に何のためなんでしょうね。
矢作:だから変な人なんですよ(笑)。ミニバンを改造するなんて一番あり得ないんで。
京本の愛車遍歴では、“名車"とも評されるジャガーEタイプも大改造したそうだ。
一方の小木は、印象的だった人物について漫画化の江川達也を挙げた。
小木:ある車の話をされた際に、車に乗ってお父さんのお話をされたときに感極まって僕らの前で大泣きされたんですよ。僕らは目の前で泣かれたことがなかったんで、どうしたらいいかわからなくなってしまって……(笑)。
小山:車番組で泣くって相当ですよね(笑)。
矢作:「なるほどね。はい、じゃあ続いては……」って言ったら、「こういうときは、もっと泣くような声のかけ方があるだろ!」って言われて(笑)。僕ら、久本(雅美)さんみたいなことはできない。そういう番組やったことないから。
小木:あれで自分たちのふがいなさに気付きましたね。「泣かれたらこういう風にしないといけないのか」って。
矢作:「お父さん、本当に息子さんのこと考えていたんですね」みたいな煽るような相槌ってあるじゃないですか。そういうの全くできない。「なに、急に泣いてんですか」ってちょっと笑っちゃった(笑)。
小木:でも車って親との関係とかが強いですからね。
番組を見たドイツのポルシェから小木に連絡が! しかし内容は…
また小山は二人に、今まで番組に出演したゲストの車の中から「好きな車を1台あげる」と言われたらどの車を選ぶのかを訊いた。矢作は「誰が乗っていたか忘れた」としながらも、メルセデスベンツの190SLを挙げた。一方の小木は、山本 昌が乗っているランボルギーニ・ミウラがほしいそうだ。小木:僕らはスーパーカー世代でもあるんですけど、でもこの年になると「高い車が欲しい」っていう気持ちもなくなってくるんですよ。乗ったら乗ったで、すぐ半値とかになっちゃう。でもミウラに関してはものすごく上がるんですよ。山本さんは当時、2000万くらいで買って10年、20年経って2億とか?
矢作:3億とかね。
増井:すごーい!
矢作:都内でも1、2を争う程度の良さなんですって。
小木:自分の好きな車を走行距離とか気にせずに乗って、10年、20年でそれだけ上がればよくない?
矢作:でも値段が上がり過ぎて「公道では乗れない」って言ってましたよ。2億、3億の車だと、もしぶつけられても保険がおりないから。
小木:僕も番組で乗っていた古いポルシェを出したら、本国のポルシェのほうから連絡が来たんです。「これは高く買ってくれるのかな」と思ったら、「ドイツのポルシェ博物館に寄贈してくれ」って言われて。「ふざけんな、なんで俺はタダであげないといけないんだ」って(笑)。
矢作:まだ、寄贈する年齢じゃないよな。おじいちゃんになってからならわかるけど。
小木:そうだよ、もっと乗りたいのに。ひどい話でしょ(笑)。
彼女と遊びに出かけたつもりが、勢いに任せて外国車を購入!
小木が最初に車を買ったのは19歳のとき。住んでいた近所にできたという外国車を扱うディーラーの思い出話を語った。小山:マンネリだった彼女と「タダで遊べるところはないか」ということで思いついたのが、ディーラーで試乗することでした。「コーヒーも飲めるらしいぜ」ってことで行ったんです。コーヒー飲みながら話を聴いていたら、当時はプジョー・405が日本でもあまりにも人気がなくて、百数万も値引きがされていました。こっちはコーヒー飲めればいいので別に買う気もなく、適当に値引き交渉していたんですけど、そんなに値引かれるとなったので本気で購入を考え出したんですよ。それで本気を出して親に「なんとか買ってくれよ」と相談しました。「これは買ったほうがいいぞ。俺も月に何万か出すから」っていうことで、初めて車を買ったんですよ。
小山:へ~!
増井:勢いに乗ってですね!
小木:でも新車だったのにものすごく壊れたんですよ。4年間乗ったんですけど、修理費は買った値段以上かかったと思います。そこで売りに出したんですけど、無料査定にきてもらったら全部0円でした。新車で4年乗って0円。
「まだ修理代の30万円も残っているからその分くらいはプラスにならないと困る」と思った小木は、イタリア車やフランス車専門の業者に行き、20万円で買ってもらったという。帰りにその20万円を修理代として払い、10万円の未払い分がある状態で家に帰ったそうだ。
ボルボは「ちょうどいいお父さんに見える」
そんな小木だが、今は矢作と同じようにボルボに乗っているという。小木:やっぱり家族がいるとね。家族を乗せて、ボルボから出てくる自分ってすごくいいんですよ。
増井:自分のイメージなんですね(笑)。
矢作:でも、これは大事なんですよ。たとえばフェラーリとかランボルギーニももちろん好きなんですけど、今まで一度も買っていないし、これからもたぶん買わない。理由は車から降りるとき、どういう顔したらいいかわからないから。
増井:降りるときの顔も重要なんですね(笑)。
矢作:顔難しいんですよ。ちょっと照れ臭くなっちゃうんですよね。
小木:もうちょっと子どもが大きくなって、夫婦が年取ったら高級車に乗っても格好いいなと思うんですけど、今はボルボがちょうどいいお父さんに見える。
小山:もう1台は?
小木:フィアット・500ですね。近所に買い物に行くときに、夫婦で仲良く……
矢作:自分の見え方ばっかり気にしてるじゃねえか(笑)。
小木:いいイメージなんですよね。夫婦で小さな車で近所に買い物に行くっていうのが。
増井:たしかに、仲良しに見えますね。
最後に「人生最後の1台」について訊かれると、二人は「あがりの車と言えばメルセデス」と回答。
矢作:『愛車遍歴』でいろいろな方の話を聴くと、だいたいメルセデスなんですよ。
増井:行き着くんですか。
矢作:45歳くらいでメルセデスに乗ったら、その後はずっとメルセデスなの。ということは、メルセデスに勝つ車はない。
小木:だから僕らの中で「メルセデスはあがりの車だから、まだ乗っちゃダメだよ」って。
矢作:まだ手出してない。だから「人生最後の1台」は普通ですけど、メルセデスのSクラスですかね(笑)。
番組ではさまざまなゲストが登場。フォトギャラリーはこちら。
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2020年11月30日28時59分まで
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番組情報
- J-WAVE HOLIDAY SPECIAL JAPAN SMART DRIVER presents THANKS TO LA STRADA
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11月23日(月・祝)9:00-17:55
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小山薫堂・増井なぎさ