多くのイベントが中止となっている今、大好きな音楽を、アーティストを、ライブハウスを応援したい――J-WAVEはそんな想いから、「#音楽を止めるな」プロジェクトを4月1日よりスタートした。5月6日(水)には、STAY HOMEで楽しめる15時間の音楽フェス『J-WAVE HOLIDAY SPECIAL #音楽を止めるな ~STAY HOME FESTIVAL~』をオンエア。
J-WAVEがプロデュースするエンターテインメントレストラン「J-WAVE NIHONMONO LOUNGE」からの無観客ライブや、アーティストたちの在宅ライブ音源、秘蔵ライブ音源やDJ MIXまで、たっぷりお届けした。
ここでは、15時台に登場した、J-WAVEの番組『ACROSS THE SKY』のワンコーナー「IMASIA」のナビゲーター、SKY-HI(日高光啓)が自宅からの生ライブの模様を紹介する。
■SKY-HIが約1時間の怒涛のライブ!
SKY-HIは、自宅から1時間にわたるライブを行った。『運命論』でスタートすると、『Run Ya』『Persona』『何様』『Walking on Water』を立て続けに披露。J-WAVEとGYAO!のコボレーションでおくるユニークな音楽トーク番組『GYAO! CLUB INTIMATE』のエンディング曲として書き下ろした楽曲『Chit-Chit-Chat』も飛び出した。
【SKY-HIのライブ音源をradikoで聴く】(2020年5月13日28時59分まで)
新型コロナウイルスの感染拡大により世界中が影響を受けている。SKY-HIは、こんな状況だからこそ、「明るくいよう」と語りかける。
SKY-HI:歌や作り物の世界がニセモノにみえるくらい、本当にどうしようもなくヤベー状態だけど、一瞬一瞬の幸せの積み重ねがなにかに変わっていくこともまた確かだから。もういつかの昔には戻れないけれども、新しく来る明日が少しでもいいよう祈るのは悪いことじゃない。世界中の人がつらいからって、別にポジティブな気持ちになっちゃいけないなんてことは1ミリもないから。
この日のライブは、ブルーにライトアップした部屋から動画配信も同時に行われた。医療従事者への感謝の気持ちを込めて建物などをブルーにライトアップする「#LightItBlue」(ライトイットブルー)運動が全国各地で行われており、これに倣ったとのことだ。SKY-HIは、最前線で働かざるを得ない医療従事者を思い、寄付を行ったことを明かす。
SKY-HI:もうマスクも防護服もない、食べものも大変。そこで「LOVE POCKET FUND」さんの三か所に、合計で1000万円とちょっとを寄付をさせてもらったんだけど、もう本当にわずかなことさ。わずかな支援かもしれない。だってもう恥ずかしくて。先月から寄付をしていたんだけど、恥ずかしくて言えなかったのさ。NIKEの会長とかが(大規模な寄付を)やっているのを見てさ(笑)。なんだけど、そんなことも言ってられないなと思って。
今回の寄付について、SKY-HIはファンが支えてくれたからこそできた、と続ける。
SKY-HI:みんながライブに来てくれたおかげで、グッズを買ってくれたおかげで、ストリーミングを回してくれたり、CDを聴いてくれたり、YouTubeを観てくれているみんなのおかげで、貯めたお金を今回は医療従事者のみんなに使わせてもらった、というのをみんなに最初に報告したかった。
■「国に働きかけることがマジで大事」
感染拡大を防ぐ目的で、休業を余儀なくされているライブハウスやクラブ。老舗のライブハウスが閉業を決定するなど、新型コロナウイルスによる経済への影響が徐々に表れ始めている。そうした現状について、SKY-HIは「もう1個伝えたいことがある」と切り出した。
SKY-HI:お世話になっているクラブとか、いろいろなところがクラウドファンディングをやっているわけ。そこに15万とか10万とかポンポンポンって寄付するけどさ。今月はなんとかなるかもしれない。じゃあその次は? これ、すぐ簡単になんか終わらないぜって。これは民間のサポートじゃ無理だから。
打撃を受けているのは「音楽業界だけではない」と前置きしつつ、SKY-HIはこうコメントした。
SKY-HI:(すべての業種が)「感染拡大防止のために休業をするから、少しずつでもちゃんと補償をして、みんなで生きていけるように」って(してほしい)。経営難で、経済で苦しむ人がもう出てきてるから。そういうのを減らすようにみんなで頑張ろうって国に働きかけることがマジで大事だから。
「SaveOurSpace」は、新型コロナウイルスにより経済的な影響を受けている文化施設や飲食店に対して国に補償を求める運動。多くのアーティストが賛同し、現在100万人の署名を呼びかけている。SKY-HIも、この活動を支持するアーティストの1人だ。
この日のオンエアでは、クラウド型投げ銭システム「nugget(ナゲット)」を通じて、リスナーからの応援を募った。SKY-HIの応援として集まった金額は、ライブハウスやクラブ支援として「SaveOurSpace」へ寄付される。
