小西 遼が語る、バークリー音楽院で学んで「身になった」こと

J-WAVEで放送中の番組『SAISON CARD TOKIO HOT 100』(ナビゲーター:クリス・ペプラー)。8月9日(日)の放送では、TELE-PLAYの小西 遼がリモート出演をしてトークを繰り広げた。TELE-PLAYは、J-WAVE夏のキャンペーン「MY NORMAL NEW SUMMER」に、『あいにいきたい(feat. BASI, Chara, SIRUP, TENDRE and Ryo Konishi)』を提供している。

祝・結婚!

小西はTELE-PLAY以外にも実力派5人組のCRCK/LCKS(クラック・ラックス)のメンバーとして活躍するマルチミュージシャン。他にもソロプロジェクト・象眠舎としての活動や、さらに数は多くのアーティストのサポートも務めている。

クリス:本当に売れっ子ミュージシャンです。自己紹介をするときになんて紹介をしたらいいかわからないときが多分ありますよね。
小西:そうですね「音楽をやってる人です」って(笑)。
クリス:本日はTELE-PLAYの小西さんということで。

小西は、自身のTwitterで結婚を発表したばかり。クリスも「おめでとうございます」と祝福した。


クリス:奥様とは長いんですか?
小西:知り合ったのは10年以上前なんですが、間がしばらく空きまして、再会をしたのが本当に最近なんです。数年間は連絡をとっていませんでした。
クリス:こんなこと訊いちゃいけないんだけど、その間は別の人と付き合っていたんですか?
小西:まあでも、お互いにいろいろなことがあって(笑)。
クリス:そうかあ、なるほどね。それでまた再会したわけですね。それで「やっぱりこの人だった」と。
小西:そうなりましたね。
クリス:そういうもんだよね。わからないですよね人生って。
小西:本当になんか、人生わかったもんじゃないですね。
クリス:別れて初めてわかるあの人のよさ、みたいなもんだものね。
小西:あったりしますね。
クリス:番組の方向がどんどん違う方向に行くので音楽の話を(笑)。
小西:ぜひ、次の機会にお話をさせてください。
クリス:酒でも飲みながら話したい内容ですけども。
小西:ぜひぜひ。

サックス奏者・平原まこととの出会い

小西がサックスを始めたのは、サックスプレイヤーの平原まこととの出会いがきっかけ。平原は、平原綾香の父親でもある。小西は当時について振り返った。

小西:僕が小学校のとき、隣のクラスの担任の先生が平原先生といって、まことさんの奥様だったんです。
クリス:へー! そうなんだ。
小西:それでまことさんが学校で演奏会をみたいなのをしたんです。いろいろな種類のサックスを持ってきてくださって、そこで初めて僕はサックスという楽器に出会い「これは面白い楽器だな」と思ったんです。
クリス:それまでに別の楽器は?
小西:同時期ぐらいにピアノを習い始めていたんですけれども、それ以前に音楽は一切やっていなかったです。
クリス:サックスに触れたのはおいくつ?
小西:12、13歳ぐらいです。
クリス:サックスが面白いと思ったんだ。
小西:思いましたね。『ルパン三世』や『名探偵コナン』とかで、なんとなく聴き馴染みがあったんでしょうね。

バークリー音楽院での学び

そこからサックスにハマったという小西は、2011年にアメリカボストンのバークリー音楽院へ奨学金を得て留学し、首席で卒業した。

クリス:バークリーに行く前は「ミュージシャンで生計を立てていこう」と思っていたんですか?
小西:中学校から吹奏楽部でサックスを本格的に吹き始めたんですけど、2年ぐらいで「俺はこれで食っていく」って豪語してました(笑)。
クリス:バークリー大学を首席でご卒業。
小西:「首席相当」という感じなんです。あまりにも人数が多すぎる学校なので「ここからここは首席だよ、君はもう首席でいいから」と言われて。
クリス:バークリーはすごく人が多かった?
小西:とんでもないですね。自分の小ささをひたすら知る数年間という感じでした。
クリス:バークリーといったら、数ある音楽大学のなかでも音楽のマサチューセッツ工科大学みたいなものですもんね。
小西:本当にそうですね、地理的にもお隣さんですし。
クリス:ジェイコブ・コリアーみたいなヤツがいっぱいいるんじゃないですか?
小西:そういう感じです。「世界各地にいる若い才能を集めて、面白いことをさせてやろう」という気概にあふれている学校だなと思いました。
クリス:当然ほかの生徒からも刺激を受けると思いますが、バークリーで学んで一番よかったことはなんですか?
小西:音楽を教えることに特化しているので、なにもかもがわかりやすいんですよ。だから難しいこととかもすごくすんなり耳に入ってきたので、そういう意味では勉強できたことが一番よかったです。だけどやっぱり、僕は日本で英語が好きで育って「英語でコミュニケーションがしたい」という気持ちも強くあってアメリカの大学に行きたいというのもあったんです。そこで出会ったいろいろな国の人たちの言語や文化というものに僕は触れることができたのが、音楽を学ぶことか、それ以上ぐらいにうれしいというか身になったことでした。
クリス:音楽もコミュニケーションのひとつですもんね。
小西:間違いないです。
クリス:言葉を交わすのと音楽で会話するのはほぼ同じかもしれないですね。
小西:どちらかというと、言葉でうまくいかないのにも「音を出せばわかる」というので、すごく分かち合えたりするものも多かったので、そういうのは得難い経験でした。
クリス:ミュージシャンは言葉をしゃべらなくても会話できますもんね、それはすばらしい。

TELE-PLAYの最新情報は、公式サイトまたは、Twitterまで。

『SAISON CARD TOKIO HOT 100』ではさまざまなデータをもとに、世界の音楽シーンからJ-WAVEが厳選した100曲をカウントダウン。ゲストを招いたトークコーナーにも注目。放送は毎週日曜の13時から。
radikoで聴く
2020年8月16日28時59分まで

PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

番組情報
SAISON CARD TOKIO HOT 100
毎週日曜
13:00-16:54

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