J-WAVEで放送中の番組『ACROSS THE SKY』(ナビゲーター:玄理)のワンコーナー「IMASIA」(ナビゲーター:SKY-HI)。11月22日(日)のオンエアでは、韓国の次世代グローバルアイドル事情に注目。K-POP DJのhoverboardがリモートでゲスト出演し、SKY-HIと対談した。
事務所のストーリー作りが圧巻:ATEEZ
hoverboardによると、近年のK-POPアイドルはデビュー当初から世界を視野に入れて活動し、本国よりも先に南米やヨーロッパで成功を収めるグループが多いという。オンエアでは、hoverboardが、注目の“次世代グローバルアイドル”を3グループ紹介した。
まずは2018年10月にデビューした男性8人グループのATEEZ。KQエンターテイメントに所属しており、Block Bの後輩グループとしても知られている。
hoverboard:デビューしてすぐにアメリカ5都市、ヨーロッパ10都市のワールドツアーをやってるんですよ。
SKY-HI:なんでそれが可能だったんですかね?
hoverboard:もともと韓国でデビューする前、事務所の練習生としてデビューに向けて毎日何十時間も練習する日々を過ごすんですね。だいたい練習生ってデビューするまで世に公開されることは少ないんですけれど、ATEEZはデビュー前から「KQ Fellaz」という名前で活動していたんです。なのでデビューするときには、スキルがかなり高いグループでした。
SKY-HI:しかも、そういった意味では知名度もあって、待ち望まれたデビューということですよね。
デビュー後すぐにワールドツアーを行ったATEEZだが、韓国で初めて単独コンサートを行ったのは2020年の2月になってからだという。
SKY-HI:エモーショナルですよね。全世界を回って、ついに韓国凱旋ということで。
hoverboard:本国のファンはずっと待たされている感じで、少し寂しい気持ちもあったかなと思うんですけれど、私はこの(事務所の)ストーリーの作り方がただただすごいなと感じました。
再デビューで方向転換:DREAMCATCHER
DREAMCATCHERは女性7人組グループ。2014年から2016年まで「MINX」というグループ名で活動していたが、その後メンバーを増員して「DREAMCATCHER」に改名し再デビューした。こちらのグループも再デビュー後に日本、ブラジル、ヨーロッパ、ソウルを回るワールドツアーを実施している。
hoverboard:前身のグループ時代ではそうした形の活動はなかったですし、楽曲も含めてDREAMCATCHERになってから完全にグループの方向性が変わったと思っています。私が一番好きなD1CE(ディーワンス)というグループがあるんですけれど、DREAMCATCHERの弟分のグループなんです。去年、この2グループが出たイベントに行ったことがあって。
SKY-HI:どちらにですか?
hoverboard:韓国に行ったんです。そのときの会場にいろんな国のファンの方々がいて、いろんな国の言語が聞こえてきて、韓国にいるはずなのに「私はどこにいるんだ?」みたいな状態になりました(笑)。
実力派メンバーが集結:A.C.E
2017年にデビューした5人組男性グループのA.C.E。JYPエンターテインメントなどの大手事務所の練習生として活動していたメンバーが、事務所退所後に引き抜かれて結成された経緯を持つ。BIGBANGやBLACKPINKを輩出したYGエンターテインメントが手掛けたオーディション番組「MIXNINE(ミックスナイン)」にも出演していた。
SKY-HI:「元どこかの練習生」ってよく聞くんですけど、そうした練習生の事務所の移動ってバイアスや外圧がかかったりしないんですね。
hoverboard:そうですね。あんまりそういうのは聞かないですね。
SKY-HI:大手事務所でもトップ同士でも仲良く写真を撮ってたりするのを見たりしますし、実力優先な感じはしますよね。
hoverboardがナビゲーターを務めるインターネットラジオ番組「HB STUDIO」は、毎月第3木曜日22時から配信。詳しくはblock.fm内の公式配信ページまで。
『ACROSS THE SKY』のワンコーナー「IMASIA」では、アジアのヒップホップやさまざまな音楽カルチャーを紹介する。オンエアは10時40分頃から。
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- ACROSS THE SKY
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毎週日曜9:00-12:00