和菓子なのに、まるでチーズケーキ。渋谷のおすすめカフェを紹介

J-WAVEで放送中の番組『SHIBUYA DESIGN』(ナビゲーター:千原徹也・武藤千春)のワンコーナー「S-COLLECTION」。7月25日(土)のオンエアでは、渋谷にある創作和菓子の店「かんたんなゆめ」を紹介した。

ユニークな和菓子が味わえる

「かんたんなゆめ」は、円山町1丁目にある和菓子カフェ。和菓子といえば、さまざまなモチーフを美しい形や色で表現する「練り切り」が定番だが、この店の練り切りは普通の和菓子と少し違うという。店長の寿里さんに話を訊いた。

寿里:練り切りには「こしあん」が入っていることが多いですが、「かんたんなゆめ」では餡にクリームチーズとレモンを使っています。

スタジオには「花火」と「ひまわり」、ハワイのお花「プルメリア」の3種類を用意。試食した千原と武藤が、感想を述べた。

千原:この「花火」、表現力がすごいですね。
武藤:食べるのがもったいないですね。
千原:和菓子なんですけどチーズケーキという感じ。めちゃくちゃおいしかったです。
武藤:見た目は和菓子なんですけど、洋菓子を食べている感じですね。

「かんたんなゆめ」は現在、席数を減らしてカウンター5席のみで営業を行っている。

武藤:私も何度か行ったことがあります。空間づくりにもこだわっていらして、お店に入った瞬間に時間の流れがゆっくりになるような、心地のいいお気に入りの店です。

和菓子好きも洋菓子好きも一緒に楽しめる

渋谷という場所に和菓子店をオープンした理由は何なのだろうか。寿里さんに訊いてみると……。

寿里:ケーキの美しさやパフェを見て「わー!」ってテンションが上がるように、和菓子にも絶対にそういう魅力があると思っています。それを伝えていきたいです。渋谷でやるからには、若い人たちの和菓子の入り口になりたいと思っているので、和菓子好きな子が洋菓子好きな子を誘って来られる場所として「かんたんなゆめ」があればいいなと思います。練り切りにクリームチーズとレモンを使って洋風にしているので、和菓子好きな人も洋菓子好きな人も一緒に楽しめる空間になっています。


さらに、「かんたんなゆめ」という店名の由来も教えてくれた。

寿里:店の名前は、中国の故事で「邯鄲(かんたん)の夢」「邯鄲(かんたん)の枕」と呼ばれているお話から取っています。要約すると、人生は一瞬の儚い出来事だということです。私は以前、収入はあるけど時間がないという生活を送っていました。今は逆で、自分の時間もあってストレスなく働けて、お金はこれから稼げたらなと思っています。自分の生き方に合っているかもしれないと思って「かんたんなゆめ」と名付けました。ひらがなにした理由は、パッと聞いたときには、簡単に夢が叶うという意味でとらえられると思うんです。そう受け取ってもらってかまわなくて、でもどこか違和感のある名前にしたかったんです。


これを聞いた千原と武藤は、寿里さんのこだわりに共感。

武藤:いろんなところに、こだわりがありますね。
千原:収入とやりたいことの葛藤って日々あるじゃないですか。そういうのをすーっと解いてくれるような名前ですね。

「かんたんなゆめ」は午前11時から17時まで営業している。詳しくはInstagramをチェック。

『SHIBUYA DESIGN』と連動しているスマートフォン専用コンテンツ「SoundMap」では、「S-COLLECTION」で取り上げたお店などを紹介中だ。

「SoundMap」(スマートフォン限定)
https://shibuya.sound-map.jp/share.html

J-WAVE『SHIBUYA DESIGN』のワンコーナー「S-COLLECTION」では、渋谷のSpecificな場所、渋谷ならではのスポットを武藤千春が取材する。放送は土曜の15時30分頃から。
radikoで聴く
2020年8月1日28時59分まで

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番組情報
SHIBUYA DESIGN
毎週土曜
15:00-17:00

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