SKY-HI:「SaveOurSpace」は君たちのなかに、音楽とか文化芸術とか、それから飲食とか全てのものを守りたいなと思ってくれている人がいるんだったら、お金を投げてあげてくれ。俺はみんなからもらった投げ銭の利益をちゃんと「SaveOurSpace」に渡して、「国とちゃんと話そう、頑張ろうね」ってやっていくから。
SKY-HIは、3月から行われるはずだった全国ツアーを中止。振替公演の案内や、チケットの払い戻しもできていない状態だという。「今月にはなんとかお知らせできる」とファンへ報告し、オンラインセッションで作ったという『#Homesession』を披露。「ありがとうございました。『#音楽を止めるな』あと1曲だけ付き合ってください。俺にとっても大事な曲だからさ」とコメントし、『カミツレベルベット』でライブを締めくくった。
■「自分のためと人のためを1対1で」SKY-HIのポリシー
自宅からのリモートライブ後は、ナビゲーターのサッシャ&三原勇希とトークを行った。
SKY-HI: J-WAVEさんでやる前にさらに1時間やってたから、完全にライブのテンションで。
サッシャ:知ってる、観てたよ。
三原:しかも、このあともやるんじゃないですか?
SKY-HI:ここまでで本編終了で、あとは部屋だしお酒とか飲みながら、なんかやろうかなと思ってます。
サッシャ:ねえ……日高君って、今何人いるの?
SKY-HI:日高君は今7人目ですね。
サッシャ・三原:(笑)。
サッシャ:1人でスイッチングして、音を出して、キーボードを弾いて、ラップをしながらあいだにトークをして……。
三原:コメントもチェックして、すごい! 信じられない。この1時間で全15曲歌っていただきました。
SKY-HI:そんなにやったの? 本当にごめんなさい。
サッシャ:いやすごいよ、最高だね。やりたい気持ちとか「やらなきゃいけない」という想いはトークですごく伝わりました。
SKY-HI:自分のためでもあるし、音楽をやったりなにかに没頭する時間を作らないと、本当にメンタルが死んじゃうから(笑)。曲を作ってライブをしてというのをやって、全部5対5っていうか、1対1っていうか、自分のために1個考えられた分、なにか少し人の分いけるかな? とか。全部が人のためだとやっぱ、うさんくさいし(笑)。
サッシャ:リアルだと思いますよ。
SKY-HI:ネガティブとポジティブも1対1とかで全部やっていければいいなと思って生きております。
サッシャ:すばらしい。あとはその行動力がすごい。
三原:いつもそうですね。
サッシャ:全てにおいてね。
SKY-HI:まあ、8人目がスタンバイしているくらいなんで(笑)。
サッシャ:疲れてないの? 大丈夫?
SKY-HI:でもすごい楽しいし、これね、けっこうドキドキしてやったんですけど、部屋ライブ楽しいです。
サッシャ:本当? もっといっぱい、しょっちゅうやってほしい。
SKY-HI:え? いいんですか?
三原:でもけっこうやってますよね。
SKY-HI:でもなんかこの感じは初めてで、部屋が本当に小っちゃいテレビ局みたいな。カメラ2つとスイッチャーとミキサーとってなっていて。放送が終わったら、この諸々をどうしようかな、と思ってますね。
サッシャ:どんどん活かしてください。
SKY-HI:そうですね。ありがとうございます。
サッシャ:本当にお忙しいなかありがとうございました。最高でした。
SKY-HI:愛してます。ありがとうございます。
『J-WAVE HOLIDAY SPECIAL #音楽を止めるな ~STAY HOME FESTIVAL~』は2020年5月13日28時59分まで、radikoのタイムフリー機能で聴くことができる(PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」<有料>なら、J-WAVEが日本全国どこでも再生可能)。
【当日のタイムテーブルはこちら】
・radikoで聴ける『J-WAVE HOLIDAY SPECIAL #音楽を止めるな ~STAY HOME FESTIVAL~』一覧
PART1(9:00-12:00)
PART2(12:00-15:00)
PART3(15:00-18:00)
PART4(18:00-21:00)
PART5(21:00-23:55)
【番組情報】
番組名:『J-WAVE HOLIDAY SPECIAL #音楽を止めるな ~STAY HOME FESTIVAL~』
放送日時:5月6日(水・振休)9時~23時55分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/topics/2004_ongaku.htm
J-WAVEがプロデュースするエンターテインメントレストラン「J-WAVE NIHONMONO LOUNGE」からの無観客ライブや、アーティストたちの在宅ライブ音源、秘蔵ライブ音源やDJ MIXまで、たっぷりお届けした。
ここでは、15時台に登場した、J-WAVEの番組『ACROSS THE SKY』のワンコーナー「IMASIA」のナビゲーター、SKY-HI(日高光啓)が自宅からの生ライブの模様を紹介する。
■SKY-HIが約1時間の怒涛のライブ!
SKY-HIは、自宅から1時間にわたるライブを行った。『運命論』でスタートすると、『Run Ya』『Persona』『何様』『Walking on Water』を立て続けに披露。J-WAVEとGYAO!のコボレーションでおくるユニークな音楽トーク番組『GYAO! CLUB INTIMATE』のエンディング曲として書き下ろした楽曲『Chit-Chit-Chat』も飛び出した。
【SKY-HIのライブ音源をradikoで聴く】(2020年5月13日28時59分まで)
新型コロナウイルスの感染拡大により世界中が影響を受けている。SKY-HIは、こんな状況だからこそ、「明るくいよう」と語りかける。
SKY-HI:歌や作り物の世界がニセモノにみえるくらい、本当にどうしようもなくヤベー状態だけど、一瞬一瞬の幸せの積み重ねがなにかに変わっていくこともまた確かだから。もういつかの昔には戻れないけれども、新しく来る明日が少しでもいいよう祈るのは悪いことじゃない。世界中の人がつらいからって、別にポジティブな気持ちになっちゃいけないなんてことは1ミリもないから。
この日のライブは、ブルーにライトアップした部屋から動画配信も同時に行われた。医療従事者への感謝の気持ちを込めて建物などをブルーにライトアップする「#LightItBlue」(ライトイットブルー)運動が全国各地で行われており、これに倣ったとのことだ。SKY-HIは、最前線で働かざるを得ない医療従事者を思い、寄付を行ったことを明かす。
SKY-HI:もうマスクも防護服もない、食べものも大変。そこで「LOVE POCKET FUND」さんの三か所に、合計で1000万円とちょっとを寄付をさせてもらったんだけど、もう本当にわずかなことさ。わずかな支援かもしれない。だってもう恥ずかしくて。先月から寄付をしていたんだけど、恥ずかしくて言えなかったのさ。NIKEの会長とかが(大規模な寄付を)やっているのを見てさ(笑)。なんだけど、そんなことも言ってられないなと思って。
今回の寄付について、SKY-HIはファンが支えてくれたからこそできた、と続ける。
SKY-HI:みんながライブに来てくれたおかげで、グッズを買ってくれたおかげで、ストリーミングを回してくれたり、CDを聴いてくれたり、YouTubeを観てくれているみんなのおかげで、貯めたお金を今回は医療従事者のみんなに使わせてもらった、というのをみんなに最初に報告したかった。
■「国に働きかけることがマジで大事」
感染拡大を防ぐ目的で、休業を余儀なくされているライブハウスやクラブ。老舗のライブハウスが閉業を決定するなど、新型コロナウイルスによる経済への影響が徐々に表れ始めている。そうした現状について、SKY-HIは「もう1個伝えたいことがある」と切り出した。
SKY-HI:お世話になっているクラブとか、いろいろなところがクラウドファンディングをやっているわけ。そこに15万とか10万とかポンポンポンって寄付するけどさ。今月はなんとかなるかもしれない。じゃあその次は? これ、すぐ簡単になんか終わらないぜって。これは民間のサポートじゃ無理だから。
打撃を受けているのは「音楽業界だけではない」と前置きしつつ、SKY-HIはこうコメントした。
SKY-HI:(すべての業種が)「感染拡大防止のために休業をするから、少しずつでもちゃんと補償をして、みんなで生きていけるように」って(してほしい)。経営難で、経済で苦しむ人がもう出てきてるから。そういうのを減らすようにみんなで頑張ろうって国に働きかけることがマジで大事だから。
「SaveOurSpace」は、新型コロナウイルスにより経済的な影響を受けている文化施設や飲食店に対して国に補償を求める運動。多くのアーティストが賛同し、現在100万人の署名を呼びかけている。SKY-HIも、この活動を支持するアーティストの1人だ。
この日のオンエアでは、クラウド型投げ銭システム「nugget(ナゲット)」を通じて、リスナーからの応援を募った。SKY-HIの応援として集まった金額は、ライブハウスやクラブ支援として「SaveOurSpace」へ寄付される。
SKY-HI:「SaveOurSpace」は君たちのなかに、音楽とか文化芸術とか、それから飲食とか全てのものを守りたいなと思ってくれている人がいるんだったら、お金を投げてあげてくれ。俺はみんなからもらった投げ銭の利益をちゃんと「SaveOurSpace」に渡して、「国とちゃんと話そう、頑張ろうね」ってやっていくから。
SKY-HIは、3月から行われるはずだった全国ツアーを中止。振替公演の案内や、チケットの払い戻しもできていない状態だという。「今月にはなんとかお知らせできる」とファンへ報告し、オンラインセッションで作ったという『#Homesession』を披露。「ありがとうございました。『#音楽を止めるな』あと1曲だけ付き合ってください。俺にとっても大事な曲だからさ」とコメントし、『カミツレベルベット』でライブを締めくくった。
■「自分のためと人のためを1対1で」SKY-HIのポリシー
自宅からのリモートライブ後は、ナビゲーターのサッシャ&三原勇希とトークを行った。
SKY-HI: J-WAVEさんでやる前にさらに1時間やってたから、完全にライブのテンションで。
サッシャ:知ってる、観てたよ。
三原:しかも、このあともやるんじゃないですか?
SKY-HI:ここまでで本編終了で、あとは部屋だしお酒とか飲みながら、なんかやろうかなと思ってます。
サッシャ:ねえ……日高君って、今何人いるの?
SKY-HI:日高君は今7人目ですね。
サッシャ・三原:(笑)。
サッシャ:1人でスイッチングして、音を出して、キーボードを弾いて、ラップをしながらあいだにトークをして……。
三原:コメントもチェックして、すごい! 信じられない。この1時間で全15曲歌っていただきました。
SKY-HI:そんなにやったの? 本当にごめんなさい。
サッシャ:いやすごいよ、最高だね。やりたい気持ちとか「やらなきゃいけない」という想いはトークですごく伝わりました。
SKY-HI:自分のためでもあるし、音楽をやったりなにかに没頭する時間を作らないと、本当にメンタルが死んじゃうから(笑)。曲を作ってライブをしてというのをやって、全部5対5っていうか、1対1っていうか、自分のために1個考えられた分、なにか少し人の分いけるかな? とか。全部が人のためだとやっぱ、うさんくさいし(笑)。
サッシャ:リアルだと思いますよ。
SKY-HI:ネガティブとポジティブも1対1とかで全部やっていければいいなと思って生きております。
サッシャ:すばらしい。あとはその行動力がすごい。
三原:いつもそうですね。
サッシャ:全てにおいてね。
SKY-HI:まあ、8人目がスタンバイしているくらいなんで(笑)。
サッシャ:疲れてないの? 大丈夫?
SKY-HI:でもすごい楽しいし、これね、けっこうドキドキしてやったんですけど、部屋ライブ楽しいです。
サッシャ:本当? もっといっぱい、しょっちゅうやってほしい。
SKY-HI:え? いいんですか?
三原:でもけっこうやってますよね。
SKY-HI:でもなんかこの感じは初めてで、部屋が本当に小っちゃいテレビ局みたいな。カメラ2つとスイッチャーとミキサーとってなっていて。放送が終わったら、この諸々をどうしようかな、と思ってますね。
サッシャ:どんどん活かしてください。
SKY-HI:そうですね。ありがとうございます。
サッシャ:本当にお忙しいなかありがとうございました。最高でした。
SKY-HI:愛してます。ありがとうございます。
『J-WAVE HOLIDAY SPECIAL #音楽を止めるな ~STAY HOME FESTIVAL~』は2020年5月13日28時59分まで、radikoのタイムフリー機能で聴くことができる(PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」<有料>なら、J-WAVEが日本全国どこでも再生可能)。
【当日のタイムテーブルはこちら】
・radikoで聴ける『J-WAVE HOLIDAY SPECIAL #音楽を止めるな ~STAY HOME FESTIVAL~』一覧
PART1(9:00-12:00)
PART2(12:00-15:00)
PART3(15:00-18:00)
PART4(18:00-21:00)
PART5(21:00-23:55)
【番組情報】
番組名:『J-WAVE HOLIDAY SPECIAL #音楽を止めるな ~STAY HOME FESTIVAL~』
放送日時:5月6日(水・振休)9時~23時55分
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/topics/2004_ongaku.htm
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